最近第10次マイクラブームが到来しまして、マイクラばっかりやっていました。すみません。
......石投げないでっ!
ぎょーむれんらく
明日からちょっと部の合宿に参加するので、ちょっと遅れるかもです。あ、いつもですね。すみません...
ーーーーーーーーーーーーーーーーアメストリアsideーーーーーーーーーーーーーーーーー
急いで提督棟へスライディングし、駆け込み寺の如く会議室へ走り込んだ。
会議は14:00から開始し、現在時刻は13:59。本当にギリギリだった。あのクズどもに何を言われるかわかったもんじゃないからな。弱みを見せたくない。
「て、提督...はぁ...はぁ...」
「ん、間に合ったようだね。」
「あぁ...」
あまりに急ぎすぎて息が乱れてしまった。最近この艦娘の方で走ったことがなかったからな...いつも転移ばかり使ってたし。そもそもこと会議室に行くこと自体が稀だ。なんで一々私が文句言われなきゃならんのだ...ストレス溜まるしさぁ...まぁ、ウダウダ言っていても意味がないので、意識を切り替え、アメストリア型戦艦一番艦アメストリアとしての顔になる。具体的には仏頂顔。
そして服装が乱れていないかを確認し、いつもの定位置である提督の横少し後ろへと立つ。
この会議は定時報告の意味が強い。各鎮守府がそれぞれ気になった点を挙げて行き、危険性などを話し合う。他にも見たことはないが『鬼級』や『姫級』が出現した時に複数の鎮守府による合同作戦のブリーフィングなどにも使用される。テレビ会議だが、私の技術力によって4K並の画質を誇り、都合のいい部分だけ拾うようにマイクは細工している。
しかし、実際のところ定時報告とは名ばかりの聞いていて、いや、見ていてイライラする貴族の甘やかされて戦場という現実を知らない木偶の坊の無能共と低脳な社交場となっている。
無論、あのトラック島の大佐さんのように優秀で真面目な提督もいるが、やはり身の程を知らない己を制御できない未熟者に過度な権力と戦力を渡すと腐敗し犯罪のオンパレードとなる。
感情に流されやすい奴に権力を握らせてはならない。
これすごく重要な。テスト(笑)に出るぞー。実際、自分で銃も扱ったことのないちょっと何でお前軍人やれてるってる?っていう無能共が多すぎるため、優秀な提督に負担が集中し、あまつさえ無能共が自分の地位を築くために使える人材を消すことさえある。それが大日本帝国という国の窮地に直結していることに気付かずに。ほんと呆れてしまう。一旦貴様らF-222の洗礼受けてこい。重力の影響はカットされてるけどあの機動性と速度は変わらんから。ヴァーチカルローリングシーザスを5回連続でやってやるよ。
『それでは、これより提督会議を始める。』
あぁ、言い忘れていたが、参加人数は主に20人ほどだ。最前線の提督が集められ、ショートランドやミッドウェー、フィリピンやサイパン島などの提督が集まっている。主催は大本営だ。
先ほどの声もあの大将のものだ。
『うむ、まず私が報告を。先日、パラオ方面にて巨大な爆発を確認。一斉に深海棲艦が鳴りを潜め、大規模な海戦があったと推測される。そこの所は、どうなのかね?』
「はい、我々旧パラオ鎮守府陣営は深海棲艦約75000と大規模で長期的な海戦に突入。
アメストリア型戦艦四隻及び大和以下艦娘全艦が総動員し深海棲艦を撃滅いたしました。」
『おぉ...』
『な、75000だと...』
『ふん、どうせ虚偽の報告だろう。』
『それよりも、旧、とはどういうことかね?』
「途中、深海棲艦増援150000により包囲され、アメストリア型戦艦四隻を残し全戦力のナウル島への移転を決定しました。おそらく、件の爆発は我々が起こしたパラオ鎮守府自体を爆弾とした核などの大量破壊兵器の爆発では無いでしょうか?』
『なんだとっ!?貴様ら鎮守府を破棄したのか!?』
『提督として許されるべきでは無いぞ!』
『やはりあんな若造に過剰な戦力を持たせるのは...』
『しかしナウル島というば事実上の最前線だぞ...?』
少なからず、無能共に動揺が走る。どうせお前ら同じことできねぇだろうが。
というか下心見え見えの発言は控えてもらいたいな...はっきり言ってキモイ。
『つまり、現在は君達はナウル島へ全戦力を移動しているのかね?』
「そういうことになりますね。パラオ鎮守府は跡形もなく吹き飛ばしておりますし、既にナウル島を改築し要塞化を進めています。」
『勝手に何をやっているんだ!』
『あのよく分からない兵器を使っているのだろう!?』
『悪魔め!』
『やはり我々が兵器を没収すべきだ!』
『そうだ!然るべき人間に''兵器''は扱わせるべきだ』
『その点は大本営も同意見だが...君は良いのかね?最前線であるぞ?』
「えぇ。既に二個艦隊を近海に派遣し半径100km圏内の深海棲艦を全て撃滅しています。」
『嘘だ!』
『貴様出任せも良い加減にしろ!』
ちょっとウルッサイデスネェ.......?こちとら疲労困憊な中命懸けで戦ってんだよ...しかも艦娘を兵器扱いするな...何回も言ってるだろう...馬鹿なの?死ぬの?というか死んでくれ。
ただでさえ妖精さんが本気を出してナウル島を要塞化し、リバンデヒとノイトハイルがわざわざ補給も受けずにすぐに出撃し、暴れている。トリッキーしたリバンデヒを想像して背筋が凍りぶるっと寒気が通る。怖っ...巫女服を血とオイルや煤に染めてM634を片手に口裂け女の様に狂気的な笑みを浮かべるリバンデヒ。背景は黒々と炎上する深海棲艦に決まりだ。
流石に精神が壊れることはないだろう。4900年も生き続けてきたのだ。それくらいで壊れられては困る。
こんな馬鹿馬鹿しい考えはすぐにダストシュートし、話し合い(笑)に意識を戻す。
どうやら別の議題に移っていたようで、聞くと私の技術供与による軍備の更新が終了し、続々とF-105が最前線に使用され始めているらしい。艦娘の犠牲が少なくなるからとても嬉して事だが、その技術が他国に流失し無いかが心配だ...あの戦闘機は、現在の地球では考えられ無い設計と技術を用いた他の兵器と隔絶した強さを持つオーバースペックな戦闘機だ。F-222の方が強く技術も上だからといっても、F-105も十分すぎるほどの技術だ。
そんなのをコピーがお家芸の国家がパクったら.......滅ぼす。研究所、政府関係なく撃滅する。
元々私達アメストリア型戦艦は地球所属の海軍艦では無い。日本が責められても特に影響の無いのだ。いざとなればあると願いたい本国への救難信号を送る事も想定している。
『黙れっ!貴様は黙って我々の指示に従えばいいのだ!''兵器''の消耗など鼻から計算に入れてい無い!』
とあるゴミ屑が、ついに言った。我々艦娘に対する、重大な裏切り発言。
ふふふふふ.......どうしてくれようか...私の船体は残念ながら未だ修理中だ。ST-8は撃てることもないが、面倒なことになるので直接攻撃はし無い。が、私は持ち前の演算速度を武器にありとあらゆる軍機や情報を持っていることをお忘れだろうか?
妖精さんの協力のもと、E-7という電子戦機を飛ばしており、航空写真や盗聴、ハッキングを持ってして汚職関係の情報も集めている。
船体とのリンクを強め、中央演算処理装置に眠る膨大な情報の海の中から汚職関係のファイルを取り出し目標鎮守府の項目を引っ張り出す。データリンクでこの提督棟のスパコンに情報をコピーする。よし。
「少し、良いだろうか。貴様らの様な愚かな人間の弱みなどは、いくらでも握っている。例えば貴様...おや、資材の横領に私と提供した図面の何処かへの転送...随分とまぁ黒いな。人間よ、我々を余り舐めないでもらいたい。本気になれば、こんな地球の一つや二つ、簡単に撃滅する事さえ簡単なのだ。私の艦内には核など比べ物にならない威力を持つミサイルもたった一機で大国を滅ぼす戦闘機や一撃で戦艦を破壊する主砲をいくつでも保有している。重ねて言う。我々を余り舐めないで頂きたい。」
そう言ってホログラム式のキーボードを叩き先程のデータを送る。
これで各提督へ届いた。
『嘘をつくな!』
『貴様のような艦娘の分際で司令官に楯突くとは何様だ!?』
『虚偽の報告をしてあまつさえ上官の提督をはめようとするとは、何をしている!』
「黙れ愚民。真っ黒な貴様らなどに構っているほど忙しくないんだ。こっちは実際に命を懸けてわざわざ人間の為に戦っているんだ、国民の為にな。」
話にならない。提督に一言言ってからすぐに退出する。胸糞悪い。こんな言葉遊びをしに来たわけでは無いのだ。そんな事に時間を浪費するなら私は深海棲艦を虐殺する事を選ぶ。
戦う事こそ私の存在意義だ。
「機関始動!錨上げ!」
''機関始動します!''
''錨巻き上げー!''
''せんとーよーい!''
「微速前進。戦闘配置」
''主砲よーい!''
''副砲、装弾します''
予備を含め、15基の主機に火が入り甲高い音を立てる。スクリューがゆっくりとだが回転を始め莫大な量の海水をかき混ぜ、船体が前進し始める。
主砲の発射機構が下がり一式徹甲弾が下のレールに転がりマガジンに当たる部分に押し上げられ薬室に装填される。今度、多段薬室式の砲でも作ってみるか...ドイツが作ってたしな。湾岸砲は...呆れるほどあるしな...何処に置こう...
多段薬室式砲というのは通常、炸薬が通常一箇所に集められて砲弾を発射するが、その炸薬を入れる薬室が複数あるタイプの砲だ。特徴として砲身が長く、射程がすごく長い。ドイツからイギリスまでを射程に収める事ができたらしい。何それっていうやつだが、ナチスドイツはV3という報復兵器として実際に作り出している。私も最近知った。V2なら知っているんだがなぁ...まぁ、兎も角、後で妖精さんに相談してみよう。
''レーダーに感ありです!''
「隻数は?」
''戦艦レ級1!ル級3!二級5、距離50000です!''
''やっちゃう感じです?''
''やっちゃいます?''
「よし、主砲、座標固定!自動追尾」
''座標固定ー!''
''電探とれんどーします!''
すると、主砲が毎秒5°のスピードで旋回し、砲身を上げて行く。この主砲、砲身は長い為...80口径長位?だから少し遅めに上昇する。そして、
「ってぇー!」
海面が扇状に叩きつけられたかのように衝撃波が広がり遅れて黒々とした爆煙と紅蓮の炎が海を覆い尽くす。音速を軽く超えた一軒家サイズの砲弾は放物線を描かずにまっすぐに飛ぶと、一際巨大な、滑走路と戦艦を無理矢理くっ付けた感じの美しさの欠片もない深海棲艦に命中し、何事もなかったかのように貫通すると、その更に後方に居た深海棲艦に命中し大爆発を起こす。砲弾は横っ腹に命中。船体をまっぷたつに裂き、巨大な水柱を立てる。よし、まずは一匹。
「続いて二射、ってー!」
再び衝撃波が艦橋を襲いガラスを揺らす。砲弾は小さな深海棲艦に命中し大爆発を起こして爆沈する。なんか凄く呆気ないと感じるのはアメストリア型戦艦だからか?ふつーはこんな感じにならないと思う。うん、最近自覚してなかったけどやっぱりチートだなぁ...いやぁさ?そう考えると
''やった感じです?''
''まだ大きい艦影あるのですー!''
''核使うのだ!''
''それは駄目ーっ!''
''あうとー!''
「おい、妖精さん核は使わんぞ?あんなのより我々の方がよっぽど脅威だ」
''賛成なかんじです!''
''同意しますー!''
''核より危険な戦艦?''
''へんなのー!''
変なのって...あんたその戦艦に乗ってるんでしょうに...
いやさ?戦いに楽しさを求めるとひゃっはーさんになるからさ、それは提督に迷惑をかけてしまうから自粛しているが、戦い甲斐がない。もっとさぁ...こう、深海棲艦10万とかさ?
あ、世界中パニックになるね。やめとこう。フラグになる。
でも、根本がバトルジャンキーなので、本能的に戦いを求める。お前日本人だっただろって?
もうアメストリア國の艦娘ですし?平和ボケしすぎた国民性はポイしちゃいましたしおすし?
既に日本人というアイデンテティは消えかかっているかもしれない。日本伝統については絶対に消えないだろうが。まぁ、いいや。考えるのやーめた!
「第三射、弾種変更、榴弾式結界弾。撃ち方用意!」
砲塔が一旦元の角度へ戻ると砲弾の種類が変更され、装弾される。この間、実に50秒。
史実では弾種変更には30分程かかるらしいが、たったの50秒だ。これは、艦娘特有の事情からきている。〔弾薬〕というのは様々な砲弾に変身するのだ。だから、レールに並んでいようが装填されていようが発射されていなければ弾種など変え放題なのだ。まぁ、毎回50秒掛かるし逆を言えば発射したら弾種が固定されてしまうのだが。
詰まる所、既に撃てるのである。
「撃ち方始め!」
高性能な113号電探により正確な位置が特定され、座標固定。そして前方2基の主砲が再び旋回し、最も当たると演算された仰角に砲身をあげると恐ろしい速度で砲撃を開始する。
ドンドンドンッと腹の底から響く巨大な衝撃が連続して起こり、海面に薬莢が転がってゆく。大きな爆雷を投下しているようにも見えないことはない。まぁその大きさから言って爆雷のレベルでは無いが。
撃ち出された大量の砲弾は自らが意思を持っているように深海棲艦に吸い込まれ船体に食い込むと内部の結界を破裂させ艦内をズタズタに引き裂く。それがさらなる引火や誘爆を招き、まさに地獄絵図となる。元々、それを目的とした榴弾式結界弾だ。船体自体に対してでは無く、その内部の設備の破壊、乗員の殺傷を目的とした砲弾だ。陰陽術がふんだんに使われており、少々〔弾薬〕の消費が大きいが、大して気にならない。
''目標に全弾命中した感じです!''
''沈没します?''
''するー?''
''沈んじゃえ〜!''
''もっと撃て〜!''
砲弾は一発も外れずに当たった。これ自体かなり異常な事だが、自動射撃統制装置による電探連動の砲撃はまず外れない。むしろ50000位の距離で外してたまるかという感じだ。
しかし中央演算処理装置に負担を強いている事も事実だ。正直ちょっと頭が痛い。
時刻は...15:10。おやつの時間だ。私達艦娘には関係な......あるか。
私は興味無いが。それよりも昼寝したい。最近寝てなかったから身体が睡眠を欲している。
医務室は...また怪我してるって誤解されるから却下。
甲板は波がすごいから確実に濡れるから却下。
第二艦橋は暗すぎて時間がわからんから却下。
此処は...今までの経験上かなりの確率で狙われるのでちょっとやだ。
機関室は...うるさすぎる。却下。
主砲、却下。
あ、ちょうどいい場所あったじゃん。妖精さんに戦闘の指揮権を渡すとすぐに転移する。
やっぱ転移は楽だわ...全長4600m超えている身としては。
私が転移したのは格納庫。と言っても隼の方では無くF-222改が放置されている後部格納庫だ。上の甲板に通じるエレベーターに続く中央の道を中心として、その道の左右にF-222の巨体が順番に佇んでいる。天井が高いため、照明の光は弱く、ぼんやりと戦闘機を照らしなんとも言え無い美しい光景を演出している。少し、淋しそうな印象を受けたのは艦娘だからか、日本人の感性故か。事実最近飛ばしてい無いので原因は私にあるが。
で、当初の目的であるF-222の一番機に登ると、その広々とした背中に仰向けに寝そべり、目を閉じる。この戦闘機無駄に大きい為、主翼、胴体合わせて10m以上ある。ゴツゴツとしたクソ厚い装甲のせいで寝心地は良いとは言え無いが、これでも兵器であるため、背中の寝心地など考慮されているはずもないと無理矢理納得した。まぁ、寝心地の良い戦闘機ってなんやねんっていう話。
主翼はその特徴ともいえる根元に切れ目が走り、戦闘時には急な旋回として主翼が展開、回転し恐ろしい空中戦闘機動を見せる。しかし、その羽を私は本来の使い方をせず、ベッドとして使っている。尾翼は必要な時以外ペタンと主翼にくっついている為睡眠を妨げる物はない。
意外にも寝れる事がわかり、私は安心して意識を微睡みの中へ入る。
私の艦娘としての機能として電探が反応を捉え、意識を覚醒させる。あの中央の大きな島とそれを守る布陣の諸島は我が母港のナウル鎮守府だ。やっぱ電探から見てもわかるがこれは可笑しい。
これを作った妖精さんも、これを作る原因も。
どうやら、時刻を見るに妖精さんはゆっくりと周囲を順航していたようだ。
太陽が水平線に沈みかけ、空を夕焼けの綺麗なオレンジ色に染める。やっぱ海上からみる日の入りは格別だと思う。凄く綺麗だ。
5ノットで防壁を通過し、三隻の停泊する巨大ドックにこの身を滑らせると投錨し、機関を止める。同時に妖精さんが我先にと退艦を始め、私もドックへ直接転移する。後で提督に謝らないとなぁ...絶対に迷惑かけただろうし...でも元はといえばあのゴミ屑達が原因だ。他人の所為にしている気もするが、気にしない気にしない。私達を兵器呼ばわりするのは許さないからな。
というか、不思議なんだが、大体の艦娘は人間より遥かに長い月日と命がけの経験を積んだ人間で言うかなりの年月を重ねた老人だ。実力は別として。
なのに、なのにだ。何故若い筈の人間が私達を敬わずに命令しかしないのだろうか?
目上を尊敬し、尊重するのは基本だと思っていたが...そんな風潮も消えてしまったのだろうか...?
年齢序列は確かに良くないが、せめて敬意位は持って欲しい。私達は国を守る、国民の為に戦って人間に沈められた戦士なのだから...ただのエゴかなぁ...でも敬意は持って欲しいなぁ...
見下す目線もだ。下心ある目線は...うん、艦娘美人しかいないからわからないこともないから実害がない限り放置してやる。
今日なんか色々と考えることしかしてないからもう寝るっ!
......リバンデヒ?何で私の布団に居るんだ?