仮面ライダーぱな電王19
おはようございます!小泉花陽ですっ!ついにやってきました!デンライナーのターミナルでのライブ!時空を超えたライブです!これはすごいです!…でも今日この日を過ぎたらウラタロスさんたちとは…
ーライブ当日ー
ウラ『(あれから色々考えたけど考えれば考えるほどよく分からなくなる…こんなに悩むのは全くもって僕らしくないね…)』
花「ウラタロスさん?そろそろ時間…」
ウラ『え?あぁ、そうだね。じゃあ行こうか?』
花「うん!私、今日は頑張るからねっ?」
ウラ『うん、僕も楽しみにしてるよ?』
ーライブ一時間前 ターミナル 控え室ー
に「お…お客さんが…たくさん来てる…」
真「もしかしてにこちゃん…キンチョウしてるの?」
に「なっ!?そ…そそそ…そんなワケないでしょ!?にこにーのライブにしては少なすぎるくらいだわ!っていうか真姫ちゃんだって、膝が笑ってるにこ☆」
真「ゔぇえ!?う…嘘!?」
ほ「いやぁ〜今日もパンが美味いっ!」
海「穂乃果…あなたはもう少し緊張してください…」
こ「あはは…」
凛「かよちん…」
花「うん…遅いね…良太郎さん…もしかしてイマジンが出たのかなぁ…?」
モォーーー!!
花「?あれは…ゼロライナー?」
デ「は…花陽ちゃぁぁん!!!」
花「で…デネブさん!?」
デ「た…大変だ…!侑斗たちが…!」
花「!!…みんな…私、ちょっと行ってくるね…」
凛「えぇ!?危ないよかよちん!」
に「…しょうがないわねぇ〜…花陽が無理しないようににこが見張りとして付いてくわ」
絵「…でもライブまであと1時間よ?」
に「うぐ…」
花「そ…そうだけど…」
希「まぁまぁえりち。花陽ちゃんとにこっちがそうしたいんやったらそうさせてあげればいいやん?ジーク、花陽ちゃんとにこっちと一緒に行って2人を助けたげて?」
ジーク「恩人の側を離れるのは少々気がひけるが恩人の頼みならば仕方あるまい…行くぞ、恩人の友人その2とその7よ」
に「アンタその呼び方なんとかならないワケ…?」
花「希ちゃん、ありがとう…」
希「ジークがいるから平気やと思うけどもし時間以内に無事に帰ってこなかったらいまだかつてない程のワシワシMAXやで?」
にこぱな「そ…ソッコー帰ってきますっ!!」
ー廃墟ー
イマジン「ふ…他愛もない…」
良太郎「うぅ…」ヘンシンカイジョ
モモ『おい良太郎!まだ腰治ってねぇじゃねぇか!!』
良「普通に生活してるぶんには問題なかったんだけど…」
侑「野上!大丈夫か!?」
幸太郎「じいちゃん!」
イマジン「おっと、よそ見は禁物だぜ?」
侑「ぐぁ!?」ヘンシンカイジョ
幸「うわ!?」ヘンシンカイジョ
良「侑斗!?」
テディ「幸太郎!」
侑「くっそっ!デネブのやつ…どこ行きやがったんだ…こんな時に…!!」
モォーーー!!
イマジン「…ん?」
良「あれは…」
侑「ゼロライナー!?」
デ「おぉーい!侑斗ー!」
侑「おま…どこ行ってやがった!!?」
ウラ『先輩たち』
花「助けにきました!」
にこ「にこ☆」
ジ「恩人の頼みだ、今回は私も全力で力を貸すとしよう」
良「みんな…ジークまで…」
侑「矢澤!お前なんで来たんだよ!お前戦えないだろ!?」
に「…貸しなさい」
侑「あ…おい!ベルト返せ!!」
に「お願いっ!!」
デ「にこちゃん?」
に「私に守らせて…これからやるライブを…私たちの未来を…!みんなの笑顔を!」
侑「…チッ…一回だけだからな」
に「ありがと…ユート」
良「花陽ちゃん…」
幸「どうしてここに…」
花「にこちゃんと同じです…」
モモ『でもよぉ!お前もうマトモに変身もできねぇだろうが…』
リュウ『そ…そうだよ!』
花「わかってます…多分変身できるのはあと一回…できたとしても5分くらいが限度だと思います…でも!それでみんなを、みんなの未来を守れるんだったら!」
良「花陽ちゃん…」
テディ「良太郎、幸太郎、ここは小泉に任せよう…」
幸「じいちゃん」
良「…花陽ちゃん…未来を…お願いできるかな…?」
花「!…はいっ!…モモタロスさん!ウラタロスさん!キンタロスさん!リュウタくん!ジークさん!これがきっと最後の変身ですっ!だから最初からクライマックスで行きますっ!私に力を貸してください!!」
ウラ『みんな、準備はいい?』
キン『よっしゃ!いつでもええで!』
リュウ『えへへ!全員集合ー!』
モモ『俺のセリフ…』
ジ「行くぞ、家臣ども」
に「にこの存在した記憶が消える?はんっ!笑わせるわね!こんな変身くらいで超・時空および銀河No. 1アイドルにこにーの溢れ出る存在感が消えるわけないでしょ!」
《〜♪〜♪》
《〜♪〜♪》
にこぱな「変身!!」
《Super climax form》
《Altair form》
花「私たち…参上っ!…です!」
に「最初に言っておくわ…にこは、かーなーり…強かわいい!!」
続く≡