朝倉涼子さんと消失   作:魚乃眼

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Epilogue3

 

 さて、どこから説明したものか。

 まず最初になんで十二月二十四日にクリスマスパーティを、しかも学校の文芸部部室でやることになったかという話から始めようか。

 俺が朝倉さんの顔をもみもみした翌日の部活でのことになる。

 この学校はもう冬休み直前だというのに何をトチ狂ったのか今日という日まで短縮授業ではなく通常の時間割で授業が進められていたのだ。一説にはライバル校に模試の成績で負けたことを知った校長が当校生徒の学力向上を図るために今週頭から入るはずだった短縮授業を木曜日まで遅らせたとか、いい迷惑である。

 かくして本日の文芸部は昼から営業している。帰宅部の連中は帰って飯にありついていることだろう、なので谷口と国木田を交えたランチタイムじゃなかったというわけだ。

 いや、実は国木田も文芸部のメンバーなのだが彼はこの部の存続のために名前だけ貸してもらったいわゆる幽霊部員で、彼がここに来ることはない。

 それはさておき弁当や学食で各自適当に昼を済ませた午後一時過ぎ、長門さんが突然こんなことを言い出した。

 

 

「その……部室でクリスマスパーティをやろうと思ってるんだけど」

 

「いや無理だろ」

 

「常識的に考えてダメに決まってるでしょう」

 

 長門さんは体裁上は部長というポジションにも関わらずモラルもへったくれもないトンデモ発言をしでかしたがキョンと朝倉さんにあっさり切り捨てられた。かくいう俺も部室でパーティなんか駄目だと思う、大学生じゃないんだから。

 いくら俺たちが文芸部とは呼べないくらい適当な部活動をしている――長門さんは読書ではなく部室ではもっぱら携帯ゲーム機で遊んでいるのだ、対有機生命ナントカの宇宙人な長門有希に見せてやりたい――とはいえ部室パーティがまかり通るようでは秩序が崩壊する。荒野のウェスタンだ。

 まして二十四日は今学期の終業式であるため基本的に生徒は即時下校が原則だしクラブ活動でいるにしても午後五時前が限界というもの。

 クリスマスパーティをやるにしても部室じゃなく長門さんか朝倉さんの家でやればいいだろう、その方が時間を気にしなくていいし。

 

 

「でも、文芸部が潰れないで今も残ってるのはあなたたちのおかげ……わたしにとってこの部室は大切な場所で、だから、ここでみんなと一緒にお祝いがしたいの」

 

 なんというかアツくなる台詞だ。こりゃインターネッツ上で『長門は俺の嫁』とか恥ずかしげもなくぬかしてた連中の気持ちがちょっとぐらい理解できるぜ。

 

 

「……あなた今何か変なことを考えていなかったかしら?」

 

 もちろん俺はそんなことを考えてなどはいないが、っていうか朝倉さん君はエスパーなのか、養豚場の豚を憐れむような目で彼女に見られた。もしくは顔に出やすいタイプなのか俺。基本仏頂面にしてるつもりなんだがね。

 そんなこんなでクリスマスパーティをやろうという話になったがいくら長門さんがやりたいとは言っても部室は無理な気がする。

 といっても【涼宮ハルヒの憂鬱】の続きの話である【涼宮ハルヒの消失】劇中では実際にクリスマスパーティが行われていたんだよな、部室の内装をクリスマス仕様にする程度なら大目に見てもらえるだろうが、パーティとはすなわち宴会であり好き勝手飲み食いするのがメインだ。やってやれるものなのだろうか、創作物と現実とでは状況がかなり違う。

 

 

「学校側から正式な許可をもらえれば、まあ、部室を使っても大丈夫だとは思うわ」

 

 朝倉さんが言うにはそうらしい。

 おそらくこの中で生徒手帳なるものに記載されている内容を熟読したことがあるのは彼女だけだろう。その彼女が言うのだから可能かどうかという点では問題ない。

 問題なのは。

 

 

「で、誰が誰にその正式な許可とやらを貰いに行けばいいんだ?」

 

 まさか教頭や校長相手に殴り込みに行くわけにもいかない。

 キョンがこんなことを口にするのには理由があって、実はこの文芸部に顧問の先生などいないからだ。

 いや、書類上は顧問という扱いになっているが実際にあの人がここに来ることはない。国木田の件も含め文芸部はとんだハリボテ部だ。

 そもそもこの集まりが部として結成したのは今月に入ってからなのだ。それまでは俺と長門さんが不法に占拠しているような状態であり、部としての実態がなかったため今月で廃部になるところだったという有様。だからこそ長門さんがこの部室にこだわってるところがあるんだろうけど、そこらへんの話は今は置いておくとしよう。

 言い出しっぺの法則ってのもあるし、こんな無茶を頼みに行くのは一同を代表して部長である長門さんが行くべき。だが。

 

 

「……オレが行くしかないんだろ」

 

 不本意ながらあの人のとこまでな。ネゴシエートはあんまり得意じゃないんだがね、俺。

 そう言ってパイプ椅子から腰を上げた俺を見てキョンは不思議そうな顔をする。

 

 

「あん? どうしてお前なんだ」

 

「キョンくん、ここは彼に任せましょ。長門さんもそれでいいわよね」

 

 こういうやり方は俺が最も嫌いとする方法なのだが長門さんが教師の前まで出向いたところでNOを突きつけられるのは火を見るより明らかなわけで、となれば背に腹はかえられず朝倉さんが言うように俺に任せてもらうしかないのだ。俺にはアテがある。

 んじゃ早速行くとしますかね。下校時間よりは早く戻れるように善処する旨を述べて部室を後にし、数分後にはなるべくなら入らないでおきたい職員室なる闇黒空間に俺は踏み入ってしまった。

 授業時間が終わってから一時間以上経過していることもあり、目的の人物は所定のデスクで作業をしていた。いなかったら廊下で待たなくちゃいけないからな、とにもかくにも面倒だ。

 早足で職員室を突き進みデスクの一角で足を止めて声をかける。

 

 

「森先生、すいませんが少々お時間よろしいでしょうか」

 

 その人物とは森園生という若い女性の体育教師であり書類上文芸部の顧問をしているお方である。

 森先生はこちらを見て二足歩行するレッサーパンダでも見たかのような顔になり、

 

 

「あなたがここに来るなんて珍しいですね」

 

嫌味ったらしくこう述べた。

 見ればわかるだろ、俺だって来たくてこんなとこ来てねえのに。

 だいたい一日の在校生による職員室入場者数に俺がカウントされることが気に食わない、関わらない教職員に顔を覚えられるの嫌なんだよ。しかもついこの間だって俺は文芸部廃部に関わるゴタゴタの件でこの人のところまで出向いているのだから森先生の台詞には『またか』といった意味合いがきっと込められているのだろう。

 職員室内の教職員がまばらだということもあって単刀直入にこの場で俺は要件を述べることにした。

 

 

「正気とは思えませんね」

 

 クリスマスパーティをやるから十二月二十四日は夜まで部室を使用していいという許可が出るよう根回しをしてほしい、こんなことを言われたら誰だって『正気か』と思うし俺だってそう思うし森先生だってそう思ったようだ。

 

 

「とんだ不良少年ですよ、お母さんが泣きます」

 

「オレがいないぶん晩御飯の手間がかからないって喜ぶような人だから心配はいりませんよ」

 

「そういう問題じゃありませんが」

 

 わかってるが仕方ないだろ。

 ああ見えて長門さんは頑固だしキョンは人の意見に流されやすいし朝倉さんも長門さんには甘い――俺には厳しい――から結局俺が賛同しないわけにもいかないのさ。多数決の痛いところだ。

 

 

「本当にそれが理由ですか?」

 

 なんの話だ。

 しばらく俺が無言でいると森先生はふっと鼻で笑い。

 

 

「変わりましたね……あなたがこんな馬鹿なことをしたいって言い出すなんて、ちょっと驚きです」

 

「そうですかね」

 

「悪い傾向じゃないだけよしとしましょうか」

 

 私用で部室を使うのは悪くないとでも言うのかね。

 自分がいい傾向にあるのかどうかは俺が決めることだと思うんだが。

 

 

「文芸部としてしっかり活動をするってことなら話は通せるかもしれません」

 

 森先生は俺たちに協力的らしく、前向きな対応をしてくれるみたいだ。

 きちんとした言い訳つまり大義名分があれば部室の使用許可も出ようがあるということか。

 

 

「どんな活動ですか」

 

「たとえば年明けにでも文芸部の機関誌を発行するから、そのために夜まで残ってる、とか。ようはクラブ活動の範疇でやっていればいいんです。クリスマスパーティはそのついでということで」

 

 それを言い訳として使っちゃったら本当に出さなきゃいけないやつだろ。

 っていうか機関誌ってなんだ。

 

 

「知らないんですか? 文芸部の部員なのに?」

 

「あれが単なる道楽集団だってことは先生だって知ってるじゃないですか」

 

「かもしれませんがあなたが文芸部の部員なのには変わりませんよ。読んで字の如し、文芸部は文で一芸をするための集まりでしょう」

 

 朝倉さんとは違うタイプだけどこの人も充分口うるさい。

 だから来たくなかったんだよ。

 

 

「当校の歴代文芸部は最低でも年に一回、機関誌を発行していました。今年度でその歴史も終わりかと思われましたが」

 

 廃部にならずしっかり存在してるからにはやることやれってか。

 ちくしょう、イピカイエ。聞いてないぞそんなの。

 

 

「オレはそんなことがしたいから文芸部に入ったんじゃあないんですがね」

 

「べつにしなくてもいいですよ。ただ、そしたら二十四日に部室を使用する建前もなくなりますが」

 

 どうしてだよ。

 やれやれですね、と前置きしてから森先生はその理由を述べた。

 

 

「文芸部はつい最近まで存在を認められていませんでしたからね。あなたと長門さんが文芸部の部員だということは知れ渡っていますが、あそこで毎日何をしていたのかも私たちの間では公然の秘密となっています。まったく、時間の浪費とはこのことじゃないでしょうかね」

 

「……つまり?」

 

「今まであなたたちがやってきたことは文芸部の活動として認められていないのですから、単に『クラブ活動をする』という理由だけで許可は出ないということです」

 

 だろうな。 

 毎日部室でゲームしてる女子と昼寝してる男子のどこが文芸部なのか、俺でもわからんよ。今になってようやく読書を活動として取り入れてはいるが、今日に至るまで俺と長門さんの二人だけの部活のままだったら相変わらず時間という有限のリソースをドブに投げ込むような文芸部ライフを送っているだろうさ。

 機関誌を作る。その目標のために生徒が一致団結するのであれば教師も甘くなるというものか。ずいぶんとご立派な大義名分だがいかんせん本当に作るとなれば面倒だぞ。

 

 

「他にいい方法を考えてくれませんか」

 

「私の仕事じゃありませんよ」

 

 あんた顧問失格だぜ。なりたくてなったわけでもないだろうがよ。

 まあいい、このまま二十四日に不法に部室を使って停学喰らうよりはよっぽどマシだ。後であいつらには嫌な顔されるかもだが赤信号なら皆で渡れば怖くないだろ。俺一人なら機関誌作りなんて絶対やらん。

 

 

「わかりました。じゃあその方向で話を進めておいてください」

 

「感謝してくださいよ」

 

「ありがとうございます、"森"先生」

 

 むしろ恨み言のひとつでも言ってやりたいぐらいだ。

 森先生から明日の午後にもう一度ここに来るよう指示をされ、用件が済んだので俺はすぐに職員室から出ていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 で、部室に戻って顛末を語ったところ意外にも一同から否定的な反応はなかった。

 

 

「せっかくのクラブ活動なんだしそれらしいこともしなくちゃいけないわ。そうですよね? 長門さん」

 

「うん。このままだとわたしたち、全国の文芸部に失礼だから……」

 

 女性陣からの異論はなし。

 しかし長門さん、君の発言は今更すぎる気もするし何より俺たちが先にやろうとしているのは機関誌の制作ではなくクリスマスパーティのことだから失礼なのには変わりないと思うんだ。

 野郎のキョンはというと神妙な面持ちで、

 

 

「部室が使えそうなのはよかったが文芸部の機関誌っていったら自作の小説とか書くんだろ。俺、自信ないぜ」

 

「私だって自分に文章力があるわけじゃないけど、まあ、なんとかなるでしょ」

 

 正しくはなるようになる、といったところかね。

 森先生に任せておけば部室の件は十中八九大丈夫で、万が一ここでのパーティが駄目だってなれば機関誌も作らなけりゃいいだけの話だからね。

 どうやらこの中で機関誌に一番抵抗感があるのは俺らしい。自作小説どころか作文だって原稿用紙を破りたくなるような人間なんだよ俺は。

 

 

「とりあえず機関誌のことは置いておくとして、だ。二十四日は来週の火曜だぜ。さっさと準備しないといけないんじゃないのか」

 

「ケーキの心配はいらないわ。クリスマス用に6号のやつを予約してあるから」

 

 と述べる朝倉さん。

 6号といったらそれなりのサイズじゃないか、四人で食べたとしても余るはずだな。女子は甘いもの好きだし朝倉さんだって例外ではない。残ったケーキの処理は彼女の方でやるのだろう。

 だから体重がだな――

 

 

「私に言いたいことがあるみたいね」

 

 気づかぬうちに背後に回り込んでいた朝倉さんに後頭部をがしっと掴まれた。この人本当に人間なのか、やっぱり実は宇宙人だったりするのか。下手なことを口にすると頭がザクロのようにぐしゃっとやられかねない。

 ははは、君にあえて言いたいことなんてひとつもないさ。

 

 

「パーティにはターキーが必要」

 

 唐突にそんなことを言ったのは長門さんである。クリスマスパーティの件といい今日の彼女は突拍子もないことばかりだ。

 朝倉さんも思わず俺の後頭部から手を放してしまったようだ、危ないところだったぜ。

 

 

「ターキーって長門さん、そんなもの近所では売ってませんよ?」

 

 昨日行ったようなスーパーに行ってもせいぜい若鳥の半身揚げが割高な値段で置かれているだけだろう。

 長門さんの求めるターキー像は丸々とした一匹分のヤツに違いない、アニメとかでよく見るあれだ。確かにどうせやるなら普段口にしないような料理だって食べたい。美味しいものを食べることだけが生きがいみたいなもんだしな、俺。

 スーパーに置いてないなら商店街の肉屋はどうだろうか。

 

 

「あるかは怪しいわね」

 

「なかったらちょっと遠出になるが街まで行けばいいだろ」

 

 キョンに賛成だな。

 街には大型のデパートやショッピングモールが多く並んでいるためクリスマス商戦の渦中である今、シチメンチョウの都合はつくだろう。デパ地下はちょっとしたダンジョンだし。 

 

 

「うーん、ターキーっていくらぐらいするのかしら」

 

 シチメンチョウの金額なんぞ皆目見当がつかない。

 とりあえず今週の土曜はクリスマスパーティのためのショッピングということになった。クリスマスのパーティグッズだって買わなきゃいけないだろうしね。

 この日の活動は昼からやっていたので早めに切り上げ、チャイムにあわせた午後三時過ぎの下校である。

 

 

「それで、園生さんの反応はどうだったの?」

 

 登校時は面倒な坂道も下校時はスイスイとくだっていけるのだが、朝倉さんの一言により俺の気分は一気に急転直下してしまう。

 あの人の事を話題にしないでくれよな。

 

 

「べつに……いつも通りさ」

 

「その反応からして、園生さんに気に入らないことでも言われたみたいね」

 

 よくわかってるじゃあないか。

 俺をいじめて楽しいのかいたずら小僧みたいな顔をしやがって。

 

 

「そうさ、だから明日は君が森先生のとこまで行ってくれよな。部室使用許諾書をわざわざ出してくれるんだとさ」

 

「はいはい。わかったから拗ねないでちょうだい」

 

 拗ねてるって、そんなに機嫌が悪く見えるのか俺。

 キョンに訊ねてみた。

 

 

「お前は年中機嫌悪く見えるからな」

 

 彼の余計な言葉により長門さんにはクスクスと笑われてしまう。

 うるせえよ、ならお前は年中根暗野郎じゃねえか。

 

 

「そうでもないわよキョンくん。この人は単に子供っぽいだけなの」

 

「確かにな」

 

「うまくコントロールしてあげる必要があるのよ」

 

 まるで保護者みたいな発言だな朝倉さんや。

 俺はこんな些細なことで怒ったりはしないが、気分が害されたのは事実である。仮に俺の手に散弾銃があれば辺り構わずに撃ちまくってるだろうよ。

 こちらの不機嫌なオーラを察知した朝倉さんが打ったのはまさしく神の一手であり、俺の気分もたちまち良くなるような提案だった。

  

 

「じゃあ、今日はあなたが好きな"あれ"を作ってあげるから帰りにうちに寄ってきなさい。そしたら機嫌を直してくれるわよね?」

 

 なんだと。

 衝撃の一言に俺の足が立ち止まる。

 あれってのはもしかしなくてもあれか。

 

 

「もちろん怪獣ドーナツよ」

 

「か、怪獣……?」

 

「……ドーナツ」

 

 キョンと長門さんは知らないらしいがわざわざ説明してやる必要もなかった。

 朝倉さんが作る怪獣ドーナツは宇宙一のおやつだ、それ以上は存在しないしそれ以下にはならない。 

 勝ち誇ったように口の両端をつり上げて朝倉さんは俺に聞いてきた。一々わざとらしい。

 

 

「で? どうするのかしら」

 

 もちろん行かせていただきますとも。

 これを断るような馬鹿は何をやっても駄目だ。

 

 

「完全に餌付けされてやがる」

 

「ドーナツ……おいしそう」

 

「長門、お前がドーナツを食いたい気持ちはわかるが今日のところは我慢してやれ。朝倉はあいつに散々苦労してるんだからな」

 

「うぅ……ドーナツ」

 

「コンビニのでよけりゃ俺がおごってやるから、な」

 

「……うん」

 

 外野が何か話しているような気がしたが俺の頭にはブラックのコーヒーをすすりながら甘ったるい怪獣ドーナツを口に頬張るという至福のひとときのことでいっぱいだった。

 朝倉さんの家では怪獣ドーナツを食べた以外に何もなかったのでそのくだりは割愛させてもらうが、まあ、いつも思う事だけどこんな人が何故俺の幼馴染なんだろうな。 

 そして翌日、無事に森先生経由で学校側から二十四日の部室使用許可が出たことをここに補足しておく。

 

 


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