ログ・ホライズン~マイハマの英雄(ぼっち)~   作:万年床

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毎度言ってる気がしますが、遅くなりましたな第十九話。四月はなんか仕事の休みが少なかったのが敗因と思われ。

そして前回、3万UA&お気に入り600突破についてのお礼をいうのを忘れてたな~とか思ってたんですが、なぜか今回4万UA&お気に入り800突破しておりますwこれについてはあとがきにて。

さてさてようやく主人公であるはずの八幡回。九話以来だからぴったり十話ぶりですね。時系列的にはそのまま九話直後となります。ただし導入部分はイサミ視点となっております。本来一話で終わらせたかったんですが、ちょっと長くなったので今回は前編です。まあ自分が余計なエピソード放り込んだからなんですけどねwいや、そのままだとシリアスしかなかったんでつい出来心で……。


第十九話 どこまでも、比企谷八幡は変われない。 前編

 八幡が〈西風の旅団〉から出て行ったのは自分のせいだと、イサミはずっと思っていた。

 あの時自分がみんなを説得できていれば、自分が八幡に相談しなければ。イサミの心の中では、今でも後悔が渦巻いている。

 実は八幡が色々なことをやってくれていたということが分かったのも、八幡が出て行った後のことだった。

 しばらくはソウジロウやナズナが中心となって回していたものの、最終的にはナズナの下に生活・遠征・事務の三つの班が作られ、ひさこ・キョウコ・ドルチェがそれぞれの班の班長となった。

 もっとも、ひさことドルチェの二人は前から八幡の仕事を手伝っていたし、遠征班にはソウジロウが同行することも多い。三人に大きな負担をかけることもなく、新体制への移行は比較的スムーズに行われた。

 ただ……とイサミ思う。八幡がひさことドルチェに仕事を手伝ってもらっていたのは、いつかああいった事態になることを予想していたからではないのか、と。

 いつか何かが起きたときに、自分が〈西風の旅団〉を出て行かなければならない。そんな事態になることを。

 だからこそ、あの時八幡に相談するべきではなかったのだ。八幡は、いつでも自分が一番後回しだったのだから。

 〈会津兼定〉がドロップしたときも、自分も欲しかったにも関わらずイサミへと渡してくれた。〈フジ樹海〉で魔物(モンスター)の大群に囲まれた時も、一人で八体の魔物(モンスター)へと向かっていた。

 イサミにしろソウジロウにしろナズナにしろ。〈西風の旅団〉のメンバーは、少なからず八幡に甘えていたのだ。

 しかし、今後はもう八幡に甘えることも頼ることも出来ない。だから次に何かあっても自分の力で解決できるようになろうと、そう誓ったのに。

 サラと共にドルチェに引きずられるようにして逃げ帰るイサミは、気が付けばフレンドリストに載っているはずの八幡の名前を探していた。

 八幡なら何とかしてくれるという期待と、まるで成長していない自分への落胆とを覚えながら。

 

 

 

 

 

 〈チョウシの町〉でベルと別れて八幡は、グリフォンを駆ってアキバ近郊の森へと降り立った。

 

(さて、ベルが親父から聞いた場所ってのはここのあたりのはずなんだが……)

 

 八幡はしばらく周辺を捜索したが、すでに夜が迫りつつある時間だ。朝方にベルの父親を襲ったという〈冒険者〉の姿は、なかなか見つからなかった。

 会いたい人物に会えないというのは現実でもよくある話である。そして、会いたくない人物に会ってしまうというのも現実ではよくある話である。

 前方から迫る集団の気配に、八幡は手近の木の上へと駆け上り、〈ハイディングエントリー〉を発動させた。

 

(くっそ。俺が珍しく真面目に働いてるのに邪魔しやがって。えっとあの集団の先頭にいるのは……マサチューセッツか。ってことはあのご一行様は〈シルバーソード〉の奴らってことだな)

 

 戦闘系ギルド〈シルバーソード〉。"ミスリル・アイズ"の異名を持つ野戦司令官(ギルドマスター)・ウィリアム=マサチューセッツが率いる、アキバの五大戦闘系ギルドの一つだ。

 ゲーム時代は、〈西風の旅団〉と設立時期が近いこともあってか、アキバの新進気鋭の戦闘系ギルドとして一括りに扱われることも多かった。

 そんな経緯もあってかギルマスのウィリアムは、〈西風の旅団〉、ひいては同じ〈暗殺者〉(アサシン)の八幡をライバル視していた節がある。

 どちらも有名な戦闘系ギルドであったが故に顔を突き合わせる機会も多く、なぜか八幡はその度によく突っかかられていた。

 

(そういやPvP大会の時に、勝ったらなんでも言うこと聞いてやるぜ!!とか言ってたのになんもしてもらってねえわ)

 

 八幡が〈西風の旅団〉を脱退する少し前、アキバ近くの〈ミドラウント馬術庭園〉を舞台に、〈ヤマトサーバー〉の運営会社であるF.O.E(フシミオンラインエンタテインメント)主催のPvP大会が開催された。

 その大会には〈ヤマトサーバー〉のプレイヤーのみならず、〈中国サーバー〉や〈韓国サーバー〉、はては〈北米サーバー〉のプレイヤーまで、暇を持て余した猛者たちが集結したのだ。

 当然ながら出る気などなかった八幡だったが、〈西風の旅団〉の名を上げるのにちょうどいいと、ナズナによって強制的に出場させられてしまった。大会は職業(クラス)ごとの開催となっており、嬉々としてエントリーしたソウジロウと戦わなくてすんだのは幸いである。

 負けたらお仕置きだというナズナの一言にビビり上がった八幡は、予選を順調に勝ち上がる。そして迎えた本選でも二回戦で〈グランデール〉のウッドストック、準々決勝ではわざわざ〈北米サーバー〉から来たらしい奇妙なカエル男、準決勝では(放蕩者の茶会〉(デボーチェリ・ティーパーティー)の先輩であったカズ彦と、強豪を立て続けに破ってついに決勝まで駒を進めた。

 そして決勝戦。〈西風の旅団〉のサブギルドマスターと〈シルバーソード〉のギルドマスターという組み合わせは、観衆を大いに盛り上げた。

 どちらも現在絶好調の戦闘系ギルドであり、ライバルと見られているギルド同士であったこと。これも確かに大きかったが、それ以上に場を盛り上げたのはその試合内容。

 双方が弓を主武器(メインウェポン)とした壮絶な射撃戦は、人気のビルドだけど安全な場所でボタンをポチポチを押してるだけのお手軽職、とどこか低く見られがちであった弓アサシンの地位を大いに引き上げ、それまで以上に弓アサシンの人口を増やす結果となった。

 

(まあ今顔を合わせても面倒なだけだから、このままやり過ごすけどな。つうかゲームの時ならともかく、実際に顔を突き合わせてしゃべるなんてマジ勘弁。あいつ怖いんだよな~。なんかこう〈エルダー・テイル〉に全力な感じっていうの?今もめっちゃ眉間に(しわ)が寄ってるし。……なにあいつ世紀末覇王なの?立ったまま大往生しちゃうの?っっ!?)

 

 一瞬、ウィリアムと目が逢った気がしたの八幡は、思わず木の陰へと身を隠した。

 現在の八幡は、〈ハイディングエントリー〉で他者からは完全に見えなくなっているはずだ。他人から見えることはないはずなのだが……。

 

(ぐ、偶然だよな?俺の考えたことに反応したわけじゃないよな?それともあれか。あいつもリアルじゃぼっちで、他人の視線に敏感とか?……いや、ねえな。あの規模のギルドのトップやってるくらいだ。リアルでもさぞかしイケメンで人気者の、葉山みたいな野郎に決まってる。……ああ~リア充爆発しねぇかな~)

 

 実のところ最初の想像はかなり正確に的を射ていたのだが、現時点での八幡には知る由もなかった。

 

「どうした。ウィリアム?」

 

「いや、なんでもねえよ。なんか俺のことをぼっちだとか考えてそうな、失礼な視線を感じた気がしただけだ」

 

「……やけに具体的な視線だな」

 

「と、とりあえずもう少し探索を続けるぞ。動かなければなにも分からん!!」

 

 遠ざかっていくウィリアムたちの声を聞きながら、八幡は考える。

 

(あいつがこの辺を動き回っているんだったら、おそらくベルの父親を襲った奴らはもうこの辺りにはいないだろうな。あいつ、多分そんな奴ら見つけたら締め上げるし)

 

 会う度に突っかかられたし、それなりに話す機会を多かった。だから、八幡はウィリアムの性格をそれなりには把握している。

 戦闘にしか興味がない、仲間だけいればいいなどと公言しているが、ウィリアムは弱い者いじめの(たぐい)が大っ嫌いのはずなのだ。自ら積極的に動くことはなくても、偶然遭遇すれば迷わず助けに入ることだろう。

 

(はぁ~。勢い込んで来たものの、こりゃ今日はマイハマに戻るかな。流石に全く場所の見当が付かないんじゃ探しようがないし)

 

 若干ではあるが日も陰り始めている。ゲーム時代ならばいざ知らず、現実の森の中で活動するには光源が心許ない。自分で何か灯りを用意すれば良いのかもしれないが、そんなことをすれば周囲に自分の居場所を喧伝する結果となるだけだ。

 今日のところは〈マイハマの都〉に引き上げる。そう結論を出した八幡は、魔法鞄(マジック・バック)から〈鷲獅子(グリフォン)の笛〉を取り出した。

 今日はまだマイハマからアキバの短い距離しか使用していないし、落ち始めているとはいえまだ日も出ている。すぐに〈マイハマの都〉へと戻れるだろう。

 そう考えながら八幡がグリフォンを呼び出そうと笛を口元へと宛がったその時。

 

『リンリンリンリン……』

 

 八幡の頭の中で、鈴の音が響いた。ゲーム時代にはよく、いや、まれに聞いていた音だ。

 

(これは……念話か?この世界でも使えるのか。久しぶりにこの音聞いたから一瞬なんだか分からんかったが。……うん。まあフレンドの人しかかけてこないから?俺をフレンド登録してくれてる奇特な方なんてほとんどいらっしゃいませんし?一応フレンド登録しておきます!!って言われたことは何度かあるけど、その人たちから念話かかってきたことなんてほとんどないし)

 

 ちなみに現実世界での八幡の携帯電話の着信履歴の最新十件は、全て比企ヶ谷小町(ひきがやこまち)の名前で埋め尽くされている。昨日〈エルダー・テイル〉へログインする前に気付いたその事実に、八幡は妹さえいればいい!という思いを新たにしたのだった。

 

(あれ?この世界に小町いなくねえ?妹さえいればいいって思ったのに、妹すらいないんだけど?……いかんいかん。んでこの念話はどんな暇人からかかってきてるんだ?)

 

 今日も今日とて自分の思考で精神にダメージを負った八幡だったが、誰かから念話がかかってきているという状況のおかげで昨日のようにはならなかった。もっともそれは

 

(え~となになに。っ!?…………イサミ、か)

 

 念話を掛けてきた相手の名前を確認するまでの、ほんの僅かな間でしかなかったが。

 イサミ。それは〈西風の旅団〉で八幡の指揮する三番隊に所属していた、〈武士〉(サムライ)少女の名前だった。

 彼女とは色々なことを話した気がする。〈西風の旅団〉のこと。〈放蕩者の茶会〉のこと。新選組のこと。八幡が好きなアニメのこと。イサミが好きな小説のこと。おそらくイサミは、奉仕部に入る前の八幡が、妹の小町を除いてもっともよくしゃべった女の子だった。

 だからイサミとドルチェに相談を持ち掛けられたあの時、八幡は迷うことなく動いた。イサミがどれだけ〈西風の旅団〉というギルドを大切に思っているかを知っていたから。こうすれば誰も傷付かずにすむ。そう思っていたから。

 しかし、あの時のやり方はきっと間違っていたのだろう。奉仕部に所属し色々なことに関わってきたこの一年足らず、そこで得た経験が八幡へと告げる。

 八幡がやったのは一時しのぎでしかなく、その後も〈西風の旅団〉が存続し続けられているのは、残ったメンバーたちの努力の結果でしかない。

 つまり八幡のしたことは責任の放棄をしただけで、八幡が辞めたことの責任をイサミに背負わせただけなのではないだろうか。いつでも前向きに〈エルダー・テイル〉を楽しんでいた彼女に、本来必要のない罪悪感を感じさせただけなのではないだろうか。

 だからこの世界でイサミたちを見かけたあの時、八幡はとっさに隠れたのだ。合わせる顔などあるわけがない。ギルドをかき回すだけかき回して全てを放り出してしまった自分が、一体どの面下げてあの三人の前に出られるというのか。

 八幡に出来たのは、こそこそと隠れて遠くから弓を放つだけ。他のプレイヤーから馬鹿にされている、弓アサシンのまさにそれだ。

 今かかってきているこの念話にも、一体どの面下げて出られるというのだろうか。この一年間、〈西風の旅団〉の連中に関わりたくないというだけの理由で、海外サーバーで活動していた自分に(・・・・・・・・・・・・・・・・)

 それでも、八幡には念話に出るという選択肢しか残されていなかった。

 

『副長……』

 

 念話に出た八幡が初めに聞いたのは、今にも泣きだしそうなイサミの声。そう、この状況下で送られてくる念話が、単なる世間話であろうはずがないのだ。

 

『……どうした?』

 

 イサミへと問い返しながら、八幡は考える。イサミはなぜ自分に念話を掛けてきたのかと。

 先の読めない状況では、常に最悪を想定すること。茶会で〈大規模戦闘〉(レイド)に臨む際、シロエがよく口にしていた言葉だ。そして、八幡の頭の中にはすでにその状況が想定されていた。

 

『お願い!局長を、局長を助けて!!』

 

 この状況における最悪の事態、それは誰かが生命の危機に陥っていること。

 大神殿で復活することが出来るかどうか分からないこの世界で、誰かが死に掛けているかもしれない。そして、自分に念話を送ってきたのは、ソウジロウではなくイサミ。

 旅団のメンバーが、女が死に掛けるなどということを、あのソウジロウが許すはずがない。つまり誰かが死に掛けているとしたら、それは〈西風の旅団〉ギルドマスター、ソウジロウ・セタでしかありえない。

 イサミは語り始めた。この世界に来てからのことを。

 気が付いたら突然この世界にいたこと。ゴブリンと戦ったこと。〈西風の旅団〉のみんなと再会できたこと。〈大地人〉の少女と友達になったこと。その少女と二人で出掛けたこと。

 急いで伝えようと省略され、早口で告げられるそれは、時に理解できないことも含まれていたが、八幡はじっと黙って聞いていた。おそらく状況は切迫しているはずだ。もしかするとこの話を聞いている時間すら惜しいと思えるほどに。

 しかし、おそらくイサミにとってこれは必要なことなのだ。

 

『それで、ウチの〈会津兼定〉が壊れたところで局長が助けに来てくれて……』

 

 自分の責任でソウジロウが死に掛けているという、その事実をはっきりと伝えるために。

 確かに彼女はギルドホールへと逃げているのかもしれない。それでも、責任からは逃げたくないという意志。イサミの話から八幡が汲み取ったのは、一年前の自分が忘れていた、知らなかった感情だった。

 

『……どのあたりだ?セタが衛兵と戦ってるのは』

 

 あの時に自分が放棄した責任と、他人に背負わせた責任。自分の責任で生み出された仕事であるならば、放棄することは許されない。一年前にはなかった奉仕部員としての誇り。ここでその誇りすら捨てたら、もし元の世界に戻れたとしても雪ノ下雪乃(ゆきのしたゆきの)由比ヶ浜結衣(ゆいがはまゆい)、あの二人の前に堂々と立つことは出来ない。

 

『……副長。ごめんね。あの時も今日も、副長にばっかり色々押し付けて』

 

『……別に押し付けられているつもりなんかねえよ。俺は俺がそうしたいからやってるだけだ』

 

『でも……』

 

 そしてそれ以上に、イサミをこれ以上泣かせるわけにはいかない。

 一年前のあの時、自分が〈西風の旅団〉から抜けるのを、彼女は泣いてまで引き留めてくれた。たかが、自分ごときのことであれだったのだ。ソウジロウが死んでしまったら、彼女の悲しみはあんなものではすまないだろう。

 誰が悪かったのかなんてのは決めるのはあとだ。自分が逃げさえしなければ、これから先も話し合う機会は絶対にあるのだから。

 イサミからソウジロウの居場所を聞き出し、八幡は念話を切った。そして開いたのは、ほんのわずかな人数しか載っていない、自分のフレンドリスト。

 フレンドリストを開いて数秒で、八幡は目的の人物を見つけ出した。リストの名前が明るく光っていることを確認した八幡は、すぐにその人物へと念話を送る。

 長いコールの末に帰ってきたのは、眠そうな声。ゲームでは何度も聞いたことがある声だったが、親しく話したことなど一度もない。

 それでも、あの時と同じで、こいつならきっと乗ってくるだろう。そう思った八幡は、その眠そうな声の持ち主へと話しかけた。

 

『くりのん、お前に頼みがあるんだが……』

 

 

 

 

 

 どうにかくりのんの了承を得て、八幡は急いで帰還呪文(コール・オブ・ホーム)の詠唱を始める。

 詠唱に数分かかる、24時間に一回しか使用できない、となにかと制約の多いこの呪文だが、ここから〈アキバの街〉へと向かうよりははるかに速い。

 アキバの地図を頭に思い浮かべながら、八幡は詠唱の完了を待った。

 もしソウジロウが本当に死んでしまったら、今度こそ〈西風の旅団〉というギルドは終わってしまうだろう。だから、たとえどんな手を使ってもソウジロウを生き残らせる。そんな決意を固めながら、八幡は詠唱を続ける。

 そしてようやく長い詠唱が終わり、八幡の体は〈アキバの街〉へと転送された。

 

(しかし、くりのんの奴。寝ぼけてるにしても妙な感じだったな。ひさこがどうの睡眠薬がどうのとか……。あ、そういや昔ロデリックさんからもらった、レベル90モンスターでも眠らせるって睡眠薬、工房に置きっぱなしにしてたわ。……まあ、くりのんの話には関係ないだろうが)

 

 薬を置きっぱなしにしていた八幡が悪いのか、ひさこを襲おうとしたくりのんが悪かったのか。くりのんに薬を盛ったひさこが悪いのか、ひさこにアレな影響を与えてしまった八幡が悪いのか。

 このことについての話し合いが行われることは、(つい)ぞなかった。




というわけでツンデレエルフ登場&八幡とイサミの会話回……になるはずだったんですが、会話部分がめっさ短い件。これは、この状況で長々と会話させてるのはなんかアレだな~と思ってのものであって、決して会話が書けなかったからではありません。ワタシウソツカナイ(棒)

そして毎度おなじみ。雰囲気を台無しにするオチをぶっこんでみましたw反省する時期などとっくの昔に過ぎ去った。

まえがきにも記載しておりましたとおり、今回4万UA&お気に入り800突破しております。どうも三日間ほど日間ランキングに入ったり外れたりしていたようで、最高で16位に入っていたようです。読んでくださっている方全てに感謝を申し上げます。……ただ、バブル経済並のアレな気がしてなりませんがw

さて次回以降について。第二十話は早ければ5月3日、遅くて5月5日の投稿を予定しております。過去編・現代編で、八幡がなぜあんな行動をしたのか、その解答編となります。もっとも、過去編は俺ガイルを読んでいる方、現代編はログホラを読んでる方にはモロバレだとは思いますがwま、まあまだ第一章に爆弾は残ってるし(震え声)

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