少し遅くなってしまいましたが投稿させて頂きました。
今回の話で主人公を登場させます!
楽しんで頂けると嬉しいです!
それでは、どうぞ!
ある空間に一人の青年が横たわっていた。
「う・うう・・・。」
青年が目を覚まして映ったのは、真っ白な空間だった。
「ど、何処だ?ここは・・・。」
俺は確か・・いつもどうりに家に帰って、
そのまま自分の部屋でくつろいでいたはずなんだが・・・。
「いったいここは何処だ?おr「やあ、気がついたみたいだね。」っ!誰だ!」
つい大声で怒鳴ってしまった。
声がした方に向いて見ると、
そこには美しい・・・変態がいた。
「ちょ・ちょっと待ってよ!僕は変態じゃないよ!僕は神だよ!」
は?紙「紙じゃない!か・み!神様!God!」
そ・そうか・・・とりあえず。
「良い精神科、紹介してやろうか?」
こいつ、やっぱり変態だわ。
「え、ちょ、何で!?
何で僕は今痛い人を見るような目で見られてるの!?」
何でって、そりゃあ・・・
「見たことない場所で初めて会った奴が翼を6枚も生やしていて、
僕は神だよ、なんて言われて「はい、そうですか。」なんて言えると思うか?」
「・・・うん、普通は無理だね・・・。」
「わかってくれて何よりだ、それより変態が俺になんのようだ?」
「だ・だから僕はh「うるさいですよ。」グハァ!」
おお、変態が美女にドロップキックをされて、
吹っ飛んだ。きれいに決まったな。
「すみません、ご迷惑をお掛けしてしまって・・・。」
「いや、元々こっちが先に初めたんだ、気にしないでくれ。」
「そう言って頂けると、助かります。」
なんて話をしていると、
「う~ん、イテテ、酷いな、ラファエル。」
あいつが起きてきた。
「当たり前です、説明もしないでいつまでも下らない事をしているからですよゼウス様。」
「ア・アハハ・・ごめんごめん。」
と、一段落着いた所で俺は質問をした。
「で、聞きたいんだか、何で俺はこんな所にいるんだ?」
ギクッ「そ、それは・・・。」
~神様と天使、青年に説明中~
「なるほどな、つまり俺はそいつの不手際で死んでしまい、
今こうして最高神であるゼウスと、大天使であるラファエルの前にいる、と。」
俺がそう呟いた瞬間に、
「すいませんでしたああぁぁぁ!!」ゼウスが土下座した。
「わざとじゃないんです!
どうかボッコボコにするのだけはご勘弁を!!」おお、凄い勢いで悲願してくる。
「いや、俺はお前をボッコボコにするつもりは無い、だから頭をあげてくれ。」
「えっ?」
ゼウスはまるであり得ないというような顔で俺を見てくる。
するとラファエルが俺に聞いてきた。
「良いのですか?確かにわざとではないとはいえ、あなたを殺してしまったのは事実です。
普通なら半殺し位にはするとは思いますが?」
「ちょっ、ラファエル!?何煽ってんの!?」
「うるさいです。」
おお、きれいに切り捨てたな。
「それで、どうなんですか?」
「確かに、わざとだったら虫の息になるまでまでボッコボコにしていただろうな。」
それを聞いてゼウスは冷や汗を流す。
「だが、わざとじゃないんなら俺がそうする必要もない、それに・・・。」
『それに?』
「人間だって失敗はするんだ、神様だけに完璧を押し付けるのも・・・な?」
それを聞いたゼウスは突然、
「ぷっ、あはははははははは!!」
凄い勢いで笑い出した、何だ?壊れたか?
「違うよ!はあっあ~~笑った笑った、君変わってるね。」
「そうか?普通だと思うんだが・・・。」
「しかも普通って、やっぱり変わってるね、凄く気に入ったよ!」
「最高神に気に入って頂けるとは、光栄だな。
それで、俺はこれからどうなるんだ?天国か地獄にいくのか?」
俺はずっと気になっていたことをゼウスに聞いた。
「いや、君は天国にも地獄にもいかないよ。
君には転生をしてもらう。」
「転生?転生ってあの輪廻転生のことか?」
「う~ん、少し違うね、普通は魂は体が死んだら輪廻の輪に入って一から新しい人生を送るんだけど、
君の場合は特別に、そのままの姿で転生することも出来るし、
赤ちゃんから転生する事も出来るし、姿を変えて、転生する事もできるよ。
更に、本当なら転生する際に特典をいくつかつけようと思っていたけど、
僕は君が気に入った、だから好きなだけ特典をつけてあげる。」
「良いのか?そんな事をして?」
「いっただろう?僕は君が気に入った、だからだよ 。」
「そうか。」
「所で、僕たちはまだ君の名前を聞いて無いんだけど・・・教えてくれないかな?」
「そういえば、そうだったな、俺の名前は、神谷 結城 だ、よろしくな。」
「うん、よろしく、神谷くん。」
「結城でいい、ゼウス、それより俺は、これから転生するのか?」
「ああ、それなんだけど、結城君がこれから行く世界は、
『問題児たちが異世界からくるそうですよ?』という世界だ。」
「ああ、それなら知ってるぞ、好きだったからな。」
「なら話は早いね、さあ!好きなだけどうぞ!」
「そうか、なら、俺がいた世界での家族や友達が幸せになれるように約束してくれ。」
「うん、それなら勿論!で、他には?」
「ない。」
「えっ?」
「これ以上は俺から無いな、もし良ければゼウスが決めてくれないか?」
「良いのかい?」
「ああ、頼む。」
「・・・わかった、最高の特典を用意しておくね。」
「助かる、あとは俺のわがまま何だが・・・いいだろうか?」
「当たり前だよ!僕は君が気に入ったからね♪さあどうぞ。」
「それじゃあ・・・俺に修行をつけてくれないか?」
そう言って、俺は頭を下げた。
それを見たゼウスは慌てて、
「あ、頭を上げてくれ!」
と、言ってきた。
「一応、理由を聞いてもいいかな?。」
「ああ、どんなに強い力を持っても、使いきれる様にならないと意味がないだろう?
それに、向こうの世界では、努力して強くなった奴もいるんだ。
それなのに何もしないで強くなるってのは俺自身が嫌なんだ。」
「・・・ふふ、やっぱり君は想像・・・いやそれ以上に面白いよ。
解ったよ、他ならぬ君の頼みだ、でも、僕は甘く無いよ?」
「ああ、望むところだ!」
「ゼウス様、修行をつけるのはいいですけど、お仕事の方を忘れてはいませんよね?」
「うっ!そ、そこをどうにかなら無いかな?ラファエル?」
「・・・はぁ、わかりました、私もできるだけお手伝い致します。」
「ありがとう!ラファエル!というわけでこれからバンバン行くよ?結城君?」
「ああ!これから宜しく!ゼウス!」
どうでしたか?
次の話で結城君を問題児の世界に入れたいと思います!
メインヒロインやサブヒロイン、使い魔等も考えていきたいと思っております!
文才の無い自分ですが、これからもどうぞ宜しくお願い致します!!