仮面ライダーぱな電王   作:じんばぁ

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世界のYAZAWA主体の6話です!


第6話

仮面ライダーぱな電王6

 

 

 

 

デネブ「かわいい…」

 

にこ「…はい?」

 

デ「えっと…にこにーって呼んでって言ってたから…にこにーはこんな俺を励ましてくれてるのか?」

 

に「…にこでいいわよ…にこは世界中のみんなを笑顔にするのが仕事なんだから当然よ…人間、笑顔が一番よ?はい!笑って!にこっ☆…ってお面のせいで顔わかんないんですけど…」

 

デ「にこちゃん…君は…天使?」

 

に「…寒いとか言わないの?」

 

デ「寒い?どうして?俺は君が声をかけてくれたおかげであったかい気持ちになった!寒いなんてこれっぽっちも思ってない!」

 

に「変な人ね…っとと」フラッ

 

デ「にこちゃん!?」

 

に「ち…ちょっと…疲れてるだけよ…」

 

デ「…(にこちゃん…かなり無理してるみたいだ…なんか侑斗そっくりでほっとけないな…)」

 

に「な…なによ?こんなのたいしたことないわよ…さて…早く家に帰って夕飯作らないと…じゃあね、黒子さん…笑顔よ?笑顔…」スタスタ

 

デ「あ…にこちゃん…」

 

 

 

 

に「ただいま〜…」

 

こころ「あ!おかえりなさい!お姉さま!」

 

こころ「にこにーおかえり!」

 

虎太朗「おかえりー」

 

に「3人とも良い子にしてた?…っ」フラッ

 

バタン

 

こころ「お姉さま!?」

 

ここあ「にこにー!?」

 

虎太朗「?」

 

デ「にこちゃん!?」ドアバン!

 

こころあ「!?」

 

デ「…よかった…軽い貧血みたいだ…」

 

こころ「あ…あなたは…誰ですか!?」

 

デ「あ…俺はにこちゃんのファンのデネブです…あの、ちょっと台所借りるね?にこちゃんの代わりに俺が料理を作るから!」

 

こころ「…」警戒の眼差し

 

 

 

 

 

に「…うん…」

 

にこママ「にこ…!よかった…」

 

に「あれ…ママ…?にこ、確か家に帰ってきて…ってあ…チビたちは!?」

 

デ「奥でもう寝てる」

 

に「…なんでアンタがいるのよ…」

 

にこママ「ママが帰ってくるまでデネブさんがにこを看病してくれたのよ?」

 

に「え?そうなの?その…ありがと…」

 

デ「いえいえ」アタマカキカキ

 

にこママ「にこ…苦労かけてごめんね?」

 

に「ううん…ママの方が苦労してるんだから気にしないで!」

 

にこママ「にこ…」

 

デ「うぅ…なんて良い子なんだ…!」

 

にこママ「にこ…今日はもうやすみなさい…明日も朝練あるんでしょ?」

 

に「うん、そうする…」

 

にこママ「あ、そうそう。それとデネブさん、今日からうちに住むことになったから。」

 

デ「よろしくお願いします…」

 

に「そう…よろしくね…って…はぁぁぁ!?」

 

にこママ「正確には住み込みでお手伝いさんをやってもらうって事でね?にこも最近忙しそうだから家事のこととかなんとかしたいと思ってたのよねぇ…デネブさん、家事得意みたいだし…お給料はここに住まわせてくれればいらないっていうし…ちょっと変わった格好してるけどいい人そうだし…ちょうどいいかな?って」

 

に「いやいやいや!初対面の人をいきなり住まわすなんて!」

 

デ「うぅ…」シュン…

 

にこママ「まぁ、あの人見知りでしっかり者なこころが懐いてるって事は悪い人ではないんだと思うけど?」

 

に「え?こころが懐いたの!?」

 

にこママ「ええ、ママが帰ってきた時には一緒にご飯食べてたわよ?」

 

に「そう…なら大丈夫…かな?」

 

デ「にこちゃん、ママさん、改めてよろしくお願いします!」

 

にこママ「こちらこそよろしくね?」

 

 

ー翌日 矢澤家ー

 

 

に「うん…もう朝か…お弁当作らなきゃ…」ネムネム

 

デ「あ、おはようにこちゃん!朝ごはんまでまだ時間あるからまだ寝てていいよ?」

 

に「…そうさせてもらうわ…(ホントに家事やってる…)」

 

 

 

一同「いただきます!」

 

に「!!(お…美味しい…!一見よくある普通の朝ごはんっぽいけどちゃんと栄養も考えてある…)」

 

にこママ「うん、美味しいわ!にこ、これなら大丈夫そうでしょ?」

 

に「そうね…(うま!うま!)」

 

 

 

にこママ「あ、にこ。今日から家事はデネブさんに任せられるんだから放課後は無理して帰ってこないでお友達と遊んで来ていいからね?」

 

に「あ、そっか…うん、わかった!じゃあいってきまーす!」

 

デ「いってらっしゃーい!」ノシ

 

にこママ「にこ…嬉しそうね。やっぱりにこに無理させてたみたいね…」

 

デ「ママさん!落ち込んじゃダメですよ、笑顔笑顔!」

 

にこママ「ふふ…そうね…」

 

デ「あぁっ!!にこちゃんお弁当忘れてる!せっかく作ったのに!」

 

にこママ「まったくにこったら…」

 

デ「俺、届けてきます!」

 

にこママ「え?流石にそれは…ってもういない…」

 

 

 

 

に「おはよー!」

 

花陽「あ、にこちゃんおはよー!

 

凛「おはようにゃ!」

 

ウラタロス「ご機嫌だね?なにかいい事でもあったの?」

 

に「んん〜?今日から早く帰る必要がなくなったの!」

 

花「そうなの?」

 

凛「だったら放課後に遊べるね!」

 

に「そういうこと!ふふふ〜♪」

 

花「でも妹さんたちは大丈夫なの…?」

 

に「家のことは優秀なお手伝いさんを雇ったから大丈夫!」

 

ウラ「お手伝い?」

 

に「そう!」

 

オーイ!ニコチャーン!

 

凛「ん?何か聞こえるにゃ…」

 

デ「おーい!にこちゃーん!お弁当忘れてるよー!」

 

に「ちょ、デネブ!?お弁当!?」

 

デ「そう!はいこれお弁当!せっかく作ったんだからちゃんと食べてね!…ってお友達?俺はにこちゃんの家のお手伝いのデネブです!はい、これアメちゃん!にこちゃんをよろしくね?」

 

花「は…はい…」

 

凛「にゃー…」

 

ウラ「…おデブちゃん?」

 

デ「あれ?カメタロス!?」

 

に「え?え?知り合いなの?」

 

 

 

 

 続く≡

 


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