今回からある企画を初めて行きたいと思います!
企画の内容は、自分と主人公がこの小説の登場人物とおしゃべりするという物です!
と、いうわけで・・・おーい、結城さん此方へどうぞ~!
「おいおい・・・何が、と、いうわけなんだよ・・・。」
まあ良いじゃないですか!結城さんには今回から始めようと思うこの企画の挨拶を頼もうと思いまして、お呼びしました!
「まあって・・・ハア、わかったよ、読者の皆、これからもこの小説の応援をよろしくな。」
ありがとうございました!結城さん!それでは、どうぞ!!
「それで、そろそろ説明してくれないか?」
全員黒ウサギの耳を撫でるのを満足した所で俺は黒ウサギに頼んだ。
他の皆も聞く用意はできていた。
「あっ、はい!それではいいですか、御四人様。定例文で言いますよ?いいm「さっさと言え」・・・ようこそ!
我らが【箱庭】の世界へ!
我々は御四人様にギフトを、与えられた者だけが参加できる【ギフトゲーム】への参加資格をプレゼンさせて
頂こうと思い、皆様を召喚いたしました!」
「「「ギフトゲーム?」」」
「そうです!既にお気づきになられていると思われますが、皆様は全員、普通の人間ではございません!
その特異な力は様々な修羅神仏から、悪魔から、精霊から、星から与えられた恩恵なのでございます。
【ギフトゲーム】はその【恩恵】を用いて競い合うためのゲーム。そしてこの箱庭の世界は強大な力を持つ
ギフト保持者がおもしろおかしく生活できる為に創られたステージなのでございますよ!!」
大げさに手を広げて、俺達に説明していく黒ウサギ。
成る程な・・・確かに今の俺の力や能力はゼウスを初め、いろんな最高神から貰ったものだしな・・・。
すると、飛鳥がその説明に対して、質問をするために手を挙げていた。
「まず、初歩的な質問からしていい?
貴方の言う【我々】とは、貴女を含めた誰かなの?」
「Yas!異世界から呼び出されたギフト保持者は生活するにあたって、数多く存在する
【コミュニティ】に所属していただきます♪」
「嫌だね。」
十六夜、否定するの早いな・・・コンマ数秒位だったぞ・・・。
「属していただきます!!!!
そして【ギフトゲーム】の勝者はゲームの【主催者】が提供した賞品をゲットできるという
とってもシンプルな構造になっております。」
ん?なんか今妙にコミュニティ所属にむきになってたな・・・。
「・・・主催者って誰?」
「様々ですね。暇をもて余した修羅神仏が人を試す為の試練と称して開催されるゲームもあれば、
コミュニティの力を誇示する為に独自開催するグループもございます。
特徴として、前者は自由参加が多いですが、【主催者】が修羅神仏なだけであって、凶悪かつ難解なものが多く、
命の危険もあるでしょう。
しかし、見返りは大きいです。【主催者】次第ですが、新たな【恩恵】を得られる事も夢ではありません。
後者は参加する為にチップを用意する必要があります。参加が敗退すればそれらは【主催者】の
コミュニティに寄贈されるシステムです。」
「後者は結構物欲ね・・・・・チップには何を?」
「それも様々ですね。金品、土地、名誉、権利、人間、・・・・そしてギフト同士を賭け合う事も可能でしょう。
ただし、ギフトを賭けた戦いになれば当然ご自分の才能も失われるのであしからず。」
黒ウサギはその笑みに黒さを混ぜる
もしかして、俺達を怖がらせているのか?
「そう。なら最後にひとつだけ質問させてもらってもよろしいかしら?」
「どうぞどうぞ♪」
「ゲームはどうやったら初められるの?」
「コミュニティ同士のゲームを除けば、それぞれの期間内に登録して頂ければOK!商店街でも商店が
小規模のゲームを開催しているので、良かったら参加して行ってくださいな。」
「・・・つまり【ギフトゲーム】はこの世界の法そのもの、と考えて良いのかしら?」
飛鳥の言葉に黒ウサギは感心したような声を出して、またしゃべり始めた。
「ふふん?なかなか鋭いですね。
しかし、それは八割正解、二割間違いです。我々の世界でも強盗や窃盗は犯罪ですし、金品による物々交換も存在します。
・・・・・が、しかし!【ギフトゲーム】の本質は全く逆!!勝者が一方的に全てを手にするというシステムです。
店頭に置かれている賞品も、店側が提示したゲームをクリアすれば、タダで手に入れる事も可能という事ですね。」
「そう、なかなか野蛮ね。」
全く持ってそうだな。
「ごもっとも。
しかし、【主催者】は全て自己負担でゲームを開催しております。
つまり、奪われるのが嫌な腰抜けは最初からゲーム参加しなければいいだけの話でございます。」
そう告げると、黒ウサギは一枚の封書を取り出した。
「・・・さて、皆さんの召喚を依頼した黒ウサギには、箱庭における全ての質問に答える義務がございます。」
・・・が、それには少々お時間が掛かるでしょう。
新たな同士候補である皆様をいつまでも野外に出しておくのは忍びない......。
ここから先は我らのコミュニティのでお話させていただきたいのですが・・・よろしいでしょうか?」
「・・・待てよ、まだ俺が質問してないだろ?」
今まで清聴していた十六夜が、黒ウサギに向かって真剣な表現で話しかけた。
「・・・・どんな質問でしょうか?ルールですか?それともゲームそのものでしょうか?」
「そんなのはどうでもいい。
心の底からどうでもいいぜ。
俺が聞きたい事は一つ。
――この世界は面白いか?」
十六夜の言葉に俺を含めた全員が黒ウサギを見つめ、次の言葉に耳を傾けた。
「――Yas♪【ギフトゲーム】は人を超えた者たちだけが参加できる神魔の遊戯。
箱庭の世界は外界の世界より格段に面白いと、黒ウサギは保証致します♪」
黒ウサギは目を輝かせて嬉しそうに、そして楽しそうに自信満々に答えた。
確かに、こうして直に見て、聞いて、体験してみるとすごく面白そうな世界だ。
――神界の皆、ありがとな。
神々の親友が繰り出す箱庭の物語が、今始まろうとしていた。
いや~小説を書くのって結構大変なんですね・・・。
「しっかりしてくれよ作者。
お前次第でこの物語がどうなるか決まるんだぞ?」
ああ、それなら抜かりはありません!!
――ちゃんと貴方がチート&ハーレムになるように書きますから!
「な、何!?ちょっ、ちょっとm」それでは皆様、ご感想お待ちしております!
「無視をするなああぁぁぁぁ!!」