仮面ライダーぱな電王   作:じんばぁ

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第4話

仮面ライダーぱな電王4

 

 

 

 

 

みなさんこんにちは、小泉花陽です。花陽が特異点であることが判明してウラタロスさんが護衛についてくれてから一週間くらい経ちました。でも幸いあれからイマジンの襲撃はまだ受けていません。ウラタロスさんはモモタロスさんの言っていた通りナンパ師で初日に花陽の体を勝手に使って先生や絵里ちゃんをナンパし始めた時はびっくりしたしその後誤魔化すのが大変だったけどそれ以外のトコロではとっても優しいしなんでもできる人(?)なので結構日常生活面でも助けてもらっています!

 

先生「それじゃあこの問題を…小泉。答えてみろ。」

 

花「はっはい!(どうしよう…こんな時に限ってわからない問題を当てられちゃったよぉ…)」

 

ウラ『花陽ちゃん、そこ答え③だよ』

 

花「あ、えっと…③…です…」

 

先生「うん、正解!」

 

花「はぁ〜…(ウラタロスさん、ありがとうございます…)」

 

ウラ『いいっていいって、あ…一つ言うなら…敬語はナシって言ったでしょ?』

 

花「(あ…えっと…うん、ありがとう…ウラタロスさん…)」

 

ウラ『う〜ん…本当はウラちゃん♡って呼んでもらいたいところだけど…それは追い追い、かな?』

 

花「///」

 

…こんな風に///

 

 

ー放課後ー

 

 

ウラ『花陽ちゃん、今日は練習だっけ?』

 

花「うん、今日はダンスの練習だよぉ!」

 

ウラ『それにしても驚いたなぁ…花陽ちゃんがスクールアイドルやってるなんてね』

 

花「あ…やっぱり花陽には似合わないかな…スクールアイドル…」

 

ウラ『あ、いやいや!そういう意味じゃなくって!僕がいつもアイドルとかモデルとかやればいいのになぁ〜って思う女の子は実際にはそういうことやってない娘が大抵だから』

 

花「え?そうなの?」

 

ウラ『うん、みんな自分の魅力に気づいてないんだよねぇ…でも花陽ちゃんは自分の魅力をしっかりわかっててそれを活かしてみんなに笑顔を届けようとしてる…それはとっても素敵な事だと僕は思うよ?』

 

花「あぅぅ///」

 

ウラ『ははは、そういう照れ屋さんなところも花陽ちゃんの可愛い魅力の一つ…かな?』

 

花「も…もう!///」

 

そういえばウラタロスさんはとっても口がうまいってデンライナーの人たち全員が言ってました…花陽もそう思います…///

 

 

ー練習後ー

 

 

一同「お疲れ様〜」

 

ウラ『花陽ちゃん…今日はみんなと一緒に帰らないでまっすぐ家に帰ろうよ』

 

花「え?どうして?」

 

ウラ『この間花陽ちゃんネットでアイドルグッズ頼んだでしょ?それ届いたみたいだから早くチェックした方がいいんじゃない?』

 

花「えぇ!?あれ届いたのぉ!?…でもなんでウラタロスさんが…?」

 

ウラ『花陽ちゃんが練習してる間に一旦家に戻ってたんだ。家の方に異常はないかな…ってね?』

 

花「そうだったんだ…こ…こうしてはいられません!早く帰ってDVDを観なきゃ!!」

 

凛「かーよちーん!ラーメン食べて帰るにゃ!」

 

真姫「行きましょ、花陽」

 

花「あ…えっと…2人ともごめん!今日は急いで帰らないといけないからラーメンは2人で食べて…?」

 

凛「むぅぅ…じゃあしょうがないから今日は真姫ちゃんと2人でラーメン食べるにゃ!」

 

真「じゃあしょうがないからって何よ!?」

 

2人ともごめんね…?でもどうしてもDVDが観たいから…

 

花「じゃあね!2人とも!」ノシ

 

凛「ばいばーい!」

 

真「ねぇ凛…なんか最近花陽変じゃない?」

 

凛「変?うーん…確かになんだか最近独り言が増えたなぁ〜って思う…」

 

真「さっきも何か隠してる風だったし…」

 

凛「う〜ん…じゃあ今からかよちんの後をつけるにゃ!」

 

真「ヴェエ!?なんでそうなるのよ!」

 

凛「え?真姫ちゃんは気にならないの?」

 

真「き…気には…なるけど…」

 

凛「じゃあ決まりだね!」

 

 

 

花「えへへぇ〜…」

 

ウラ『…花陽ちゃん…僕は君に謝らないといけないことがあるんだ…』

 

花「え?謝らないといけないこと?」

 

ウラ『そう…実はDVDが届いたっていうの…嘘なんだよね…』

 

花「え…どうして…?」←超ショック

 

ウラ『説明するより見てもらう方が早いかな…』

 

花「さぁ…隠れてないで出てきたらどうだい?」

 

 

ー物陰ー

 

 

真「ちょっと凛!?バレちゃったじゃないの!?どうするのよ!?」ヒソヒソ

 

凛「バレちゃったからには出るしか…っいうか真姫ちゃん尾行ヘタクソすぎるんだもん!あれじゃバレない方がおかしいにゃ!」ヒソヒソ

 

??「チッ…何故わかった…?」

 

まきりん「え」

 

花「そりゃあんなに殺気を出してたら気付くよ。君だろ?何日も前から花陽ちゃんを見てたのは」

 

花『花陽見られてたのぉ!?』

 

花「(まぁね…すぐ片付けるのは簡単だったけど…それじゃあμ’sのみんなに危害が及ぶからね…ここはあえて釣りを楽しむことにしたのさ。まぁ、今回は余分にギャラリーも釣れてしまったけどね。)」

 

花『ギャラリー?』

 

花「まぁ、そのことは今は置いといて…」つベルト

 

花『あ…ベルト…ウラタロスさんも変身できるの…?』

 

花「花陽ちゃん、先輩にできて僕にできない事なんてガサツな生き方くらいしかないんだよ?変身…!」

 

≪〜♪Rod form≫

 

まきりん「」

 

花『わぁ…モモタロスさんの時とは色が違う…』

 

花「これが僕の電王さ。さて…お前、僕に釣られてみる?」

 

♪挿入歌→Double action (rod form)

 

 

 

 続く≡

 


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