危ない男が異世界から来るそうですよ   作:霞ヶ丘スペンサー恵

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どうも岡崎渚です
さて、このssは主人公がおかしい、しかし最強というssです
面白いかは人それぞれでしょうが、頑張っていきます
後、分かりにくいので
十六夜→俺
伊織→オレ


問題児編
第1話


2×××年某日

加賀伊織は、温泉に入っていた

「くはー、いいねーやっぱり月見酒ってのは」

 

彼は、彼の叔父が経営している温泉で、イケメン故に接待を任されていた。最初は親が"無料で手伝わせて常識を身に付けさせる"といっていたが、無料で手伝わせるのは、と貸し切りで温泉に入れさせてもらっていた。

 

「あ~酒が切れちゃった仕方ない出るか」

 

すると温泉からでて更衣室に入っていった。

 

「ん?手紙?しかもオレに?どうやってだ?」

 

伊織が驚くのも無理はない。他の客は、館内改装中のため来るはずがない。叔父も今は業者との話し合いで、こちらに来ることはない

 

「うむ、怪しいな。とりあえず着替えてから手紙を開けてみよう」

 

伊織は着替えを済ませ、ドライヤーで紙を乾かし、手紙を開けた。そこには

『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。その才能を試すことを望むのならば、己の家族を、友人を、財産を、世界のすべてを捨て、我らの"箱庭"に来られたし』

 

「ふむ、奇怪な手紙だな。まるで、異世界にでもつれてってくれるようなって、あれ?」

 

そこで彼は驚いた。いや驚愕した。今まで、温泉にいたはずの自分が、なんと上空4000mにいた。

 

「えっ、ちょっ、ぎゃぁぁぁぁ」

 

上空4000mから落下した4人と一匹は、川のような所に用意してあった緩衝材のような薄い水膜を幾重も通って川に落とされた。お陰で服はびしょびしょ。圧力のせいで苦しみながら、皆一斉に思った

 

「「「「‥‥‥‥ここは、どこだ?」」」」

 

そこは四人全員知らない"異世界"であった。そして、皆落ち着き冷静になると愚痴を言い始めた。

 

「信じられないわ、まさか問答無用で勝手に連れられた挙げ句、いきなりびしょびしょなんて」

「まったくだクソッタレ。場合によってはゲームオーバーだぜ、これ。」

「‥‥‥‥たしかに」

「とりあえず確認だ。お前らもあの変な手紙がきて、そしてこの世界に連れてこられた。そうだな」

「ええ、あってるわ。でもその"お前"って言うのやめてくれる?私は久遠飛鳥よ。それで、猫を抱えている貴女は?」

「‥‥春日部耀。以下同文」

「そう。よろしく春日部さん。それで野蛮そうな貴方は?」

「高圧的な自己紹介ありがとよ。見たまんま凶暴で野蛮な逆廻十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義と三拍子揃った駄目人間なので、用法と用量を守ったうえで、適切な態度で接してくれお嬢様。」

「そう自分を過小評価するな。あ、オレは加賀伊織19歳だ。」

「そう。よろしく。」

 

心からケラケラと笑う逆廻十六夜。

傲慢そうに顔を背ける久遠飛鳥。

自分は関係ないとそっぽを向く春日部耀。

何気に自己紹介を済ませた褌姿の加賀伊織。

 

「「「ちょっとまて(まちなさい)(まって)」」」

「おいおい皆息ぴったりだな」

「そりゃそうなるだろ」

「なんで褌だけなのよなのよ‥‥」

「‥‥‥‥理解不能」

「おいおい褌だけじゃないぜ。なんと今日は‥‥ヘアピンを着けている」ドヤッ

「「「ドヤッ、じゃねぇぇぇ(ないわ)(ない)」」」

「おいおいまさか裸エプロンか?マニアックだな」

「なんでお前は裸が基本なんだよ!!」

「??」

「なんで貴方はそこで疑問符を浮かべるのよ!!」

 

「お嬢様、春日部、仲良くやっていこうな」

「ええよろしく十六夜君、春日部さん」

「‥‥よろしく」

「みんな~。ウサギ発見」

「ちょっなにするんですか貴方は!?」




いかがでしょうか?
どこで終わらせようか迷った
とりあえずここまでです。
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