遊戯王GX 転生者が精霊達と過ごす学園生活   作:星無

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※前回に引き続き、学園祭中です


☆第三十話 学園祭コスプレデュエル第二弾!VS十代

「さて…十代君…デュエル、始めようか」

 

ちなみにブラック・マジシャン・ガールは観客席に移動して

写真撮影などに付き合っている…

 

「おう!」

 

「さあ!再びヴァンプ・オブ・ヴァンパイアの登場だー!」

 

「「うおおおおお!!!」」

 

「対するは…謎のデュエルモンスター!遊城十代選手だー!」

 

「なんだあれ…」「引っ込めー!」「馬っ鹿じゃないの…?」

「さっきの黄昏の姫と完成度高いブラマジガール見た後じゃあな…」

 

観客からヤジが飛ぶ

…まあ…いろいろなパーツつけ過ぎて何のモンスターか分からないしね…

デュエルディスクの装着にも手間取ってるし…

 

「あぁ~!もうやってられっか!大体こんな格好でデュエルが出来るかよ!」

 

十代はパーツを脱ぎだす…

 

「…コスプレデュエルの意味…」

 

「おーっと十代選手これはコスプレデュエルの意味が無くなって来たぞー!?

 

解説のXYZ-ドラゴンさん、これはどうなんですかね」

 

「…アホだな…」

 

「これで良し!さあ聖!デュエルだ!」

 

「ええ…!…十代君とまともに1対1でデュエルするのは入学式の後以来ね…」

 

「そういえば、そうだな…セブンスターズとかゴタゴタもあったしな…」

 

「…全力で行くわよ!私の精霊達も十代君とのデュエルを楽しみにしてるわ!」

 

私の後ろに精霊達が並ぶ、皆、顔が嬉しそうだ

 

「おう!手加減無しだぜ!今度こそ俺が勝つ!」

 

「「デュエル!」」

 

「先行は俺だ!俺のターン!ドロー!」

 

十代 1ターン目

 

「俺はE・HEROバブルマンを召喚!このカードの召喚に成功した時

 

自分の場に他のカードが無い場合、デッキからカードを2枚ドロー出来る!」

 

E・HEROバブルマン 攻 800/守1200 攻撃

 

出た…!アニメ効果の強欲なバブルマン…条件の割にドローまで緩過ぎるのよね…

 

「十代選手快調な滑り出しだー!」

 

「更に俺は魔法カード融合を発動!場のバブルマン、

 

手札のスパークマン、フェザーマンを融合!来い!E・HEROテンペスター!」

 

E・HEROテンペスター 攻2800/守2800 攻撃

 

「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド!」

 

十代 LP4000 手札3枚

 

…やっぱすごいわ…主人公って…チートドローもいいとこじゃない…

あんな消費激しい動きしたのに手札3枚も残ってる…でも…

負けないわよ…

 

「私のターン、ドロー!」

 

聖 1ターン目

 

「先ずはシェキナの出番!」

 

『はい!マスター!』

 

「魔法カード影依融合を発動!このカードは1ターンに1枚しか発動出来ない

 

シャドール専用の融合カード!」

 

「そのカードは以前の俺とのデュエルでも使ってたな…」

 

「そして…相手フィールドにエクストラデッキから特殊召喚されたモンスター

 

が居る場合、私はデッキの中のモンスターも融合素材にする事が出来る!

 

私はデッキの中からシャドールモンスターのシャドール・ファルコンと

 

地属性、ペロペロケルペロスを融合!影の力よ…大いなる大地を浸食し、

 

玉座に座りし女神を呼び起こせ!神の写し身、えいこうのゆみ!

 

エルシャドール・シェキナーガ!」

 

私の場にアポクリフォート・キラーが現れその大きさにシェキナが合わせて

大きくなり、アポクリフォート・キラーを玉座としてそこに腰掛ける

 

エルシャドール・シェキナーガ 攻2600/守3000 守備

 

「墓地へ送られたシャドール・ファルコンは裏側守備で特殊召喚される…」

 

「おーっとヴァンプ・オブ・ヴァンパイアさんも手札1枚でモンスターを2体も

 

展開したぞー!これはどうなんですかXYZ-ドラゴンさん!」

 

「あの手札消費でこの展開力は流石黄昏の姫といったところだ…だが

 

あいつの使ってるカードは俺にもよく分からんから解説はかなりしづらい…

 

だから俺に振るな!」

 

「そんな…解説役が解説放棄しないで欲しいッスよー!」

 

「そして私は魔法カード、融合徴兵を発動!エクストラデッキの

 

ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを見せてそこに記されている融合素材

 

のオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンをデッキから手札に加える!

 

ただし、この効果で手札に加えたモンスター及び同名モンスターを通常召喚、特殊召喚

 

出来ず、モンスター効果も発動出来ない…でも、ペンデュラム効果は使える!

 

私はスケール4のオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン1体でペンデュラムスケールを

 

セッティング!」

 

「強力なモンスターであるオッドアイズを…魔法カード扱いでペンデュラムゾーンに…?」

 

「私はカードを1枚伏せる…そしてエンドフェイズ…

 

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンのペンデュラム効果、このカードを破壊して

 

デッキから攻撃力1500以下のペンデュラムモンスターを手札に加える…

 

私はデッキから攻撃力1500丁度の慧眼の魔術師を手札に加える…そして

 

破壊されたペンデュラムモンスターはエクストラデッキに表側表示で加わる…

 

ターンエンドよ」

 

聖 LP4000 手札4枚

 

「俺のターン!…ドロー!」

 

十代 2ターン目

 

「俺は場に伏せていたヒーローシグナルを墓地に送ってテンペスターの効果発動!」

 

「影依融合は覚えていたけどシェキナの効果は覚えてなかったみたいね!

 

以前サイコ・ショッカーとデュエルした時に十代君もシェキナは見てた筈だけど…

 

エルシャドール・シェキナーガの効果発動!1ターンに1度、特殊召喚された

 

モンスターの効果が発動した時、その効果を無効にして破壊出来る!

 

テンペスターは破壊よ!」

 

「しまった…!」

 

『ふふふ…迂闊でしたね十代様!』

 

「この玉座の女神の前では特殊召喚されたモンスターの効果は許されない!」

 

「ふむ…十代の奴…テンペスターを戦闘破壊から守るために焦ったな…」

 

「そしてその後、手札のシャドールカード1枚を墓地へ送る…手札の

 

シャドール・リザードを墓地へ…そして墓地へ送られたシャドール・リザードの効果で

 

デッキからシャドール・リザード以外のシャドールモンスターを墓地へ送る…

 

デッキからシャドール・ビーストを墓地へ送って効果発動!カードを1枚ドローする!」

 

「ヴァンプ・オブ・ヴァンパイアさん、コストで失った分の手札を補充したー!

 

素晴らしい切り替えしですね、XYZ-ドラゴンさん!」

 

「ああ、十代のターンなのにも関わらず主導権は中務が握っているな…」

 

「くっ!まだだ俺は魔法カード闇の量産工場を発動!墓地の通常モンスター2体を

 

手札に戻す!俺が戻すのはフェザーマンとスパークマン!」

 

手札がまた増えた…しかも動きから見る限りドローフェイズにドローしたカードを

そのまま使用したわね…このターン引いたカード…

やっぱすごいドロー力…手札が5枚になってるし…

 

「更に融合回収(フュージョン・リカバリー)を発動!墓地の融合と、

 

テンペスターの融合に使用したバブルマンを手札に加える!」

 

…まだ増える…十代の手札は6枚…

 

「まだまだ行くぜ!俺はバブルマンを守備表示で召喚だ!」

 

E・HEROバブルマン 攻 800/守1200 守備

 

強欲なバブルマン再び…またドローするのかしら…手札の増え方が半端じゃなくなる…

 

「バブルマンの効果で2枚ドローだ!よし…俺は強欲な壺を発動!更に2枚ドローする!」

 

て、手札8枚…私が魔導書の審判を使ったときみたいな手札の増え方してる…

私と違ってまだメインフェイズだけど…

 

「流石アニキ!すごいドロー力だ!」

 

「うむ…遊城十代はこの手で何度も崖っぷちから生還してきたからな…」

 

「俺は融合を発動!手札のバーストレディとフェザーマンを融合!来い!

 

マイフェイバリット!E・HEROフレイム・ウィングマン!」

 

E・HEROフレイム・ウィングマン 攻2100/守1200 攻撃

 

「そして!HEROのための舞台!摩天楼-スカイスクレイパー-を発動だ!」

 

私達のフィールドが天高い摩天楼に変わる

ん…あれはちょーっと不味いかしら…

 

「このカードがある限り俺のHEROは逆境に打ち勝てる力を得るぜ!

 

攻撃するHEROの攻撃力が相手モンスターより低い場合、攻撃モンスターの攻撃力は

 

ダメージ計算時1000ポイントアップする!

 

行け!フレイム・ウィングマン!エルシャドール・シェキナーガに攻撃!

 

スカイスクレイパー・シュート!」

 

E・HEROフレイム・ウィングマン 攻2100/守1200→攻3100/守1200

 

シェキナに向かって一番高い塔からフレイム・ウィングマンが突進してくる

 

「通さないわよ、伏せてた罠カード発動!くず鉄のかかし!相手の攻撃を無効にして

 

このカードをセットし直す!」

 

くず鉄のかかしがシェキナの前に立ちはだかり代わりに攻撃を受ける

そしてフレイム・ウィングマンが十代の場所に戻って

くず鉄のかかしはまたセット状態に戻る…

 

「モンスター1体じゃ複数攻撃出来る効果でも無いとくず鉄のかかしは突破出来ないわ」

 

「俺はバトルを終了!カードを2枚伏せてターンエンドだ!」

 

十代 LP4000 手札2枚

 

残り2枚はスパークマンと…何かしら…

 

「私のターン!ドロー…」

 

聖 2ターン目

 

「私は裏側守備のシャドール・ファルコンを反転召喚…」

 

シャドール・ファルコン 攻400/守1400 攻撃

 

「リバース効果で墓地のシャドール・ビーストを裏側守備で特殊召喚…

 

そして手札からおろかな埋葬を発動、デッキからシャドール・ハウンドを墓地へ送る…

 

墓地へ送られたシャドール・ハウンドの効果発動…場のモンスター1体の表示形式を

 

変更出来る…私は今セットしたシャドール・ビーストを表側攻撃表示に変更…」

 

シャドール・ビースト 攻2200/守1700 攻撃

 

「そしてシャドール・ビーストのリバース効果!デッキからカードを2枚ドローして

 

手札を1枚捨てる…2枚ドロー…そして手札から永続罠の影依の原核(シャドールーツ)を

 

墓地へ捨てる…これは効果で捨てる扱いだから墓地へ送った影依の原核の効果が発動!

 

墓地のシャドールの魔法か罠カードを手札に加える!私は再び影依融合を手札に戻す!」

 

「これはすごい!ヴァンプ・オブ・ヴァンパイアさん!手札が全然減っていないどころか

 

増えているぞー!」

 

「これが黄昏の姫の本気か…まさか手札消費をほぼせずにモンスターを展開していくとは…」

 

「私は手札からギャラクシー・クィーンズ・ライトを発動!エルシャドール・シェキナーガを

 

選択して…自分フィールドの表側表示で存在するモンスターのレベルを全て

 

シェキナーガと同じレベルに引き上げる!さあ!次はマヤの出番よ!」

 

『待っておったのじゃ主!』

 

「私は…レベル10となっているシャドール・ビーストに…同じくレベル10になっている

 

チューナーモンスター、シャドール・ファルコンをマイナスチューニング!

 

混沌の次元より沸き出でし力の源!原点にして全ての頂点!

 

この現世(うつしよ)でその無限の渇望を暫し潤すがよい! 神降せよ!

 

アルティマヤ・ツィオルキン!」

 

現れるは…レベル0の神…究極の赤きドラゴン…

 

アルティマヤ・ツィオルキン 攻 0/守 0 守備 レベル0

 

「こ、今度は巨大な赤き龍がヴァンプ・オブ・ヴァンパイアさんの場に現れたー!」

 

「あれは…迷宮兄弟との戦いで現れたドラゴン…確か効果は…」

 

「私はカードを1枚伏せる…アルティマヤ・ツィオルキンの効果発動!

 

エクストラデッキのレベル7か8のドラゴン族シンクロモンスターを特殊召喚!

 

清廉なる花園に芽吹き孤高の薔薇よ、蒼き月の雫を得てここに開花せよ!

 

月華竜 ブラック・ローズ!」

 

『さあ出番じゃぞローズ!』

 

薔薇の花びらと共に薔薇のような羽を持つ竜が現れる…

 

月華竜 ブラック・ローズ 攻2400/守1800 攻撃

 

『あるじさん!おひさしぶり!こんかいのおあいてはじゅうだいさんね!』

 

ええ…行くわよローズ!

 

『りょうかいです!』

 

「ブラック・ローズの効果発動!このカードの特殊召喚に成功した時!

 

相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを手札に戻す!

 

戻れ!フレイム・ウィングマン!退華の叙事歌(ローズ・バラード)!」

 

巻き上げられた薔薇の花吹雪でフレイム・ウィングマンは手札に…

 

そしてエクストラデッキのモンスターなのでエクストラデッキに戻る…

 

「俺のフレイム・ウィングマンが…!」

 

「私はもう一枚…カードを伏せる…そして手札のスケール3の相克の魔術師と

 

スケール5の慧眼の魔術師でペンデュラムスケールをセッティング!」

 

私は2枚のカードをコウモリの翼型のソリッドヴィジョンディスクの端と端に

置く…私の背後に光の柱が伸びてそこに二人の魔術師が浮かぶ

 

「今度こそ出たー!黄昏の姫のペンデュラム召喚だー!」

 

「これで…レベル4のモンスターが同時に召喚可能…でも…ここで

 

慧眼の魔術師のペンデュラム効果を発動するわ!もう片方のペンデュラムゾーンに

 

EM(エンタメイト)か魔術師が存在する場合、このカードを破壊してデッキから

 

慧眼の魔術師以外の魔術師ペンデュラムカードを自分のペンデュラムゾーンに置く…

 

私はデッキから時読みの魔術師をセッティング!…本来このカードの発動には

 

自分の場にモンスターが居ない状態じゃないといけないんだけど…発動ではなくこれは

 

デッキから場に置く効果だから発動条件を気にせず置ける!

 

…これでレベル4から7のモンスターを同時に召喚可能!」

 

「来るのか…」

 

「揺れろ!魂のぺンデュラム!天空に描け!光のアーク!ペンデュラム召喚!

 

エクストラデッキから甦れ!二色の眼を持つ竜!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!」

 

「出た~!黄昏の姫のエースの1体!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンだー!」

 

「「うおおおおおおお!!!」」

 

「違うわよ…」

 

「えっ?」

 

「オッドアイズはあくまで私のデッキの本当のエースの1体の力を引き出すためのモンスター…

 

本当のエースは…もう1体の方なの…」

 

「…俺とのデュエルで使ったあのモンスターか…」

 

「とりあえず…バトルよ…まさかここで終わったりしないわよね!?十代君!

 

私は月華竜ブラック・ローズでバブルマンに攻撃!

 

散華の鎮魂歌(ローズ・レクイエム)!」

 

「まだ終わらねえぜ!カウンター罠発動!攻撃の無力化!相手モンスターの攻撃を無効にして

 

バトルフェイズを終了させる!」

 

「…バトルフェイズ終了ね…私はこのままターンエンド…」

 

聖 LP4000 手札1枚

 

「これは…すごい戦いになってきましたね、XYZ-ドラゴンさん…」

 

「ああ…これだけの攻防を繰り広げて、互いにライフが1ポイントも削れていない…

 

だが…場は圧倒的に中務聖の方が有利だな…」

 

「俺のターンだ!ドロー!」

 

十代 3ターン目

 

「俺は…魔法カード融合を発動!」

 

…ここで引いてきたか…!

 

「手札のクレイマンとスパークマンを融合!来い!E・HERO サンダー・ジャイアント」

 

E・HERO サンダー・ジャイアント 攻2400/守1500 攻撃

 

「このカードの特殊召喚時!相手の場のモンスター1体を破壊出来る!」

 

アニメ効果のサンダー・ジャイアント…!

 

「アルティマヤ・ツィオルキンは…他のシンクロモンスターが居る時…効果および攻撃の

 

対象にならない!更にブラック・ローズの強制効果でサンダー・ジャイアントは手札に…

 

エクストラデッキに戻される!」

 

「でも破壊効果は発動する!…俺が選ぶのは…月華竜ブラック・ローズだ!」

 

…やっぱり十代…私の手札を良く見てたわね…私がさっきマヤの効果を発動させるために

伏せたカードは…影依融合…おそらく…高確率で私の手札にはもうシャドールカードが無いと

踏んだうえでの融合…当たりよ…確かに私の手札にシャドールカードは無い…

だからシェキナの効果で無効に出来ない…でも!

 

「私は幽鬼うさぎの効果を発動!相手のモンスターが効果を発動した時…

 

手札からこのカードを捨て、その発動をしたモンスターを破壊する!

 

サンダー・ジャイアントを破壊!」

 

頼むわよ!幽鬼!

 

『うん!お姉ちゃん!』

 

幽鬼の投げた札がサンダー・ジャイアントに当たって破壊される…

そしてサンダー・ジャイアントの放った電撃の弾でローズが破壊される…

ごめんね…ローズ…

 

「いいえ…あるじさんのやくにたててうれしかったです!がんばってくださいね!

 

あるじさん♪」

 

ええ!

 

「俺はこれでターンエンドだ…くっ…まだ聖には届かないのか…」

 

十代 LP4000 手札0枚

 

「…十代君…入学当初の頃より…とっても強くなったね…たくさんのデュエルの経験が

 

十代君を強くしたのかな…」

 

「聖…」

 

「…行くよ!十代君!私のターン!ドロー」

 

聖 3ターン目

 

「ああ聖!ドーンと来い!」

 

「私は伏せていた永続罠を発動、連成する振動!自分のペンデュラムゾーンのカード1枚を

 

破壊してデッキからカードを1枚ドローする!私は時読みの魔術師を破壊!デッキから

 

1枚ドロー!」

 

来た…!

 

「まずは私は手札から簡易融合を発動!ライフを1000ポイント払い…エクストラデッキの

 

レベル5以下の融合モンスターを融合召喚扱いで特殊召喚する!」

 

聖 LP4000→3000

 

「出でよ!旧神ノーデン!」

 

旧神ノーデン 攻2000/守2200 攻撃

 

「旧神ノーデンの効果!特殊召喚成功時、墓地のレベル4以下のモンスターを効果を

 

無効にして特殊召喚出来る!甦れ!シャドール・ハウンド!」

 

シャドール・ハウンド 攻1600/守900 攻撃

 

「レベル4モンスター2体でオーバーレイ!待たせたわねリオン!」

 

『ああ!行くぜ!真打登場だ!』

 

「漆黒の闇より、愚鈍なる力に抗う反逆の牙!今、降臨せよ!

 

ダーク・リべリオン・エクシーズ・ドラゴン!」

 

ダーク・リべリオン・エクシーズ・ドラゴン 攻2500/守2000 攻撃 ORU2

 

「そして私は、セッティング済みの相克の魔術師と手札のスケール8の

 

相生の魔術師でペンデュラムスケールをセッティング!

 

でも、相生の魔術師のペンデュラム効果で私の場のほうがカードの数が多いから

 

ペンデュラムスケールは4になる…スケールが狭いのでペンデュラム召喚は出来ない…」

 

『だけど…俺達の力はこんなもんじゃないぜ!十代!』

 

「一体何が来るんだ!?わくわくするぜ!」

 

「行くわよ!和合を見定める相生の魔術師よ!その神秘なる力で天空高く星を掲げよ!

 

相生の魔術師のペンデュラム効果!自分フィールドのエクシーズモンスターに

 

レベル5以上のモンスターのレベルと同じランクを与える!

 

私は、ダークリべリオンのランクをオッドアイズのレベル7を選択し

 

ランク7に変更する!」

 

相生の魔術師は弓を引きオッドアイズとダークリべリオンの足元に

矢を放つ、矢が当たった場所から光が広がりダークリべリオンのランクが上がる

 

ダーク・リべリオン・エクシーズ・ドラゴン ランク4→7

 

「対立を見定める相克の魔術師よ!その鋭利なる力で異なる星を一つにせよ!

 

相克の魔術師のペンデュラム効果!レベルの概念が存在しないエクシーズモンスターを

 

ランクと同じレベルとして扱い、エクシーズ素材に出来るようにする!」

 

ダーク・リべリオン・エクシーズ・ドラゴン ランク7→レベル7

 

「私は、レベル7のオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンと

 

ダーク・リべリオン・エクシーズ・ドラゴンでオーバーレイ!」

 

『うおおおおおお!!!!』

 

リオンの格好がマヤのような和服のような姿に変わり

体から凄まじい闇のオーラが出る…

 

「二色の眼の龍よ!その黒き逆鱗を震わせ刃向かう敵を殲滅せよ!

 

エクシーズ召喚!いでよ、ランク7!

 

怒りの眼輝けし龍!覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン!!」

 

私の場にオッドアイズにダークリべリオンの姿を重ねたような

漆黒で鋭利な体の竜が現れる…

 

覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン 攻3000/守2500 攻撃 ORU2

 

「オッドアイズ・リべリオン・ドラゴンは、エクシーズモンスターを素材にして

 

エクシーズ召喚に成功した時、敵側のレベル7以下のモンスター全てを破壊して

 

破壊したモンスター1体につき1000ポイントのダメージを与える!」

 

残っていたバブルマンはオッドアイズ・リべリオンの体から出た紫電の稲妻に

貫かれて破壊される

 

「ぐうううう!!!(効果破壊じゃ伏せてるヒーロー・シグナルが発動出来ない…!)」

 

十代 LP4000→3000

 

「そして、オッドアイズ・リべリオン・ドラゴンはこのターン3回の攻撃が出来る!」

 

「これはすごい!攻撃力3000の3回攻撃だー!」

 

「さあ!トドメよ!皆!行くわよ!

 

先ずはエルシャドール・シェキナーガを攻撃表示に変更!」

 

エルシャドール・シェキナーガ 攻2600/守3000 守備→攻撃

 

「エルシャドール・シェキナーガでダイレクトアタック!」

 

シェキナに糸で繋がったアポクリフォート・キラーからレーザー光線が発射される

 

「うわああああ!!!!」

 

十代 LP3000→400

 

「そして、オッドアイズ・リべリオン・ドラゴンでダイレクトアタック!

 

反旗の逆鱗!ストライク・ディスオベイ!」

 

オッドアイズ・リべリオンの背中と肩の突起が展開し、光の刃の羽を8枚展開する

そして、そこから増幅されたエネルギーを纏い、フィールドを抉りながら

突進して十代を下から突き上げる

 

「ぐうああああああ!!!!!」

 

十代 400→-2600→-5600→-8600

 

「勝負ありー!アネゴことヴァンプ・オブ・ヴァンパイアの勝ちッスー!」

 

「あー!負けたー!畜生!」

 

十代は倒れたまま叫ぶ

 

「でも、楽しいデュエルだったぜ聖!ガッチャ!」

 

そして起き上がって手をこっちに向ける

 

ガヤガヤ ざわざわ

 

「2人ともナイスファイトだぜー!」「よくやったー!」

 

私達二人に賞賛の言葉が観客達から浴びせられる…

 

『マスター…私達全員をデュエル中に使用しながらここまで圧倒的に勝利するとは…

 

流石です!』

 

シェキナが抱き着いてくる

 

『お姉ちゃんもやっぱり十代お兄ちゃん以上の成長スピードで強くなってるよ!』

 

幽鬼も抱き着いてくる…マヤも、リオンも…

やっぱりこのデッキ作って正解だったわ…対三幻魔に向けて更に改良を

進めていきましょう…今度は逃がさないように…

 

『ええ!』『うん!』『ああ!』『うむ!』

 

精霊達がそれぞれ頷く…

 

「さあさあ!ヴァンプ・オブ・ヴァンパイアに挑む奴は居ないのか!?」

 

「万丈目君…ちょっとストップ…そろそろお昼でしょ?皆お腹すいてるだろうし…

 

お昼休憩取りましょ…」

 

「…それもそうだな…」

 

「じゃあ…はーい!皆ちゅうもーく!」

 

皆が一斉にこっちを見る…あーやっぱ慣れないわ…デュエル以外で皆の前で

大声出すの…

 

「えっとね、そろそろお昼なのでレッド寮の食堂の大鍋で里芋の煮物、

 

芋煮作ったので良ければどうぞー!」

 

「「「「おおおお!!!」」」」

 

「きゃあああああ!聖様の手料理~!」

 

「…アネゴ…いつの間に…」

 

「フム…シニョリーナ中務の手料理でスーカ…教師間でも話題になっている

 

料理…一度食べてみたいと思ってたノーネ」

 

…私は観客席の皆や、十代達、いつものメンバー達に

料理を食べてもらった…

私の精霊達も実体化して食べていた…

口々においしい、旨いと言ってもらえて嬉しかった…

そして学園祭は午後の部へと突入していく…

 




後書き
聖ちゃんの精霊総動員のデッキです
全部の精霊を召喚出来るデッキになっており、サイドデッキにも決闘竜が全て
入っていたりします…次回の相手は…聖ちゃんと正式な決着となっていない
あの人にしてもらおうと思います

おまけ

聖ちゃんのヴァンプ姿の挿絵が見たいと感想でいただきましたが
キャラクターなんとか機で作るのは不可能なので
ヴァンプ・オブ・ヴァンパイアの服を聖ちゃんが来ていると想像して補完して
いただければなと思います…
又、ヴァンプ聖の代わりになるとは思いませんが今回挿絵を入れます

まずは、ももえ率いるファンクラブに迫られ写真撮影用に
断りきれず着たものの自分の絶壁っぷりに絶望している…という設定の挿絵の
スク水聖ちゃんです


【挿絵表示】


続いて前回出た人間体のシェキナちゃんです
割と一般的な格好なので他の精霊達より人前に出ても怪しまれません


【挿絵表示】


最後は今回でた覇王黒竜バージョンのリオンちゃんです


【挿絵表示】


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