文月学園に編入させてもらいました   作:佐藤家の二人目

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放し方が敬語なのをどうにかしたいですね。
とりあえずDクラス戦です。
ゆっくり読んでいってください。


第3話 Dクラス戦

「はじめ!」

 

試験が始まった。

内容は簡単なものから始まりだんだん難しくなっていく。

そして解けなくなってから戻って見直す。

1時間で終了する。

それが全教科。

午前中はつぶれる気がする。

ここで時間つぶしに一つ暴露しようか。

 

実は私沙月は見た目少女風です。

何を言ってるか分からないだって?

当たり前だ。

説明させてもらおう。

女になったと言ったな?

そのとき身長も縮んだんだよ。

どのくらいかって?

大体140前後ってとこだ。

測ってないからなんとも言えないが回りの人が異様に高く見えるんだよ。

どれだけつらいことか。

周りからは美少女だよと言われてるけど、美幼女になりかねない小ささなんだよ!

ロリコンがいるって?

あの危険人物はだめだ。

アレに近づくと体のあらゆる場所が写真として晒されそうなんだよ。

盗撮盗聴のプロだって言うじゃないか。

危険すぎるよ。

美少女の体を見たいんだったら女子更衣室へいくさ。

だって今は女なんだよ?

気にしなくたっていいじゃないか。

心の中の声を回りの男子に言ったらどうなるんだろうか。

でも興奮はしないんだよな。

女子の体見ても特になんとも思わない。

姫路だけは別だ。

あれは凶器だ。

危険人物その二かも知れない。

さっき抱きつかれたんだよ?

窒息しかけたよ。

胸はあるほうだ。

しかしあれは別次元の存在だ。

うれしくないかって?

当然うれしいけど死に掛けるのはどうにかして欲しいね。

 

 

 

テストもそろそろ終盤だな。

今やってる教科で全部終わりだな。

そろそろ戦争が終わってもよさそうなもんだけど。

そういえば姫路さんで相手の代表をつぶすんだったかな。

俺はそれの梅雨払いかもしれないな。

さっきのメンバーで昼食を食べていて疑問が一つできた。

明久の食事が水と砂糖だったかなんだよ。

あれ生きてるのおかしいよな。

何で生きてんだよ。

普通生きられないぞ。

何に金を使ってるんだといいたい。

食事よりも重要なことって何だ?

ゲームとか言ってたけどきっと親の治療費とかそんなんだろ。

普通に考えてゲームを買いたいがために死に掛ける食事っておかしいよ。

だから親が病気とか親がひどいとかそんなやむをえない状態なんだろうな。

ゲームって言うのは隠すために違いない。

今度明久の家に行って聞いてみるか。

女を家に連れて行くわけがない?

明久は普段二人を連れ込んでいるらしい。

二人って言うのは姫路と美波だね。

それときちんと自己紹介してもらった。

あのほかの男子は知らないけど、朝のメンバーは教えてもらったよ。

全員名前で呼ぼうかな?

とりあえず名前と特徴を言っていこうと思う。

坂本雄二はFクラス代表で明久とバカやってる。

吉井明久は|観察処分者(バカ)らしい、女装させられることが多くファンもいるらしい。

|土屋康太(ムッツリーニ)はその名の通り寡黙な性職者だね。

趣味はとうs・・・特技はとうty・・・らしい。

怖いよねあれ。

木下秀吉は性別が秀吉らしい。

演劇部の中ではすごいらしい。

声まねにはびっくりする。

島田美波は暴力女(明久曰く)で趣味は明久を殴ることだったかな?ペタンこ女。

姫路瑞希は巨乳女で趣味は料理らしいが、そのときのほかのみんなの反応がやばかった。

これぐらいかな?

ちなみに明久と雄二はできていて、瑞希と美波は明久が好きらしい。

青春だね・・・

俺には少し難しいかな・・・

それよりテストに集中しないと。

 

 

 

 

よし、瑞希と俺補充完了。

沙月いっきまーす!

 

「瑞希一緒に行きましょう」

 

「はい」

 

 

Dクラス近くにて

「おい」

 

「あれは姫路さんじゃねーか」

 

「Aクラスが何でここにいるんだ?」

 

「そのとなりにいる中学生もしらねーぞ」

 

「あいつがうわさの編入生か?」

 

俺ら二人の話が聞こえてくる。

それより瑞希はAクラス並の点数なのかよ。

こいつに勝てるようにがんばらないとな。

 

「Dクラス代表の平賀君ですね?」

 

「そうだけど、姫路さんなんのようなの?Aクラスは何もないはずだけど」

 

「Fクラス姫路瑞希と「Fクラス藤川沙月で」」

 

「「Dクラス代表平賀君に召喚獣勝負を申し込みます」」

 

「認めます」

 

「「|試験召喚獣召喚(サモン)!!」」

 

「さ、サモン」

 

Dクラス 平賀源二 現代国語 124点

      VS

Fクラス 姫路瑞樹&藤川沙月 現代国語 339点&409点

 

「「「はあ?」」」  

 

「ごめんなさい」

 

「これも勝負ですので」

 

「オーバーキルだー!!」

 

平賀源二 0点

 

「「「よっしゃあああああ!Dクラスに勝ったぞおお」」」

 

「そこの二人よくやった」

 

雄二に褒められたがこれは不意打ちなのでは?

卑怯じゃね?

 

「これは不意打ちでないでしょうか」

 

「不意打ちも兵法のうちだ」

 

「そうですね」

 

まあいいか、これで設備はよくなるはず・・・

 

「Dクラスと設備交換はしない」

 

「「「はあ?」」」

 

「俺の目標はあくまでもAクラス、こんなところで設備を交換してやる気がなくなったらどうする。それに策も使えなくなるしな」

 

策があるのか気になるな。

 

「何か策があるのですか?」

 

「おいDクラス代表」

 

「なんだ?」

 

「条件を飲めば設備交換を無しにしてやってもいい」

 

「条件は何だ」

 

「俺が合図したらあの室外機を動かなくして欲しい。あの程度なら厳重注意で済むだろうし、設備交換するよりはいいと思うんだが」

 

「分かった、その条件のもう」

 

ふむ、Bクラス戦で何かするんだろうな。

あの室外機はBクラスにつながっているから、窓を開けさせるのかな?

窓から中に入って代表を倒すとかだろうな。

俺がその役をやるのか?

スカートだから少しきついな。

後でBクラスのうわさでも集めておこう。

ちなみにCクラスには秀吉が挑発してAに挑ませつぶさせるようだ。

それより前にBをつぶすらしいけど。

つぎはBクラスかな。

試験は受けなくてもいいから楽だな。

でも瑞希より点数が上だったから何か言われるかも知れない。

 

「おい、沙月」

 

「雄二、何か用ですか?」

 

「あんたには今後前線に行ってもらうために召喚獣の扱いに慣れてもらう」

 

「分かりました。|練習相手(サンドバッグ)は明久でいいですか?」

 

「お前思ったより黒いんだな。まあいいだろう」

 

「明久、どこですか?」

 

「(今何か悪寒がしたよ。何か危険の香りがする)」

 

「吉井明久、どこですか?」

 

「沙月さん、なにかな?」

 

「これから少し練習相手になってくれませんか?」

 

「いいですよ」

 

「ありがとうございます」

 

そういってから明久に抱きついてやった。

 

「な、なに?後ろから殺気がするよ」

 

美波が修羅になってる・・・

ちなみに抱きつくことに抵抗はなかった。

何でだろうか。

それより明久、俺を放してくれよ。

 

「あの、明久?放してくれませんか?」

 

「抱きついてきたから抱きしめ返したんだけど・・・」

 

「恥ずかしいので放してください。それに手が胸に当たっています」

 

「え、あ、ぎゃあああぁぁぁぁ」

 

美波の制裁がグロかった・・・

あれは少しトラウマになってしまうよ。

照れ隠しもほどほどにね♪

少女っぽいしゃべり方をするとみんなにかわいいって言われそうだな。

次からそうしようかな。

思い立ったが吉日。

明日からは少女風のしゃべり方でいくぞ。




無理やり見た目と話し方をあわせてみました。
次はBクラスかその前あたりのつもりです。

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