Angel Beats! ~君の歌と僕の想いと~   作:形代レイジ

19 / 21
まずは謝罪からさせていただきます。

日曜の投稿をサボってしまって申し訳ありませんでした!


以上!


17話をどうぞー!


第十七話 幸せな日常

 

あの後、優先輩によってギタリストの話題は禁止になった。

 

でも怒ってる優先輩も可愛かったので今度はあえてこの話題を振ってみよう。

 

 

 

まあそれはさておき現在進行形で食事会は続いてる。

 

 

 

「あの…めぐる君?」

 

 

 

先輩たちと他愛もない話をしていると優先輩が突然切り出してきた。

 

 

 

「先輩?どうしたんですか?」

 

 

「めぐる君はいつもお昼はどうしてるの?」

 

 

お昼?

ああ昼食の事か。

 

 

「昼食ですか?普通に購買のパンとかおにぎりとかですけど」

 

 

この学校の昼休みは1時間と結構長めにとられており、その間に食堂に食べに行くことも可能だが僕はいつも朝のうちに購買でパンとか適当に買っていっている。

 

 

「だ、ダメだよ!あーゆうのは…け、健康上よろしくないのであってね…その、つつつつまり何が言いたいかっていうと…そのぅ……」

 

 

ん?なんか優先輩が挙動不審になってるんだけど…

と言うか目つき…怖い、怖いよ先輩。

 

 

「あ、えっと優先輩?」

 

 

「……」

 

 

あれ?今度は俯いたまま動かなくなった

 

 

「ハァー。まったく優は…」

 

 

今度は海道先輩が深いため息をついたぞ?

この状況を理解しているのか…?

ダメださっぱりわからない。

 

 

「(ほら、優。ちゃんと言いなさいよ)」

 

 

「(うぅ…そうは言っても、もし断られたらどうしよう…)」

 

 

「(大丈夫よ。自分に自信を持ちなさい)」

 

 

またひそひそタイムですか…

 

それにしても優先輩どうしたんだろ?

何か僕、変なこと言ったっけ…?

 

 

「め、めぐる君?」

 

 

「はい?」

 

 

「しょ、しょの…その、いつもパンだと体に悪いから…わ、私がお弁当作ってきたら食べてくれる…かな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

what?

 

 

 

エ?ナンダッテ?

 

 

お、お弁当…だと…!!

 

 

と言うか噛んだの可愛い。超可愛い

 

 

 

「あ、あの。めぐる君?…や、やっぱりだいやかな…」

 

 

おっと、僕が感動のあまりフリーズしてたら優先輩がシュンってなってる!シュンってなってる!

 

なぜ2回言ったかって…?

重要事項だからに決まっておろう。

 

 

「い、嫌じゃないです!こちらこそ是非お願いします!」

 

 

「ほ、ほんと!?やった!じゃあ明日から作ってくるね!」

 

 

な、なんて満面の笑顔なんだ。

 

やっぱり優先輩のこのステキ笑顔は最高だぜ!

 

 

ん?

 

 

「…(グッ!)」

 

 

海道先輩がウインクしながら親指を立ててきた。

さっきも思ったけど海道先輩それ好きなの?

なんか古いよ。

 

 

「…(グッ!)」

 

 

まあ今回はどうも彼女のおかげでこうなったみたいだから僕も先輩に親指を立て返した。

 

海道先輩、超グッジョブ。

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後、食事会もとい先輩との楽しい時間はつつがなく終了した。

 

 

「それじゃ、また明日ね。めぐる君!」

 

 

「はい。また明日」

 

 

僕たちは食堂を出てそれぞれ自分たちの部屋のある寮へと帰って行った。

 

 

「いやー、それにしても手作り弁当かぁ」

 

 

ヤバイ、ニヤケが治まらない。

 

 

「それにしても優先輩は可愛いな~」

 

 

僕にお弁当作ってきてくれるって事は…

 

そ、そうゆう事でいいの?いいの?

 

 

 

…明日が楽しみだなー

 

 

 

 

優先輩の事を考えていたからかいつの間にか部屋についていた。

僕は自室のカギを取り出し鍵穴に

 

 

「あれ?開いてる?リョウタのやつ先に戻ってたのか」

 

 

 

ガチャ

 

 

 

「ただいま―。ん?」

 

 

部屋に入るとリョウタが仁王立ちしていた。

 

 

「どうし」

 

 

「この裏切り者がぁあああ」

 

リョウタは衝〇のファースト・ブリットを繰り出した。

 

 

「へぶしっ」

 

 

僕はこの日初めて宙を舞った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「いきなり何するんだよ」

 

 

「俺は今怒っている…」

 

 

「なんで?ああ、おいて行った事か?あれはあやま」

 

 

「だまれーい」

 

 

リョウタは撃〇のセカンド・ブリットを繰り出した。

 

 

「ふんっ!」

 

 

僕はクロスカウンターでリョウタの顔面を打ち抜いた。

 

 

「ぐはっ!」

 

 

 

リョウタは、本日3度目の気絶をした。

 

 

 

 

10分後

 

 

 

 

「で?なんで怒ってるの?」

 

 

「なんでだと?めぐるてめぇ!あんな可愛い彼女作りやがってぇえ!」

 

 

リョウタは抹〇のラスト・ブリッ

 

 

「もうやめろ」

 

 

俺はリョウタの頭を軽くはたいてやめさせる。

これ以上はちょっとね…

 

 

「てててか、彼女ちゃうし!」

 

 

そこ重要!

 

 

「何動揺してんだよ。それが何よりの証拠じゃねーか」

 

 

動揺だと?この僕が…?

 

 

「い、いや、まだ僕は先輩とは」

 

 

「まだ?はーん、なるほどねぇ」

 

 

やばい、墓穴を掘った…

どうやら本当に動揺してるみたいだ。

 

 

「リョウタ、このことは内密に…」

 

 

「……」

 

 

「……」

 

 

「ま、別に言いふらしたりしねーよ。親友の恋路を邪魔するほど俺は野暮じゃない」

 

 

何こいつかっこいい。

リョウタってただのバカじゃなかったんだ…

 

 

「…ありがと」

 

 

「おう。そのかわり色々聞かせろよ~」

 

 

リョウタはゲス顔で言ってきた。

まったくこいつってやつは。

 

 

 

 

「気が向いたらね」

 

 

もちろん話すつもりはない!

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後、僕たちは大浴場に行って一日の疲れを取り、部屋に戻ってリョウタはゲームをし、僕は宿題を終わらせていた。

 

 

「リョウタ宿題やらなくていいの?」

 

 

「大丈夫だって。それにいざとなったらめぐるが」

 

 

「写させないよ?」

 

 

まあ、このやり取りは今週もう何度目か分からなくなるぐらいやっている。

 

 

「さてと、宿題終わったし日記書いて寝よ」

 

 

僕はこの世界に来た日から日記をつけている。

特に理由があるわけでもなくただ、部屋に日記帳があったから自然と書いていた。

今では毎日の習慣となっている。

 

多くても三行、少なくて一言ぐらいのものだから苦ではない。

 

 

「よしっと。じゃあリョウタお休み。あんまり夜更かししたらダメだよ?」

 

 

「おう。お休み―」

 

 

僕は日記を書き終え明日の授業の教科書を準備するとベッドにつき眠った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

 

〇月〇日〇曜日

 

 

 

『優先輩が可愛かった』

 

 

 

 




いかがだってでしょうか。

もう優先輩可愛いよー( ゚Д゚)

どうしようひさ子さん!このままだとめぐる君が…

とまあいったいこの先どうなっていくのでしょうか。私もわかりません。

これからの投稿についてですがいつも通りで行く予定です。
もし投稿されてない日があったら温かい目で見守ってください。

あと、ちょいちょいはさむネタについては作者の趣味なのでスルーしてもらって結構です。

では今回も読んで頂きありがとうございました。


~今日の余談~
この前アニメを見ていたらAB!のブルーレイBOXのCMがやってて新エピソード「Hell's Kitchen」の映像が映っててテンション上がりました!
もちろんひさ子さんが映ってたからです。
ひさ子さんの出番が多いといいですね…

p.s.ブルーレイBOXをまだ予約してないそこのあなた!今すぐ公式サイトをチェックだ!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。