ハイスクールD3~悪魔の実の能力者は転生する~ 作:NCドラゴン
~ルフトside~
ルフトだ。前回悪魔化したぜ。悪魔化したおれはしばらくは一人で修行したいといった。ので一人で修行をした。そしてわかったこともある。
「覇気のコントロールがいままでよりもずっと楽だ……やはり悪魔に関係があったのか……。今のおれなら初心者の状態から3ヶ月で全色の覇気を完全にコントロールできそうだな。」
今なら……
「うぉぉぉぉぉ……!だりゃあ!」
《ずさぁあん!》
「ちっ……まだ完全じゃねえな。
だが今までよりも遙かにスムーズで楽だ……!悪魔化の恩恵はでかいな。
こいつを完全に習得するには恐らく10年近くかかると思っていたが……
「今なら約1年でできる……!おれの成長はまだまだとまらねえ……いずれはガープさんやセンゴクさんを超えることも夢じゃねえ……!」
《グゥゥゥゥゥ》
「っと、そろそろ昼か……。」
腹が昼を知らせたのでおれは剃を駆使して家に帰ることにした。
~ルフト帰宅中~
「でさ……なんで昼時お前らがいるの?」
家に帰ると何故かオカルト研究部の部員が一緒に食卓についていた。何故に……?
「いや……何故かアリスが‘ルフト悪魔化おめでとう会’をやるなんて言い出すもんだからルフトの仲間含めて祝うことになっちゃった……。」
普通悪魔になったことを祝うか……。
「お袋とはもう10年以上の付き合いだがいまだに性格がよく分からん……。」
「安心しろ。おれは20年以上の付き合いだがいまだによく分からん……。」
……それで結婚したのかよ親父……。ん?
「お袋は?」
「あそこ。」
そう言って親父が指さした先には……
「可愛い!あなたがルフトの彼女ね!?」
「いや、確かに告白されましたが返事は……!」
「いやん本当可愛い!」
「あ、あの聞いてますか?というより抱きつかないで……」
リアスを攻めているお袋がいた。すげー。あのリアスがこうなるとは……お袋侮り難し。
「確かに結構可愛い娘だね…………。」
「何見てんだへたれ。」
「だから父親に言うセリフじゃないよねそれ!?」
~ルフトSideout~
~真一Side~
「それじゃあ手を合わせて……」
「「「「「「「「「いただきます!」」」」」」」」」
いただきます。作ってくれた人と食材に感謝を込めていう言葉。うちの家では必ずこうやって食べなければいけない。以前ルフトが腹減って何も言わずに喰ったときのアリスはとても恐ろしかった……。
「しかし相変わらずんまい!」《ガツガツズルル》
「おいしいおいしい!」《バクバクバク》
「やっぱりお母さんの料理が一番ね!」《モグモグ》
「
「本当……美味しいです。」《モグモグモグモグモグモグモグ》
「このお肉は……一体?鳥でも豚でも牛でも猪ですらない。」《カツカツカツカツ》
「おいしい……うちの専属コックよりおいしい……。」《パクパク》
「これはおいしいスープですわね」《スゥゥゥゥ》
みんな好評だな。ちなみに祐斗くん、その肉は鯨肉だ。本当どっから持ってきたんだろう……?
「おかわりいっぱいあるから遠慮せずに食べてね。」
「おかわり!」
「……おかわり。」
「「…………」」
すごいな小猫ちゃん。ルフトと同じペースだなんて……だけどなんでだろう?空気が一瞬軋んだ感じがしたんだけど?
「お袋、おれは五人前で。」
「……私は六人前で。」
「お袋、おれやっぱ七人前で。」
「すいません……私八人前で。」
「いややっぱ九人前で。」
「……十人前で。」
「十一人前。」
「十二人前。」
「十三人前。」
「十四人前。」
「二十人前。」
「二人とも張り合うな!」
何で張り合うんだ!?
「「…………」」《バチバチバチチチチ》
「はい二人ともお代わりよ。」
「「………………」」《カツ!カツ!カツ!カツ!カツ!カツ!カツ!カツ!カツ!カツ!カツ!カツ!カツ!》
…………とうとう食事の音に!が混じるようになった。どんなペースで食べてるんだ?
ちなみ俺たちは普通に食べ終えた。ルフトたちは約三十人前は食べてたな。君たち食い過ぎだよ……
~真一SideOut~
あの日から1年。ルフト達は進級し、小猫やリリスも駒王学園に入学した。リアス眷属も桁違いにレベルアップした。そんな時に新しい眷属が増えた。ルフトがその眷属が気になったので見て見たらそこにあったものは……。