超弩弩々級戦艦の非常識な鎮守府生活   作:諷詩

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今日、小説情報を見ていたら、


UA10408


.............................。(;゜0゜)What!?
一万を超えていた!?ありがとうございます!

出来れば評価の方もして頂けるとありがたいです。ずっと灰色のままなので...( ̄^ ̄)ゞ



12.アメストリアの日常(笑)

ーーーーーーーーーーーーーアメストリアsideーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さて、私だ。アメストリアだ。

あの後一ヶ月程物資が届かないという事態になったが、生産したから別に大して影響は無かった。

私の名は良い意味も悪い意味も含めて広まり、鎮守府も同様に広まった。

 

詰まる所賛否両論だった。艦娘からの評価はよかったが。

まぁ、お咎めなしだったから良し。代わりにアメストリア型戦艦が三隻居ることがばれたし、大規模な作戦には必ず召集されるだろう。

 

さてつまらないまとめはさっさと終わらせ、今日はオフだ。

は?何時もだろって?

まぁ、否定はしないが、今日はちゃんとした非番だ。

 

本当の休日だ。何時もスクランブル待機だったからな。

しかし、だ。パラオ鎮守府には重大な問題がある。

市街地はある。しかし廃墟。

巨大な島の中でも、私達の三つの超巨大なビルことドック(地上)があり、鎮守府があるくらいで、何も無い。ドック(地上)は物凄く目立っているが。

アメストリア型を入れるサイズだ。奥行き5000m全幅700m全高500mの巨大な直方体が三つ聳え、隣に申し訳ない程度に幾つかビルが建っている。

 

少し登った所に各艦種の寮があり、木漏れ日の漏れる並木道を通り、対空砲のある門を通ると立派なレンガ造りの鎮守府、提督棟がある。

島回るか...暇だもん。

 

散歩してゆく。

うーん...ここの改造計画でも出すか?

地下も開拓し、第二ドックと潜水艦ドックに......娯楽施設?間宮さんを迎えたいところだが。

あ、第六駆逐隊だ。単縦陣で航行しているのも中々絵になる。

パラオの穏やかな海面を切り裂き航行する四隻の駆逐艦。排煙こそしていないものの限りなく原形に留めた艦影はやはり綺麗な三角を描きとても美しい。小ぶりな船体にこじんまりとした艦橋。煙突とは足場で連結された秘密基地のような構造はやはり憧れを持ってしまう。

と言うのも私ことアメストリア型戦艦の前部塔楼は大和型を拡大改造した物のためスリムな形状をしており、出っ張りといえば電探や環境測定機器類等を設置する為の台座やテラス、そしてツノみたいに生えてる二本の枝。あの枝には照明と降水量計測器、大気中の水分を計測する機材が設置されていたと記憶している。

大和型塔楼は後部にテラスっぽい出っ張りがあるんだが火力厨の妖精さんが放っておくはずがななく、45mm対空機関連装砲の段々畑になっている。しかしその内側はデットスペースになっておりそこを何かに活用できないか妖精さんと協議中だ。今の所は射撃場になりつつある...というか使ってる。

 

 

 

 

 

 

更に歩いて行く。

森を抜け、私が以前偶然見つけた綺麗な海岸。

ゴミが流れつかず、サラサラとした肌触りのいい白い砂が広がっている。

並みの届かない所に座り込む。俗に言う女の子座りだが、私の体は柔らかいので楽々だ。

袴に砂が付着するのが難点だが、叩けば落ちる。私達の袴は不思議素材だからな。防刃性能あるみたいだし。

 

「...ここに居たの」

「あぁ...リバンデヒ、如何した?」

「此処、綺麗ね...」

「まぁな。私が偶然見つけた。俗に言う秘密の場所だ。リバンデヒ、」

「何?」

「リバンデヒは4900年も偽りの性格を貫いていたが、何故だ?」

「知らないわ...お姉ちゃんがあんなに怯えて、キャラを思わず止めていたわね。あ、でもお姉ちゃんへの愛は変わらないわよ?」

「そ、そうか...」

 

それは勘弁願いたいが...過激なんだよなぁ...リバンデヒは。

 

「あら、夜這いかけましょうか?」

「それは本人に聞く物では無いだろう...お断りだ。私が寝れない」

「なら、今は良いわよね?」

 

何故そうなる...しかし飛び込んで来たので正座に座り直し膝に乗せる。

 

「〜♪」

 

ご満悦な様だ。背筋を曲げ、猫のように丸まっているリバンデヒを髪を撫でる。肩に届くか届かないかという長さの少しウェーブのかかった髪だ。

 

「リバンデヒ」

「何〜?」

「アメストリア型に他の船舶は格納出来ないのか?」

「出来るわよ〜?戦艦くらいなら電探とマストを収納して入れれるわ。」

「そうか...」

 

つまりアメストリア型戦艦というのは戦艦であり空母であり、補給艦であり、食糧艦であり、工作船であり揚陸艦であると。なんかチート...うん。なにこれ?

 

「チートよね〜」

「言うな。分かっている」

 

リバンデヒには心を読む技能があるのか?さっきから怪しい笑みを浮かべているし...凄い胡散臭い。

 

「お姉ちゃ〜ん?」

「何...ひゃうっ!?」

「ムッフフフフ....」

「やめっ!...ろっ!....ひゃん!?」

「ムフフフフフ...お姉ちゃん、敏感だからねぇ...♪」

 

こう、なんか不思議な感じだ。

身体中に電気が流れるかんじのぉ!?

結構強く揉まれる。やめろっ!お前の方が大きいだろうがっ!

鷲掴みやめろ!こちらとして非常に困る。反応が。

 

「はぁ...はぁ......リバン、デヒ...もう止めてくれ...」

「ふふふ...相変わらずお姉ちゃんは反応が良いわ...カイクルなんて思い切り蹴り飛ばしてくるのよ?妹なのに」

 

いや、誰だって嫌だろう...カイクル...激しいな。容赦無い。流石だ。しかし流血沙汰になる前に止めないとな...夜這いかけられるの嫌だし。

 

「ケホッ...もう止めろ...私は別の場所へ行く」

「はいはい。もう私はやらないわよ。さてさてカイクルはどこかな〜♪」

 

なんかひっかかるが、気にしない。カイクルは信頼しているし、スキンシップもリバンデヒのように過激では無い為大丈夫だろう。多分。

乱れてしまった巫女服を直しながら歩いて行く。

 

島の裏側。緩やかな丘が続き、海岸は岩が聳えており到底大型艦は入れない。

潜水艦も無理だろう。

まぁ、何も使う予定はないので良いや。ドックの全体像が見え始める。

...やはり平和は良い。

 

 

 

 

 

 

食堂にて昼食を取っているとカイクルが来た。

うん。多くない?

ほら、今日の当番撃沈してるじゃん...

 

「カイクル、少し食い過ぎだ」

「姉さんもだ。」

「私は改だからだ。これ位食わんと動けん。」

「燃料は必要無いが?」

「.......腹が減っては戦はできぬ」

「そうか...?弾薬の方が大変では無いのか?」

「まぁ...一万超えるとは思わなかったがな...」

 

そう。あの横須賀鎮守府ダイナミックお邪魔しますで弾薬を12494消費するという新記録を達成。

私が暫く工場になるのが決定したのは記憶に新しい。

思わずため息が出る。

 

「大変だな姉さんも。」

「あぁ...それはもう、な。」

 

暫くというか今日もだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて昼食を食べ終わり、現在は工廠にいる。

本日のメイン、開発だ。

私が開発したらどうなるのかな?と疑問に思い行動に移った訳だ。リバンデヒは何か止めたがったが、手刀食らわせて沈めた。

 

「妖精さん。ガンガン張り切っていこうか」

''ヒャッハーッ!開発です!''

 

妖精さんに適当に資材を渡す。具体的には250/30/200/30だな。電探徹甲弾色々でるレシピだ。

 

''何が要望です?''

 

何が必要なのか...?

 

「現在の普通の艦娘が装備出来る武装を開発してくれ」

''了解しましたー!!''

 

トテトテと走って行き、渡した資材を幾つか物々しい機械に入れるとレバーを私が引く。

するとゴウンゴウンと稼働し、何かを作り出した。

工廠妖精さんが慌ただしく動き始め、機械から火花が散る。内部で作業しているようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハッ!

失礼した。思考が停止した。

妖精さんが作り、お披露目です!という言葉と共に布が取られ、兵器が姿を現わす。

何が出てきたか?

 

荷電粒子砲

☆☆☆☆☆☆☆☆

 

主砲、副砲

火力 +98

雷装

爆装

対空 +2

対潜

索敵

命中 +5

回避

射程 長

搭載可能艦

重巡 戦艦 軽空母 正規空母 水上機母艦 航空戦艦

 

 

 

と。はぁ...?(困惑)

荷電粒子砲って前世でも実現されなかった架空の兵器だよね?

駄菓子菓子妖精さんは作ってしまった。

アメストリアの副砲みたいだが、砲身はコイルガンみたいなのが二本。砲塔は10cm連装高角砲のように台形っぽく、角ばっている。

やけにぶっといケーブルが多いなと思ったら電力伝達か...イオンとかを飛ばすのか?

まぁ、普通の艦娘に載せれるという注文はこなしている。

さあ気を取り直して次だ!

 

 

 

30cm連装電磁力砲

☆☆☆☆☆☆☆☆

主砲 副砲

火力+99

雷装

爆装

対空 +62

対潜

索敵

命中 +12

回避

射程 長

搭載可能艦 重巡 戦艦 軽空母 正規空母 水上機母艦 航空戦艦

 

 

 

 

 

 

おいおいおいおいおいおい!?

アイエェェェエ!?ナンデ!?ナンデレールガン!?

何故何故何故!?架空兵器は荷電粒子砲で十分だ!

もう...なんで私がすると装備がぶっ飛ぶ?主砲クラスだけど空母に載ってるじゃん。

外見は大和砲よろしくで、砲身が三つに割れていた。大きさは...連装砲くらい?なんのとは言わない。想像に任せる。

さあてレバーを引こうか。真面目なの出てこい...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

砲弾 爆弾 ミサイル

火力+1000

雷装

爆装+1500

対空+700

対潜+200

索敵

命中

回避

射程 --

搭載可能艦

駆逐艦 軽巡 重巡 戦艦 軽空母 正規空母 水上機母艦 航空戦艦 潜水艦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Whaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaat!?!?!?!?

Why YOUSEI people ???

何故核!?何故核が出てくる!?

最終兵器だろ!

砲弾に積めるサイズまで小さくなってるぞオイ!?

 

「妖精さん。何故だ?」

''えへへ〜...ちょっと魔が...''

「はぁ...shit!提督になんて報告すれば良いんだ...」

あ、意外と()、ロイヤル英語発音良いわ。

じゃ無くて報告どうしよ...荷電粒子砲に30cmレールガンに核。

どうすれば良いんだ.......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーおまけ(補足)ー

荷電粒子砲

40口径長

重量40t

最大角45度

砲身15m

砲塔450cm×325cm

イオンとかを加速させて飛ばす架空兵器。

妖精さんが張り切りすぎて作ってしまった。一門一門に粒子エンジンが積まれており、電力問題はのーふろぐれむ。チート。以上。

 

30cm連装電磁力砲

50口径長

重量105t

最大角65度

砲身15m

砲塔5.6m×2.2m

アメストリア専用と化した化け物。

一応他の艦娘も積めるが、現段階では無理。

アメストリアはこれを30cm連装砲と入れ替えたようです。

妖精さんヒャッハー!

 

口径---

重量 砲弾450kg 爆弾350kg ミサイル250kg

砲身---

砲塔---

砲弾、各艦娘による。

爆弾、艦載機 FB-99に換装可能。加賀さん!赤城さん!出番です!

ミサイル、普通の対地ミサイルに積める。

一番の問題。

本来は抑止力として使う戦略兵器。

妖精さんに魔が差し、作ってしまった。なおアメストリアは封印するつもりらしい。

 

 




その場しのぎの回...日常とか要らねーよ血を!硝煙を!という方はすみません。
一度精神病院に行くことをお勧めします。

今回は感想にて要望のあったレールガン、荷電粒子砲、核
という三つの兵器を出しましたが...核、ねぇ...予想していたので、アメストリアにはBGM-9が積まれていますが...使うかなぁ...

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