ハイスクールD3~悪魔の実の能力者は転生する~ 作:NCドラゴン
自分でも驚きのスピード。質は相変わらずだけど。
~イッセーSide~
イッセーだ。あの後俺らは堕天使たちを引き連れて旧校舎に待っているアーシアの元まで行かせた。元々アーシアの
そして今日は……。
「来ましたイッセーさん!」
「本当になったんだな。」
新しく眷属入りしたアーシアの歓迎会だ。
あの後アーシアは俺たちとずっといっしょにいたいから悪魔にしてくださいとアーシアから頼んできた。これは元々部長から誘おうを思っていたらしいが向こうから頼み込むのは予想外らしくて目を丸くしてぽかんとしていた。ただルフトは、リリスの仕業だなと言ってた。ちなみに俺は少しは認められたのかルフトと呼べと言われたからルフトと呼ぶことにした。完璧に認められたら普通にイッセーと呼んでくれるらしい……俺もがんばらないとな。
「主役もきたことだし、そろそろ始めましょうか。みんな、飲み物を持ってるかしら?」
そう言った部長に答えるようにみんなグラスをあげる……って!?
「ルフト!お前それ樽じゃねーか!」
「いいじゃねーか!こんなときぐらいしか酒は飲めねーんだよ!」
「しかも酒かよ!?いいんですか部長!?」
「構わないわ。こんな時ぐらい酒飲ましてあげなさい。」
「……そーですか。」
つか樽で飲むとか……どんな酒豪だ?
「それではアーシアの眷属入りを祝って……かんぱーい!」
「「「「「「かんぱーい!」」」」」」
そして一気に飲み干す。あー!トカ・コーラうめえな!
「んぐ……んぐ……んぐ……酒お代わり!」
もう飲みきったのか!?想像以上のハイペースだな!
「あ~~!ちょっと待ちなさいよ!あんた飲むの早過ぎよ!」
そう言って酒樽を運んできたのは、俺を殺した堕天使、レイナーレだった。しかし服は露出度の高いメイド服!えろくてめっちゃいい!
レイナーレたち堕天使は俺たちオカルト研究部の元に雑用として働いてもらうことになったらしい。これを聞いたときはただただテンションがあがったけど、裏切る心配はないのかと思った。だけどルフトがいうには、
「堕天使総督直々の命令だからな。大人しくしていれば、そいつのもとにもどれるしな。」
ってことらしい。もちろんミッテルトにカラワーナっていう堕天使もいる。本当はもう1人ドーナツっていう堕天使がいたらしいが、初めて会ったときルフトが容赦なく殺しちまったからな。ちなみにレイナーレたちは忘れていた。おい……
あ、そうだ聞きたいことがあったんだ。
「そう言えば
その言葉を聞いた堕天使メイドたちも興味があるのかこちらを見る。
「将軍には……特性はないわ。」
「……は?ない?兵士みたいにプロモーションするのですか?」
「いいえ、そんなものすらもないわ。」
この言葉はさすがに堕天使メイドたちも予測できていなかったらしい。目を丸くしてるしな。
「元々将軍は20年ぐらい前にある上級悪魔が素晴らしく優秀な人間を眷属に加えようとしたところ、余りのコストの重さに
「へぇ~、そんなことが……。」
「その代わりに特典として将軍で悪魔になった眷属は初めから中級悪魔扱いよ。」
「な、なんだとぉぉぉぉぉ!?」
それって……それって!!!
「ルフトォォォォォォ!お前ぇぇぇぇ!!!、悪魔に初めてなった時から中級悪魔だとぉおおお!?ふざけんなよぉぉぉぉ!?」
嫉妬のあまりに殴りかかるが。
「……ふん。」
なんだ!?急に意識がーーーーー。
そして目覚めたときには歓迎会が終わっていた。うおおおお……部長や姫島先輩、リリスちゃんの手作りがぁ~。まぁ起きるまでアーシアに膝枕されていたのは役得だったな!
~エロス一世SideOut~
……いつやめてくれるんだろうこれ?
トカ・コーラ
コ○・コーラのことでしょうが。