仮面ライダーぱな電王   作:じんばぁ

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クライマックスへと向かい始める第16話


第16話

仮面ライダーぱな電王16

 

 

 

 

 

 

ー翌日 アイドル研究部部室ー

 

 

μ’s一同「デンライナーのターミナルでライブぅ!!?」

 

花「はい…是非やって欲しいってオーナーさんが…」

 

ジーク「なんと!ついに恩人の美しく舞う姿が見られるのか!?」

 

希「ジーク…ちょっと向こういこか?」

 

ナンデソンナニハズカシイコトイウン!?

ハズカシイ?ワタシハジジツヲユッテイルダケダゾ?

 

絵里「…で、どうして急にそんな話が」?

 

 

ー前日 デンライナーー

 

 

花「デンライナーのターミナルでμ’sがライブ!?…どうして…?」

 

オ「はい、実は最近客足が遠のいていましてねぇ…客足回復を狙って今流行りのスクールであるμ’sさんにライブをやっていただきたいのですが…あらゆる時空・時間でかなり人気なんですよ?μ’sさん。」

 

花「そ…そうなんですか…わかりました…明日みんなに話してみます…」

 

 

 

花「という事で…」

 

海未「なるほど…」

 

穂乃果「そごいよにこちゃん!穂乃果たちそんなに人気だったんだね!」

 

にこ「(号泣)」

 

ほ「にこちゃん!?」

 

にこ「銀河No.1ではないけど…時空No.1アイドルになれるなんて…」

 

絵里「た…確かに時空を超えて人気なんてなんだか凄いわね!…実感わかないけど…」

 

希「そのライブはいつやる事になってるん?」

 

花「…◯月…×日です」

 

海「まぁ…その日ならライブも終わってひと段落する頃なので構いませんね」

 

真姫「それじゃ、決まりね」

 

凛「よーし…そうと決まれば練習にゃー!!」

 

ことり「まずは次のライブに向けて頑張ろう!」

 

絵「ことりの言う通りよみんな!ターミナルでのライブも重要だけどまずは次のライブに向けて練習よ!」

 

一同「はーい!」

 

 

ー夜 ぱなroomー

 

 

花「…」

 

ウラ「花陽ちゃん…」

 

キン「こればっかりは仕方の無いこっちゃ…」

 

リュウ「うぅ…」

 

チケット(日付:◯月×日)

 

 

 

花「あの…もう一つの話って…」

 

オ「小泉さん、デンライナーに乗るためのチケットを、見ていただけますか?」

 

花「チケット?」つチケット

 

オ「チケットに書いてある日付を見てください」

 

花「…◯月×日…この日付けって」

 

オ「はい。ターミナルでのライブの日付けですね〜…ですがこの日付はこのチケットの有効期限…言うなればデンライナーに乗れるのはこの日付けまで…ということです」

 

花「え…でもデンライナーに乗れなくなったら…」

 

オ「はい、電王ではなくなります」

 

モモ「ちょ…ちょっと待てよおっさん!それじゃあ…」

 

花「…みんなとは◯月×日で…お別れ…?」

 

オ「…そういうことになりますねぇ…」

 

ウラ「そんな…」

 

キン「…」

 

リュウ「ど…どうして!?」

 

オ「小泉さんはモモタロスさんの取り逃がしたイマジンの影響で巻き込まれて我々と関わってしまった身…元々小泉さんと我々が関わる路線は存在しなかったんですよ…」

 

ハ「…確かに…」

 

オ「イレギュラーな事態が起こればそれを矯正しようとするのが時というもの…もう小泉さんと我々は別々の運命を進みつつあります…私としても小泉さんには是非電王としてこのまま時の運行を守っていただきたいのですが…無理矢理繋ぎ止めても◯月×日が限界でした」

 

花「…繋がりが切れたら…花陽はみんなのことを忘れてしまうんですか…?」

 

オ「…良太郎さんと同じで忘れはしないでしょう…」

 

花「そう…ですか…帰りますね…失礼しました」

 

ウラ「あ、ちょっと花陽ちゃん!」

 

 

 

 

オ「…」

 

侑斗「…小泉の記憶が消えないっての…嘘だろ?」

 

ハ「侑斗!?いつから!?ってえ?そうなんですか!?」

 

オ「…えぇ…彼らにはそういうことにしておいたほうが良いかと…」

 

侑「…その方が幸せかもな…」

 

ナ「侑斗さん…」

 

ハ「どうして!?」

 

侑「小泉はイレギュラー過ぎたんだよ。予想外な事が起き過ぎたせいで時は小泉を俺たちと会う前の小泉に戻そうとしてるんだろうな…」

 

オ「ご名答、その通りです…」

 

ハ「そんな…」

 

 

 

 

花「…」

 

モモ「ガキんちょ…そんな顔すんじゃねぇよ!お前らもだ!!別に俺たちと繋がれなくなっても関係が完全になくなるわけじゃねぇんだろ!?良太郎ん時と一緒じゃねぇかよ!大したことじゃねぇよ!」

 

ウラ「先輩…そうだよね、僕としたことが…釣りも一期一会なんだからこんなの湿っぽくなるような事じゃないよね?」

 

キン「まさか桃の字に説教される日が来るとはな…はっはっは!ビックリや!」

 

リュウ「ぷ…クマちゃんなにそれー!」

 

花「みんな…」

 

モモ「な?ちょっと会えなくなるくらい俺たちにとっちゃこんな程度だってことだぜ」

 

花「そうだね…えへへ…」

 

そうだよね…お別れって言ってもちょっと会えないだけだもん!クヨクヨなんてしてられません!とにかく花陽は花陽にできることを今!です!

 


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