艦これで書き物   作:初心者提督

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VR艦これ 第1話

久方に大きな買い物をした。

 

ゲームダイブと呼ばれるヘットギアのようなものだ。

給料数か月分の買い物だが、まあ値段に合う買い物だと思いたい。

 

 

 

はるか昔、据え置きと呼ばれたゲーム機体は

今、もはや化石同然だった。

テレビ画面を見ながらコントローラーを操作して

画面の中の自分の分身動かす・・・

 

そんなものは時代遅れだ。

 

何故ならゲームダイブは文字通りゲームの世界に入ってプレイするのだ。

考えてもみてほしい。

 

●ケモンや北斗の●といった架空の世界に入ってそのキャラクターとあうことができる。

どれだけ多くの人が待ち望んだことだろうか。

 

もっともあまりに革命的過ぎて色々な事件が起こったりしたので

色々な法律も定まって結果的に一般ピポーには12時間以上の起動は禁止になってしまったが。

 

 

多くの中毒者がでるほど魅力的なものなのだ。

 

 

はてさて、今回私がプレイしようと考えているのは

艦隊これくしょん-艦これ- である。

 

 

 

現在ゲームダイブで三大勢力と呼ばれるゲームの一つだ。

 

そして●チガイプレイヤーと運営が多いことで有名なゲームである。

何故、そんなゲームをやろうと思ったかといえば

実は前世の記憶をもっているのだ。

 

前世は艦これをよくやった。

お気に入りは蒼龍だった。

 

 

結局、ブームがすぎさってサービスが終わるまでやったなぁ・・・

 

しかし生まれ変わってこのゲームがまさか●ケモンと同じくらい

流行していると思わなかった。

まあきっと世界戦が違うのだろう。

うん、そういういことにしよう。

 

事前に司令官としての情報は登録しておいた。

全身および顔はそのままリアルスキャンで現実そのまま。

・・・いや、やっぱり背丈は少し高くした方がいいかなぁ。

ゲームダイブをつけてベットに横になる。

 

起動して注意事項を聞きながら、艦これ起動する。

ちなみにダイブゲームは20禁となっている。

理由は単純に多くのゲームで性的に

いたすことができるようになっているからである。

もちろんこの艦これもそうだ。

もっともAIが監視をしているので無理やりとかはできないけれど。

 

プレイヤー設定画面で、身長を少し伸ばしておいて・・・と。

そして決定キーをおしていよいよ艦隊コレクションの世界へいざぁ!

 

 

 

「艦隊これくしょんの世界へようこそ」

 

 

ゲームダイブから流れる音声を聞きながら

ゆっくり意識がおちていく。

目が覚めたら、そこは艦これの世界だ。楽しみだなぁ。

 

 

だが俺は忘れていたのだ。

この世界はかつて俺が楽しんだブラウザーゲームの

艦隊これくしょんではないのだ。

 

 

 

●チガイプレイヤーと運営の巣窟である

ダイブゲームの艦隊これくしょんであることを・・・・




ブラウザー版の提督と運営は素晴らしい

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