Plongez dans le "IS" monde.   作:まーながるむ

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第三部、開始です


3. にねんめっ
1. New faces


「へぇ、ここがIS学園……おっきいなぁ……」

 

 私の家の何倍あるんだろう……うーん、1000倍あるって言われても驚かないなぁ。

 私が通ってた学校と比べても10倍以上ありそうだし……

 

「こんなに大きい学校だと迷っちゃいそうでちょっと怖いな……」

 

 自分の教室にちゃんとたどり着けるのかすら自信持てないかも。

 ほんの少し不安になってついつい髪の毛を指に巻き付けてクルクルいじる。

 ……あ!

 

「ストレートパーマかけてないじゃん……忘れてたー……」

 

 私って猫っ毛で髪の毛が跳ねちゃうからストレートにしようと思ってたのに……日本人はお金持ち多いから縮毛矯正もしてないのって笑われちゃうかなぁ……うぅ、ただでさえ田舎者なのに……

 友達作れるかどうかは最初の顔合わせで決まるっていうのに貧乏人だって知られちゃったら困る……

 

「でもサボるなんて悪いことできないし、なにより入学式(・・・)から休むなんて悪目立ちしちゃうよね」

 

 なんとか誤魔化すしかないかな……

 貧乏人って知られちゃうのは嫌だけど悪い子って誤解されて不良だと思われる方がもっと嫌だもん。

 むぅ……そもそも日本人はおしゃれに気を遣うくせに了見が狭いんだよ!

 天然パーマはストレートにしないといけないみたいな風潮はよくないと思う!

 

「……ノルウェーでは生まれついてのものも尊重してくれるのに……」

 

 私の猫っ毛だってお母さんとお父さんの子供だって言う証明なんだし恥ずかしくないもん。

 ……まぁ、家計が苦しい理由の一つは二人が子作りを頑張りすぎたからなんだけど、ね。

 私はお姉ちゃんとかお兄ちゃんみたいに大学に行きたいなんて言わないけど、下の弟二人は育ち盛りだからお金ないのも仕方ないよね。

 そう……だから、ノルウェーの代表候補生になったんだもん。

 うちに経済的な支援をしてくれるっていうから、さ。

 

「軍人さんにはなりたくなかったけど、仕方ないよね」

 

 今のところISは人を傷つけるためには使われてないから、せめて私が引退するくらいおばさんになるまでは今のままであってほしいなぁ。

 ……でも嫌なことばっかじゃないよね。おかげで素敵な人に会うことができたし。

 

「……不破アリサ先輩かぁ……えへへ、早く会えないかなぁ」

 

 去年、入学前の学園見学もかねて日本に来たとき、たまたま訪れたメイド喫茶で強盗事件に巻き込まれて……

 そして、あの二人に助けられた。

 

「んまぁ、中学生だった私には刺激が強いところもあったけど……」

 

 なんで男の人ってメイドさんにイタズラしたがるんだろう……ううん、あの時のはイタズラの範疇から逸脱してたけどさ。

 可愛いものは触らないで愛でるだけでいいと思うんだよね。

 あぁ、でも可愛いメイドさんにちょっかいだして「めっ!」って言ってほしいかも……うん、ちょっとだけ、ほんとーにちょっとだけ男の人の気持ちがわかったかも。

 

「可愛いは正義だもんね!」

「うっわ、一部の日本人以外にもそんな考え方する奴っているんだな……」

「ひゃっ!?」

 

 突然の声に身体が跳ねる。

 多分、今の私は驚いた猫みたいに背中を丸めてると思うにゃん、なんて……なんかゴメン。

 

「え、えと、あなたは?」

 

 振り向いた先にいたのは日本人。

 でも綺麗にブリーチされてる柔らかそうな髪の毛は欧米圏の人よりもきれいな金色で肩口までふわりと伸びてる。前髪を三編みにして横に流してるのもすごく可愛くて……

 

「んぁ? あぁ、私は――」

「ふわぁ……おしゃれさんだ……!」

「……蹴り飛ばすぞ?」

「え!? ええ!?」

 

 な、なんで!?

 ……ってそっか。自己紹介の邪魔しちゃってたよね。

 うーん、この思ったことをすぐ口にしちゃう癖どうにかしたいのに……

 

「……私は浦霧はもの。あんたと同い年の一年だよ」

「ふぇ!? わ、私は二年生だよっ?」

「……いや、普通、二年生なら正門のど真ん中で立ち止まったりしないし、そもそも外に繋がるここにいるはずないだろ」

「あう……ゴメン」

「というかなんで嘘言うんだよ」

 

 なんであんな意味のない嘘ついたんだろ?

 別に息を吐くように嘘をつくような性格だったりする訳じゃないんだけど……

 

「多分、はーちゃんに年齢をあてられて悔しかった、から?」

「はー、ちゃん……?」

「うん。はものちゃんだからはーちゃん」

 

 なんて言わなくてもわかると思うけど……はーちゃんは嫌そうな顔。

 

「……浦霧さんにしておけ」

「ええー」

 

 可愛いと思うんだけどなあ。

 はーちゃんは結構小柄だし可愛い系で攻めるべきだと思うの!

 なにを攻めるのかはこの際気にしない方向で!

 

「ま、いいか。好きに呼べよ」

「でもはーちゃんは嫌なんだよね……それならー……はーちゃんさん?」

 

 うん、私よりちっこいけど中身は大人っぽいし……ってあれ?

 呆れられてる?

 

「おい……それよりそろそろ行かないと入学式に遅れるけどいいのか?」

「へ? あわわわ!?」

 

 初日から遅刻だなんて目立っちゃう!

 えと、入学式は第1アリーナだから……

 

「こっち!」

「逆だ」

「ふぎゃぁ!?」

 

 走り出した瞬間にはーちゃんさんに制服の首元を捕まれて喉がしまる。

 うぅ……苦しいけど道を間違えてたら確実に遅刻してたから感謝すべきかも……でも苦しい……

 

「ほら、早く行こーぜ。まだ歩いても間に合うし」

「う、うん……」

 

 はーちゃんさんの乱暴者……でもちょっとカッコイイかも。

 なんだか男らしいというかさっぱりしてるというか……

 

「おい、リリティア……ぼーっとしてると背中からき……蹴り飛ばすぞ?」

「わわっ、ゴメン!」

 

 ってあれ?

 私、自己紹介したっけ?

 

 ◇

 

「ふん……減ったな」

「……そうですねぇ」

 

 第1アリーナに集まった新入生を見るとそう言わずにはいられない。

 去年はアリーナを埋め尽くさんばかりに並べられていた新入生用のパイプ椅子も今年はゆったりとした間隔をもって並べられている。

 大雑把だが新入生の数は去年よりも三割程度減ったと見ていいだろう。

 今までISに関わりのなかった一般生徒枠の入学者数など半分まで落ち込んでいる。

 ……いろいろ有ったからな。

 相次ぐ無人機による襲撃もだが学園生徒に亡国機業の構成員がいたことが何よりも世間の不安を煽ったのだろう。

 機業の存在は公にされていないため一般には巨大テロ組織と報道されたが……

 

「不破さん、本当に機業の人間だったのでしょうか?」

「どうだろうな。本人のいない今、それを明らかにできる人間はいない」

 

 結局、あの事件のことを完全に隠蔽することはできなかった。出来たのは誰が機業の人間だったかを隠すことだけ。

 だから学園の運営に関わっている国々は全てを知っている。

 おかげで学園も随分と弱体化されざるを得なかった。

 経営陣の顔ぶれも大きく変わったが……まぁ、そこは轡木氏と楯無がいれば心配要らないだろう。

 

「資金援助額がほとんど下がらなかったのは不幸中の幸いか……学園の修繕費もバカにならないからな」

「前年度は設備費の四割強が設備修繕費にあてられていますからね」

 

 ISでの模擬戦があるたびに地面は陥没し壁が壊れるため、毎週のように作業用の車両が工事の音をたてている。

 学園にアリーナが多いのも修繕中のアリーナを使わないで済むようにだ。

 

「織斑先生、お時間です」

 

 放送委員の生徒がマイクを私に手渡す。

 ……そういえば新入生への挨拶なんてものを任されていたか。

 去年までは私にお鉢が回ってくることなんて無かったが……今年はなんとしてでも学園の求心力をアピールしたいのだろう。

 初代ブリュンヒルデという私の名を使ってでも、な。

 

「……この貸しは高くつくぞ?」

 

 まぁ、正直なところ轡木氏に貸しを作れたのは大きい。一度限りとはいえ大抵のことは叶えることができるだろう。

 

「さて……新入生諸君、入学おめでとう。同時に前年度の諸事件にもかかわらず入学してくれたことを感謝する。自己紹介がまだだったか――とはいえ知っている者もいるだろうが初代ブリュンヒルデの織斑千冬だ」

 

 私の名前を聞いた途端、新入生たちが騒めき始める。

 ただし、他とは違う反応を示す生徒が数人。厳しい目で私を見る者、薄く微笑む者、そして――

 

「ほう、まさかISに関わっていて私のことを知らない生徒がいるとはな……」

 

 周りの反応に合わせることができずに首を傾げる者。

 思わずマイクに拾われない程度の声で呟いてしまったが……

 ま、私の栄光も十年前のことだ。そろそろ知らない者が出てきても不思議ではないな。

 ……勉強不足ではあるが。

 

「去年は物騒なことも多かったが……あれは特殊なことだ。学園に攻撃を仕掛けて得をする者など数えるほどしかいない」

 

 損をしない者なら少なくもないがな。

 それでも筆頭はやはり亡国機業と……あぁ、束もか。あいつは何をしたいのかわからないからな。

 

「にしても皮肉なものだ……あの頃の三人が今やこうだからな……」

 

 偶然、一ヶ所に集った三人の神童。それが時を経て、それぞれ異なる思惑で動いている。

 悪いな、束……

 

「私たちはもう自分達のことで手一杯なんだよ……」

 

 ◇

 

 アリーナに椅子を並べて座ってるのが私たち新入生で、観客席に座っているのが先輩たち。

 先生たちはアリーナに設置された壇上に座ってる。

 なんか今まで話してた人もかなり有名な人みたい。周りの子たちが初代ブリュンヒルデとか、最初の操縦者とか言ってたけど……

 

「いまいちスゴさが分からない……」

 

 ISに興味なんてなかったのにいきなり代表候補生になっちゃったから……正直に言ってIS関係の『常識』はないんだよね。

 周りから聞こえてくることを総合すると織斑千冬先生は世界一の操縦者らしいけど……でも乗ってたISは第一世代機だろうし、それなら私たちのほうが強いんじゃないのかな?

 

『彼女が最強と言われる理由はIS操縦者として世に出たとき既に唯一仕様(ワンオフ・アビリティ)『零落白夜』を発現させていたから』

 

 ふやっ!?

 なにいまの!?

 なんだか頭の中から耳に向かって話しかけられたみたいな……?

 

『いきなりごめんなさい。あなたが織斑千冬を知らないようだったから……』

「いやいやっ! それは全然良いんだけど! ……?」

『あっ! おばか……』

 

 あれ?

 私だけ注目されてる……?

 ってそういえば相手の子の声には私以外反応してなかったような……というか相手の子、どこにいるんだろ?

 

『……キョロキョロしないで。私はあなたの四つ後ろ』

「え、でもそんな遠くからの声じゃない気がするけど……」

 

 不思議なことに小さな声でも聞き取ってくれるから周りの人の迷惑にならないくらい小さく呟く。

 

『……あなた、ISの操縦者よね? ノルウェー代表候補生の』

「う、うん……あ、私、リリティアっていうの。あなたは?」

理桜(りお)……日本代表候補生の灯連(ひつらね)理桜(りお)

「そっか、リオちゃんかー」

『……あと、これプライベート・チャネルだから声出さなくていい』

 

 ……プライベート・チャネル?

 んと、どこかで聞いたことあるようなー……?

 えっと確かISの操縦者同士で連絡をとるための簡易秘匿ネットワークだっけ?

 私は使ったことないんだけどね……そもそもノルウェーはコアを他国に貸し出すかわりに国防を他国――イギリスとかイタリアとかに任せてるから私が乗ってるの以外にISが存在しないし。

 というか私は周りからは独りでブツブツ言ってたみたいに見えてたのかな!?

 

「えと……これでいい、かな?」

『うん。操縦者なら使わない機能のことでもしっかり覚えていた方がいい』

「うん、ありがとっ!」

 

 えへへ……

 新しい環境に飛び込むのは不安だったけどはーちゃんさんとかリオちゃんとか優しいし学園生活は余裕そうだね!

 

「さて、私からは以上だが……灯連とリリティア・スノーホワイト、それと浦霧はもの、三人はあとで私のところに来るように」

 

 あれっ!?

 ……なんだか聞いたばかりの名前ばっかりだった気もするけど、なんで呼び出されたんだろう?

 でもリオちゃんとは声だけのお話だったからどんな子なのかを確認する良い機会かな……はーちゃんさんともちゃんとお話ししたかったし。




ここで主人公交代のお知らせ

不破アリサに変わりましてリリティア・スノーホワイトが奔走致します

・名前
リリティア・スノーホワイト

・国籍
ノルウェー
ミシェル&ジョージ・ミリタリーカンパニー所属(M&G Military Company)

・来歴
 ノルウェー都市部近郊に住む平凡な家庭の三女として生まれる。
 兄が一人、姉が二人、弟が二人という大家族に生まれたため暮らしは質素。
 ミドルスクールへの入学年齢に達すると同時に全国民女性への義務として行われるIS適性判定テストによりC-という成績をマーク。
 到底、代表候補生として選出されるものではなかったが、私設軍事企業であるM&Gミリタリーカンパニーが考案・開発途中だった第三世代兵器への適性が例外的に高かったため目をつけられる。
 始めのうちこそ軍事企業に所属することに抵抗があったが、家族に対する多額の経済的な支援が決め手となり自らの意思で所属を決意する。

・外見
 身長155cm
 体重48kg
 B87/W59/H75
 色白
 アイスグレイと言われる周囲の熱に反応して褪色する特殊な髪色。夏は白銀色だが冬になると水色に近づき、零下では薄い青、後述のQoS使用時には群青色にまでなることもある
 ほかの兄弟は皆ブロンドのためおそらく隔世遺伝だと思われる
 瞳の色はダークグレイ。
 肩口で切り揃えられた猫っ毛。運動をするとき、ISに乗り込むときはやや無理のあるハーフアップにしている。

・性格
 大家族の真ん中という立ち位置から世話好きの甘えたがり。
 さらに日頃の生活の影響からか節約家であり座右の銘は「今日より明日」という発展主義的なもの。
 基本的になんでもやってみなければ分からないというポジティブシンキングの持ち主。
 嫌いな食べ物は特にない。

・(必須)IS適性
 現在C+
 (第三世代兵器・QoS潜在適性B+)

搭乗IS詳細

クイーン・オブ・スノウ(雪の女王)
 ノルウェー、M&Gミリタリーカンパニーが開発した第三世代型IS。
 開発コンセプトはエネルギー供給効率を高めることで可能となるISの性能の全体的な底上げ。
 機体に搭載されているQoSシステムは機体と同名の第三世代兵器(正確には機構)クイーン・オブ・スノウの略称。

外見
 光を反射して虹色に輝くパールホワイトの装甲は顔・肩・腹・太腿以外を覆う。ISスーツがタンキニ風のツーピースのため肌の露出が多いが、これは第三世代兵器のためのイメージ・インターフェースでの入力を容易にするためである。

スラスター
 三対の翼のようなスラスターは羽根に当たる一枚一枚が小型スラスターの集まりであり一枚の翼につき二十の高出力小型スラスターが装着されている。そのためそれだけで速度・急制動・機動性を補うことができるが、大量のエネルギーを使う。
 エネルギー供給さえできていれば長期高速戦闘も可能。

装備
・QoS(クイーン・オブ・スノウ)
 周囲の熱エネルギーを吸収し、そのまま動力へと変換する機構。変換効率を上げるために操縦者の表皮露出面積を増やし、感覚神経を伝わってくる温度の情報を直接イメージ・インターフェースで入力する。
 変換効率は操縦者のQoS適性に依存するが、適性Cでも実質的なエネルギー量は二倍にまで増える。
 基本的な仕組みは機構内外を隔てる壁にぶつかる分子の内、一定以上の速度(=熱)を持った分子だけを機構内に取り込みその運動エネルギーを電気的なエネルギーに置換するというもの。エネルギーを奪われ停止状態、もしくは低速状態となった分子は排出される。
 ISの内部に収まる大きさの機構において上記の役割(マクスウェルの悪魔)を果たさせることは現代科学では不可能とされていたが、ISコアに搭載されているハイパーセンサーを流用して分子単体の速度を計測することが可能となったため実現に至った。
 ただし、ハイパーセンサーの大部分を利用するため、QoSが有効になっている間はISの演算能力・索敵能力などが著しく下がる。
 副次的な効果として生まれた超低温を利用して液化酸素や液化窒素を生成し、攻撃に転用するということも考えられるが、低温状態である低速分子からさらにエネルギーを奪えるのはQoS適性の高い操縦者に限られる。
 名称の由来はQoS発動時に操縦者周囲の熱が奪われることで空気中の水分が雪、もしくは氷になることから。

 また、理論上ではQoS適性S+の時、一円貨幣一枚から約100テラジュール(終戦期の原子力爆弾と同程度)のエネルギーを得ることができる。

・EBC
 エネルギーブラストキャノン。
 特徴は中国の龍砲と同じ。
 設計自体がより簡素になっているため燃費効率はむしろ悪いが、龍砲と比べて発射までのタイムラグは少なくなっている。
 余剰エネルギーを発散するための兵器。

・プラズマ砲
 QoSで得たエネルギーを再び熱エネルギーに変換しプラズマ球として射出する兵器。
 大量のエネルギーを必要とするためQoSの発動が必要不可欠であることから第三世代兵器と位置付けられているが内部機構は古くから考案されていたものであり、実現に至らなかった最大の理由であるプラズマ内のエネルギーが空気中に分散し威力が減じてしまう問題点は改善されていない。
 そのため、使用エネルギー量=威力であると同時に使用エネルギー=射程でもある。
 また、当然ながら目標が近ければ近いほど高い効力を発揮する。
 主力兵器ではあるものの、実際は余剰エネルギーを発散させるための安全装置でもあることは言うまでもない。

・メルティキッス
 命名、リリティア
 QoSの動作を正反対にすることで熱エネルギーを直接触れた相手へと伝えるもの。
 この場合は相手の装甲を融解させるが、冷却と加熱を短いスパンで繰り返すことで分子結合を弛め、融解させずに砕くことも可能。
 ただし、分子を加速させるにはかなりのエネルギーが必要であるため燃費はやはり悪い。
 キスはしない(重要)

 他、実弾兵器と実体ブレードが数組ずつ。

・待機状態
蒼水晶の片ピアス(左右は問わない)

・戦闘スタイル
 基本はQoSを低稼働状態に保っての高速白兵戦闘。理由は他の兵器が物騒なため。
 QoSの稼働レベルを上げればプラズマ砲も問題なく使えるがペース配分を失敗した途端にエネルギー不足でエンストを起こす。
 エネルギーの無駄遣いをしなければ長期戦も可能なため特に戦い方を選ばないが、リリティアのIS適性が低いため乗りこなせていない感はある。

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