モグラだってドラゴン名乗っていいじゃない!   作:すこっぷ

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カズキくんの神器…『モグラさん』
カズキくんの禁手…『メカモグラさん』

全部カズキくんが決めました、私は悪くありません。
アザゼルさん達が考えた厨二なネーミングもあるかもしれませんが、適当に皆さんで考えてみて下さい。


34話

う〜ん、どうしよう。

何しても外れないぞこの枷、どうなってんだ?

 

「ゴメンねアーシアちゃん、もうちょい我慢しててね?」

 

「いえ、そんなに気にしないで下さい。私なら大丈夫ですから」

 

アーシアちゃんは笑顔でそう言ってくれるが、この体制のままだとやっぱりキツイだろうし……さて、どうしたものか。

 

「おい貴様っ! いい加減ここから出せ!」

 

俺が悩んでいると、下の方からギャーギャー喧しい声が響いてくる。

 

「うっさい、大人しく埋まってろ」

 

「ぐぼッ!?」

 

顔に蹴りをくれてやると、気絶するので少しの間だけ静かになる。

さっきからこの繰り返しだ、いい加減学習して静かにしていて欲しいものだ。

 

「カズキ!?」

 

声に反応して振り返ると、そこにはイッセーやみんなの姿が。

 

「おぉみんな、ちょうど良かった。頼みたい事があったんだ」

 

枷を外すためみんなで四苦八苦している間に、リアス先輩が質問してくる。

 

「ところで、何でカズキくんが私たちより先にここにいたの?」

 

「あぁ、オーディンさんが張り切ってくれたおかげで表の連中はソッコーで片付きまして。モグラさんがみんな戦ってるっていうから、敵さんがそっちに集中してる間に地下から穴掘ってここまで来ました」

 

おかげで最短距離でここまで来れた。

 

「加勢しようとしなかったんですか?」

 

「や、だって君らめっちゃ強いんだから俺が助ける必要ないじゃん?」

 

ギャスパーくんに首を傾げながらあざとく聞かれたので即答する。

なにより、アーシアちゃんの確保が最優先だしね?

 

「で、ディオドラ……いや、このクズは何でこんな事になっているんだ? 切っていいのか、コレ」

 

ゼノヴィアはそう言いながら、手に持ったデュランダルでストーカーの頰をペチペチと叩いている。

お前も段々と悪魔っぽくなってきたな、アーシアちゃんが危険な目にあってキレてるのはわかるが。

 

「もうちょい待ってろ、聞く事あるかもしれないし」

 

いじめるのは構わないけど。

小さな聖魔剣を作り出して、枷を削ろうとしながら木場も話し掛けてくる。

 

「よく簡単に捕縛出来たね? 相当パワーアップしてるって聞いてたのに」

 

「おぉ、やたらと攻撃が凄かった。なんか『蛇』を飲んで力がうんたらってペラペラ喋ってきたからさ、距離詰めてからそれを吐き出すまでひたすらに腹を殴り続けた」

 

こう、何度も何度も。

腹を殴るジェスチャーを交えながら言うと、みんなしてお腹を押さえる。

 

「エグいです、先輩……」

 

「だって他に方法思いつかなかったし。その後は俺が掘った穴にコイツを突っ込んで、モグラさんの不思議パワーの宿った土で押し固めた」

 

小猫ちゃんに至っては猫耳と尻尾が垂れてしまった。

やっぱかわいいな、猫耳。

 

「で、結局『コレ』はどうしますの? 何かするのなら手伝いますわよ?」

 

「目を輝かせながら言わんで下さい朱乃さん……っと、ブーストかかったリアス先輩でもダメか」

 

流石に手詰まりだ。

やっぱ、このストーカーを起こして聞くしかないかな。

 

「朱乃さん、こいつに水ぶっかけてくれます?」

 

「お安い御用ですわ♪」

 

朱乃さんが指をチョチョイと振ると魔法陣が現れ、そこから溢れてきた水が降りかかり、ストーカーは咳き込みながら目を覚ます。

 

「ぐぼっ!? ゲボッ、ゴハッ! な、何だ一体!?」

 

「おぅ、起きたか。捕まってるのに寝るとは、イイトコの坊ちゃんの癖して神経図太いな」

 

「き、貴様が気絶させたんじゃないか!」

 

「ンなこたぁ忘れた。それよりもアーシアちゃんの枷、外し方教えろ」

 

やたらと騒いだ後、ストーカーは俺の質問を聞いてニンマリと嫌らしい笑みを浮かべる。

 

「ふん、誰が教えるか。そのまま悩み続けて、みんな纏めて無様に死ねばいいッ!」

 

「なるほど、このままだとみんなが死ぬ様な何かが起こるのか。んでもってこんだけ自信満々って事は、外す方法はこいつも知らないな。教えてくれてドーモ」

 

俺がそう言うと、ストーカーはまた喚き出した。

煩いのでまた黙らせようかと思っていると、イッセーが真剣な眼をしながら声を掛けてきた。

 

「なぁカズキ、ちょっとやってみたい事があるんだけど……」

 

「お、何かとっておきがあるのか。やるなイッセー、何でもいいからやってみてくれ」

 

俺の言葉にイッセーは力強く頷き、禁手化して赤い鎧に身を包むとアーシアちゃんの枷にそっと触れる。

 

「アーシア、先に謝っておく。ゴメンね!」

 

「え?」

 

イッセーの言葉にアーシアちゃんは首を傾げた。

何で謝って……おい、まさか。

 

イッセーの鎧に散りばめられた宝玉が力強く輝き、全ての力が枷に触れている手に流れ込んでいく。

その輝きはどんどんと増し、それにつれて枷にヒビが入っていく。

 

「高まれ、俺の煩悩ッ! –––『洋服破壊(ドレス・ブレイク)』ッ!」

 

イッセーが気合を入れて叫ぶと、アーシアちゃんを拘束していた枷は軽快な音と共に砕け散った。

……アーシアちゃんの身に着けている衣服と共に。

 

「いやっ!」

 

アーシアちゃんは小さな悲鳴と共にその場にしゃがみ込んでしまい、見兼ねた朱乃さんがすぐに魔力で服を着せてあげていた。

イッセーの『洋服破壊』で、アーシアちゃんに密着していた枷を含めて丸裸したって事?

 

……なんだこれ。

方法が酷すぎるけど、結果としてアーシアちゃんの拘束は解いた訳だし……なんか注意しずらい。

ほら、ドライグ君泣いてるじゃないか。

 

「ば、馬鹿な!? あれは『赤龍帝の籠手』よりも上位の神滅具『絶霧(ディメンション・ロスト)』の所有者が作り出した固有結界だぞ!? あんな方法で破れるはずがないッ!!」

 

何やらストーカーが驚いてるな。

そんなに凄いんだ、イッセーのスケベ技。

てかなんでそんな説明口調なのよ、本当に三下の役がお上手ですなぁ。

 

「出来たんだから仕方ないだろ。知らないのか? バカに限界はないんだよ」

 

「お前さ、やっぱ俺のこと馬鹿にしてるだろ?」

 

「何いまさら言ってんの?」

 

イッセーがアーシアちゃんを抱き締めながらこちらを睨んでくるが、適当に相槌を打っておく。

ゼノヴィアもイッセーを弾き飛ばしてから、アーシアちゃんに抱きついて喜んでいる。

 

ストーカーはこれ以上喋らせると煩いので、適当な布を猿轡代わりに口に巻き付けてからストーカーの前に座って顔を覗き込む。

 

「さて、もうお前に用は無いし……取り敢えず、これ以上悪さ出来ない様に去勢しとくか。ゼノヴィアか木場、ちょん切っちゃえ」

 

「嫌だ、聖剣が汚れる。首をはねるならやらせて貰うが」

 

「僕もそれはちょっと……一応現魔王の血筋だし、殺すと部長やサーゼクス様のご迷惑になるかもしれない。このまま引き渡すのが得策かな、気持ちは分かるけどね」

 

どちらにも断られてしまった。

二度とアーシアちゃんに迷惑の掛からない良い案だと思ったのに。

一先ず地面からストーカーを引きずり出し、モグラさんの不思議パワーの宿った石で後手に拘束する。

 

まぁ確かに二人の迷惑になるのは……いや、別にいいんじゃね?

俺ってあの兄妹にいつも迷惑掛けられてるんだから、こんくらい許されるよね。

二人はやりたくないみたいだし、俺がモグラさんのドリルで潰そう。

 

「よし、やるか」

 

「やるなっていってるでしょう!」

 

俺がモグラさんを装備してドリルをキュインキュイン言わせながらストーカーに近付くと、スパーンと小気味の良い音と共にリアス先輩にハリセンで頭を叩かれた。

前にアザゼルさんも叩いてたけど、どっから出したのそれ?

地味に痛い。

 

その光景を見てみんなが笑い、アーシアちゃんもお祈りをしてからイッセーに駆け寄る。

さて、アーシアちゃんの救出も無事に済んだしさっさと……っ!?

 

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

 

「アーシアちゃんッ!」

 

カズキくんの声と共に、強烈な光が僕たちを襲った。

目を細めながら見ると、アーシアさんが光の柱に包まれている。

その光が消え去ると–––。

 

「……アーシア?」

 

イッセーくんの声が妙に響いた。

そこにいた筈のアーシアさんの姿はなく、そこに向けて伸ばしていたカズキくんの右腕の肘から先がなくなっていた。

一体、何が起こって……?

 

「木場、炎の剣を出してくれ! 早くッ!」

 

「っでも……いや、分かった!」

 

カズキくんは呆けている僕に指示を飛ばす。

一瞬躊躇したが、あの出血はマズい!

僕は即座に炎の聖魔剣を作り出し、傷口に当てる。

 

「ぐぅっがぁぁッ! 」

 

肉の焼ける音と臭いが辺りに広がり、カズキくんは腕の焼ける痛みで顔を歪め、苦悶の声をあげた。

 

「フー、フシュー……ありがとう、助かった。けど悪い、少し休ませてくれ」

 

痛みに歯を食いしばり、歯の間から呼吸音が洩れる。

カズキくんはお礼を言うと、その場に倒れこんでしまった。

朱乃さんが慌てて駆け寄り魔力を送り込んでいるが、やはりアーシアさんのようにはいかない。

 

「ふむ、気紛れの攻撃だったが思わぬ拾い物だ。厄介と忠告されていた男の片腕を奪えるとは」

 

声のした方へ視線を送ると、軽鎧を身につけた男性が宙に浮いていた。

……なんだ、この妙なオーラの質は。

まさか、これが『蛇』の魔力か?

 

「お初にお目にかかる、私の名はシャルバ・ベルゼブブ。偉大なる真の魔王、ベルゼブブの血を引く正統なる後継者だ」

 

–––旧ベルゼブブか!?

アザゼル先生のおっしゃっていた今回の騒動の首謀者、わざわざここまで出張ってきたのか……。

僕たちが身構えていると、ディオドラがシャルバの元に駆け寄った。

しまった、突然の事で油断していた!

 

しかしシャルバはディオドラを一瞥すると、何も言わずにその手から光を放つ。

その一撃はディオドラの胸を穿ち、奴はそのまま倒れる事もなく塵になって霧散していった。

あれは……光の力?

 

「あれだけ手を貸し、オーフィスの『蛇』まで与えたというのに結果を残せず、厄介とはいえ人間に敗北する。所詮は紛い物の一族よ、もはや生きる価値すらない」

 

シャルバは吐き捨てる様にそう言って、此方に向き直る。

その時、腕に何かの機械が見えた。

あれが悪魔が光を操れるカラクリか?

 

「さて、サーゼクスの妹君。突然だが貴公には死んでいただく、理由は……言わなくても分かるだろう?」

 

「現魔王への復讐でしょう? 分かりやすくて反吐がでるわ」

 

シャルバの発言に、部長が眉を寄せて睨みつけながら答える。

 

「今回の作戦はこちらの負けだ、まさか下位の神滅具が上位のソレに打ち勝つとは想定外だった。だがいいさ、今回のテロで私さえいれば十分に事は起こせる事が分かった」

 

「直接現魔王と戦おうとせずに血族から殺していく……この外道ッ! 何よりもアーシアを、私の妹を殺した罪! 絶対に許さないッ!」

 

部長が激昂し、全身に紅いオーラを迸らせる。

それに合わせて、僕ら眷属もそれぞれの獲物を手に詰め寄る。

アーシアさんはようやく過去の全てにケリをつけた。

 

彼女の尊敬するカズキくんに助けられ、大好きなイッセーくんが呪縛を破壊する事で全て終わらせる事が出来たのに!

シャルバ、お前は絶対に許さない!

僕の大切な仲間を消し去った事を後悔させてやるッ!

 

「アーシア? 何処に行ったんだ?」

 

僕が斬りかかろうとしたその時、イッセーくんがふらふらと歩きながらアーシアさんを探して辺りを見渡している。

『隠れてないで出てきてくれ、帰って二人三脚の練習をしなきゃ』

そう呟きながら今にも倒れそうな足取りで歩き続ける。

 

その光景は余りにも痛ましく、見ていられる様なものではなかった。

小猫ちゃんとギャスパーくんは嗚咽を漏らし、朱乃さんは顔を背けて静かに涙を流す。

部長はそんなイッセーくんを優しく抱きしめている。

 

「……さない、許さないッ! 斬る、斬り殺してやるッ!」

 

ゼノヴィアは目から大粒の涙を流しながらデュランダルとアスカロンを手にシャルバへと斬り掛かるが、防御障壁に攻撃を阻まれ腹部に魔力の弾を食らって逆に吹き飛ばされた。

地面に墜落したゼノヴィアはそれでもなおシャルバに立ち向かおうと、手元から離れてしまった聖剣を求めて辺りをまさぐっている。

 

「惨めなものだな、下劣なる転生悪魔に汚物同然のドラゴン。あの娘は次元の彼方に消えていった、既にその身も消失しているだろう。–––死んだんだよ、あの娘は」

 

シャルバの無慈悲なその一言に反応して、イッセーくんは奴を無表情でじっと見つめ続けた。

その姿はどこか異様で、イッセーくんは部長を振り払ってゆっくりとシャルバに向かって歩を進める。

 

『リアス・グレモリーとその眷属たち。死にたくなければ、今すぐここから離れろ』

 

これは、ドライグの声か。

僕たちにも聞こえるように発声したようだ。

しかしなぜ急にそんな事を言い出したんだ?

 

『あの悪魔、シャルバと言ったか?あいつは–––選択を間違えた』

 

 

 

 

 

『Juggernaut Drive!!!!!!!!!!』

 

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

 

凄い……あれが赤龍帝の秘められた力。

全身の宝玉からドラゴンの腕や牙が生えたり、以前奪った白龍皇の力を操ったり……ギャスパーくんの様に敵の動きを止めたりもしていました。

 

そんな多種多様な能力を発揮してシャルバの動きを止め、イッセーくんの鎧の胸元と腹部の装甲が開いて何かの発射口が現れる。

それはカズキくんの『あの攻撃』とよく似ていましたが、威力は段違いのものでした。

祐斗くんが聖魔剣を幾重にも重ねたシェルターを作ってくれなければ、私達も巻き込まれていたかもしれません。

 

そして神殿を廃虚にした今、イッセーくんは瓦礫の上に立ち天に向かって哀しげに咆哮をあげている。

私たちはどうすれば……イッセーくんはどうしたら戻るのでしょうか……?

 

「–––う、いってぇ……何処だここ?」

 

私たちが躊躇していると、後ろから私の待ち望んでいた声が聞こえてきた。

 

「カズキくん!」

 

「カズキ! 目が覚めたのか!?」

 

私とゼノヴィアちゃんが側に駆け寄り、彼を支える。

彼は頭を押さえながら上体だけを起こして辺りを見回し、そしてその視線が瓦礫の上のイッセーくんに止まった。

 

「あの鎧……イッセー、か?」

 

彼はそう呟いてから、状況の説明を求めた。

私たちが大体のあらましを説明し終えると、再びイッセーくんを見つめてから口を開く。

 

「大体わかった、じゃあちょっと行ってくるわ」

 

カズキくんはそう言ってから立ち上がろうとして、バランスを崩してこけかける。

当然だ、いきなり片腕を無くしたら体幹が崩れて上手く動ける訳がありません。

 

「ちょ、待ちなさい! 貴方、そんなにボロボロで何を!?」

 

カズキくんがヨロヨロと動き出すのを、リアスが呼び止める。

 

「いえ、どうもイッセーがあんなになったのって、俺のせいでもあるみたいですし。ちょっと八つ当たりされてきます」

 

普段は八つ当たりする側だから新鮮だね。

彼はそう言って笑みを浮かべながら、イッセーくんに向けて歩を進めていく。

しかし、その前に両手を広げたゼノヴィアちゃんが立ち塞がった。

 

「待てカズキ、私は行かせないぞ。アーシアがいなくなって、お前までいなくなったら……私は……」

 

ゼノヴィアちゃんはそう言いって身体を震わせながら俯き、涙で地面を濡らしている。

カズキくんはそれを見て、ゼノヴィアちゃんの頭に手をポンと置く。

 

「大丈夫だって。死にやしないし、ちゃんと戻ってくるから。……アーシアちゃん守れなくて、ごめんな」

 

彼はそう言って前に進んでいく。

そして私の前まで来ると、小さな声でボソリと呟いた。

 

「朱乃さん。後、お願いします」

 

その言葉を聞いて私はカズキくんを止めようと腕を伸ばしたけれど、彼は既にイッセーくんの所まで跳んで行ってしまった。

カズキくん、あなたは……。

 

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

 

「よぉ、イッセー。なんか機嫌悪そうだな」

 

俺が声を掛けると、イッセーは反応してこちらに振り向く。

少しは意識が残っているのか、それともただの本能か……。

 

「もう終わったんだ、お前もその鎧さっさと外して帰るぞ」

 

「ぐぎゅるがぁぁぁッ!」

 

イッセーはまるで動物が威嚇する様にこちらに牙を剥き出している。

四つん這いだし、まんまドラゴンみたいだ。

やっぱ、色々と発散させてやらなきゃダメかな。

 

片腕無いし血が流れすぎたからかすげーシンドイけど、お前は絶対助けてやる。

なんせ、初めてまともに出来た友達だからな。

 

「ホラ、来いよイッセー。八つ当たりなら俺が付き合ってやるからさ」

 

「ガァァァァァッ!!」




さて、ここからどうギャグに持って行こうか……

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