基本土日が執筆活動ができる日程なのですが、平日は不安定で一日おきに仕事場に泊まることになったり、一週間定時上がりできたり、不安定な時間なので更新速度も不安定になります。
ご了承ください。
ちょいちょい参護の兄や父が出ないかとメッセージで聞かれますが、本人登場は無理です。
さとりに協力をお願いすればワンちゃんですかね?
あ、新しいゆっくり妖怪でるよ~
□月(´・ω・`)日
先日、里を襲った妖怪を撃退したため、かなり高額な報酬を貰った。
その代わりと言っていいのだろうが、阿求様と慧音さんから十数日確実に休むように言い渡された。
しかも、永遠亭に連絡して鈴仙さんを休む期間の間、里に来る時と帰る時に看病という名の見張りにつけられてしまった。
鈴仙さん自身は少々人間が苦手な様子だったので、休憩所のように使ってくれてかまいませんと言っておいた。
どう思っているかわからないが、行きと帰りの二回訪問、もしくはどちらかの一回訪問の契約らしいのだが、二回訪問してくれることが多く、その際にいろいろと食べ物を持ってきてはくつろいでいる。
知識としては、苦労人と気弱なイメージのキャラクターだったが、交流してみると薄幸というか小動物をイメージさせられる。ま、ウサギなんだけどね。
前にYパチュリーと出会った時は平然と対応していたし、今回Yレミリアに出会った時も
「増えたんですね~」
の一言で済んでしまった。
知識として、彼女は相手の波長を見ることができると聞いたことがある。
しかし、知識として知っているのと、彼女に聞けるのかという点では全く違う。
ストーカーと思われたらたまらない。
単純にゲーム二次創作をかなりやり込み、読み込んでいるだけで……。
十分ダメだな。
知識として活用するのはいいかもしれないが、表に出すのは避けるようにしよう。
□月(-.-)日
波紋のおかげでだいぶ軽減されているので、怪我としてはやられ方ほど酷い怪我ではない。
痛いことは痛かったが、骨も折れた部分は治ったし、内臓のダメージもだいぶ軽減されている。固形物ギリギリ食べられるしね!
ただ、鈴仙さんには重傷に見える……いや、一般的に十分重傷か。
その鈴仙さんは里に行く前にYパチュリーと一緒におかゆを作ってくれた。
その間にYレミリアは俺の周りでうーうー言いながらすり寄っていた。
元気付けようとしてくれているのか、単純にすり寄っているのか不明だが、癒される。
おかゆは美味しかった。
夕方の永遠亭へ帰る前に寄ってくれて洗い物をしてくれる。
阿求様も慧音様も撃退した妖怪の調査と里のまとめをやっていて、ここしばらく訪ねて来ていない。
アバラの包帯も換えてくれたのはちょっとドキドキした。
水の魔法で桶の水を冷やしてくれたり、風の魔法で掃除してくれたり、Yパチュリーの家政婦というかメイド化が一気に進んでいる気がする。
Yレミリアは無邪気に遊んでいる。
彼女としては仕事に行かないで相手をしてくれる、一緒にいてくれる期間みたいな認識なのかもしれない。
□月(^_^;)日
今日はなぜか、藤原妹紅が訪ねてきた。
本当になぜ?
慧音さんと仲がいいのは知っているけど、妹紅さんと俺は一切関わっていないはずだ。
どうやら、見舞いついでに俺を見に来たようだが、見る価値のあるような人間じゃないのでどうか帰ってくれませんかね?
つか、怪我で寝込んでる状態なのであまり見せたくない。
妹紅さんもゆっくり妖怪たちが気に入ったようで、特にYパチュリーを揉んで遊んでいた。
Yレミリアも揉んでみたが、どうやら個体ごとに揉み心地が違うようで、個人的にはYパチュリーの揉み心地が好みだ。
Yレミリアは、スベスベした肌と少し弾力の強い揉み心地が良かった。
ちょっと揉むとスルッと手の中から滑り出る感覚がちょっと癖になる。
ちょっと他のゆっくり妖怪の感触が気になったのは内緒だ。
□月(._.)日
妹紅さんは面倒見がいいようだ。
鈴仙さんが朝と夕方、妹紅さんが昼に来てくれる。
慧音さんにも頼まれているようで、起き上がろうとしたら枕元を燃やされた……。
笑顔で
「寝・て・て・ね?」
と言われたときは冷や汗がドッと出た。
あ、二次創作で男性言葉の設定が多い妹紅さんだが、女性の口調だった。
女性の優しい口調で凄まれた時は正直冷や汗の量が増えていると思う。
包帯を換える際に鈴仙さんが
「汗すごいですけど、暑かったですか?」
と聞かれた時、ちょっと恥ずかしかった。
包帯は水の魔法と風の魔法でYパチュリーが洗濯してくれる。
いや、Yパチュリー万能やね。
Yレミリアも包帯を巻くのを手伝っていた。
いや、冷静に考えて観察対象の子たちにお世話されるってちょっと恥ずかしいものだ。
□月(T_T)日
どういう事なのだろう?
Y咲夜が来た。
YレミリアかYパチュリーが呼んだのだろうが、俺の部屋の掃除や看病などをしてくれた。
鈴仙さんや妹紅さんは驚いていたが、すぐに慣れたようで普通に意思疎通をしていた。
礼儀正しく、あいさつも「ゆっくりして行きますね」だった。
いや、こんな感想が出てくるあたり結構毒されているのかもしれないが……。
鈴仙さんと妹紅さんに、阿求様と慧音さんにゆっくり妖怪が増えたことを伝えてもらう。
本当なら俺が行くべきなのだろうが、今行くと強制療養が追加で入りそうなので彼女らに頼んだ。
Y咲夜はオリジナルがメイドだからかすぐに家じゅうの家事を済ませ、俺の看病に移行した。
Yパチュリーは家事の手伝いをして、俺につきっきりで額の濡れタオルを頻繁に変えてくれる。
YレミリアはY咲夜の上に乗って楽しそうにうーうー言っている。
だいぶ体調は回復したが、それでも波紋の呼吸をしながらでこの治癒速度なのは思った以上に重傷だったのだろう。
そうつぶやいたのを鈴仙さんに聞かれたらしく、
「普通の人間なら全治三か月ですよ」って言われた。
死に掛けじゃないか。
□月∑(゚д゚; )ガーン日
どうやら、Y咲夜はヘッドドレスを取ると犬耳が生えているようだ。
お礼をしようにも動けないので頭を撫でてあげたら、ピコッと犬耳が生えてきたのだ。
どうやら、感情が高ぶると犬耳が出てくるようだ。
肌触りはモフモフの耳だった。普段は出していないので、出てきた時はちょっと得した気分になる。
ちなみに揉み心地は、モフモフした耳と肌がちょっと柔らかい水風船のようにスベスベで、ぬいぐるみの様なフカフカした揉み心地だった。
三匹のゆっくり妖怪に共通して揉まれるのが好きなのか、一日のどこかで一回は揉まれに来る。
書いてみてちょっといやらしく思った俺は心が穢れていると感じてしまった。
Y咲夜はやはり、よくYレミリアを世話している。Yレミリアが着地する場所は俺の頭かY咲夜の頭かだ。
Yレミリアは現在俺が寝たきりほどではないが寝ていることが多いので、何を思ったのか顔の上に乗る。
額から鼻にかけて乗るのだが、なぜかヒンヤリしている。
妹紅さんに聞いたら、Yレミリアは別に普通の生き物と変わらない体温だそうだ。
つまり、俺の体温が上がっていて冷たく感じているのだろう。
昨日の日記じゃないが、死に掛けじゃないか。
□月ズサーッε=ε=ε=c⌒っ゚Д゚)っ日
波紋の呼吸を繰り返すことで、だいぶ怪我が治ってきた。
ダメージ回復のため、熱が出たり、力が出なかったりしたが、ようやく完全復活が見えてきた。
身体を慣らすために起き上がって行動したら、鈴仙さんに人差し指を後頭部に押し当てられて
「まだ、寝てないとだめですよ?」
と言われた。
銃を押し当てられるシーンを思い出し、そそくさと布団に戻った。
昼なら大丈夫だろうと動いていたら家の前にクレーターができた。
家の前で薪割をしようとしたら、ドーンって音と砂利が飛んできたもんだからびっくりした。
あれだ、高温の火球は弾丸そのものだが、周囲にまき散らす熱風が恐ろしい。
危うく火傷で再び布団に送り返されるかと思った。
「慧音に頼まれてるからさ。完治するまで……寝ててね?」
寝ててね? の部分で手に炎を展開されたらおとなしく引っ込むしかない。
ゆっくり妖怪が寝てろと言わんばかりに俺を布団に引っ張り込む。
Yレミリアも飛びながら布団の方へ押していた。
顔を擦り寄せているようにしか見えなかったが、寝てろという事だろう。
台所に妹紅さんや鈴仙さんが立つ中で、Y咲夜が調理を手伝っていたのはこれから慣れる必要があるんだろうな。
貯金も余裕があるし、完治するまでおとなしくしてますかね。
いかがだったでしょうか?
Y咲夜、彼女は可愛いと瀟洒をなんとか両立させたいキャラです。
まぁ、難しいですが……。
Y咲夜はYレミリアの世話をしてほしいとYパチュリーが呼びました。
Y咲夜自身、Yレミリアの世話ができることと、参護自身の世話ができることは楽しいので主人公にも好意的に行動します。
ゆっくり妖怪の共通生態その一
・やさしく揉まれるのが好き
です。
もちろん独自設定ですので矛盾点や他作品との差異があると思いますが、独自設定だと広い心で許していただければ助かります。