絆道~始まりのミチシルベ~   作:レイリア@風雅

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第14話  仲間の死

「うずまきナルト!ただいま見参!!」

 

 

不敵な笑みを浮かべ、こちらを真っ直ぐ見据えるナルト。

だったが、しかし、正直有難いような、有り難くないような、微妙な登場だとユウは乾いた笑みを漏らした。

 

あれじゃあ、狙ってくださいって言ってるようなもの……。

大丈夫かな、ナルト。

 

 

「オレが来たからにはもう大丈夫だってばよ!

物語の主人公ってのは大体こーゆーパターンで出て来てあっちゅーまにィー敵をやっつけるのだァー!」

 

 

……うん。

なんか……予想を裏切らない登場って感じかな。

 

この登場で喜んでいるのは恐らく、サクラとタズナくらいではないだろうか。

それに、ユウは嫌な予感がしていた。

前回、再不斬は散々ナルトにコケにされているからだ。

その予想は当たってしまったようで、ニヤリと笑った再不斬は手裏剣を放った。

 

 

「しまった!」

 

 

それとほぼ同時に白からも千本が放たれる。

 

……あれ?

あのスピードと角度だと……。

 

 

「(来た!)」

 

キンキンキン

 

「「「「!?」」」」

 

 

金属音を立て、千本と手裏剣が地に落ちる。

しかしそれは、クナイを構えたナルトによってではなかった。

 

 

「白……どういうつもりだ」

 

「再不斬さん、この子はボクに……。

この戦いはボクの流儀でやらせて下さい」

 

「……手を出すなってことか……白。

相変わらず甘いヤローだ……お前は……」

 

 

甘い。

確かに、あたしもサスケも傷は増えてるものの、急所という急所に攻撃は受けていない。

それは、あたしが白の攻撃をかわしているのを入れても、十中八九彼の意図だ。

彼は、決定的な一打をあたしたちに与えてこない、それに……。

 

チラリ、と自分の腕の傷を見て、ついでに頬に伝う血を拭う。

 

得物が千本っていう時点で瞬殺は無理だしね。

問題はどうやってこの攻撃を切り抜け、反撃にうって出るか、なんだけど。

アレをすれば、間違いなく勝てる。

……でもそれは火影様に禁じられてるからなぁ……。

あれがどんな術かは、大方分かってきたけれど、サスケを庇いながら破れる?

ナルトに外側から攻撃してもらった方が確実なんだけど……。

 

チラリと周囲を見やった、その時。

金色の少年がユウの視界に入った。

正確には、ユウとサスケに向かって陽気に片手を挙げていた。

 

 

「よっ!助けに来たぞ!」

 

「!!」

 

「あは、は……」

 

 

乾いた笑いを漏らすしかない。

 

あー、これじゃあナルトに外側から攻撃してもらう作戦は無理だね……。

中に入ってきちゃったもんねー、うん。

 

 

「こっ……このウスラトンカチ!忍ならもっと慎重に動けェ!

お前まで鏡の中に……。

くそ!もういいこのバカ!!」

 

「なンだァ、お前ェ!!せっかく助けに来てやったのにィ!!」

 

「あはは、ナルトって本当に意外性No.1だね」

 

「ユウまで!?酷いってばよぉ」

 

 

酷いと言いたいのは、きっとサスケの方だろう。

乾いた笑みを浮かべるのも仕方がない、多少は許して欲しい。

流石に計算外だ。

その時、白が再び鏡の中に入り、サスケがホルスターに手をかけた、その直後、ユウは彼の背後へ武器を構えた。

 

 

「サスケ、あっちだよ」

 

 

自分のスピードに付いてくるユウに、白は驚いたようだった。

サスケはサスケで、白の異様なスピードに恐怖を隠せない。

 

 

「どっ……どーいうことだぁコレェ!!」

 

 

混乱するナルトを他所にサスケは印を結んでいく。

 

 

「火遁 豪火球の術!!」

 

 

ボゥ、と勢い良く吐き出された炎は、白の鏡を覆い尽くす。

しかし、炎が消え、現れたのは傷一つ入っていない白の鏡。

 

 

「全然効いてねェーじゃん!!」

 

「うーん、火力が弱いかな」

 

「くっ……。

確かに、ユウのさっきの術と比較すれば威力は断然弱いか……ッ」

 

 

サスケ、忘れてたでしょ、と喉まで突っ込みがでかかったが、飲み込んだ。

威力が足りていないだけで、やる事は間違っていないからだ。

そんなやり取りをしていた矢先、鏡が煌めく。

 

 

「ッ……!!」

 

「ぐぁ!!」 「うぐっ!!」

 

 

咄嗟に庇うように前に出るも、白は違う角度から二人を、そしてユウを攻撃してくる。

サスケとナルトは倒れ、ユウも立ってはいるものの、あちこちに千本が刺さり、とても痛々しい。

 

 

「(一気にどっから攻撃してきやがんだ!!分身かァ?)

どこだ本体はァ!?」

 

「目で追おうとしても無駄だよ。

ボクは絶対捕まらない」

 

 

それは嘘だ。

実際、ユウの目は彼の動きに追いついている。

ただ、体がそれについていかない以上、反撃方法が問題なのだ。

 

 

「フン!影分身の術!!!」

 

「よせ!」

 

「ナルト駄目!!」

 

 

制止の声も聞かず、ナルトたちは一斉に鏡へ向かって飛びかかっていった。

しかし、白の鏡が煌くと共に術が解けてしまう。

その際、水がはじけた。

 

 

「うわぁああっ!!!」

 

「ナルト!」

 

 

空中で勢いを無くし、そのまま落下するナルトを受け止める。

 

 

「この術はボクだけを写す鏡の反射を利用する移動術。

ボクのスピードから見れば君たちはまるで止まっているかの様……」

 

 

それが、白の血継限界の能力。

コピー能力を持つ写輪眼でさえも、コピー不可能の術。

 

 

「……ちくしょう……。

だから何だってんだ」

 

「!」

 

「こんなとこでくたばってられっか。

オレにはかなえなきゃなんねェ夢があんのにィ……!」

 

 

苦痛に顔を歪めながらも、真っ直ぐ前を見続けるナルトを、閉口して見つめる白は、今、何を思っているのだろうか。

何を、思い返しているのだろうか。

 

 

「……ボクにとって忍になりきることは難しい。

出来るなら君たちを殺したくないし……。

君たちにボクを殺させたくもない……」

 

 

そして、重い過去をその背に背負いながらも綺麗に笑う、あの儚い少女を、傷つけたくなどなかった……。

目の前にいる、愛してしまった金色の少女。

自分が、この千本で傷付け、血を流させてしまった、愛おしい人。

 

 

「けれど君たちが向かってくるなら……ボクは刃で心を殺し、忍になりきる。

この橋はそれぞれの夢へとつながる戦いの場所。

ボクはボクの夢の為に、君たちは君たちの夢の為に。

恨まないで下さい。

ボクは大切な人を護りたい……」

 

 

できるなら、彼女のことも……。

 

 

「その人の為に働き、その人の為に戦い、その人の夢を叶えたい。

それがボクの夢」

 

 

そのためにこの命をかけることも、この手を汚すことも厭わない。

 

 

「その為ならボクは忍になりきる。あなた達を殺します」

 

 

その宣戦布告に、サスケとナルトは不敵な笑みを浮かべた。

上等だ、とでも言いたげに。

なのに、ユウだけは、踏ん切りが付かない。

余計に、白が敵だと思えなくなってしまった。

 

やはり、彼は自分に似ている……。

 

辛そうに、瞳を固く閉じた。

 

 

「サスケ君!ユウ!ナルトォ!

そんな奴に負けないでェ!!」

 

 

サクラのそんな声援が聞こえ、ハッと我にかえる。

今更、自分は何を考えていたのだろう。

これでは、仲間と言ってくれたみんなに失礼じゃないか。

戦ってくれとお願いをしてきた、白にも失礼じゃないか。

 

 

「くっ……おいサスケ!

これじゃ逃げまわってるだけだってばよ!」

 

「黙って立て!お前のメンドーまで見きれねーぞ。

多少の傷はやむを得ない、とりあえず致命傷を避けて動くんだ!

おそらくアイツのチャクラにも限界がある!!」

 

「サスケの言うとおり、現に少しずつ……」

 

 

白が千本を構えると同時に、二人は身構える。

サスケは即座に動き、ユウもナルトを庇いながらも動く。

そう、今のサスケでも多少対応出来る位に、白のスピードは落ちてきていた。

ナルトを庇い、かなり傷が出来てしまったが、別段気にすることでもない。

サスケとユウは二人で協力し、アイコンタクトを取りながらナルトを庇いつつ応戦していく。

が、それでも全く攻撃を受けていない訳じゃない。

傷だらけになったナルトは倒れこみ、限界のようだったし、サスケはサスケで膝を地面につけている。

立っているのはユウだけだったが、そのユウが一番傷は酷い。

 

 

「ハァ、ハァ……サスケ、まだ大丈夫?イケる??」

 

「ッあ、あ……なんとか、な……」

 

 

お互いのコンディションと、ナルトの様子を確認していた二人の耳に、サクラの悲鳴が届く。

それに目を見開き、何かあったのだと悟ったユウは気配を探った。

 

 

「!(今のはサクラの声!!何かあったのか!!カカシのヤローは何してる!?)」

 

「……サスケ、大丈夫。カカシ先生はやられてない。

サクラもタズナさんも無事みたいだよ」

 

 

気配を探り終えたユウからの報告に、ほっと安堵の息をこぼす。

 

 

「(畜生!このままじゃマジでヤバイ。

オレが何とかするしかない。

……ユウに、これ以上無茶をさせる訳にはいかねェ……)」

 

 

自分たちを守るように、前に立ちふさがる少女の姿にサスケは顔を歪ませる。

一方、ユウはユウで彼のことを考えていた。

 

……サスケの動きのキレが良くなってる……?

白は今、あたしたちの致命傷を狙って攻撃してきてるのに、それもうまく避けてる。

もしかして、これはひょっとすると……。

 

写輪眼が覚醒しかけている――――?

 

実際、ユウの読みは当たっていた。

最初からついてきていたユウはともかく、サスケまでもがナルトを庇いつつも攻撃を見切ってくるようになり、白は多少なり動揺していた。

それと同時に感心もしている。

 

 

「君は……よく動く……。

けれど次で止めます……。

(運動機能、反射神経、状況判断能力……彼の全てはもう限界のハズ……)」

 

「(来る!!

落ち着け……集中しろ……。

そして見切れ!)」

 

 

サスケをピンポイントに狙った攻撃は、完全にかわされた。

ユウとサスケは、ナルトを抱えるようにして跳んだのだ。

そして、白は再び驚愕することとなる。

 

 

「!!」

 

 

白をギロリと睨んできたサスケの瞳は、漆黒のそれではなかった。

紅の中に巴文様。

不完全ではあったが、それは確かに写輪眼であった。

 

サスケ、やっぱり写輪眼を……。

 

ユウも驚きに目を見開く。

 

 

「……キミは………!!そうか……キミも血継限界の血を……。

(何て子だ……まだ不完全だけど闘いの中でその才能を目覚めさせるなんて……)」

 

 

サスケは、少しずつ見えるようになっているのだろう。

きっと、闘いが長引けば長引くほど、その能力は成長していく。

 

 

「だとすればそう、長くは戦えません……。

ボクの術はかなりのチャクラを使うので、術による移動スピードを保つにも限界があります。

おそらく戦いが長引けば長引くほど……。

ボクの動きはキミの“読み”の範疇に入ってしまう。

キミの眼はもう、ボクを捕え始めているならば……!!」

 

 

その言葉に、ユウは次で決着を付ける気だと察する。

瞬時に思考を巡らせる。

 

白が狙ってくるのは?

ストレートに狙う?それとも……ッ?!

 

 

「これでカタをつけます!!」

 

「!!ナルト!!」

 

 

もう動けないナルトをターゲットとしたのだ。

ユウは誰よりも早く動いた。

そして、ナルトを抱きしめ、来るであろう衝撃に備えた。

 

だが、いつまでもそれは来ない。

訝しく思ったユウは、すぐ傍に気配があることに気が付いた。

まさか、と嫌な予感がしながら、視線をゆっくりと、そちらに向ける。

 

白が倒れており、そして目の前のサスケは……。

視界に入った光景に絶句した。

 

 

「っ……な、で…??」

 

 

サスケの体に突き刺さった千本。

彼の口から、吐き出される血。

……自分が、受けるはずだった、白の攻撃。

 

 

「うっ……ん……」

 

 

ナルトが気が付いて上体を起こしたのが分かった。

だけど、サスケから眼が外せない。

 

 

「……まったく……。

……お前は……いつまでたっても……足手まといだぜ……。

ユウも……無茶ばっか、しやがって……大丈夫、か……?」

 

「サスケ!お前……!」

 

 

勝ったのだの思ったのだろう、明るい声でサスケを振り返ったナルトに待っていたのは、残酷な現実。

 

 

「な……何て、顔してやがんだ……よ……。

……この……ウスラ……トンカチ……」

 

「……な……なんで……(オレをかばって……!?)」

 

「知るかよ……そんなこと……」

 

 

今にも消えてしまいそうな声で、呟いたサスケの脳裏に走馬灯のように過去の思い出が浮かんでは消えていく。

彼の大半を埋めるのは、憎い兄でも、死に別れた家族でもなく……。

第7班のメンバーとの……ナルトとの思い出。

 

 

「フン」

 

「……」

 

「お前なんか大嫌いだったのによ……」

 

「なんで……なんでだってばよ……。

なんで……オレなんか……。

よけーなお世話だ!!」

 

 

吐き出すかのような、悲鳴のような、ナルトの叫び。

そのすぐそばで、呆然と目を見開き、座り込んでいるユウ。

不覚にもサスケの方が涙が溢れてきてしまう。

 

 

「……知るか……よ……。

体が勝手に……動いち……まったんだよ……バカ……!」

 

「「!」」

 

 

グラついたサスケの体を、ユウが抱きとめる。

涙を流す訳ではない、ただその瞳が静かに揺れている。

 

ユウが泣かない━━━━泣けないことをサスケは知っていた。

辛い時や苦しい時、こうして瞳を揺らめかしていることも、知っていた。

 

ずっと……見てきたから―――――。

 

 

 

「……あの男を……兄貴を……殺すまで……死んでたまるかって……思って……たのに……。

ナルト、お前は死ぬな……」

 

 

ナルトからユウへと視線を移し、理解ができていない子供のような彼女の頬を撫でる。

撫でられるがままに、サスケを支えていない方の手をその手に重ねたユウは、今にも泣き出すんじゃないかと思うほど、瞳を揺らめかしていて。

走馬灯が流れる中、一際色鮮やかに輝く、ユウとの思い出。

 

拗ねたような表情も、困ったような表情も、苦笑いも……━━━━。

全てを包み込んでくれそうな、柔らかい笑顔も……━━━━。

 

――――サスケ。

 

その、スズが鳴るような綺麗な声も……。

全てが愛おしくて、一瞬一秒が大切な思い出だった……━━━━。

 

 

「ユウ……。

オレ……オ、レ……」

 

「な、に……?」

 

「オレ……お前のこと……」

 

 

好き、だ……━━━━。

この世で一番……お前のことが……━━━━。

 

 

「……サ、スケ?ねぇ、サスケ聞こえなかった、よ?っねぇっ!!サスケ!!」

 

 

ちゃんと、伝えられたかな……。

オレが、お前に伝えたかった言葉……。

本当は、ずっと一緒にいたかった……━━━━。

 

お前を、幸せにしてやるのは、オレでありたかった……━━━━。

 

眠るように瞳を閉じたサスケは、まるで本当にただ眠ってしまったかのようだった。

 

しかし、彼の体はとても冷たくて……。

足元から何かが崩れていくような気がした。

 

ようやく現実に頭が追いついてきたユウは、体の傷だけでも、とその手のひらにチャクラを集め、淡い光を宿す。

片手で出来る分の千本をゆっくりと抜いていく。

光はサスケを包み込み、あっという間に傷が塞がっていった。

その一連の動作を呆然と、目を見開いたまま見つめるナルトの瞳から涙が流れ落ちる。

術を施し終えたユウを待っていたかのように、白は上体を起こした。

 

 

「彼はボクに一撃をくれ……ひるむことなくキミたちを守って死にました。

大切な人を守る為に罠だと知っていながら飛び込んでいける。

彼は尊敬に値する忍でした……。

仲間の死は初めてですか……これが忍の道ですよ」

 

 

そう言い残した白はゆっくりと鏡の中へ入っていく。

 

 

「……うるせェ……。

(オレだって、お前なんか大嫌いだったのに……)」

 

 

ゆるさねえ……。

 

 

「!」

 

「!ナルト、駄目!!」

 

 

殺してやる!!!

 

ゴウ、と風が吹き荒れ、禍々しいチャクラが辺りを覆う。

そのチャクラはユウたちを守るかのように包み込んでいて、立ち上がったナルトの背後に巨大な狐の頭を具現化させた。

とてつもない怒りが伝わってくる。

それと同時に、ユウの中で連動するかのようにドス黒い何かが湧き上がってくるのを感じ、身を強ばらせる。

 

 

「こ、の……感じ、は……」

 

 

サスケを地面に横たわらせ、警戒しながら、間違いないと確信する。

その証拠に彼の瞳は瞳孔が開き、朱色の輝きを纏っていて、白から受けた傷はどんどん治っていく。

ナルトは溢れる殺気を抑えられぬまま、白を睨みつけた。

睨みつけられた白が千本を構えると同時、ナルトは地面を蹴った。

 

 

「(何て殺気だ!!さっきまでのあの子とは違う!!)」

 

 

投げられた千本はナルトのチャクラによって弾き飛ばされた。

その隙に違う鏡へ移動するも、動揺は隠せないようだ。

頭上から攻撃を仕掛けるも、横っ飛びにかわされてしまう。

次の鏡へ移動しようとしたその時、とうとうナルトは白の手を捉えた。

 

 

「うぉおおおおおおおおおおおっ!」

 

 

ナルトから発せられるチャクラによって、白の鏡にヒビが入っていく。

 

 

「!痛っ……」

 

 

白の呻き声にハッとしてそちらを見ると、どうやらナルトが彼の手首を握りつぶさんばかりに握りしめているようだ。

そして、腕を振りかぶったナルトは、戸惑いもせず、その拳を白の顔に叩きつけた。

 

 

 


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