友人と別れゼロ魔の世界に・・・   作:佐藤家の二人目

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今回は使い魔召喚を書こうと思います。
これで原作突入になるはずです。
ゆっくり呼んでいってください。


魔法学院と才人
第8話 使い魔召喚&出会い


もうすぐ2年生になるジェンテだよ。

元いた世界は今どうなってるんだろうね。

あのお墓を見てから気になってしょうがないよね。

それとは別に1年生の3人から告白されて即座に断ったよ。

元男だからね。付き合うなんて考えられないね。

ギーシュはモンモランシーと言う人と付き合うことになったらしいよ。

でももう一人付き合ってるとギーシュから聞いたような・・・

二股でもかけようとしているんだよね。

この魔法学院では決闘は禁止されているけど、しょっちゅう決闘が起こっているよ。

それが女の取り合いだって言うからあほらしいよね。

一回私に告白する順番を決めていたことがあったんだよ。

どちらもドットの1年生だったから水のラインスペルで両成敗しちゃったよ。

絶対に付き合わないけど、付き合うとしたら自分より強い人だよね。

これを言うと決闘が増えそうだからやめておくよ。

才人に作ってあげようと思って練習していたヨシェナヴェだけど、作れるようになったよ。

マルトーさんのおかげだね。

2年生に昇級するときに試験として使い魔を呼ぶらしい。

私はどんな使い魔を呼ぶことになるんだろうね。

もうすぐ試験の日だよ。

ルイズはいまだに爆発だけ。呪文唱えるときは離れておかないと危険だね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さあ、使い魔を召喚する日が来たよ。

順番はタバサ、キュルケ、ギーシュ、私、ルイズだね。

ほかの人は知らないよ。仲いい人の使い魔は気になるからね。

 

「我が名はタバサ。五つの力を司るペンタゴン。我の運命

さだめ

に従いし、使い魔を召喚せよ」

 

「タバサはどんな使い魔だろう」

 

周りでざわめきが起こる

 

「風竜」

 

「さすがタバサだね。竜種を呼び出すなんて」

 

「次」

 

「次は私ね」

 

「キュルケは火竜かな?」

 

「火竜だといいわね」

 

「次はミスツェルプストー」

 

「はぁい、我が名はキュルケツェルプストー。五つの力を司るペンタゴン。我の運命

さだめ

に従いし、使い魔を召喚せよ」

 

「竜じゃなかったみたいだね」

 

「この子レアものね」

 

「どこのサラマンダーなの?」

 

「火竜山脈のようね。コレクターに見せれば値がつかないほどね」

 

「すごいね」

 

「次はギーシュ・ド・グラモン」

 

「よし地竜なんかが出てきてもおかしくはないはずさ」

 

「おかしいね」

 

「ジェンテ様そのようなことおおっしゃらないでください」

 

「早くしなさい、ミスタグラモン」

 

「はい、我が名はギーシュ・ド・グラモン。五つの力を司るペンタゴン。我の運命

さだめ

に従いし、使い魔を召還せよ」

 

「もぐら?」

 

「よそう通りというかなんと言うか」

 

ギーシュが頬ずりしているよ。

なかなかシュールな光景だね。

自分の番だね。どんな使い魔がでて来るのかな。

竜種だったらいいけど。そんなことないよね。

あっ呼ばれたよ。強そうなの呼び出せたらいいね。

 

「我が名はジェンテ。五つの力を司るペンタゴン。我の運命

さだめ

に従いし、使い魔を召還せよ」

 

これは氷の竜なのかな?、なんかやけに大きいよ。

どうしよう、タバサのシルフィードの2倍くらいの大きさだね。とりあえず契約しないと。

 

「我が名はジェンテ。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」

 

契約は完了したよ。キスするのに抵抗は余りないね。

性別は一応メスらしいよ。抵抗がないのも当たり前なのかな?

あとでゆっくり観察するよ。

次はルイズだね。爆発するルイズはどんな使い魔なのかな。

 

「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。我の運命

さだめ

に従いし、使い魔を召還せよ」

 

大きさで言うと人間くらいの幻獣・・・・・・あれ、人間だよね。

着ている服は元の世界でよく着られている服装で・・・・・・・・・・・・・・

 

「何で平民が出てくるのよ!!」

 

「いや、なんか光っている鏡が現れて、それに触れたらここに」

 

「平民が貴族に口きくんじゃない」

 

「平民平民って同じ人間だろ?」

 

日本語がこっちの言葉に変換されて聞こえてくるよ。

日本人?何でこんなところにいるの?

 

「さすがゼロのルイズだ。平民呼び出しやがった」

 

「ゼロゼロうるさいわよ!」

 

「えーっと、ここどこ?」

 

「ここはトリスティンの魔法学院よ」

 

「トリスティン?聞いたことがないな」

 

「とりあえず使い魔の契約するわよ」

 

「契約って何だ?」

 

「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」

 

「なっ」

 

ルイズがその日本人にキスをしているよ・・・

 

「うっ」

 

「使い魔のルーンが刻まれているだけです。かなりの痛みを伴うとか」

 

ドサッ あの日本人が倒れる。

どこかで見たことがあるような。

あれは・・・才人!!

 

「才人!」

 

才人が倒れたのを見てとんでいき、水の治療魔法をかけたよ。

そしてルイズの部屋に運んで看病はじめたよ。




ジェンテは余りの驚きで取り乱しています。
誰も名前を聞いてないのに呼びかけちゃったようです。
さてこの後どうなっていくのでしょうか。

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