只今修行のため森にいまーす。ちなみに兄さんは任務のため不在。
・・・三歳児を1人で出歩かせていいのか・・・?
平和な日本にいたときの記憶が戻った今としては、この世界では普通なことに対してすこし違和感を持ってしまう。
「うーん、チャクラを使った木登りはこの前クリアしたしなー・・・今日は何しようかなー。」
流石サスケの体だわ。才能ってすごいなー・・・。
ちなみにこのチャクラを使った木登り、前世でもやっていたし、さらに女だったということもあってか原作のサスケよりもスムーズに出来た。
「火遁は森が燃えるかもしれないし却下、千鳥も目立つしなー・・・やめとこ。あー!もう三歳児ってほんとやること限られてくるよなー」
中忍ぐらいの気配なら探れるが、上忍やましてや暗部になってくると難しい。といってもイタチに関しては論外である。
「手裏剣は兄さんに教えてもらえばいいし今日は体術でもやろうかな。と、いうことで・・・影分身の術!」
ボンッ!
「うーん三歳だとまだ五体が限界だな。」
この術マジ便利だよね。いやー漫画で印覚えていてよかったわー。
「じゃあこの重り付けて体術の修行な~」
ちなみにこの重りリーのを真似した。
「ハァッ、ハァ・・・。疲れた・・・。」
気がついたらもう辺りが薄暗くなってきた。
俺は地面に大の字で転がっていた。
あー地面がひんやりして気持ちいなー・・・。
このまま寝てしまいたい。
ガサガサ
ん・・・?誰だろう・・・
「サスケ、修行か?」
「あ・・・兄さん・・・。」
「今日も随分と疲れているようだな。頑張るのはいいが、ほどほどにしておけよ。」
「ん、わかってるよ・・・。」
あーやばい眠い。意識飛びそう。飛ぶわ。
目が覚めたら兄さんにおんぶされてました。
体に意識が引きずられるのか、実年齢で考えると恥ずかしいのに
なんだか嬉しいと感じる自分の方がいるのが少し癪だった。
あーあ、兄さん死ぬのか・・・
なんか気分落ち込むわ。
本当なんでサスケに生まれたんだろうなー・・・。
もしもサスケに成り代わるならうちは一族のクーデターとか、
ダンゾウの陰謀とか、それ以前に里とうちは一族のしがらみが無い
いわゆるパラレルワールドってやつに生まれたっかったな・・・。
もしもそんな世界があるのなら、兄さんもあんな悲惨なことを背負わなくていいし、シスイさんも、父さん、母さんも、もしかしたら・・・本当にもしかしたら・・・そんなこと考えるだけ無駄か。
せめて四代目、ナルトの両親が生きていたら何か変わっていたのかな。
本当、死なせたくないなぁ・・・
本当は幼少期の話とかぶっ飛ばして原作に入れようと思ったけど、流石に1話も入れないのはまずいかと思って書きました。いやー小説って読み手から見ると、投稿はよ!とか思いますけど、実際に書いてみると疲れますね。
何十話、何百話とか話書いている人本当に尊敬しますね。
ちなみにサスケの口調がなんかコミュ障みたいになってますが、あれは眠いからというのもありますが、普段から口調は少し大人しめです。