友人と別れゼロ魔の世界に・・・   作:佐藤家の二人目

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この次くらいから原作にはいる予定です。
今回は日常的な話をしたいと思います。
ゆっくり読んでいってください。


第7話 日常+α

女になりつつあるジェンテですよー・・・orz

早く才人にあいたいよ。このままではこの世界に汚染される。

女の子になりたくはないのに。

次の年に移るときに使い魔を召喚すると聞いて少し喜んでるよ。

実は虚無の曜日、元の世界で言う休日に町に遊びに行ったんだ。

ルイズと一緒に行ったよ。

秘薬に興味があったので見てたけど、いいものがなかったんだ。

昼を食べた後に別行動にしてちょっと探索してきたよ。

裏通りとか。私って美少女なのかな?

裏通りにいるとやくざみたいな人が絡んでくるんだよ。

普通の通りだと人が多くて話しかけられることもなかったからね。

遊んでいかない?と聞かれることが多いいからここは前の世界と一緒なんだね。

まあ少しだけ鍛えたこぶしで沈めて逃げるけど。

男の急所は痛いからね。

秘薬がありそうな屋台を見つけたから中に入ってみると、うん、とても怪しいお店だね。

値段はそこまで高くないから少し買ってみたよ。

惚れ薬は面白そうだったからつい買っちゃったよ。

誰に使おうかな。

その後は特に何もなく学院に帰ったよ。

 

 

 

 

 

 

メイドがたくさんいてみんなかわいいのよね。

ただこちらではほとんど見なかった、黒髪のメイドがいて気になったんだ。

 

「ねぇ、そこの黒髪のあなた」

 

「はい、なんでしょうか」

 

「名前なんていうの?」

 

「シエスタですけど、何か御用でしょうか」

 

「いや、何もないよ」

 

「それでは失礼します」

 

「がんばってねー」

 

シエスタって言うんだね。黒髪だと言うことは・・・そんなことないよね。

少し気になるから後で聞くことにしたよ。

 

 

 

 

今のところ毎日森で魔法の練習してるよ。

能力が上がって今は風と水がトライアングル、土がライン、火がドットだよ。

スクエアは遠いね。気長に練習していくよ。

本気で魔法をうってみたいけどここでうつと森の被害が大きいからやめておくよ。

一回戦争とか何かで思いっきりうってみたいね。でも殺人はしたくないし。

亜人はね何とか人間とは違うと思えたけど、人間には思いっきりうてないよ。

ちなみに盗賊が家の領地で出てきたときに、一緒に倒しにいったんだ。

でもエアハンマーとか使う前にほかのメイジが倒しちゃったよ。

そのとき少しひどい状態だったから、目を背けたよ。

処理は任せて泣き寝入りかな。

あれは黒歴史に入ると思うよ。

気分が悪くなってきた。

 

「大丈夫ですか?」

 

「うん、大丈夫だよシエスタ」

 

「急にふらっとされてどうされたのかと思いました」

 

「気にしないでね」

 

「ところでこの前のヨシェナヴェですが、用意ができましたよ」

 

「じゃあ食べに行くね」

 

「はい、お待ちしております」

 

「これ片付けたらいくからねー」

 

「はい」

 

ヨシェナヴェ=よせなべ だよね?

何でシエスタが知ってるんだろうね。

後で聞いて才人に作ってあげよう。

こっちにくるらしいから、元の世界の料理食べたいだろうからね。

 

「シエスタ、これのレシピ教えてくれる?」

 

「いいですけど特殊な材料を使っていますよ?」

 

「何とかするから大丈夫だよ」

 

「でしたらどうぞ、これがレシピです」

 

「ありがとうね」

 

「お礼なんていいですよ」

 

「シエスタの親って同じ髪の色してるの?」

 

「はい、祖父から引き継いでいたそうです」

 

「今度会ってもいい?」

 

「もう会えませんよ」

 

「そうなんだ、ごめんね」

 

「もういいですよ、それよりお墓にいってみてはどうでしょう」

 

「なんで?」

 

「私の祖先のことを知ることができるかもしれませんよ?」

 

「ならこんどの虚無の曜日から一緒に行こうよ」

 

「マルトーさんからお許しが出ればいけます」

 

「マルトーさんシエスタ次の虚無の曜日から借りていい?」

 

「どうぞどうぞ、ジェンテ様だったらいくらでも」

 

「ありがとう」

 

「お安い御用よ」

 

「ということで次の虚無の曜日から一緒にいこうね」

 

「はい、タルブという村です」

 

「わかったよ」

 

これでシエスタの黒髪の秘密が分かるかもしれない。

始めてみた黒髪なんだよ。きっとすごい秘密があるはずだね。

とりあえずタルブにいく方法考えておこう。

馬車しかないよね。結構時間かかりそう。

休学届けだしておこう。

 

 

 

 

 

 

 

今日からタルブに向かっていくよ。

シエスタもちゃんといるし。

シエスタはおつきのメイドとして連れて行くよ。

 

「ここがタルブか」

 

「はい、ここではワインが中心産業です」

 

「ワインを飲むのもいいね」

 

「今日の夜にでもお飲みください」

 

「どこがシエスタの家なの?」

 

「あそこです、祖父の墓はもう少しいったところにあります」

 

「これがお墓なんだね」

 

「はい、ここに書かれている文字は祖父のいた国の言葉らしいです。誰も読むことができませんでした」

 

「読めるよ?」

 

「祖父と同じところの出身なのですか?」

 

「普通にトリスティンで生まれたよ、本で見つけたんだ」

 

「なんて書いてありますか?」

 

「・・・・・・ここに眠るって書いてあるよ」

 

「すごいですね」

 

「うん」

 

まさかシエスタの祖父が日本人だったなんて。しかも戦時中。

どうやってここに来たんだろ。でも日本に帰っていないってことは帰れなかったってことだよね。

ヨシェナヴェがあるのも分かるね。

才人もこんな感じで来るのかな。

このあと1泊だけして魔法学院に帰ったよ。大体1週間ぐらいだったね。

シエスタには日本を知ってるということは内緒にしておいたよ。

ロマリアに異端審問にかけられかねないからね。

これについてしばらく考えることになりそうだよ。




竜の羽衣には気づかなかったようです。
そろそろ才人にでてきて欲しくなった。
どういう感じで顔合わせにしようかな。

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