仮面ライダーぱな電王   作:じんばぁ

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1週間ぶりな第18話!


第18話

仮面ライダーぱな電王18

 

 

 

 

 

 

 

 

ーデンライナーー

 

 

花陽「特異点じゃ…なくなる?」

 

オーナー「はい。正確に言えば私たちと出会う前の小泉さんに戻る…そんなところでしょうかね」

 

花「戻る…」

 

オ「それが時の矯正力…こればかりは何人たりとも逆らえません」

 

モモタロス「ま…まぁアレだ!今んところ変身できねぇのは過去だけなんだろ!?」

 

リュウタロス「そ…そうだよ!まだ時間はあるんでしょ!?」

 

ウラ「元々これは予想してたことだからそんなにうろたえることでもないよね?」

 

キン「そういうこっちゃ!」

 

ハナ「あんたたち…」

 

花「でも…花陽が過去に行けないとなるとその分の穴は…」

 

テディ「その辺は心配ない」

 

幸太郎「じいちゃんがそろそろ退院できるみたいだからな」

 

モモ「お?やっと帰って来んのか!」

 

キン「しっかし良太郎も間抜けやなぁ…自転車に轢かれて入院て…」

 

花「ま…まぁ…良太郎さんらしい…かな…?」

 

リュウ「あ、それわかる!」

 

幸「まぁ、じいちゃんだし…」

 

 

 

 

花「じゃあ…今日は帰りますね…?」

 

ナオミ「バイバーイ☆」

 

 

ウラ「ふぅ。じゃ、僕も行くね?」

 

モモ「おーう、またなー」

 

侑斗「ちょっと待て」

 

モモ「ん?なんだ?いたのかお前ら!?」

 

デネブ「あ、お邪魔してます」

 

オ「モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス、小泉のことについて話がある…」

 

モモウラキンリュウ「?」

 

ハ「…」

 

 

 

 

 

リュウ「…つまり…かよちんはライブが終わったら僕たちのことを忘れるってこと!?」

 

侑「簡単に言えばそういうことだ…」

 

モモ「なんでだよ…なんでそうなっちまうんだよ!?」

 

侑「オーナーも言ってたろ…小泉はターミナルでのライブ後…正確にはライブの日にちを過ぎた時点で完全に俺たちと関わる前の小泉に戻る…おそらくは俺たちに関する記憶が消えて俺たちと過ごした分の時間は俺たち抜きの記憶で新しく埋められるだろうな…」

 

ウラ「そんな…」

 

侑「…このことを小泉に伝えるか伝えないかはお前達次第だ、じゃあな」

 

キン「オーナー…今の話ホンマか…?」

 

オ「はい、事実です…」

 

ウラ「じゃあなんであの時嘘を…」

 

オ「この事実は知らない方が幸せ…そう考えていたのですが…モモタロスさんたちイマジンにとってはそうではなかったみたいですねぇ…今回は私の思慮が足りませんでした」

 

ウラ「…このことは花陽ちゃんには黙っておこうよ…花陽ちゃんには悲しい顔なんて似合わないからね…」

 

モモ「カメ公…」

 

キン「そう…するしかないか…」

 

リュウ「うぅ…」

 

ウラ「じゃ、僕帰るから。あんまり帰るの遅いと花陽ちゃんに怪しまれちゃうし。みんな、くれぐれも花陽ちゃんの前でボロは出さないでよね?ウソ吐くなら完璧にね?」

 

モモ「あぁ…」

 

 

ーイベント当日 イベント後ー

 

 

ほ「みんな!!今日は凄かったね!」

 

海「はい!会心のパフォーマンスができたと思います!」

 

凛「これなら次のターミナルでのライブも絶対成功だにゃ!ね?かよちん?」

 

花「うん!花陽もそう思う!ね?ウラタロスさん?」

 

ウラ『うん、そうだね。ターミナルでのライブが楽しみだよ』

 

良太郎「みんな、お疲れ様」

 

花「あ、良太郎さん!もう大丈夫なんですか?」

 

良「うん、昨日退院したんだ。僕が怪我してる間に色々あったみたいで…ごめん…」

 

花「あ…謝らないでくださいっ!私は全然気にしてませんから!ね?」

 

凛「かよちん、この人誰?」

 

花「あ、そっか…みんなははじめましてなんだよね…えっと…この人は野上良太郎さん…で…電王…です。」

 

良「ど…どうも…」

 

海「花陽から話は聞いています…花陽が危ないところを助けていただいて有難うございます…」

 

良「あ…いや、あれは僕たちが巻き込んじゃったっていうか…」

 

リュウ「もー!海未お姉ちゃんも良太郎も!せっかくイベントうまくいったんだからそーゆーのなし!」

 

海「ふふ…そうですね…」

 

良「リュウタロス…」

 

希「よ〜し…じゃあこうなったら野上さんも巻き込んで打ち上げをするやん?」

 

ほ「お!?いいね!いいね!」

 

真「巻き込むって…」

 

に「真姫ちゃん…もう諦めるにこ…」

 

こ「実はことり今日のためにケーキ作ってきたんだ〜♪」

 

ほのりん「わーい!!」

 

 

ワイワイ

 

 

花「えっと…なんかすいません…病み上がりなのに…」

 

良「ううん、気にしてないよ?僕、みんなでこういう風にするの好きだから…」

 

花「えへへ…そう言ってもらえると助かります…」

 

 

 

良「今日はありがとう。準備とかで手伝えることがあったら遠慮なく僕のこと呼んでね?」

 

海「そう言っていただけると助かります…」

 

良「うん、じゃあまた…あ、ウラタロス…ちょっといいかな…?」

 

ウラ『?僕に用?』

 

良「うん、ちょっと…」

 

ウラ『…花陽ちゃん?今日は先に帰っててくれるかな?良太郎と久々にあったから僕は少し良太郎とお話してから帰るよ』

 

花「うん、わかった。先に帰ってるね?」

 

ウラ『それじゃまた後で』

 

 

 

ウラ『で、僕に何か用?』

 

良「うん…ウラタロス、花陽ちゃんのことで何かあった…?」

 

ウラ『…バレちゃってたか、僕も焼きが回ったかな…ウソつくのヘタになってるなんてね…バレないようにする自信あったんだけど…』

 

良「わかるよ…だってずっと一緒にいたんだから…」

 

ウラ『…ふぅ…良太郎には敵わないね…』

 

良「ウラタロスだけじゃない…モモタロスもキンタロスもリュウタロスも…みんな何かを隠してるみたいだったから…」

 

ウラ『そっか…みんな揃ってウソつくの下手ってことかな…』

 

良「…話してくれないかな…?」

 

ウラ『話すよ…ここまでバレたらもう隠す理由もないからね…』

 

 

 

 

良「そっか…花陽ちゃんはライブが終わったら僕たちのことを…」

 

ウラ『花陽ちゃんは凄く傷つきやすい子だからね…この事は花陽ちゃんには伏せておこうってワケ』

 

良「そっか…あの…僕から一言だけ…いいかな…?」

 

ウラ『?』

 

良「…花陽ちゃんはみんなが思ってるほど弱い子じゃないよ」

 

ウラ『?どういうこと?』

 

良「僕からはそれだけ…それじゃあまた」

 

ウラ『え?良太郎?…行っちゃった…どういうこと…?』

 

 

 

 

 

 

 続く≡

 


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