艦娘カウンセラー   作:kakikaki

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二十三話 鈴谷の決心

とりあえず、何をすべきなのかを鈴谷は考えていた。いまさらながら信用を取り戻すような行動をとろうにしても何をすればいいのかわからなかった。

 

「はぁ・・・なにしよ・・・」

 

とりあえず鈴谷専用の部屋に戻ってきて、何気なくあたりを見渡してみる。

 

「これとか・・・もういらない」

 

いつしか買った帽子だ。店では気に入っていたけどいざ鎮守府に買って帰ってきてみればなぜかいまいちになった。他にもこの服もこのバッグもこのポスターも化粧品も・・・

 

「・・・なにやってんだろ」

 

今更後悔したって遅い、このすべてのものは信頼を捨てて得たものだ。誰にも自慢なんてできないししたところでどうにもならない。

 

「・・・亮のところにいこ」

 

とりあえず、さっきの戦闘で起こった出来事を報告に行くために提督室に向かうことにする。そして、扉の前に立つとその中からにぎやかな声が聞こえた。

 

「よし、今日から普通の飯食ってオッケーだ。異常部分はなくなってきてるからここから食事をもとに戻していく」

 

中からは歓喜の声が聞こえた。睦月型の検診中だろう。そういえば胃かなんかに異常があって流動食とかお腹にやさしいものをなるべく食べるようにしてた。だが、今日からそれは終わりらしく徐々に回復していっているのだろう。

 

「後でいいや・・・」

 

たぶんそこに私が入ったら喜んでいる顔は一瞬にして失われるであろう。あとで適当に一人になった時に捕まえて話をしよう。その間に・・・何やっても仕方ない気がするけど・・・

 

グゥ~

 

「うぅ・・・昼から何も食べてないんだった・・・」

 

そういいながら夕食の用意をしているであろう。なんとなく食堂を覗いてみるが、

 

「夕立ちゃん!!大丈夫?」

 

「襲撃があったって来たけど大丈夫?」

 

やっぱり夕立は慕われている。それもそうだろう。彼女は艦娘カウンセラーの補助役なのだから、それに体を張って私を守ってくれたし、そういえばそのお礼も言ってなかったから言わないと・・・でも、この空間には入りたくない。いや、入ってしまってはいけないと思ってそっと、彼女はその場から姿を消した。

 

 

 

 

 

 

そしてまた提督室に戻ってきた。今度は中に亮だけのことを確認し入った。

 

「ん?今は晩飯の時間だ。補給しないと寝れんぞ?」

 

何か資料を見ながら入ってきた鈴谷にそう答える。

 

「うん、後で行く。それよりも、私たちを襲撃した集団のことなんだけど・・・」

 

先ほど、しおいにも聞いたがやはり艦娘の襲撃であったことは間違えないようだ。

 

「以上が報告・・・ねぇ」

 

「なんだ?」

 

「三隈ねぇみたいな艦娘って・・・どうするの?」

 

「あれは集団というよりは一つの組織みたいなものだ、どう処理するかはカウンセラーである俺が決めることではない」

 

「・・・殺したりしないよね?」

 

「・・・どうだろうな」

 

無情にもそう返すしかなかった。亮は海軍に関係する人員だが、カウンセラー、要は裏方だ。裏方がメインに口答えなど言語道断。

 

「・・・だが、何とかして見せる。それより腹減ったし、飯食いに行くか」

 

「・・・うん」

 

この時点で鈴谷も追い込まれていることを察せざる負えなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食堂に顔をのぞかせるともう食べ終わったらしく、艦娘はあまりいなかった。とりあえず、夕立の作った晩飯は海鮮丼のようだ。それを二人分鈴谷と並んで食べる。

 

「ねぇ、亮?」

 

「なんだ?」

 

そういいながら海鮮丼にしょうゆをかけて、食べ始める。対して鈴谷は箸すら持っていない。食欲があまりないようだ。

 

「・・・何でもない」

 

明らかに何かありそうだが、本人が話したくないのか、聞いてほしいだけのかまってアピールかはわからないがとりあえず、食べられるときには食べておくように言った。

 

「鈴谷は今日はもう疲れているだろうから、早く休め」

 

「うん・・・ちょっと堤防散歩したら寝る」

 

一応鎮守府内なのでその辺の外出は大丈夫だが、早めに切り上げるように言った。それより、鈴谷の姉妹艦にも話を聞いておきたい、食事はとれていて鎮守府内でも艦娘と話していたので、大丈夫ではあるかと思うが・・・そう思いながら最上型の部屋についた。・・・少々騒がしい。

 

コンコン

 

「はい」

 

少し眠そうな状態ではあるが、昼会った時と比べては元気な姿を見せたのは熊野。というか・・・

 

「こら!それは僕のだぞ!!」

 

「うーちゃんが食べるぴょん!」

 

「元気だな君たち・・・ってカウンセラー!?」

 

最上型の部屋では睦月、卯月、皐月、最上と熊野でパジャマパーティーらしきことをやっていた。中心にお菓子の山が広げられている状況、これを見逃すことはできない。

 

「皐月!!確かに胃は順調に回復して普通の補給に戻すといったが、夜遅くに大量の糖分と脂質にカロリーとったらまた逆戻りだぞ!!」

 

いつもより厳しい口調で言った。確かに彼女たちにとってはあの流動食ばかりの生活に耐えてもらい頑張っていたことはもちろん知っている。しかし、これでは意味がない、簡単にいえば病み上がりの状態なのだ。このせいで、またどこかに影響が出ているかもしれないので検診をする。

 

「皐月・・・一応、何ともなかったが、胃にこれ以上ストレスを与えないようにしろ。水分を取って歯を磨け」

 

叱られたせいで若干俯いている。今にも泣きそうだが、時にはシビアな判断が必要になってくる。心を鬼にすることも必要だ。

 

「待って!!これは僕が誘ったことだ。僕が話を聞くよ」

 

そう庇うように最上が手をあげる。確かに彼女の楽しんでいるようにも見えた。幹事、というか発案者は彼女のようだ。

 

「そうか、知らなかったとはいえ、こういった場合は俺に相談をしてほしい」

 

今回の件は言っていなかったのでどうしようもないが、それでも注意深く説明した。

 

「ふーん。君には少し興味があるから一対一で話してもいいかな?」

 

最上がそういうと熊野が他の子たちを部屋から出て行かせた。

 

 

「さて、いきなり現れたくせにずいぶんと偉そうだね」

 

気分を害するかのように挑発的に亮に向けて吐き捨てる。

 

「前よりかは自由になったけど、何から何まで君に拘束される筋合いはないんじゃないかな?」

 

まぁ、最上のいうことは理解できないでもない。先ほどの食事や、外出の禁止など、仕事上そのようなことは仕方のないことだ。それにどちらかというと亮はそれを甘く見ているほうだ。ただ、ここまで言うのには少し心当たりがあった。

 

「なんだ?鈴谷と同じくらいの特別扱いをしろって言うのか?」

 

「別に、あんなのと一緒にされても困る」

 

あんなの。まぁ、それほど呆れているのだろう。現在の鈴谷はあれほど悩んでいるというのに・・・と、言ったところで、それは意味のない。鈴谷が裏でどう思っていようが、今の最上は拒絶している。

 

「それなりに要望に応えるようにするけど、みんなが守っていることは守ってくれ」

 

「・・・で、鈴谷には外出も許可してるの?甘いね」

 

たぶん、艦載機を買いに行った時と三隈を探しに言ったときの出撃の話だろう。どうも最上さんは痛いところを突いてくる。

 

「それについてはもう指摘してある。また何か行動を起こすようなら俺もそれなりに動くしかない」

 

それとなく今の時間を見てみるとそろそろ就寝時間が迫ってきた。

 

「そろそろ就寝時間だ。もう寝ろ」

 

「・・・ふん。わかったよ」

 

腑に落ちていないようだが、ひとまず話を終わらせる。そのまま扉を開けると壁に背をつけて熊野が待っていた。

 

「悪いな。部屋から出てもらってて」

 

「いえ・・・」

 

好戦的な最上とは違い熊野はどちらかというと怯えている様子があった。無理もない。彼女もまた元提督の虐待をうけてきた艦娘の一人なのだから。

 

「その・・・鈴谷はどちらに?」

 

話すときに目線をそらしているが、熊野は鈴谷のことを気にしているようだった。

 

「たぶん堤防にいるんじゃないのか?」

 

先ほどそういっていたし、いるとしたらそこか、鈴谷の一人部屋だろう。

 

「そうですか・・・では、失礼します」

 

聞いてきたので会いに行ったりするのかと思ったが、そんなことはなく軽く会釈され自室に戻っていった。一応最上とは違い多少心配はしているのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ・・・」

 

夜の海は綺麗なものだ。そう思いながら、鈴谷はため息をつく。外に出ればリフレッシュできるかと思ったが、意外とうまくいかない。体育座りで海を眺め今日のことを思い出していた。

 

「何をしている?」

 

「・・・また?」

 

「別にいいだろう」

 

後ろから声をかけてきたのは風呂でも少し気を使ってくれた長月だ。

 

「・・・いいの?私と一緒のところ見られたら変な目で見られるかもよ」

 

「就寝時間だからきっと大丈夫だろう。それに皐月がやらかしたみたいで睦月型姉妹艦で慰めてるところだ」

 

「ふーん・・・仲いいのね」

 

そう思った瞬間。たぶん最上型はこの睦月型のようにはなれないだろうと思った。たぶんこの様な微笑ましい関係は築けない。

 

「・・・まぁ、体が冷えるからそろそろ部屋に戻るべきじゃないか?」

 

「うん、あと少しでそうする」

 

そういうと長月はそのまま鎮守府のほうに戻っていった。

 

 

 

そしてまた数分。

 

「やっほ。鈴谷さん」

 

「あ・・・」

 

今度は夕立が様子を見に来たようだ。ニコニコしながら手を振ってちょこんと隣に座る。

 

「どうしたっぽい?」

 

「いや、ちょっと考え事・・・今日はありがとね。守ってくれて、あなたいなかったら私沈んでたかもしれない」

 

海に出た時夕立が庇ってくれなかったら直撃して、轟沈していたかもしれない。命の恩人だ。

 

「ううん。あれくらいなんでもないッぽい!!」

 

そういって入渠で完治した傷を見せてくるが、ほんの少しだけだが、傷跡が残っていた。

 

「ごめん。残っちゃった・・・ね」

 

申し訳なくなった女の子なのにこんな傷をつけてしまうなんて・・・

 

「ううん!別に気にしてないッぽい!!それにカウンセラーの仕事してるときはこういった傷はできるし、それに今更ッぽい」

 

「今更?」

 

「私も昔は亮にカウンセリングされた艦娘だからね。全身綺麗ってわけじゃないんだ・・・でも今が楽しいから大丈夫っぽい!!」

 

彼女はさみしげに言うがすぐに笑顔になる。

 

「・・・うん」

 

「じゃあ私はそろそろ行くね!鈴谷さんも早く眠ったほうがいいッぽい」

 

そういって彼女は立ち上がり鎮守府内に戻っていった。

 

数分して少し肌寒く深夜を迎えようとした物静かの中。鈴谷もそろそろ寝ようと思ったが、いきなり目の前の海が水しぶきをあげた。

 

 

 

 

 

 

「お久しぶりね。鈴谷」

 

「・・・三隈ねぇ」

 

そう、三隈がこの鎮守府の堤防に現れた。

 

「・・・何しに来たの?」

 

「簡単にいうと、スカウトです」

 

「スカウト?」

 

「ええ、カウンセラー対象の鎮守府の仲間を集めて、人間に復讐するのです。・・・と思いましたが、あなたはどちらかというと艦娘を裏切る方でしたね」

 

「!!・・・」

 

わかっている。私のやってきたことは、許されないこと。仲間を裏切り、自分の身を売って楽して生きてきた。痛くない人生を送ってきた。艦娘でありながら死と無縁の温室で育ってきた。皆が補給されないで出撃されている中私は自室でくつろいでた。皆が部屋から出られない環境の中自分の行きたいところに行って満喫していた。金づる提督のご機嫌さえ取っておけば私はみんなと違って無事だった。

 

「ですが、私から提案がございます。貴方は本日の出撃で錬度に反して良い動きを見せました。私たちの仲間になりませんか?」

 

「・・・え?」

 

「それで今までのことは水に流しましょう。どうせ貴方はカウンセラーが来てから皆に良くは思われてないはずです。そこで、私たち反逆軍の大和さんにも話を通しておきます」

 

「・・・ははっ」

 

鈴谷は皆によく思われていない。それはこの一日だけで実感した。その覚悟もしていた。さらに、その提案は魅力的なものだ。私のこの気まずい環境を抜け出し、私を嫌っている艦娘から遠ざかることもできる。優遇される状況におかれる。

 

 

 

 

 

 

「ううん、私は三隈ねぇの仲間にはならないよ」

 

「・・・意外ですね。貴方なら簡単に受け入れると思ったのに」

 

「うん。私も一日前とかだったら付いて行ってたかもね。私はみんなに邪険にされてるし、居場所もない・・・でもね、こんな私に近づいてくれる娘もいる。理解しようとしてくれる娘もいる。こんな状況でも、必死に生きている。そんな娘たちを裏切るって言うのは・・・もうしたくないかな・・・」

 

ところどころ自信なさげに言うが、はっきりと三隈に言いきった。それを聞いて、三隈の表情は変わった。

 

「そうですか・・・では・・・」

 

そういって三隈は腕についている砲口を向け。

 

 

「貴方は、いりません」

 

ドゴォン!!

 

「ガ・・・グハァ!?」

 

撃ちだされた弾は鈴谷の脇腹に直撃した。血が溢れ、鈴谷は脇腹を抱えながら蹲る。さらに三隈は鈴谷に近づき思い切り何発も蹴りを入れる。

 

「何貴方が言っているのですか。今みたいなことを言う資格があると思っているのですか!!私も心底貴方が嫌いです。仲間に入れるのも大和さんに言われなければ私も反対していました!!その癖もう裏切れない?私たちをバカにしてるのですか!!?この鎮守府の艦娘と関わる資格があると思って・・・」

 

 

 

 

 

 

「まぁ、お前の言ってることも正しいけど、それからは受け手次第だな」

 

その言葉が聞こえると砲口をそちらに向ける。

 

「!!・・・貴方は?」

 

「艦娘カウンセラー狩島亮。少し話を伺いたいが、その前に鈴谷を入渠させたい」

 

正直亮はこの状況をずっと見ていた。反逆について何か言うのを待っていたが、あまり情報は流さない上に鈴谷を攻撃までしたので出ないわけにはいかなかった。

 

「カウンセラー・・・ふん。悪いのですが、人間の言うことなど聞きたくありませんので」

 

いつ、どのタイミングで攻撃をされてもいいようにピストルを構えていたが、三隈は武装を解除した。彼女は戦闘をするつもりはないようだ。

 

「・・・意外だな。重症覚悟だったんだが」

 

「リーダー命令でまだダメなんですよ、カウンセラーは私たちにとって、まだ必要な存在の様なので」

 

なるほど、確かに反逆軍に連れて行ったところでその艦娘が使えるかどうかは限らない。そのような艦娘にはカウンセラーをあてるということなのか?だが、それではあまり詰められていない状況だ。とりあえず泳がしておくのか、それとも何か理由があるのか・・・

 

「ふーん。人間殺せるチャンスなのにリーダーさんに忠実だな」

 

「ええ、私たちのリーダーはこの世に革命を起こす御方。あの方の目例は絶対ですので」

 

「じゃあ、もう戻れ。鈴谷が危ない」

 

「いいえ、鈴谷はここで沈めます」

 

「じゃあ俺は・・・」

 

そういって持っているピストルを自分の頭に突き付ける。

 

「帰んないなら自殺する」

 

「!!」

 

こんなのはただのハッタリだ。俺がこんなことをしたところで正直何も変わらない。そのままさせてしまえばいい話だ。

 

「ック・・・」

 

そういって彼女は海の方へと戻り、どこか遠くへ行ってしまった。

 

「・・・ふぅー、危なかった」

 

これは単なる賭けだ。一応保険として、弾を入れていないもう一つのピストルにしておいたが、危なかった。

 

「そんだけ、リーダーに忠実なのか・・・」

 

まだ出来上がって早々の急増チームでリーダーの命令違反をするわけにもいかない。カウンセラーに手を出せない。それでもって、あいつもカウンセリング対象者だ。そういった艦娘によく見られる傾向として、依存される場合もある。たぶん、三隈は今そのリーダーに依存している状態だ。命令違反で見捨てられたくないのだろう。それにもっと何かいい方法があったはずだ、せっかく戻ってきた三隈を逃がしてしまった。だが、鈴谷を助けながら三隈に戻ってくるように説得できる状況ではなかった。

 

「さて、それより鈴谷だ」

 

出血している鈴谷を応急処置をし、なるべく揺らさないように入渠室に連れて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ・・・」

 

鈴谷専用の部屋で目が覚めると、朝日がまぶしい。いつの間にか眠ってしまったようだ。

 

「そっか、昨日・・・」

 

三隈ねぇと会って、殺されかけたんだっけ・・・そう思いながらも重い腰をあげる。そして外を見てみると亮が発注したものを運び出している様子が見える。そして、鈴谷は外にいる彼の元に行った。

 

 

「お、起きたか?」

 

「昨日はありがとう。それでさ、私は決めたよ」

 

昨日、自分でしっかりと言葉にできたのが影響してるのかな?

 

「私は今のままでももう大丈夫。気にしてたところで意味ないし、認められたいけど、難しい。でもさ、私はみんなをもう絶対に裏切らない。例え、三隈ねぇが何かしかけようとしたとしても、私が絶対に皆を守る」

 

「いいのか?茨の道だぞ」

 

「うん。じゃないと、私を気にかけてくれる子に申し訳ないじゃん」

 

そういって吹っ切れた彼女は決心したかのように鎮守府に戻っていった。彼女は元気になり何か決心したようだが。

 

「まだだな」

 

カウンセリング完了とは言えなかった。、身体と精神はよくはなっているのはわかるが、鎮守府内での艦娘とのコミュニケーション。姉妹艦との衝突。それらはまだ解決できていない。だが・・・

 

 

 

 

 

「おはよう・・・ございます」

 

「!!・・・おはよう、熊野」

 

廊下ですれ違った熊野と鈴谷は軽くあいさつを交わす。さらに少し奥では長月が手を振っていた。

 

一部ではあるが、理解し始めているようだ。

 

 

 


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