とある不幸なソードアートオンライン   作:煽伊依緒

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第十七話(第十八話)です‼

今回は戦闘シーンはほぼありませんが、色々混ぜて書いてみました!

楽しんでいただければ幸いです‼


第十七話《序曲》~騒乱の香り~

遂に私のターンが来た。

これで他の奴等に一泡吹かせることのできるだろう。

今に見ていろ。

これであの者たちが成長し、収穫できるほどにまでなれば私は奴等の中で頂点に立てる。

もう奴等に合わせる必要も、奴等から隠れる必要もなくなる。

だが、まだ足りない。

収穫できるほどにはなるだろうが、熟すまでには時間がかかるだろう。

まあ、それも一興か。

それまで久々のこの胸の高鳴りを楽しむとでもするか。

 

 

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~第74層~

 

ついこの前新しくはいれるようになったこの層で上条とキリトがまず最初にやったことは人気の無さそうなクエストの受注だった。

 

「っても、ばれる可能性は否定できないけど」

「しょうがないだろ一応クエストくらいやっておいた方が後々特がありそうだし」

 

上条は街の中で比較的日の目の当たらないところをキリトとしゃべりながら歩く。

因みについさっきまで入っていた家の中で陽気なおばさんからクエストを受注していた。

クエスト内容は単純に指定されたモンスターを指定した数討伐してきてくれというもだ。

さらに言うとクエスト名は〈おばちゃんの討伐依頼〉である。

 

「にしてもさ、新しくこれるようになった街だってのにここには人がいないな」

「そりゃ、いかにも賊が出ますってとこより明るい大通りの方が人が多いに決まってるだろ」

「そうかもしれないけどさ」

 

上条は何かと口の中で言葉を転がし続ける。

そんな上条の様子に何か不信感を抱いたのかキリトは首を傾けながら歩く。

と、そんな時にキリトは何かを思い出したように声を上げる。

 

「あっ」

「? どうしたキリト、今晩のおかずでも買い忘れたのか?」

「いや、違う。っていうか俺そもそも飯なんか作れないしな・・・・・・そもそもこの世界で料理スキル上げている奴なんているのか?」

「さあな」

「トウマそこは意外とあっさりしてるんだな・・・・・・まあいいか本題に戻ろう」

 

キリトはそこで一回咳ばらいをすると上条の方を横目で見ながら話を続ける。

 

「単純にこの後予定があったなってだけの話だ、だからこのクエストが終わったらいったんPT抜けるぞ」

「予定か、分かった。んじゃ早めに終わらせないとな」

「そう言ってもらえると助かる」

 

上条とキリトはそう言うとNPCの門番が守る街の門から外に出る。

その瞬間、二人の中には毎回感じるピリリとした空気を今回も感じ取った。

それは単純に圏外に出たということを二人に教えている。

 

「それじゃ、とっとと終わらせるか」

「だな」

 

そう言って上条とキリトは圏外へと繰り出す。

 

 

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「いや~参った参った。まさかこんなクエストだとは思わなかった」

「全くだ・・・・・・しかもあそこまでグロテスクに仕上げなくてもいいじゃないか」

「年齢指定が出ないぎりぎりだな・・・・・・」

 

上条とキリトは六時間後に再び街の門をくぐった。

本来ならば半分くらいの時間で終わらせようとしたのだが、クエスト内容が異様過ぎたのだ。

 

「まさか、最終討伐目標があのおばちゃんだったとは・・・・・・」

「トウマ嫌な事思い出させないでくれ・・・・・・NPCでもプレイヤーでもないとはいえゾンビみたいなモンスター臭のするものでもない人型モンスターは相手しづらいな・・・・・・」

「そりゃ誰だってそうだろ」

 

上条は苦笑いしながらキリトの肩に手を置く。

 

「ラストアタックボーナスの《おばちゃんの買い物袋》おめでとう」

「・・・・・・かんぜんにいらないと言い切れないところが苦しいんだよなあ」

 

少し前、上条とキリトが迷宮区に入る少し手前にあった森の中で茂みの奥から現れたおばちゃん型のモンスターを倒すとキリトにはラストアタックボーナスとしてNPCとの交渉に限り、消費金額が一パーセント減るという《おばちゃんの買い物袋》がドロップしていた。

 

「今午後二時か、キリトはその約束とかいうのに間に合うのか?」

「ん? ああ、それなら午後四時くらいからだから大丈夫だ」

「なら、この後はどうする? 二時間くらい暇があるしな・・・・・・」

「うーん、どっかの店にでも入ってお茶でも飲むか」

 

キリトは右手で後頭部を掻きながら言うと、上条はそれに同調する。

 

「そうだな、昼飯は迷宮区で口にしたパンくらいだし」

「なら、決まりだな」

 

キリトはそう言うと上条の前に立って歩き出す。

まるでついてこいと言わんばかりに。

 

「おいキリト、お前そんな店知ってるのか?」

「ん? 知ってるぞ。というかちょっと変わってる感じの店っぽいけどな」

「変わってるって・・・・・・」

 

いつの間にそんな情報仕入れたんだよ。と、上条はキリトに聞きたかったがキリトはキリトで独自の情報収集網があるのだろう。そう思い上条は口をつぐむ。

 

「えっとな、ちょっと転移門からは離れちゃうけど風変わりな料理が出るらしい」

「そうなのか、でもそれっておいしいのか?」

「俺も初めてだから良くわかんないけど、情報や曰くとりあえず一回は言っておけってさ」

「情報屋って、ああアルゴか」

 

上条はキリトが発した言葉でようやく合点を得ると、キリトの方を向く。

 

「それで、とりあえず一回くらいは行っておこうと思ってさ」

「そうか、まあアルゴの情報なら大丈夫だと思うが」

「嘘じゃないかって? たぶんそれはないだろ」

「そうじゃないそうじゃない、まずいか上手いかの話しだ」

 

上条がそう言うとキリトは苦笑いをしながら頬をポリポリと掻く。

そして、それに続けて言葉も発した。

 

「うーん、味までは保証しかねる」

「・・・・・・俺は毒味役か」

 

上条が疲れたようにそう言うとキリトは相変わらず苦笑いを続け、言葉を濁らせた。

そして、それとほぼ同じくして目的の場所に着く。

 

「ええーと、ああたぶんここだ。名前はクリスマスツリー?」

「ずいぶんと季節はずれな時期の多い名前の店だな」

「はは、確かに」

 

キリトは軽く笑いながらドアを開けて店内に入っていく。

すると、

 

「クリスマスツリーだ」

「クリスマスツリーだな」

 

店の中央にでかでかとクリスマスツリーが置かれており、鈴や箱、靴下などがつられており、てっぺんには星が輝いていた。

 

「こりゃまた何とも言えない感想を抱くな・・・・・・」

「同感だ、これなんて言えばいいんだ? 驚きか? 喜びか?」

 

上条とキリトが感想の言い方に頭を捻らせているとクリスマスツリーを挟んだ反対側からこの店の制服と思われる服に身をつつんだ女性のNPCがやってくる。

 

「いらっしゃいませ! ささお席にどうぞ!」

「ああ、おいキリトも」

「え、あ、そうだな」

 

キリトは相当感想について考えていたらしく言葉に詰まりながらも返事を口にした。

 

「こちらのお席にどうぞ!」

「ありがとう」

 

NPCに言われた通り、先ほど立っていた場所のすぐそばの席に座ると今度はメニューの書かれた紙を渡してくる。

 

「ではでは、ごゆっくりどうぞ~」

 

NPCはそこまで言って思い出したように言葉を口にする。

 

「ああ! すみません。お水がまだでしたね!」

 

慌てたようにそう言うNPCに上条とキリトは互いに苦笑いを浮かべると少しの間無言で待つ。

するとお盆に水の入ったコップを二つ載せてNPCが返ってくる。

 

「すみません! お待たせしま、きゃっ!」

 

上条達の座っている席の少し手前でNPCの店員さんは盛大に転ぶと持っていたお盆からコップが宙に浮かび――。

ビシャッ。

ジャストミートとばかりに上条とキリトの頭に当たる。

因みにキリトの頭に当たったコップは跳ね上がって上条の顔面に当たった。

 

「んが!」

「うっ・・・・・・がっ!」

 

全身から水を滴らせながら上条とキリトはNPCの方へ視線を向ける。

 

「申し訳ありません! 申し訳ありません!」

 

NPCはそう言いながら何度も頭をぺこぺこと下げる。その姿に上条とキリトは不憫さを感じ互いに目を合わせる。

 

「いいよ、別にすぐ乾くだろうし」

「そうだな、別に気にしなくても大丈夫」

「すみません・・・・・・すぐに拭くものをお持ちいたしますので!」

 

そう言うとNPCはまたしても急ぎながら店の奥へ向かっていく。

そして、今度は手にタオルを二つ持ってやってくる。

 

「すみません、これでおふきください・・・・・・」

「ああ、ありがとう」

「ありがとう」

 

上条とキリトはそう言うと、受け取ったタオルで濡れた髪と服を拭いていく。

すると、NPCはおどおどした感じでその場に立っていると思い出したようにハッとすると一言言葉を添えながら奥に向かっていく。

 

「すみません! 急いでお水をお持ちしますので!」

「ああ、焦らなくていいよー!」

 

キリトがそう言うとNPCは後ろを向いて軽く笑うと奥へと消えていく。

そして、再び水をお盆に乗せて持ってくると今度は慎重そうにゆっくりと歩いてくる。

が、

 

「キャッ!」

 

彼女がそう言うと同時にまたしてもコップが二つ上条とキリトの方に飛んでくる。

更に今度はそれだけではなく、NPCが転んで手を付いたせいでクリスマスツリーまでもがこちら側に倒れてくる。*注上条の方に向かって。

 

「ぬおおお⁉」

「せやっ!」

 

キリトは貰っていたタオルを広げてコップをキャッチしたが、上条は飛んで来たコップを対処しようとして、クリスマスツリーの存在に気が付き、どちらも対処できず体に当たった。

 

「・・・・・・不幸だ」

「トウマどんまい」

「すみませんすみません!」

 

上条はクリスマスツリーの先端部分、つまり星の部分を頭に受けて壁に体をぶつけている状態で止まっている。

因みにクリスマスツリーは破壊不能オブジェクトだった。

 

「同情してくれるくらいだったらこのツリーどけてくれないかキリト」

「ははは、すまんなっ・・・・・・!」

 

キリトは腹を抱えて笑いながら席を立ってツリーをどかそうとする。

 

「本当にすみませんお客様・・・・・・」

「うん・・・・・・」

「いてて・・・・・・」

 

上条はキリトによってようやくツリーをどかされ、動けるようになった体でおでこをさする。

HPは減っていないし、痛みもないという奇妙な状況だったが上条は疲れたような顔でテーブルに倒れ込む。

 

「と、とりあえず何か頼むか?」

「そうだなぁ」

 

テーブルに倒れたまま上条はキリトが渡してきたメニューを見る。

そこには一般のファミリーレストランに置かれていそうなメニューから名前からして想像がつかないようなものまでいろいろあった。

 

「じゃあ、俺ホットケーキでいいや丁度三時くらいだしな」

「そか、なら俺はこっちのショートケーキでいいかな」

「あ、はいかしこまりました。少々お待ちください」

 

そう言うとNPCは急いで奥へと消えていく。

それを見計らって上条とキリトは顔を近づけて話し始める。

 

「なあ、あれって本当にNPCか? 意図的にやっている気がしなくもないんだが」

「いや、流石にそうだと思うけど・・・・・・あれはちょっとな」

「単に俺が不幸なだけなのか? それとも他に意味があるのか・・・・・・?」

 

上条がそんな感じで悩んでいると奥の方からホットケーキを焼いているのだろう、柔らかく甘い匂いがしてきた。

 

「ん、俺もホットケーキにするべきだったかな」

「ん? 二枚あったら一枚くらいやるが?」

「いや、いいよなんか悪いしな」

「そうか・・・・・・今さら思ったけど俺等コーヒーとか紅茶とか頼み忘れたな」

「確かに・・・・・・」

 

上条とキリトが二人して苦笑しているとまたあのNPCの店員さんがお盆にショートケーキとほんのりと焼きあがったホットケーキを持ってきた。

 

「お、来たか」

「ならついでに飲み物も頼むか」

 

上条はそう言うと若干椅子を引いて、料理を手で受け取るような予備動作を見せる。

 

「お、おまたせしま・・・・・・きゃっ‼」

 

店員さんがそう言ったと同時、お盆に乗っていたショートケーキはキリトの方へホットケーキは上条の方へと飛んでいく。

 

「せあっ‼」

「そう何度もやられると思うな‼」

 

上条とキリトは互いにテーブルに置いてあった予備のフォークを掴むと飛んで来たショートケーキとホットケーキをフォークで突き刺す。

でも、

 

「よっしゃ!」

「おしっ・・・・・・ってぐあああああ‼」

 

キリトの方はショートケーキで一刺しにできたため何とか助かったのに対して、上条の方のホットケーキは三段構造だったらしい。一枚目をフォークで突き刺した後に二枚目、三枚目が上から上条を襲った。さらに悪いことに上条は一枚目を突き刺した後、若干顔を上げてしまったため二枚目をもろに顔面に食らい、三枚目を頭皮に食らうというはたから見れば面白い状況になっていた。

 

「・・・・・・」

「えーと、トウマどんまい」

「も、も、も、申し訳ありません!」

 

店員さんはそう言うと急いで上条の頭と顔面からホットケーキを取り除くと奥の方へと向かって行きタオルを取って帰ってきた。

 

「すみません! これをお使いください!」

「ああ・・・・・・ありがとう」

 

上条はそう言うととりあえず顔を拭いて、その後一応とばかりに頭を拭いた。

 

「す、すぐ新しいのにお取替えしますので‼」

「い、いやこれでいいよ・・・・・・」

 

上条は疲れたようにそう言うと一枚目のホットケーキを静かに皿の上に置き、手に持っていたフォークでつつく。

 

「ですが・・・・・・」

「大丈夫、料金はちゃんと払うから」

「いえ、そういう問題ではなく・・・・・・」

 

そのNPCの表情を見ていると上条はなんだかいたたまれない感情に心が押しつぶされてきて、頭をガシガシと掻く。だが、その時頭皮の方に残っていたシロップが指についてニュチョッとした感触が指に伝わる。

 

「くっ・・・・・・じゃあ、新しいのをお願いします」

「はい! 畏まりました!」

 

そう言うとまたしてもNPCは奥へと消えていく。

その姿を見て上条は少しため息を吐くと自分の向かいに座っている人間に視線を向ける。

すると、その向かいの人間は顎に手を置いて何かしら悩んでいた。

 

「なにしてるんだ?」

「ん? いや少し考え事をな」

 

そう言うとキリトは目の前に置いた皿にフォークを置いて話し始める。

 

「どうにもあのNPCただのNPCには見えない」

「ああ、確かにあのNPCは色々おかしいよな」

「普通のNPCなら注文を取ってテーブルに運ぶくらいしかしないのにあのNPCは行動が多すぎる」

「なんかのイベントか?」

 

上条がそう言うとキリトは再び顎に手を置くと少し悩んで上条の問いに答える。

 

「そうじゃないとは言い切れないけど、それ以上のものを感じなくもない。でもまあよくわからないことは確かだから、とりあえず待ってみよう」

「そうだな」

 

上条とキリトはそう結論づけると料理が出てくるのを待つ。

そして、しばらくしてまたあの柔らかくて甘い匂いが奥の方からしてくる。

 

「・・・・・・トウマ、その一枚貰ってもいいか?」

「ん? いや出来立てのをやるよ」

「・・・・・・なんか悪いな」

「気にするな」

 

上条はそう言うと奥から現れたNPCの店員に視線を向ける。

今度こそは失敗させないと。

 

「お、おまたせしまし・・・・・・きゃっ!」

 

もはや決まり文句になったのではと思えるその行為に上条とキリトは迅速に対応する。

まず、上条が一枚目をフォークで突き刺した後、横からジャンプしたキリトが二枚目を口でキャッチする。そして、三枚目のホットケーキが空中で平面を上に向けた時に上条が口でキャッチした。

上条はそこまでしてキリトとアイコンタクトをして腕を高らかに上げた。

完全勝利と。

 

「あ、ありがとう・・・・・・ございます」

 

NPCの店員はそう言うと目元の涙を手でそっと拭いていた。

そこまで見て、上条とキリトは口に含んだホットケーキをもぐもぐと咀嚼し始める。

幸いホットケーキはそこまで大きくなく多少手で押えれば一口で食べきれる大きさだった。

でも、

 

「むごおっ・・・・・・‼」

「こ、これは・・・・・・‼」

 

それは絶望的なまでにまずかった。

まず、とんでもないほどの甘さが口の中を走り、その直後にこれでもかというようにハーブの香りが舌を刺激し、とどめと言わんばかりにメープルシロップのベタッとした感覚が口の中に広がる。

そして、

 

「おいしい・・・・・・ですか?」

「ぐっ・・・・・・」

「ムムム・・・・・・」

 

店員さんが地面に座ったまま泣きそうな表情でこちらを上目遣いで見てくるのだ。

かなり感想を言いづらかった。

 

「お、おいしかったよな。キリト‼」

「ああ、お、おいしかったなトウマ‼」

 

上条とキリトはお互い苦笑いをしながら店員さんを見る。

 

「そう・・・・・・ですか・・・・・・」

 

店員さんはそう言うと胸の前に手を当て、必死に何かを祈るような態勢を取った。

 

「ん? どうかしたんですか?」

「え、い、いえ別に・・・・・・」

 

店員さんはそう言うと下をうつむいてしまって、それ以上動かなくなってしまった。

そして、上条とキリトは無言でお互いを見合うと店員さんに問いかける。

 

『何かお困りのことでもあるんですか?』

 

と、

でも、店員さんは静かに首を振る。

貴方たちには言えないという事だろうか。

それでも、上条達は言葉を続ける。

 

『何かお困りでしたら出来る限り手を貸しますよ』

 

と、

そう言うと、今までうつむいていた店員さんは涙を目に浮かばせながらこう言った。

 

「兄を・・・・・・街の外の森に狩りに行って三日も帰ってきていない兄を探してほしいんです‼」




いかがだったでしょうか・・・・・・?

作者としては久々に上条さんの不幸ネタを使った気がします。上条当麻の不幸っぷりはどうだったでしょうか・・・・・・?

いつも通り、誤字や脱字よりよい表現などありましたら感想までよろしくお願いします‼

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