友人と別れゼロ魔の世界に・・・   作:佐藤家の二人目

6 / 16
今回は戦闘シーンが書きたかったのでこれを書きました。
さてうまくかけるかどうか。
取りあえず読んでみてください。


第5話 決闘は嫌いです

学校が始まって2ヶ月立ちました。風のトライアングルのジェンテです。

この前のキュルケの騒動のときから、タバサがこちらを観察している気がするのですが気のせいですよね。

 

それはおいといて、このごろ後をつけられてる気がするんだ。

タバサじゃないよ?タバサは授業のときだけ見てくるみたい。

後をつけられるような恨まれることをした覚えはないから気のせいだと思うんだけど。

でもそんな気配がすると怖いよね。

だから朝は森に行って魔法の練習。授業が終わった後も森でゆっくりしてる。

森なら安全な気がするからね。

魔法の練習をやっていて、前の世界の知識を生かせば新しい魔法が使えるのではないか?と思ったんだ。

そこで少し考えてみたところ、錬金でいろいろ作れば面白そうだね。

高校の授業でもいろいろやったからね。

それで錬金してみたところ全然できなかったよ。

ランクが低いからだと思うよ。少し落ち込んでその日の練習は土以外にしたよ。

次に水は圧縮すれば鉄を切ることもできるってテレビでやってたからやってみようと思うんだ。

圧縮はとても難しいよ。失敗すると水の塊がはじけて周りが水浸しに。

森でよかったよ。学院内でやっていたら先生に怒られただろうからね。

風に関しては知識か発想力の不足のせいで思いつけなかったよ。

 

 

 

 

後をつけてくる理由が分からないよ。どうしよう。

だんだん睡眠時間も減って疲れがたまってきたよ。

こうなったら相手の顔を見てやろうと思ったよ。

そして角を曲がって待ってたらギーシュが走ってきたんだ。

なんでギーシュがここにいるんだろうと思っていたら、私に気づかずにぶつかったよ。

当然男のほうが体格がいいので私は弾き飛ばされてしりもちついちゃったよ。

ギーシュが見下ろしてくるよ。顔が怖い、何考えてるんだろうと思ったよ。

ギーシュが止まったよ。なんかにやにやしながら見てくるよ。

とりあえず立ってから事情を聞いて・・・

下を見るとパンツが見えていた。

 

「エアハンマー」

 

とりあえずギーシュに向かって魔法を唱えた。

元男とはいえパンツを見られるのは恥ずかしすぎるよ。

さあ、追撃だ。目をそらさなかったよねー。

 

「ギーシュ君。遺言はありますか?」

 

「助けてー!」

 

「エアカッター」

 

「うわあ」

 

「ファイアボール」

 

「あつっ」

 

「ウィンディアイシクル」

 

「それトライアングルだよねぇ」

 

「いけ」

 

「ぎゃあああああぁぁぁ・・・」

 

すごい恥ずかしかったよ。見られないように気をつけないと。

普段は男なんていなかったから気にならなかったけど。

ここでは気をつけないとまたやりかねないね。

そういえばギーシュに聞くの忘れてたね。

少し聞いてくるよ。

 

「ねぇギーシュ」

 

「なんでしょうか」

 

「私の後をつけてた人物に心当たりある?」

 

「・・・」

 

「どうなの(杖を向ける)」

 

「わたくしめでございます」

 

「ストーカーだよね?」

 

「はい」

 

にっこりと笑う

 

「エアストーム」

 

「うわあああぁぁぁ」

 

ちょっと学院を荒らしすぎたかな?

まあギーシュだからいいよね。あいつにはこれぐらいしないと。

それとさっきファイアボール使えたね。これで火も使えるようになったよ。

ギーシュには感謝するべきなのかな?人の下着みたんだから感謝しなくてもいいよね。

でもトライアングルスペル使っちゃったから、ギーシュにはトライアングルだとばれちゃったかな。

ギーシュにはもらさないようにきつく言うことにしよう。

さあストーカーも消えたからゆっくり寝るよ。久しぶりにいい夢見れそうな予感がするよ。

 

 

 

 

 

 

 

「ジェンテ話がある」

 

「タバサどうしたの?」

 

「ちょっときて」

 

「いいけど」

 

タバサにつれられて向かったのはいつも魔法の練習とかしてる森の開けた場所。

ここでいつも練習してるんだよね。

あれ?もしかしてタバサに見られてた?どうなんだろう。

 

「私と勝負して」

 

「なんで?」

 

「あなたの実力を知りたい」

 

「たかだか水のラインに向かって風のトライアングルが挑むのはおかしいよね?」

 

「あなたはトライアングルスペルを使っていた」

 

「見られてたんだね」

 

「そう」

 

「逃げさせてはくれないよね?」

 

「逃がさない」

 

「やるしかないのね」

 

この世界での決闘のルールにしたがうと、あいての杖を壊すか相手に負けを認めさせれば勝利だね。

タバサはかなり強い気がするんだよね。勝てる気がしないや。

 

「いく」

 

タバサが呪文を唱える

 

「エアハンマー」

 

「エアハンマー」

 

相手のエアハンマーにこちらのエアハンマーをぶつけ相殺。

次の呪文を唱えようとしたらタバサがすぐ近くに来ていた。

慌てて錬金で相手の足場あたりを泥に変える。

 

「フライ」

 

タバサがとんだ。このタイミングで打てば当たるよね。

 

「エアカッター」

 

うわっあれよけられちゃったよ。フライなのにはやいよね。

地面に降りてきたね。

さあどうやって倒そうかな。

 

「ウィンディアイシクル」

 

タバサが仕掛けてきたよ。ならやり返そうね。

 

「ウィンディアイシクル」

 

「「いけ」」

 

氷の矢が当たりあって周りに氷の結晶を飛ばす。

そして

 

「エアストーム」

 

周りの結晶ごとタバサを飛ばしたよ。

そのままエアハンマーで追撃。

地面に落ちたタバサに杖を突きつけて終了。

 

「私の勝ちだね」

 

「油断した」

 

「決闘は好きじゃないんだから」

 

「またやりたい」

 

「だから私はきらいなのよ」

 

「それでも」

 

とりあえずタバサを置いて逃げたよ。

これ以上やりたくないからね。

もう疲れたよ。でもこの調子だともうすぐ水がトライアングルになりそうだね。




キュルケとタバサの出会いはどうしようかな。
書くべきでょうか。
どうしていこうかな。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。