朝倉涼子さんと消失   作:魚乃眼

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Epilogue4

 

 

 文芸部による暴挙もといクリスマスパーティの開催が決定した週の土曜、買い出しのために昼前ぐらいから駅前で集合する予定になっていた。

 俺はのびのびと午前中を自分の部屋で過ごしてから時間ギリギリに行くつもりだったのだが、十時ちょっとに朝倉さんが家までやってきたため予定より大幅に早く外出することに。既に起きていたため平日のように叩き起こされはしなかったがもう少しのんびり家の空気を味わっていたかったので決して気分のいいものではなかった。

 休日に若い男女が並んで歩く、聞こえだけはいい。もっとも今歩いているのは家以外に何もないような住宅街であり市街地へはこれから向かう。

 

 

「わざわざオレの家まで来なくてもよかったのに」

 

 俺の発言にはご足労いただきありがた迷惑だといった意味合いがあり聞き手である朝倉さんにもその点はしっかり伝わったようだ。

 馬鹿なことを言わないで、と呆れた様子で、

 

 

「一日中寝るのが好きだなんて言ってる人のことを私が信用できると思うのかしら。寝落ちされたら待つ方は困るのよ」

 

 はいはいそうですか。

 普段なら彼女が言ったような展開をよしとしている俺なのだが今回ばかりは違った。

 思い返せば仲のいい友人数人によるクリスマスパーティなど経験がないからな。何か特別なことをやるわけではないだろうが思い出づくりとしては申し分がない。うん、クリスマスパーティは俺的にポイント高い。つまり徐々にではあるが俺のテンションも上がってきてるのさ。

 だからだろうか、普段なら出ないような言葉も口から自然と出てきてしまう。

 

 

「そりゃオレだって真人間っていいなって思うさ。でもな、真面目で正しくあろうなんてのは結果が伴わなきゃ意味ねーの」

 

「ずいぶんと達観してるのね」

 

 経験者は語るってヤツさ。

 だからこそ朝倉さんはスゴイと思うわけだ。文武両道を地で行く上に自分からクラス委員長やりたがるような真面目スタイルで、それでいて誰が相手でも愛想よくしてるんだから彼女こそ紛うことなき真人間だ。

 

 

「褒めても何も出ないわよ。それに、そう思うならちょっとは私を見習いなさい」

 

「……気が向いたらってことで」

 

 本当は生きる気力なんてさらさらないような、空元気だけで生きている今の自分が相当に嫌いだ。

 もしここが【機動戦士ガンダム】の世界だったら迷わずコア・ファイターで特攻するぜ。ジオンサイドならヅダに乗ってみたいけどな。

 いずれにしても生きる意味が後からついてくるなんて考え方はできそうにないな。よって考えるのをやめているのが俺なのさ。

 目的地までは住宅街を抜けて県道に沿ってのんびり歩くこと三十分弱で到着したが長門さんもキョンも集合場所である駅前の広場にはいなかった。当然だ、まだ指定された時間まで小一時間ほどあるのだから。

 こういう時はカフェで優雅に時間を潰すと相場が決まっている。よほどの田舎じゃない限り駅から近くにカフェがあるもので、この北口駅付近に関しても例外ではない。

 何度も足を運んでいるこの個人経営のカフェは特別にコーヒーが美味しいわけでもないのだが俺は某有名チェーン店に行くのがあまり好きでもないのでこういうところの方が落ち着くのだ。あそこには季節限定のメニューを飲みに行く時ぐらいしか行かない。

 土曜ということもあって店内にはまばらに人がいた。スーツを着たおっさんやおじいさん、ノマドワーカーなのか知らんがノートパソコンを広げて作業している三十代手前らしき私服の男性、親子で買い物だろうかおばさんとその娘と見受けられる二十代ぐらいの女性、他にもママ友達っぽい主婦二人組、エトセトラ。

 適当に空いていた卓に座り、着ていたコートを脱いで横の席に置く。この日の朝倉さんが着ていた上着はいつも学校の登下校に着ている真紅のコートではなくベージュのコートである。インナーは厚手のシャツ。

 俺みたいに上着なんぞ一張羅でいい、ということはなく朝倉さんはオシャレに気を遣うタイプのお方だ。きっと親の教育がいいんだろう。我が家の例を考えれば姉さんも自分が着る服をそこまで気にしないような人だしな。生まれが違うとはまさにこのことだぞ。

 カフェの暖房は外の寒さをすぐに忘れられるくらいには機能していた。よきかなよきかな。

 

 

「ご注文はいかがなさいますか」

 

 素早く二人分のおしぼりとお冷を持ってきたウェイトレスは若い女性で、ひょっとすると俺たちと同じくらいの年齢かもしれない。っていうか間違いない、一方的にではあるが俺この人知ってるし。

 彼女にとってアルバイト先であるこのカフェの時給がいいのかどうかは疑問だがウェイトレスのユニフォームは素晴らしいな、みんな同じエプロンつけてることぐらいしか特徴がないあの店とは大違いだぜ。

 なんてことを考えつつメニュー表をひっくり返して眺めていたが俺のオーダーは常に同じだ。

 

 

「ホットコーヒーひとつ」

 

「私は紅茶で」

 

「ホットコーヒーひとつと紅茶ひとつですね、かしこまりました」

 

 すたすたとウェイトレスは立ち去ってく。

 俺がその姿を眼で追っていると向かい側に座っている朝倉さんがつんつんと俺のてのひらを指でつつき、

 

 

「あの人、北高の生徒よね」   

 

「知ってる人なのか」

 

 まさか宇宙人仲間とか言い出すんじゃないだろうな。

 俺が馬鹿なことを考えていると知らない彼女は淡白な物言いで疑問に答えてくれた。

 

 

「確か生徒会で書記やってる二年生よ。話したことはないけど」

 

 んな連中のツラをいちいち覚えてやるぐらい彼女の脳細胞には余裕があるらしい。羨ましい限りだ、ちっとばっかわけてほしいもんだぜ。 

 とは口に出さず「そっか」と返してからしばらく黙っていると、目を細めて俺の後方をちらっと見やってから朝倉さんが口を開いた。

 

 

「ふーん……ちょっと意外だったな」

 

「何が意外だって?」

 

 あの黄緑色の髪をした生徒会の書記さんがここで働いていたことについてだろうか。

 そういや聞いたことがあるな、うちの生徒会役員どもは原則としてアルバイト禁止だとかなんとかって。

 生徒会に入るような奴がそのルールを破ることが朝倉さんは意外だと思ったのかね。でもまあルールなんて破られるのが世の常じゃないか。

 

 

「なんでもないわ、ただのひとりごとよ」

 

 のわりには何か言いたそうな様子であったが追及は避けることにしよう。藪蛇になりかねん。

 それからものの数分と経たずウェイトレスにより注文したものがテーブルに届けられ、

 

 

「ごゆっくりどうぞ」

 

 などという定型句とともに伝票を置いてウェイトレスはまた引っ込んでいった。

 こちとらゆっくりするためだけに来たのだから言われずともそうさせてもらうし、かといって飯屋で同じフレーズを聞くと妙に癪に障るんだよ。俺にはあれが皮肉にしか聞こえないんでね。

 とりあえずといった感じで俺と朝倉さんは届けられたそれぞれのカップに口をつけて一口ほどすする。コーヒーの味はまあ普通だ、っていうかマズいコーヒーとなんてめったに出会わないだろうよ。昔飲んだたんぽぽコーヒーはすぐに飲むのを中断するほどだったが、っていうかあれコーヒー豆とは関係ないからコーヒーじゃないし。

 今更彼女と特別に語るような話題など持ち合わせていない俺だが一人端っこでコーヒーをちびちび飲んで時間を潰すよりはそんな時間を共有する相手がいる方が気が楽だからな。

 予定の待ち合わせ時間が近くになるまであっという間のひとときであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 月並みではあるがあえて言わせてほしい、どうしてこうなった。

 遡ること三十分前。つがなく駅前にてキョンと長門さんの二人と合流した俺たちは駅からちょっと歩いたとこにある商店街にターキーを求めたが想定通りにそんなものは精肉店に置いていなかった。

 

 

「やっぱりなかったか」

 

「手羽先はあったんだけどね、さすがにターキーは扱ってないみたい」 

 

 精肉店で購入したものが入っているビニール袋を片手に首尾が悪かった旨を語る朝倉さんとそれが当然の結果だという反応のキョン。ちなみにこいつも俺と同様に学校で着ているのと同じコートを羽織っている。

 そりゃファッションに興味がなけりゃ野郎が金かけるものなんて服や靴じゃなくてゲームとか目に見えた娯楽だしな、俺もどちらかと言うまでもなくそのクチだ。ではキョンは何に金を使ってるのやら。

 

 

「……」

 

 是が非でもターキーを食べたいタートルネック姿の長門さんはというと朝倉さんからもらった精肉店のメンチカツをおやつがわりにもちゃもちゃ食べている。お昼ご飯前にそんなものを食べるなんて本当に食いしん坊さんだな、彼女の小動物的可愛さも相まってまるでリスみたいだ。

 やはり駅まで戻って私鉄に乗って街に行くとしようか、肉屋のおっちゃんも大手のスーパーマーケットならターキーが置いているんじゃないかと言ってたらしいしな、そう思った矢先だ。

 

 

「おやーっ? そこにいるのはキョンくん、キョンくんじゃないか」

 

 俺は【おジャ魔女どれみ】ではあいこちゃん派だったからこの声の持ち主が誰なのかすぐに察しがついた。

 振り返ると後ろには文芸部以外の女子が二人もいたではないか。そのうちの一人、コートを着込んだ緑の長髪の女性こと鶴屋さんこそがキョンに声をかけた人物なのである。

 彼女に弱みでも握られているのかキョンは慌てた様子で、

 

 

「つっ、つつ鶴屋さん!? どうしてあっあなたがここにいらっしゃるんで……しょうか」

 

「なんだいその反応は。あたしが商店街に来ちゃ駄目だっていうのかいっ?」

 

「いいえわたくしはですねそんなつもりでは」

 

「ほーん、なるほど。この間の眼鏡っ娘と、他には委員長っぽい娘とトッポイ少年か。休日にダブルデートだなんていいご身分だねーキョンくんはさー、一人身のあたしにゃ眩しすぎるくらいだ。でもそんなんじゃあみくるファンクラブ会員の名が泣いてしまうよっ」

 

 何やらこのお方は俺たちのことをリア充サークルとでも勘違いしているようだ。トッポイだなんて言われたの初めてだぜ俺。

 そして彼女の横にいるセーター服の女性こそが俺たちが通っている北高のマドンナとされている美女、朝比奈みくるさんでありキョンは朝比奈さんのファンクラブに入会しているらしい。

 

 

「おいてめえ、そりゃ誤解だっつってんだろ」

 

 朝比奈みくるファンクラブ通称朝比奈FCの一員であることをかたくなに否定するキョンであったが、

 

 

「そうそう、キミにはまだ会員カードを渡してなかったね。ほれっ」

 

 鶴屋さんが彼に手渡したカードにはしっかり『みくるファン倶楽部"キョン"』と顔写真つきで書かれている。ちなみに彼の会員番号は119番だそうだ。

 朝比奈さんは本人よりも驚いた様子で、

 

 

「いつの間にキョンくんの写真を撮ってたんですか!?」

 

「ふふん、あたしには優秀な手下がいるのさみくる」

 

 ドヤ顔で語る鶴屋さんだがおおかた谷口あたりが携帯のカメラで隠し撮りしたんだろうな、カードに張り付けられている写真は背景から察するに教室の中で撮られたみたいだし、それに谷口も朝比奈さんのファンだ。  

 突然の来訪者を外宇宙からの使者でも来たかのような目で見る朝倉さんは小声で、

 

 

「噂には聞いてたけど朝比奈さんって相当なのね」

 

「いや鶴屋さんがぶっ飛んでるだけだと思うよ」

 

 こうして相対したのは初めてだが鶴屋さんはアニメで見た以上のおてんば娘といった感じだ。

 キョンが女子に囲まれてわたわたしているのを見ていて楽しいと思うわけがない俺だが、俺よりもそれを不愉快に思う人物がこの場にはいた。

 

 

「やめてくださいっ!」

 

 スッとキョンの前に躍り出て鶴屋さんの精神攻撃をシャットアウトせんとするのは先ほどまでやや空気と化していた長門さんである。

 新しいおもちゃが来たといった感じの悪人じみた顔で鶴屋さんは当然のように長門さんを煽り始めた。

 

 

「なんだい急に出てきて眼鏡っ娘。うちの会員をたぶらかして、その上で意見しようってのかいっ?」

 

「その……キョンくんも嫌がってるようだから……」

 

「ははっ、まるであたしが悪者みたいな言い方してくれるね」

 

 外野の俺に朝比奈さんが申し訳なさそうな顔を向けている。

 悪者かはさておきプロレスのヒール的立場なのは確かですよ鶴屋さん。

 その後キョンに対し朝比奈FCの会員規約――そんなものあったなんて驚きだ。きっと鶴屋さんが決めたんだろう。ちなみに退会に関する規約が耳に入ってこなかったように思えるんだけどその集まりはいつまで続くのやら。いや、規約とは名ばかりの俺ルールちっくな代物なのは重々承知している。中には朝比奈みくるに足を向けて寝ないこと、とかあったし――をつらつらと数分間にわたり述べてから鶴屋さんは満足したような顔で、

 

 

「さぁて、茶番はここまででいいかなっ」

 

 自覚があったようで何よりだ。

 鶴屋さんはビシッと効果音が出るような勢いで右手の人差し指をキョンに向け、

 

 

「話は聞かせてもらったよっ! 何やらターキーが欲しいみたいだねー。キミたちさえよけりゃうちの方で用意してあげてもいいけど」

 

「そりゃ本当ですか?」

 

「もちのロンだよ。なぁに、あたしとキョンくんの仲じゃないか」

 

「ええっと……ありがとうございます」

 

「いいっていいって、気にしない気にしない」

 

 ワハハと笑いながらキョンの背中をバシバシ叩く鶴屋さんから漂う大物オーラは平民のそれではなく、これこそが真の生まれの違いってヤツなんだろうな。何を隠そう鶴屋さんはお金持ちのバリバリのお嬢様だからパーティの食材なんざ有り余るほど用意しているはずで、だからターキーのひとつやふたつ簡単に提供できるというわけだ。

 なんともまあ思わぬ形でターキー問題解決のきざしが見えたではないか。

 やや鶴屋さんを快く思っていなかった長門さんも物欲には勝てないのかターキーと聞いてから顔をほころばせている。きっと彼女は鶴屋さんのことをああ見えて優しい人なんだと思っているに違いない。

 とにもかくにも全てが円満に行こうとする、そんな時であった。

 

 

「――甘い、甘いすぎるわキョンくん!!」

 

 突如として声を荒げたのは朝倉さんだ。

 

 

「これは罠よ。ターキーをエサにとんでもない見返りを要求してくるにきまってる」

 

 キリっとした面持ちでそう述べた朝倉さんからは『おやつ買ってあげるからついておいで』みたいなありきたりな児童誘拐を啓発する保護者の雰囲気が漂っている。

 "罠"ねえ。テロリスト集団ガンダムのエンディングテーマかよ。

 長門さんは朝倉さんの発言によりハッとした表情になったがキョンは冷静に突っ込みを入れてくれた。

 

 

「何言ってんだ朝倉。そんな言い方して、鶴屋さんに失礼だろ」 

 

「あのねキョンくん。あなたが優しい人なのはよく知ってるけど、甘いのはいただけないわね。世の中タダより高いものはないのよ?」 

 

 チョコラテは置いていけとでも言わんばかりの様子だ。

 俺も何か言おうかと思っていると、

 

 

「あはははははっ!」

 

 鶴屋さんの方からこれまた変な声がしたかと思えば隣にいた朝比奈さんの両肩を手でがしっと掴んでこちらにこう宣戦布告した。

 

 

「よく気づいたね委員長っ娘! とうっぜんターキーはタダじゃないよ! 譲渡権をかけてうちのみくると勝負してもらおうかなっ、眼鏡っ娘!!」

 

「勝負……って鶴屋さん、ええっ!? あたしがやるんですかぁ!?」

 

「朝比奈みくるファン倶楽部の大鉄則、会員はみくるだけを愛さなくちゃいけないって決まりをキョンくんが破ろうとしているからね。それほどまでにあの眼鏡っ娘が価値ある存在かどうかをみくるが見極めないで誰がやるってんだい?」

 

 本人の了解もなしの試合参加決定ってセレクターも真っ青な展開だな、朝比奈さんはてんやわんやだ。

 俺は誰も見極めなくていいと思うんだけどね。

 

 

「ふふっ。いいでしょう先輩、その勝負受けて立ちます!」

 

 やけに朝倉さんは乗り気だしほんと勘弁してほしい。

 承太郎とDIOみたいな構図で火花を散らす朝倉さんと鶴屋さんを尻目にずかずかと近づいてきたキョンは俺に意見があるようで。

 

 

「もしかしなくても朝倉のせいで話がこじれた気がするんだが」

 

「……かもね」

 

「お前がなんとかしろ」

 

 ああ、そりゃ無理だ。

 元はというとキョンがギャルゲの主人公みたいに女子と仲良いのが悪いんだからな、責任のたらい回しはやめてくれ。俺は悪くない。

 かくして切られた決戦の火蓋だが詳細は割愛させていただく。

 何故なら長丁場になるとふんだ俺は貴重なリソースである時間を活用するべく単身で私鉄に乗って街の店で大量のクリスマスパーティグッズを買うという役目を果たしたからな。両手いっぱいの荷物を抱えて帰ってきた頃にはいつの間にか長門さんと朝比奈さんの対決じゃなくて朝倉さんと鶴屋さんの対決にシフトしていたし、その内容もペットショップの動物をなつかせるだとかよくわからない内容だった。こんなんに付き合ってられんよ。 

 とりあえず結論としてはターキーがもらえるらしい。どっちが勝ちとかではなく引き分けとなった。なんだそりゃ。

 朝倉さんも鶴屋さんもお互いの健闘をたたえ合ってるけど、勝負の意味がどれほどあったのかは知らない。

 

 

「あの……鶴屋さんが迷惑をおかけしてすみません」

 

「こっちこそ朝倉さんが……」

 

 などと遠慮しあっている朝比奈さんと長門さんが苦労人というポジションの仲間に出会えたという意味ではよかったのかも。

 まあ、朝倉さんのストレス解消にはなっただろうな。

 彼女にストレスを与えている側と思われる俺が言うのも妙かもしれんがね。

 

 


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