Dies irae ーcredo quia absurdumー   作:柳之助@電撃銀賞5月10日発売予定

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推奨BGM:Einherjar Rubedo

*よりEinherjar Albedo



第二十六章 愛されているから

『――滅却幻想・災厄の杖』

 Muspellzheimr Lævateinn

 

 覇道の完成の瞬間より、世界の変化は劇的だった。

 シュテルから溢れだす渇望が現実を否定し、今ここに限定的な異界を生みだしていた。

 まず、視界に存在する建物が尽くが消え去った。別世界に飲み込まれたから弾きだされた、等では無い。

 

 単純に覇道に飲み込まれた瞬間に燃え尽きたのだ。

 

 街一つを一瞬でも燃やし尽くせるほどの焦熱。

 

「先代の赤騎士(ルベド)は、無限に広がる爆心、そして相手を砲身そのもの取り込む事で絶対命中を可能にしたそうですが……私の場合は、もっと単純です」

 

 そう、告げられた音の羅列はかつての赤騎士、シュテルの先代のものと同じだ。

 だが、そこに込められた渇望は、愛は――違う。

 永劫を黄金に焼かれることを望み、忠誠(アイ)を誓った彼女。そして生み出されたのは、荘厳なるヴァルハラを燃やし尽くす、逃げ場無き焔の世界。

  

 だが、それと彼女は違う。確かに同じく五色の赤化を司るものであり、彼に抱かれ焼かれるのも悪くないと思うけど、

 

「愛しい人の前に立ちふさがる障害を燃やし尽くしたい――」

 

 それこそ彼女の渇望だ。

 水銀に、彼の近衛として生み出され、その渇望も愛も、アレに誘導されている。所詮はこの身は予備(・・)なのだ。回帰が滞った場合に使われるためだけの存在だったのだ。

 でもだからこそ、自分たちの前に立ちふさがる何もかもを燃やし尽くす。

 『星光の殲滅者』。

 その魔名の下に星々の煌めきすら、滅ぼしてくれよう。

 

「単純ですよ。私の覇道に取り込まれ、触れた瞬間から――燃え尽きるまで燃え続けるだけのこと。当たりも外れもない。絶対命中にして絶対不可避、私なりに体現できていると思うのですがね」

 

 例外はない。彼女に縁が深く愛している存在ならばともかく、それ以外は何もできずに燃やしつくされるだけだ。目に見える攻撃とはわけが違うのだ。存在するだけでけで滅却の覇道に触れる以上回避は不可能だ。

 彼女の覇道を塗りつぶし返すか、己の求道で弾くしか方法はない。

 故に、

 

『――っあ、ぐ、あ』

 

 今のなのはには何もできない。

 彼女から溢れだす不動縛の影は完全には消え去っていないが、それだけ。シュテルへと伸ばそうとしても、一瞥されればそれだけで概念ごと蒸発する。

 なのは自身の身も無事ではない。影を自分の周囲に展開させ滅却の覇道に抵抗しているが、無意味だ。魔力任せの治癒も追いついていない。

 膝下まではすでに炭化し、両腕両足は重度の火傷を被っている。原型を留めているのが奇跡だ。

 

『あぁ……』

 

 だがその目は未だ死んでいない。いや、そうではなく

 

 シュテルの炎に、渇望に羨望を抱いているだけだ。

 

『なによ、見下して……ふざけないでよぉ……! 高みから、見降ろしてんじゃ、ないわよ……!』

 

 発せられた声は掠れている。いや、重なっているのだ。

 誰か、なのはの肉声とは違い、もっと幼いソレだ。まるで別人の声にも関わらず――その声はなのはと同じ人物(・・・・・・・・)だと、理解させられる。

 

「ならばあなたが高みに来ればいい。翼を焼かれる覚悟があるならば」

 

『うるさい……うるさいのよぉ……! ふざけんな……ふざけんな……ふざけんなぁーーーー!』

 

 絶叫はすなわち渇望の強化。一秒毎、なのはがシュテルの覇道に抗えば抗うほど回帰は進んでいく。

 高速で地を這う影はまさしく竜の首だ。数十条にまで分岐した鎌首は滅却に抗いながら、シュテルへと牙をむく。

 

『アンタ、うっとうしいのよ! この前から訳の分んないこと勝手に言って! 思い出せ? 知らないよ、ちゃんと説明してよ! 自己完結して、思わせぶりなこと言わないで! 』

 

 口調すらも乱れ、なのはは叫ぶ。

 最早魂は半分以上■■■■に回帰しかけている。アグスタ時のエリオすら上回る勢いだ。

 

 いや、回帰が進んでいなければとうの昔に死んでいる。

 

「子供ですか? 知らないから自分は悪くない? ええ、そうですね、無知は罪ではでありません。無知を恥じないことが、なにも知ろうとしないことが罪なのです。地で這いつくばる事を良しとすることもまた然り」

 

『違う……! 私は、違うの……! そんなんじゃない……!』

 

 滅却の覇道が除々になのはの影と拮抗していく。抗いは勢いを増しあと僅か数歩分までの距離だ。

 

『私は、もう違う……! 這い蹲っているだけの地星じゃない! 高みに手を伸ばしているだけじゃないから……!

 私は、私は――!』

 

 

「―――シュテル」

 

 

「ヤヴォール・マインヘル」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 指を鳴らした。

 シュテルの動きはそれだけだ。叫びの瞬間に到達した影による束縛を弾きながら行われた動きであり、あまりにもあっけなく、当り前のような動作。

 一瞥以外に始めてシュテルが取った動作で、

 

 ――なのはの足元から巨大な火柱が生じた。

 

『――――』

 

 直径十数メートル、高さに至っては端が中々見えないほどの巨大な円柱。焔の温度は数千度にまで届くであろう炎をもろになのはは飲み込まれた。

 

 それで終わり。

 

「……まったく面倒をかけさせる」

 

 創造を解きながら、戦意も殺意も解いて崩れ落ちたなのはへと近寄るうつ伏せにぶっ倒れた彼女を蹴って、仰向けにさせる。

 

「ふん……」

 

 四肢は完全に炭化していた。顔も半分以上が焼け焦げている。半死半生どころかほぼ死んでいる。

 かろうじて、生きているというレベルであり、回帰が進んでいるから、魔力で半自動的に治癒が施されているからにすぎない。

 

「ここまでしても、死なないのですね」

 

 シュテルは九割殺しに行っていたのだ。創造位階で超強化される魔導は使ってないし、手加減はしていたし、全力は欠片も出していなかったが、それでも殺意はあった。

 

 だが、死んでいない。

 

 こんなところでは死なないのだ。神に愛されているから。

 理屈ではなくそういう風にできている。

 

「同情しますよ心から」

 

 そして――心から羨望するのだ。

 

 

 

 

 

 

 

『先駆幻想・迅雷の剣』。

 Ginnugagap:Notung!

 

 レヴィ・ザ・スラッシャーの創造位階。『大切な人の道を切り開きたい』。その渇望の下に現れる効果は斬撃毎の速度強化。

 

 端的に言って、斬れば斬るほど速度が上がるのだ。

 

 渇望によって加速度は増していく。そして上昇するのは速度だけではなく、刀剣としての切れ味もまた同じだ。単純に硬度や耐久力が上がるのではなく、内抱された斬撃という概念を強化していく。 

 だが、それでは、それだけでは五色の一角を担う白化(アルベド)にはふさわしくないだろう。

 先代の白騎士《アルベド》の真骨頂は、相手よりも必ず一歩先を行くという絶対先制だった。誰よりも早く駆け抜ける凶獣。停滞する疾走すらも寄せ付けない最速のスピードスター。絶対先制と絶対回避。

 凶悪なまでに強力だった。

 

 故に、今代の白騎士(アルベド)であるレヴィもまた。それに匹敵あるいは追従する領域までに行かねばならない。

 『雷刃の襲撃者』、その真骨頂は、

 

 ――――その加速に限界がないということだ。

 

「110回だ」

 

 創造を発動してから、レヴィがフェイトを斬った回数が110回である。僅かの交叉において、レヴィはそれだけ加速している。

 そしてそれだけ加速すれば、

 

「だから! 遅いんだよ、オリジナル!」

 

『ああああああああああああああああーーーーー!』

 

 雷速剣舞の戦乙女を容易く超越する。

 まるで、話にならない。確かに今のフェイトは速い。雷速は伊達では無く、弾ける閃光となって疾走する。だからフェイトが遅いのではない。

 レヴィが早すぎるのだ。現時点で、雷速の十数倍。

 

「さぁ! いいのかい!? そんなに遅くて! また! 何にも届かない!」

 

『黙れ―――!』

 

 叫ぶフェイトの声は二重に響く。彼女とは別人の声であり、同一人物の声。

 速度では圧倒的にフェイトが劣っている。だが、それでも彼女は止まらない。

 

『私は、私は……ただ道を照らせる閃光に……!』

 

「違うだろ! それは彼女(・・)の色だ!」

 

 金と水色の斬撃が交わり――水色が圧倒する。文字通り桁が違う。速度も斬撃の質もなにもかも。

 フェイトが一閃すれば、レヴィは二十、三十と斬撃を放つ。そしてその度にレヴィの速度は上がっているのだ。

 絶対的にフェイトの方が遅く、劣っている。

 だが、それでも、

 

『っ……!』

 

 フェイトは止まらない。自分の身に何が起きているのかも、今何を口にしているのかも、レヴィの言葉の意味も理解できてなくとも。それでも、フェイトは剣を引かない。

 それが誰の意思か、フェイト自身のソレか、それとも■■■■■・■■■■■■■のソレか。

 魔力を絞り、自壊寸前のバルディッシュの負荷を無視して魔力刃を研ぎ澄ませ、大剣だったそれよりもかなり細身になっている。右手に握った柄を顔の前まで運び、地面と平行に構える。左手は力まずに泳がせる。大剣の構えではなく。細剣の構えだ。――フェイトのものではない。

 

「このッ!」

 

『はああああああ!』

 

 愚直なまでに迫るフェイトに内心のレヴィは焦る。回帰がかなり進んでていた。自分が促したこととはいえ、予想以上だ。正直どうすればいいのか迷う。このまま進めればいいのか、止めればいいのか。

 この辺りがよくわからないところが、馬鹿だなぁと自分でも思う。

 これがシュテルだったらどれだけ脳みそ沸騰していてもある程度見極められるはずだ、多分。そのはず。何気に沸点低いから怪しくなってきた。こういうのは案外ディアーチェが見極めが上手いのだ。あの王様は尊大な態度しているくせに妙に家庭的というか過保護なのだ。レヴィから見れば頭もいいし。学校とかの宿題もちょこちょこやってくれる王様だ。料理もうまい。ビバ王様。おいしいって褒めるとノリノリでフルコースとか満漢全席とかだしてくれるし。

 一応臣下である自分の存在意義があやしくなってきたけどまぁ良しとする。今はそういうの形だけだし。

 

「……」

 

 眼下の廃都市群、その跡地というべきものがある。シュテルとディアーチェの創造の余波で片方は燃え尽きているし、もう片方は建物が全てひしゃげ潰れたり、風化している。廃都市群の名残は最早なく、ただの荒れ地しか残っていない。さらに言えば、廃都市群跡地のさらに地下、下水路か何かだろう所にも複数の魔力を感じる。

 覚えがあるのは、

 

「……一つ?」

 

 地上のシュテルとディアーチェ、それにギンガはいいとして。

 地下には、複数の魔力、それも聖遺物と『永劫破壊(エイヴィヒカイト)』のソレも多い。その中で――同胞は一つ分。それも、いるだろうと予想していたものではなく、なんでそこにいるんだと思わざるを得ない。

 

「まったく……」

 

 どうしてこう、自分の知り合いはキチガイが多いのか。自分のことは馬鹿だと自覚はあるが、あそこまで脳みそイカレてない。

 馬鹿とキチガイは違う。全く違う。キチガイで常識人ぽいのと馬鹿でも常識人とは違うのだ。

 だからまぁ、常識人は常識人らしく、

 

「できることをしようか!」

 

 することは馬鹿だから一つ――加速だ。

 

『!?』

 

 飛行魔法ではなく、大気を音速超過で踏みしめることで大気の壁を蹴り加速する。この程度今のレヴィの速度なら余裕すぎる。雷速で移動するフェイトへと接近し、

 

 そのまま右剣の腹をフェイトへと叩きつける。

 

『ガハッ!』

 

「まだだ!」

 

 二刀の刃を亜光速で叩き込む。水色の光速剣舞。一息分を叩きこみ、駆け抜けてターン。さらに再びの剣舞瀑布をぶちまける。それを――繰り返す。空間跳躍を連発し、交叉際の連撃を叩きこむ。

 

「でやああああああッッーーーー!」

 

 それまでの紙一重の斬撃や薄皮一枚とは違い、一閃一閃が必殺だ。瞬く間にフェイトが斬痕と鮮血に染まり、血は噴き出したそばから雷光で蒸発していく。

 

『ッッーーーーァ!』

 

 全身に走る雷閃にフェイトは為すすべもなく蹂躙される。今や傷ないところは欠片もない。回帰していなければ、その身に『永劫破壊』を宿していなければ出血死かショック死だ。つまり未だ死んでいない。これだけの光速の乱撃を受けて尚、未だに命を繋いでいるのは、それだけで奇跡に等しい。

 

 そして、それが神に愛されているということだ(・・・・・・・・・・・・・・・・・)

 

「それに甘えてるようじゃあ、駄目なんだ……! 君の言葉を聞かせてほしいんだよ……!」

 

 咆え、叫ぶ。雷刃を交叉させ、纏わせる雷光を強め、

 

「雷光十字衝――!」

 

 水色の十字の雷閃が放たれる。大気を轟かせる轟音すらも置き去りにした光速の斬閃は、

 

『――』

 

 フェイトの胸に十字を刻み、あまりにもあっけなく彼女を地に堕とした。

 

 




名前:『滅却幻想・災厄の杖』
   Muspellzheimr Lævateinn
位階:創造
発現:覇道
原典:『君は我が憩い』『あなたが愛ゆえに愛するのなら』
渇望:『愛する人の障害を燃やし尽くしたい』
前世:無し
能力:
 端的に言えば、覇道に取り込んだ異物を燃え尽きるまで燃やし尽くすこと。シュテルにとって“愛しい人”以外はいるだけで全身が滅却の覇道に犯される。温度云々の問題ではなく、異物が灰燼になるまで温度は上昇し続け、燃え続ける。彼女のなりの絶対命中と絶対不可避。ある程度の渇望と魔力を保有していれば、滅却の覇道できるも創造位階出なければ一瞬でも燃え尽き、同格だとしても全身の炎上、炭化は免れない。また、水銀に渇望と能力を調整されているために能力値そのものは黒円卓中、双首領を除きトップクラス。これは三騎士共通。ただし、同格であり求道型のレヴィとは相性が悪いがディアーチェの“闇”は概念ごと燃やすことが可能という三すくみあり。
詠唱:
『貴方は憩い、穏やかな安らぎ、貴方は憧れ、そして憧れを静めるもの』
Du bist die Ruh,der Friede mild,die Sehnsucht du,und was sie stillt.
『私はすべての喜びと痛みに満ちて、ここ、私の目と心を住処として捧げよう』
 Ich weihe dir voll Lust und Schmerz. zur Wohnung hier mein Aug und Herz.
『私のところにおいでください、貴方の後ろの扉は全て閉めて』
Kehr ein bei mir,und schließe du. still hinter dir die Pforten zu.
『他の痛みをこの胸から締め出してください。この心を貴方の喜びでいっぱいにしてください』
Treib andern Schmerz aus dieser Brust. Voll sei dies Herz von deiner Lust.
『この目の住処を照らすのは貴方の輝きだけなのだ、おお、住処に輝きを満たしてください』
 Dies Augenzelt,von deinem Glanz  allein erhellt,o füll es ganz.
『あなたが愛ゆえに愛するのなら、おお私を愛してください!』
 Liebst du um Liebe,O ja mich liebe!
『永劫の愛を、私も貴方を永劫に愛しますから!』
 Liebe mich immer,Dich lieb’ ich immer,immerdar!
『――――創造』
  Briah
『――――滅却幻想・災厄の杖』
     Muspellzheimr Lævateinn


名前:『先駆幻想・迅雷の剣』
   Ginnugagap:Notung!
位階:創造
発現:求道
原典:『戦乙女』
渇望:『大好きな人の道を斬り開きたい』
前世:無し
能力: 
 斬れば斬るほど加速するというただそれだけの単純な能力であるが、特徴として、加速度は彼女の渇望に比例し、さらには加速上限が無いということ。つまりは無限に加速できる。斬撃の結果等にも加速度は関係し、薄皮一枚や浅い斬り傷では加速が弱いが深く斬れば斬るほど加速度も上がる。また、上昇するのは速度だけではなく刀身の保有する概念すらも強化していく。前記のシュテルの創造と同じく彼女もまた渇望、能力共に水銀に調整されており、能力値は双首領除きトップクラス。シュテルの滅却幻想は求道型故に燃え尽きる前に彼女を斬る事が可能だが、ディアーチェの“闇”には相性が悪いという三すくみあり。
詠唱:
『その剣は、ぼくの胸の中から現れないのか? この荒れ狂う心の思いが剣とはならないのか?』
 bricht mir hervor aus der Brust, was wütend das Herz noch hegt?
『剣よ、証人となれ!ひるまずに、お前をこの手にするのはボクだ! 』
Bezeug' es dies Schwert, das zaglos ich halte!
『かつてヴェルゼは言った。最大の危機に陥ったとき、 お前は剣を手に入れるだろうと。今こそその時だ! 』
 Wälse verhiess mir, in höchster Not fänd' ich es einst: ich fass' es nun!
『切っ先鋭い刃を見せよ! 鞘から姿を現すのだ!』
Zeig' deiner Schärfe schneidenden Zahn: heraus aus der Scheide zu mir!
『――――創造』
   Briah
『先駆幻想・迅雷の剣』
 Ginnugagap:Notung!


まぁ、なんだかんだで、レヴィも創造位階なので結構な中二病ですけどねー。

ちなみにレヴィの創造の読みはギンヌンガガップですがこれは北欧神話のムスペルヘイムとニブルヘイムを繋ぐ世界の亀裂なわけですが。
クレアブ、レヴィのコレは世界の切れ目→新世界への道を切り開こうというふうに拡大解釈しているのであしからず。

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