遊戯王GX 転生者が精霊達と過ごす学園生活   作:星無

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前回おまけの挿絵でビジュアル公開的な話をしましたが
画像を上げたところ許可得れるまで待たなければならないそうなので
もう少しお待ちください


第十一話 SALデュエルの裏側で

 

万丈目とのデュエルの後

万丈目は教室に来なかった…

ちょっとやり過ぎ言い過ぎをしてしまったために罪悪感がある…

 

『主が罪悪感を感じる必要ないのじゃないかのぅ…奴はカードを大切に

 

せず海に投げ捨てたのじゃろう…?』

 

うーん…でも王様の名言、お前、弱いだろ。は流石に言いすぎたと思ってる…

「アニキアニキアニキ~!大変だよ~!」

 

丸藤君が慌てながら教室に入ってくる

 

「どうした?翔」

 

「万丈目君が行方不明なちゃったんだって!」

 

…行方不明…?あれ?やばくね?マジで私のせい?

どどどどどうしよう…!

 

『主、落ち着くのじゃ…』

 

「今朝早く、荷物纏めて逃げ出したって話だぜ?」

 

「それってやっぱり…中務に負けたからか?」

 

「なんかダッセ~よな~」「負け犬は出て行けって感じ~?」

 

元万丈目の取り巻きがあーだこーだ万丈目の悪口を言い始める…

 

「なんだよあいつ等…昨日までは金魚のフンみてえに万丈目にくっついてたくせによ」

 

「十代君、あれが手のひら返しってやつだと思うよ…気に入らないから文句つけてくる」

 

「アネゴ~やめなよ~…また余計な敵作っちゃうよ?」

 

「気に入らないことは気に入らないって言いたいの、そういう生き方なの」

 

『主…妾は賛成じゃ、ああいう輩は見ていて腹が立つ』

 

だよね…あいつ等取り巻きならネオニュー沢渡さんの取り巻き見習えってのよ

取り巻いてる人が負けてもその人との付き合い関係悪くしたりしない

取り巻きの鑑よ沢渡さんの取り巻きA、B、C

名前忘れたけどA!B!C!

 

「ねえ、貴方達、万丈目君を侮辱する資格が貴方達のどこにあるのか

 

私に詳しく説明してくれない?」

 

「あ?なんだよテメー」

 

「…さっき私の名前出してたじゃない、万丈目君に勝った中務ですけど、何か?」

 

「ハッ…万丈目とかいうオベリスクブルーの恥に勝ったのがそんなに嬉しいか?」

 

「ラーイエロー風情がよ」

 

イラッ…なんでこう、オベリスクは他のクラス生を見下す傾向にあるかな…

 

「万丈目君がオベリスクブルーの恥なら貴方達は畑に捨てられて

 

蝿も寄り付かなくなったような腐ったカボチャね」

 

「アネゴ…例えがよくわかんないッス」

 

『主…流石に今のは妾にもわからん…』

 

「…とにかく!万丈目君馬鹿にした上にいまラーイエロー風情って

 

ラーイエローまで侮辱したわよね?そんなに言うんだったらデュエル申し込まれても

 

文句言わないわよね?」

 

「あん?俺達とやるってのか?」

 

「そうね、3人を1人1人相手にするのは面倒だから3人纏めて相手してあげるわ」

 

「なんだと!?3人纏めてだと?舐めやがって…」

 

「ラーイエローが俺達エリートに勝てるとか思ってんのか?」

 

「ええ、勝てると思ってるわ、場所はオシリスレッド寮前

 

時間は放課後でどう?」

 

「おもしれぇ受けて立ってやるぜ、絶対に後悔させてやるから覚悟しとけよ」

 

ハイハイテンプレモブ台詞お疲れ様…

夕食作る前の時間でサクッとやってやるわ…あのデッキなら多分大丈夫よね…

 

 

…………

 

……

 

寮の前で待っていると人影が見えた

来たわね…あれ?でも人影1人だけ?

3人は?

…人影は例の3人ではなかった…というか男ですらなかった…

 

「聖さまぁ~ん!聖様がオベリスクの口悪いので有名な3人と

 

デュエルをなさると聞いて応援にきましたわぁ~ん!」

 

…ももえだった…

なんか…久しぶりね…

ああそうか…放置プレイとか言って1ヶ月程

接触控えさせたんだったわね…

そのまま疎遠になればストーカーも収まると思ったんだけど…

 

「しばらく聖様とお話しできなくてわたくし、寂しかったのですが…

 

何故か聖様にいじめられてると思うと、体が火照って…」

 

あかん…なんか悪化しておらっしゃる…

とりあえず、ご褒美渡してお帰り願おう…

こんな状態のももえと一緒に居るところを見られたりしたら

どんな噂を立てられるかわかったものじゃないわ…

 

「じゃあ、えっと…1ヶ月程放置プレイ我慢したご褒美…これ」

 

と言って私はカード3枚を渡す

ももえはそれをきょとんとした顔で受け取り

 

「…なんですの?これ…ご褒美が…カード?」

 

「ええ、悪夢の拷問部屋ってカード、たしかバーンデッキ使ってたわよね」

 

「はぅぅぅん!拷問部屋!聖様このようなカードをわたくしに渡すなんて

 

誘っていらっしゃるのですね!?」

 

あ、やべえ曲解されたわ…

…で、モブ3人よ、なんでこんなタイミングでやってくるの…

違うから…これ違うから!

 

「てめぇ…俺らを馬鹿にしたと思ったらオベリスクの女子と

 

アブノーマルな話繰り広げてるだと?ふざけるのも大概にしろよ!」

 

「違う…違うから…この人ただ応援にきただけだから…」

 

『主よ…もう無理そうじゃ諦めるのじゃ…』

 

マヤ…諦め早いんだけど…

 

『なあ、聖、アブノーマルな話ってなんだ?それはいつ発動する?』

 

ミストラル…いつの間に…カードじゃないわよ…

あと、貴女このデュエル観戦するつもり?やめておきなさい…

部屋に戻りなさい…

 

『やだね』

 

…注意はしたからね…

 

「夕食作る準備したいから早く始めましょう」

 

「待て、お前が負けたら俺らに土下座してもらうからな!」

 

「いいわよ、代わりに私が勝ったら…」

 

「わたくしと共に聖様の下僕になりなさい!」

 

ももえが私の見返りに口を挟む

 

「…この人の言ったこと無視でいいから…そうね…

 

貴方達が負けたら今日は晩御飯オベリスクに戻らないで

 

オシリスレッドで食べていきなさい」

 

「はぁ?俺らが負ける事なんてないだろうがこんなボロ寮で飯を食えだと?」

 

「土下座よりよっぽどマシな条件だと思うけど…」

 

「ちっ、勘に触る女だぜ…」

 

「ルールは3対1変則バトルロイヤル

 

先攻は貴方達、1ターン目からの攻撃はOK、貴方達のターンは

 

連続してでいいわ」

 

「ちょっと待って下さいまし!それは聖様が圧倒的に不利どころか

 

連続攻撃で終わってしまうのではなくて!?」

 

「いいのよ、これで」

 

「舐めやがって…俺らが眼中にないとでも言いたいのか!?」

 

「お前のターン回さずに片づけてやる!」

 

「「「「デュエル!」」」」

 

「俺のターン!ドロー!俺は手札から波動キャノンを発動!」

 

オベリスク生徒Aの場に巨大な壺の形をした

砲台が現れる

 

「このカードは俺のスタンバイフェイズが来るごとに、エネルギーをためる、

 

そして墓地に送ることで経過したスタンバイフェイズ×1000のダメージを

 

与える!俺はマーダーサーカス・ゾンビを召喚!」

 

マーダーサーカス・ゾンビ 攻1350/守 0 攻撃

 

バニラモンスター…なんでデッキに入れてるのかしら…

この時代だとサポートするのに微妙なカードしかないはずなのに…

 

「マーダーサーカス・ゾンビでダイレクトアタック!地獄送りの曲芸!」

 

マーダーサーカス・ゾンビが玉乗りをしながら体当たりをかましてくる

 

聖 LP4000→2650

 

「ざまあみやがれ!俺はターンエンド!」

 

オベリスク生徒A LP4000 手札4枚

 

「俺のターン!ドロー!俺は古のルールを発動!

 

手札のレベル5以上の通常モンスターを特殊召喚出来る!

 

俺はエビルナイト・ドラゴンを召喚!」

 

エビルナイト・ドラゴン 攻2350/守2400 攻撃

 

またバニラ…効果モンスター使わないのかしら…攻撃力にかまけて

効果をおろそかにしているのかしら…

 

「エビルナイト・ドラゴンでダイレクトアタック!ナイトメア・シャドウ・ソニック!」

 

エビルナイト・ドラゴンが黒い炎を吐いてくる

 

聖 LP2650→300

 

「俺はカードを1枚伏せてターンエンド!でかい口叩いてた割には、

 

もう崖っぷちだな!決めてやれ!」

 

オベリスク生徒B LP4000 手札3枚

 

『オイ!聖何やってる!?ライフがもう300しかねえじゃねえか!』

 

…ミストラル…最後の警告よ…部屋に戻りなさい…

 

『そんなこと言ってる場合かよ!負けちまうぞ!?』

 

「このターンで終わりだ!俺のターンドロー!

 

俺は手札からコストダウンを発動!手札を1枚捨てて俺の手札のモンスターのレベルを

 

全て2つ下げる!俺は手札からレベルが2つ下がった冥界の魔王ハ・デスを召喚!」

 

冥界の魔王ハ・デス 攻2450/守1600 攻撃

 

やっと効果モンスター…

 

「これで終わりだ!俺はハ・デスでダイレクトアタック!」

 

「私は手札の虹クリボーの効果を発動、相手の攻撃宣言時

 

このカードを相手モンスターに装備する」

 

「クリボーだと!?」

 

「待て!何か違う…虹色だ!」

 

『クリクリ~』

 

虹クリボーはハ・デスの周りをくるくる回りながら飛び

虹色の奇跡でハ・デスを縛る

 

「虹クリボーを装備されたモンスターは、攻撃出来ない

 

よってハ・デスの攻撃は中断」

 

「チッ…命拾いしやがったか…俺はカードを1枚伏せてターンエンド!」

 

オベリスク生徒C LP4000 手札2枚

 

「お前まさかこんな状況から勝てるとか思ってないよな?

 

ええ?黄昏の姫さんよ、お前のターンが終わったら俺のターンで波動キャノンを

 

墓地に送ってそれでしまいだぜ?今のうちにサレンダ―でも…」

 

「私のターン…ドロー」

 

ミストラル…本当に戻りなさい…さっき最終警告って言ったけど、

もう1回だけ待つわ…戻りなさい…

 

『聖がピンチなのに戻れるわけないだろ!』

 

 

「私は手札から、ゴブリンドバーグを召喚」

 

私の場に飛行機に乗ったコミカルなゴブリンが飛行しながら現れる

 

ゴブリンドバーグ 攻1400/守 0 攻撃

 

「このカードが召喚に成功したとき、手札のレベル4以下のモンスターを

 

特殊召喚できる…私は手札からガガガマジシャンを特殊召喚」

 

ゴブリンドバーグが落としたコンテナが開き中から

不良の様な魔法使いが現れる

 

ガガガマジシャン 攻1500/守1000 攻撃

 

「私はレベル4のゴブリンドバーグとガガガマジシャンでオーバーレイ!

 

2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!

 

現れよNo.39 我が戦いはここより始まる!白き翼に望みを託せ!光の使者、

 

希望皇ホープ!」

 

ゴブリンドバーグとガガガマジシャンが光の玉となってオーバーレイ

ネットワークに飛び込み

そこから塔を模したようなモニュメントが現れる

そのモニュメントは変形し人形になる

 

『ホープ!』

 

咆哮と共に希望をつかさどるNo.が現れる

 

『ホ…ホープ!?…な、なんでここに…俺を抹消しにきたのか!?』

 

ミストラルが私の後ろに隠れて震えだす

だから戻れって言ったのよ…ナンバーズの統括者に用事あるから

このデュエルで呼んだのよ…

 

と、ホープはミストラルの震えた声を聞きつけたのか

首だけ振り返り目から光を放った

するとその光が広がり、あらゆる音、波の音から風の音まですべてが消え去った

3人組も、ももえも石になったかのように停止している…

そしてホープがしゃべりだした

 

『今、この世界の時間を我等ナンバーズと精霊、ナンバーズの所有者以外全てを

 

1万分の1まで減速した、これで我等が所有者、聖殿とゆっくりと話が出来るだろう

 

先ずは、我、ナンバーズの統括者希望皇ホープを呼び出してくれたことに感謝を』

 

「ええ、私は貴方に直接話がしたかったの、時間を遅らせてくれるのはありがたいわ」

 

『流石は、ナンバーズ全ての力の統括者、と言ったところじゃの、時間停止など

 

妾でもできんわい』

 

マヤが頬に冷や汗をかきながらそう言う

 

『それで…我を呼び出して何の話を?』

 

「それはね、このミストラルのことなの…」

 

ミストラルは体をビクっと震わせる

 

「本当はこの娘抜きで貴方と話したかったのだけれど…」

 

『いや…構いますまい…聖殿が言いたいことは大体分かっております…

 

そのNo.96を許して欲しいということでしょう?』

 

「…ええ、この子がやろうとしたことを許してあげて欲しいの…」

 

『良いのですかな?No.96は聖殿に反乱を企てたのですぞ?』

 

「今は、もう…その考えも無くなってるわ…力を奪われて反省もしたみたいだし…」

 

『…我等としては、No.96の処遇については、既に許しております…

 

後はNo.96次第なのですが…』

 

『…俺次第ってのはどういうことだ!?ホープ!』

 

私の後ろのミストラルが私の裾を強く掴み

震えた声でホープに叫ぶ

 

『知れたことを…貴様にナンバーズとしての力を戻して、我等ナンバーズの世界に

 

戻しても良いと言うことだ、それが我等、ナンバーズの総意』

 

『…!!』

 

『ただし…貴様がこれまで聖殿と過ごした時間の記憶全てと引き換えに…だがな…』

 

…ミストラルはナンバーズとしての力を失って不安で仕方なかったのだと思う…

私との記憶を失う代わりに元の鞘に戻れるなら

それが一番いいのかもしれない…

 

『俺は…』

 

「ミストラル…無理しなくていいのよ…ナンバーズの世界に戻れるのなら…」

 

『俺は…聖との記憶を失うくらいなら…ナンバーズの力なんてもう要らない!』

 

『ほう…では…2度とナンバーズの力が戻らなくてもいいと…』

 

ミストラル!?何を言い出すの!?

 

『…俺にはもう…必要ない…こいつと…一緒にいれればそれでいい…』

 

『…合格だ』

 

「…え?合格?」

 

『どうやら我等ナンバーズの業から逃れることが出来たようだな…

 

貴様には、我等には出来ない、持ち主への精霊化と共存を成し遂げた…

 

貴様は聖殿に大切な物を貰ったようだ…それは我等ナンバーズには

 

叶わぬ物…貴様はもう、貴様の道を行くがいい、ナンバーズの力も返してやろう』

 

『…ホープ』

 

『これで、いいですかな?聖殿…』

 

「ええ…ミストラルが私と居たいって入れてくれるのは嬉しいわ…」

 

『聖…うっぐ…うえええええええん』

 

「あーあーまた泣いちゃって…ごめんねホープこんなことで呼び出して」

 

『いいえ、我等ナンバーズはデュエル中でなければ、持ち主と会話できません故に…

 

手間をかけさせてしまったようですな…』

 

「じゃあ、デュエルを再開しましょうか…この逆境でも

 

貴方なら打ち破れるはず」

 

『ええ、では最後に、No.96貴様を姫と呼ぶゴーストリック達だがな、

 

我等ナンバーズが送り込んだ監視者だ…とはいえ…この前のデュエルで

 

貴様を本当に姫と認めたようだがな、ゴーストリック達の任は解いておいた

 

これで貴様は別のデッキでも戦えるだろう…

 

それでは…頑張るのだぞ…闇より生まれし…我等が娘よ…』

 

とそれを最後にホープの時間停止は終了した…

…ホープ…なんか最後にとんでもない爆弾叩き落していったわね…

娘…?どういうことよ…

まあ…気にせずデュエルに戻りましょうか…

ほら、ミストラル…裾離して…

 

『あ、ああ…すまん…』

 

『ミストラル…お主…なんか素直になったの…』

 

『…うるさい…』

 

「攻撃力2500のモンスターが出たところで、俺達全員は倒せない!

 

1人でも残れば、それでジ・エンドだ!ラーイエローには無理だろうがな!」

 

「「ハハハハハハハハ!」」

 

…さっきまで止まってた癖に随分言いたい放題言ってくれるわね…

 

「私は、希望皇ホープ1体でオーバーレイネットワークを再構築!

 

カオスエクシーズチェンジ!」

 

ホープが塔のモニュメントに戻り、地面に空いた穴に

吸い込まれていく

 

「現れよ、CNo.39!混沌を光に変える使者!希望皇ホープレイ!」

 

剣を象ったモニュメントが現れそれが変形し灰色のホープが現れる

 

CNo.39 希望皇ホープレイ 攻2500/守2000

 

「攻撃力変わってねえなククク、結局ラーイエローってことだ…」

 

「まだまだ!私は手札からRUM-ヌメロン・フォースを発動!

 

このカードは自分フィールドのエクシーズモンスターを同じ種族で

 

ランクが1つ高いカオスナンバーズにランクアップさせる!

 

ホープレイで更にオーバーレイネットワークを再構築!」

 

ホープレイは光の玉になって空の穴へ吸い込まれる、そしてそこから溢れた

青白い光がフィールドのカード全てに振りかかる

 

「カオスエクシーズチェンジ!

 

現れろ、CNo.39!希望に輝く魂よ!森羅万象を網羅し、

 

未来を導く力となれ!希望皇ホープレイ・ヴィクトリー!

 

そして…ヌメロンフォースの効果で場の表側表示のカード効果は全て無効になる!」

 

ホープレイの手足に新たな装甲が加えられ全身が鎧で包まれる

 

CNo.39希望皇ホープレイ・ヴィクトリー 攻2800/守2500 攻撃

 

「更に私は手札からZW(ゼアル・ウェポン)-阿修羅副腕(アシュラ・ブロー)と

 

ZW-極星神馬聖鎧(スレイプニール・メイル)をホープレイ・ヴィクトリーに

 

装備!」

 

阿修羅副腕によりホープレイ・ヴィクトリーの腕が増え正に阿修羅その物の姿になる

さらに馬のような姿の極星神馬聖鎧に跨る

 

「何?モンスターを装備するだと!?ユニオンモンスターか!」

 

「似たような物ね…ただしこれらのモンスターは自分で装備解除が出来ない…

 

その変わり効果は強力よ!この2枚はホープレイヴィクトリーの攻撃力を

 

それぞれ1000ポイントアップさせる!よって2000ポイントの攻撃力アップ!」

 

CNo.39希望皇ホープレイ・ヴィクトリー 攻2800/守2500→攻4800/守2500

 

「攻撃力4800だと!?」

 

「そして、阿修羅副腕の効果でホープレイ・ヴィクトリーは相手の全てのモンスターに

 

攻撃することが出来る!行け!ホープレイ・ヴィクトリー!」

 

「伏せカードを警戒しないとはな!所詮その程度ってことだ!罠発動!」

 

「ホープレイ・ヴィクトリーが攻撃する場合、相手は魔法・罠カードを発動出来ない!

 

先ずはマーダーサーカス・ゾンビに攻撃!この瞬間希望皇ホープを素材とした場合に

 

得ている、ホープレイ・ヴィクトリーの効果発動!

 

このカードが相手の表側表示モンスターに攻撃宣言した時、オーバーレイユニットを

 

1つ使いその相手モンスターの効果を無効にし、その攻撃力分、

 

ターン終了時まで攻撃力をアップする!

 

ヴィクトリーチャージ!」

 

阿修羅副腕によって増えた腕の他に更に腕が脇の下から増え

背中の2本の刀を手に取る

 

CNo.39希望皇ホープレイ・ヴィクトリー 攻4800/守2500→攻6150/守2500

 

「ホープレイ・ヴィクトリー!ホープ剣・アシュラ・ヴィクトリー・ディバイダー!」

 

4本の腕でマ―ダ―サーカス・ゾンビを切り裂き、更に阿修羅の腕が

その切り裂いた残骸を細切れにする

 

「攻撃力6150だと!?ぐああああああああああ!!!!」

 

オベリスク生徒A LP4000→-800

 

「続いてエビルナイト・ドラゴンに攻撃!そして、再び、ヴィクトリーチャージ!」

 

CNo.39希望皇ホープレイ・ヴィクトリー 攻6150/守2500→攻8500/守2500

 

「うわあああああああ!!!!」

 

オベリスク生徒B LP4000→-2150

 

「これで最後!ハ・デスに攻撃!ヴィクトリーチャージ!」

 

CNo.39希望皇ホープレイ・ヴィクトリー 攻8500/守2500→攻10950/守2500

 

「攻撃力10950だと!?カイザーでもこんな攻撃力出したところ見たことねえぞ!?

 

ラーイエローが」

 

あーもういいそのラーイエローガーラーイエローガ―って言うの飽きた

 

「ファイナルホープ剣・アシュラ・ヴィクトリー・ディバイダー!」

 

オベリスク生徒C LP4000→-6950

 

「はい、私の勝ちね、じゃあご飯作るから食堂で待ってて」

 

「糞ッ…」

 

さて、料理始める前に部屋に戻ってエプロン取りに行かないと

あとネフィと幽鬼にも伝えなきゃね…

ミストラルが正式に私たちの家族になったこと…

 

 

………

 

……

 

「ちっ…貧乏臭い飯だぜ…」

 

「オベリスクの飯とは比べものにならねーな…」

 

…ねえネフィ、あの3人本心は?

 

『うめぇ…オベリスクのシェフでもこんな味出せねえぞ…母ちゃんが作ってくれた飯の

 

味がする、だそうです…』

 

「アネゴ?何照れてるんすか?」

 

「…なんでもない…♪」

 

「そういえば聖は授業中だからついて来なかったけどさ、今日大変だったんだぜ?

 

猿とデュエルしてよ!」

 

「何それ詳しく」

 

『ミストちゃん、正式に私たちの家族になったんだから私の事

 

幽鬼お姉ちゃんって呼んでね!』

 

『じゃあ妾もマヤお姉ちゃんと…』

 

ミストラルは顔を真っ赤にして困っている…

でもどこか嬉しそうな顔をしている

こうして、ホープの許可も得て、ナンバーズの力を取り戻し

ミストラルは正式に私たちの家族になった…




後書き
ミストラルにかかっていた問題は一応今回で解決となります
次回は冬休み サイコショッカー様サイコショッカー様
どうぞいらしたらお越しくださいの回となります
ここまでお読みいただきありがとうございます

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