ハイスクールD×D ~ 堕ちた疾風迅雷と深淵を司る龍 ~   作:Mr.凸凹

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第06話

 

 

 

 

 

 広大なグレモリ家の敷地。

 紫色の空が見える庭の一角で、俺と姉ちゃんが転生悪魔となってから欠かさず続けている日課となっている魔法講座を開設する。

 まあ、まだ転生悪魔となって日が浅いから数えるくらいしか行っていないけれどね。

 

「じゃあ、姉ちゃん。先ずはお浚い……この杖に魔法で炎を灯してね」

 

 俺は星を象った初心者用の杖を姉ちゃんに手渡しながら微笑んだ。

 姉ちゃんは魔法を習い始めた当初は苦戦していたが、一度俺が自身の魔力を姉ちゃんの身体に流して実践するとコツを直ぐに掴んだようだ。

 

「分かりましたわ……プラクテ ビギ・ナル 火よ灯れ(アールデスカット)!」

 

 姉ちゃんの呪文(カオス・ワード)に因って魔力が変換されて杖の先に火が灯った。

 始動キーも今は初心者用の簡易なもので普通はライター程の小さな火が灯る筈なのに、杖からはガスバーナーの様に勢いよく火が立ち上っている。

 しかも俺の腕からドラゴンの力を吸い続けた結果、魔力が変質した様で小さいながらも龍を形作っている。

 これで魔力を更に効率的に運用するために姉ちゃん専用の始動キーを韻等を踏んで決めるとどうなるのか。

 まあ、普通はそんなに変化は無い筈だが、インスピレーション次第では更に化けるだろう。

 我が姉ながら末恐ろしいよな。

 

「うん。魔力運用のコツは完全に掴めたみたいだね」

 

 俺が満足した様に頷いていると、姉ちゃんは眼を輝かせながら丸で子犬の様に何かを期待している。

 

 仕方ないな。人参(ご褒美)をぶら下げてやる気を促すか。

 飴と鞭は重要だ。

 まあ、鞭はどちらかと言うと姉ちゃんが振るう方が多い気がするけどね。

 

「今日中に始動キーを決めて、更に一つだけでも防御呪文の発動に成功すれば、俺に出来る範囲で一つ願いを叶えてあげるよ」

「っ!!? ほっ、本当ですの!! 約束ですわよ!!」

 

 丸で雷に打たれた様に一瞬固まった姉ちゃんは、直ぐに嬉々して魔法を実践するために集中していった。

 

 姉ちゃんの集中力の凄まじさに触発されて、俺自身も魔法と八極拳の型や八卦掌の歩法と技法の特訓を行っていく。

 千里の道も一歩からと言うし、日々の反復訓練を欠かすことは出来ない。

 一日サボれば取り戻すのに三日掛かるって言うしね。

 

 俺は転生特典で得た魔法や技と知識の持ち主であるネギ・スプリングフィールドとは違い、所詮所謂ところのどこにでも居る凡才である。

 一を知り十を成す事など到底出来ない。

 出来る事と言えば牛歩の歩みだが、一歩一歩着実に歩みを積み重ねていく事しか出来ない。

 だが転生特典で得た鍛えれば鍛えるほど強くなる心技体を持っているので、愚鈍なりにも努力した事は己を裏切らずに力となっていっている。

 

 

 

 

 

 俺が姉ちゃんの邪魔にならない様に少し離れた場所で修行していると、視界の端に時折思い出したかの様に表情を崩して含み笑いする姉ちゃんが映った。

 

 うん。ちょっと早まったかもしれない。

 姉ちゃんは俺と違ってどちらかというと天才肌なところがある。

 今日中に出した課題を軽々とこなしてしまいそうだ。

 これは下手すると、とんでもない事を要求されるかもしれないな。

 俺は自身の修行を行いながら、額に冷や汗を一筋流したいた。

 

 いや、まあ、心の片隅ではどこか期待してしまっている自分に気がついているんだけれどね。

 二次性徴が始まって思春期を向かえて以来、色々と溜まったものの処理に困っているのは確かなんだ。

 四六時中、姉ちゃんがべったりとスキンシップを取ってきていて自家発電もままならない。

 実際に寝る時も入浴する時も一緒である。

 唯一、一人になれるのはトイレの時ぐらいだ。

 それも一緒に入ろうとする姉ちゃんを押し留めるのは一苦労している。 

 

 理性と欲望の狭間で揺れ動く俺の心を揺さぶる様に誘惑してくる姉ちゃん。

 今のところ鋼の精神で耐えているけど、陥落するのは時間の問題かもしれない。

 

『どうした、綾人? 上の空だぞ』

「あっ……なっ、なんでもない」

 

 ナラカの指摘に頭を振って邪念を追い出して、修行に身を入れていく。

 一度、思考を修行に向ければ長年の習慣からか邪な気持ちは生まれにくい。

 あるのは強さへの渇望、己の護るべき者を取り零さない様にするエゴだけである。

 全く我ながら度し難い。

 己の手で守れる者などそんなに多くない。

 それなのに目に映る全てを守りたいと思ってしまう。

 前世ではこんな事思った事もなかったのにな。

 やっぱり母さんを守りきれなかった事が、精神的外傷(トラウマ)となって脅迫概念に似たものとなって俺の精神に楔を打ち込んでいる様だ。

 実際に姉ちゃんが居なければ、既に俺は壊れていたかもしれない。

 いや、既に壊れいるんだろう。

 何せ、血の繋がった姉ちゃんを依存レベルで求めている自身の心を見て見ない振りをしているぐらいだ。

 今は倫理観が働いているから未だ安心できる。

 だが、一度精神の堤防が決壊すればどうなるかは分からない。

 願わくば、姉ちゃんと末永く幸せに過ごしていける様に心掛けよう。

 

 

 

 

 

「出来ましたわ~♪」

 

 修行が一段落すると、姉ちゃんが嬉しそうに俺に抱きついてきた。

 俺は既にこの程度のスキンシップは日常茶飯事のために傍から見るとは平常心を保っている様に見えるだろう。

 まあ、実際は姉ちゃんの成長途中の肢体の柔らかさと香り立つ乙女の甘い匂いにドキドキしているんだけれどね。

 俺の固い身体と汗臭い臭いとは全く違う。

 性別が違うと言っても同じ血が流れているのにこんなに違うなんて不思議だよな。

 

「じゃあ、姉ちゃん……俺の攻撃を防いでね」

 

 俺はやんわりと姉ちゃんを引き離しながら距離を取った。

 姉ちゃんの温もりが離れて行く際、心の片隅で残念に思っている自分がいた。

 我ながらシスコンだよな。

 

「うふふ……お手柔らかにお願いしますわ♪」

 

 姉ちゃんは頬に手を当てながら微笑んでいる。

 よく見るとチロリと舌舐りをしながら、丸で獲物を見る様な眼で俺を見詰めている。

 

 うわぁ……姉ちゃんのドSな性癖に火が付いてるよ。

 何を要求されるんだろうか。

 畜生! ドキドキなんかしてないからな!!

 

 俺は頭を振って気持ちを切り替える。

 

「行くよ! 連弾(セリエス)光の37矢(ルーキス)! 桜華崩拳!」

「ラプ・チャプ・ラ・チャップ・ラグプウル! 風花(フランス)風障壁(パリエース・アエリアーレス)!」

 

 俺の魔法を込めた攻撃に一瞬遅れて姉ちゃんが始動キーから呪文(カオス・ワード)を唱える。

 一瞬で発生した風の障壁が俺の攻撃の衝撃を無効化した。

 

「うん。成功だね…‥ゆくゆくは風障壁(パリエース・アエリアーレス)を常駐化出来る様に要修行だね」

「あらあら、手厳しいですわね。頑張りますわ♪ところでご褒美ですが……」

 

 俺が姉ちゃんの頭を撫でながら微笑んでいると、姉ちゃんは妖艶な笑みを浮かべながら俺の手を引いて歩いていく。

 俺は期待と不安が入り混じった表情を浮かべながらされるがまま姉ちゃんについて行った。

 

 くぅ!!? 治まれ、俺の心臓!!

 

 俺は姉ちゃんに引っ張れれている間、ドキドキし過ぎて倒れるかと思った。

 

 

 

 

 

 結論から言うと姉ちゃんのお願い事は俺の自尊心(プライド)を少なからず傷つけた。

 一緒に風呂に入るのは毎回の事だが、今回の姉ちゃんは手拭を使わずに俺の全身を隈無く自身の素肌を泡だらけにして洗ってきた。

 何時もより激しいスキンシップで背中だけでなく下半身も責め立てられて、俺の愚息は痛いぐらい大きくなって直ぐに耐え切れなくなって敢え無く決壊した。

 前世で一応マットプレイは経験があったが、血の繋がった姉ちゃんにされる背徳感で想像以上に感じきってしまい大量に解き放っていた。

 背筋を痺れさせながら姉ちゃんの顔を呆然と眺めていると、徐に俺の愚息が放った粘液を美味しそうに舐めとる姉ちゃん。

 その様子を見て徐々に力を取り戻していく愚息に気が付いた姉ちゃんは嬉しそうに眼を細めながら俺に接吻(キス)をしてきた。

 姉ちゃんの唾液と俺の愚息が解き放った生臭い粘液が口内に流し込まれる。

 絡み取られた舌が甘く痺れていき、頭どころか全身も痺れさせられていった。

 興奮した姉ちゃんは更に俺を押したおして本番をしようとしてきた。

 隙を見て姉ちゃんの首筋に魔力を込めた衝撃を与えて気絶させなければ俺の貞操は無理矢理に奪われていただろう。

 もうお婿に行けないかもしれない。

 でも、心の片隅で興奮している自分に気が付いた。

 ああ、俺ってば根っからのM気質なんだと気が付いた瞬間だった。

 一度気が付けばどんどんと泥沼に嵌っていく様に堕ちていく。

 俺の性癖は前世からの生粋のものだろう。

 もう自身の心は偽れそうもない。

 

 

 

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 

 

 

 

 シトリー領の一角。

 静かな大自然に囲まれた病院。

 ここに母さんは現在入院している。

 俺と姉ちゃんが転生悪魔となった際に、特例として人間の母さんの治療が認められた。

 あのまま人間界の病院で治療を続けても眼が覚めなかっただろう。

 特例を認めてくれた魔王様達には頭が上がらない。

 その際に神の子を見張る者(グリゴリ)と一悶着あったらしいが、外交担当のセラフォルー様が尽力してくれたらしい。

 

 まあ、見返りとしてセラフォルー様主演の特撮番組『魔法少女マジカル✩レヴィアたん』に俺が出演する事になったのはご愛嬌かな。

 何でも俺の魔法拳士っぷりを人伝に聞いていたセラフォルー様が興味を持たれたとの事だった。

 

 俺がゲストキャラでレヴィアたんのライバルの龍魔法拳士として出演した放送回は意外と冥界のお子様達に人気が出たらしく、俺のレギュラー化も検討されているとの事だ。

 セラフォルー様も絶賛していた。

 まあ、十中八九本決まりとなるだろうとの事だ。

 既に俺の禁手(バランスブレイカー)淵龍王の喰種鎧(アブゾーブ・グール・メイル)姿のフィギュア等のグッズの販売も視野に入れているらしい。

 一応売上の一部は特許(パテント)料としていくらかは俺に還元されるらしい。

 嬉しそうに俺の手を握りしめながら報告してきたセラフォルー様が印象的だった。

 まあ、その際に強かにリアスさんに俺のトレードを打診していた。

 でもいくら四大魔王様の一柱とは言え、俺は戦車(ルーク)変異の駒(ミューテーション・ピース)なので釣り合いの取れる悪魔の駒(イーヴィル・ピース)がなくて断られていた。

 さすがにリアスさんが断った理由はそれだけではないと信じておきたい。

 セラフォルー様は他にも色々な好条件をつけてきていたが、お目付け役で一緒に来ていたソーナさんに窘められてしぶしぶ帰っていった。

 

 姉ちゃんが終始不機嫌だったので、セラフォルー様達が帰った後でご機嫌を取るのが大変だった。

 リアスさんはそんな俺達の様子を微笑ましそうに眺めたいた。

 

 

 

 

 

 姉ちゃんと未だ目覚めない母さんの見舞いにやってきた。

 今日はリアスさんも一緒である。

 

「すみません、リアスさん。わざわざ御足労頂いて……」

「謝る必要はないわ。眷属の家族は私にとっても家族だからね……それに謝るよりお礼を言われた方が私も気が楽だわ」

 

 俺が頭を下げるとリアスさんは微笑みながら俺に語りかけてくる。

 

「ありがとうございます」

「ありがとうですわ、リアス」

 

 俺がお礼を言うと姉ちゃんも一緒にリアスさんにお礼を言った。

 

「どういたしまして……あら? あれは……」

 

 リアスさんは照れた様に顔を逸らした。

 その視線の先に一人の少年がベンチに座ってどこか黄昏ていた。

 

「久し振りね、サイラオーグ」

「リアスか……ああ、久しいな」

 

 微笑みかけるリアスさんに顔を上げた少年はどことなくぎこちない笑みを返した。

 

「元気なさそうね。やっぱり、ミスラさまは未だ……」

「ああ、目覚める兆候が全くない。それもこれも俺が不甲斐ないばかりに……っと、すまない。気を悪くさせてしまったな。これでは母上に怒られるな、諦めなければいつか必ず勝てるからと……ところでリアス。後ろの二人は眷属か?」

「ええ……紹介するわね。私の女王(クィーン)で姫島 朱乃と戦車(ルーク)の姫島 綾人。二人は姉弟なのよ……朱乃、綾人。こっちは私の従兄弟のサイラオーグよ」

 

 リアスさんの紹介に俺と姉ちゃんは一歩前に出て会釈した。

 

「初めまして、サイラオーグ殿。ご紹介に預かりました、姫島 綾人です」

「姫島 朱乃ですわ。お見知り置きを……」

「ああ、サイラオーグだ……ふむ。おまえも格闘技をしているのか?」

 

 俺が差し出した手を握り返しながら尋ねてくるサイラオーグ殿。

 

「ええ、まあ……一応は八極拳と八卦掌を少々囓ってます」

「そう言えば聞いたことがある。リアスの戦車(ルーク)……それも変異の駒(ミューテーション・ピース)を宿した者がレヴィアタン様のお気に入りの魔法拳士だとか。そうか、おまえが今代の淵龍王か」

 

 一瞬眼を丸くして俺をしげしげと見詰めてくるサイラオーグ殿。

 

「無理を承知で頼みたい、淵龍王!! 俺と手合わせしてくれまいか!!」

 

 深々と頭を下げながら懇願してくるサイラオーグ殿。

 俺が訊ねる様にリアスさんに視線を向けるとゆっくりと頷き返してきた。

 

「頭を上げてください、サイラオーグ殿。貴殿の迷いを断ち切れるか分かりませんが……不肖ながら姫島 綾人、お相手させて頂きます」

「恩に着る、淵龍王……いや、姫島 綾人。未だに未熟な身だが全力で立ち向かわせてもらおう」

 

 瞳に強い闘志を宿して俺を見詰返してくるサイラオーグ殿。

 俺も負けじと眼に闘志を宿していく。

 

 聞いた話では未だにサイラオーグ殿はバアル家の次期当主候補ではないらしい。

 一応修行して己を高めていっているらしいが、自己流だけでは満足に成果が出せずに大きな壁にぶち当たっているのだろう。

 魔力を殆ど宿さずに闘気を操るサイラオーグ殿との手合わせは、闘気を操る術を未だ持たない俺にも良い刺激となるだろう。

 これから先、転生特典で得た魔法や技のみでは太刀打ち出来ない事柄も出てくるかも知れない。

 ならば、大切な者達を取り零さない様に愚鈍なりに貪欲に強さを求めていこう。

 幸いにも、転生特典で限界の無い鍛えれば鍛えるほど強く成長する心技体をもらっている。

 転生特典で得た知識にない力でも努力次第ではモノに出来るだろう。

 そう考えるとサイラオーグ殿よりは恵まれているな。

 

 

 

 

 

 非公式ながら急遽取り組まれた俺とサイラオーグ殿との手合わせ。

 これが吉と出るか、凶と出るかは未だ分からない。

 

 さて、サイラオーグ殿は獅子王の戦斧(レグルス・ネメア)を持たず身一つで俺と対峙している。

 未だにネメアの獅子を眷属にしていないのかは分からない。

 

 どうする? 俺も淵龍王の盾(アブゾーブ・シールド)や魔法を使わないで肉弾戦だけで戦うべきだろうか?

 

 そんな俺の迷いを断ち切るように声が掛けられた。

 

「無手の俺に遠慮して持てる力を出し切らない事だけはしてくれるなよ。それは侮辱だぞ」

 

 サイラオーグ殿は好戦的な笑みを浮かべながらも鋭い視線を闘気混じりで俺に叩きつけてきている。

 

「失礼しました……では、放っから全力で行かせてもらいます」

 

 俺は意を決して自身に言い聞かせる様に頷いた。

 

「双方、準備はよろしいですね。それでは始め!!」

 

 見届け役のグレイフィアさんが開始の合図を行った。

 

『Count Down!』

 

 合図と同時に禁手(バランスブレイカー)の使用するための準備に取り掛かった。

 

 本当の意味で出し惜しみをしないためには闇の魔法(マギア・エレベア)をも使用しないといけない。

 だが未だ光力の対策が整っていなく、魔法を固定(スタグネット)して掌握(コンプレクシオー)するのは諸刃の剣で自殺行為だ。

 傷つくだけなら未だしも、肉体が消滅する恐れがある。

 今回の手合わせで闘気を操る術を吸収してでも得て、何れは聖オーラや光力から闘気で身を守って消滅しない様に精進していく必要がある。

 

「時間を掛ければこちらが不利か……では、行くぞ!!」

 

 俺の力量を推し量るようにサイラオーグ殿の闘気を込めた拳が振るわれる。

 あれをまともに喰らえば、俺の魔法障壁は紙の様に崩されるだろう。

 

 俺は焦らず相手の攻撃の勢いを利用して直撃を避けていなした。

 直撃を避けてなお拳圧で痺れる。

 痺れを半ば無視してカウンター気味にこちらも魔法を込めた拳を放った。

 だが、バックステップで紙一重で避けられたしまった。

 

 初撃はお互いに不発に終わったものの、俺は若干腕が痺れていて不利だ。

 

 面白い!

 さすがは将来若手ナンバーワンに輝く異端児!

 さあ、もっと俺を楽しませてくれ!!

 

 それはサイラオーグ殿も同じ気持ちの様で、お互いに戦闘狂(バトルジャンキー)を浮かべていた。

 

 

 

 

 




一応綾人(オリ主)と朱乃の絡みはお茶を濁しましたが、これくらいの描写なら十五禁の範囲内ですかね?
ご意見ご感想をお待ちしています。

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