理由はツバサが参戦できないので原作通りになってしまうからです。
バトル・オブ・フェアリーテイルが開幕してしばらくしてようやくナツは目覚めた
「ごあーーーっ!!!!」
「あれ!? ラクサスはどこだ!!!? つーか誰も居ねえ!!」
「起きたー。」
「ナツ…」
「じっちゃん!! 何だこれ!?」
「（ナツが本気になれば… もしかして…）祭りは始まった!!!! ラクサスはマグノリアの中におる!!!! 倒してこんかい!!!!」
「おっしゃああああっ!!!! 待ってろォラクサスゥゥ!!!」
しかし…
ｺﾞﾁｰﾝ!!
「なにコレ？」
マカロフ同様術式の壁に阻まれてしまった
「「「ええええええっ!!!!!?」」」
「どーなってんじゃあナツ!! お前80歳か!? 石像か!!!?」
「知るか!! 何で出れねえんだよォォ!!」
すると術式に文字が浮かぶ
「バトル・オブ・フェアリーテイル途中経過速報？ん？」
【ジェットVS.ドロイVS.アルザック…勝者アルザック】
「な… 何じゃコレは!!!?」
「何でこいつらが戦ってんだ？」
【ジェットとドロイ戦闘不能 フェアリーテイル残り人数82】
「ここまでするのかよ… ラクサス!!」
ツバサは怒りの余り血が出る程手を握りしめていた
そして次々と速報が現れる
【マックスVS.ウォーレン…勝者ウォーレン】
【クロフVS.ニギー…相討ちにより両者戦闘不能】
【ワンVS.ジョイ…勝者ワン】
【ミキィ四人抜き!!】
【ワカバVS.マカオ…戦闘開始】
「よせ!! やめんかガキども!!!! 」
「街中に術式の罠がはってあるんだ… それにかかったみんなが戦いを強制せれて… これがラクサスのいっていたバトル・オブ・フェアリーテイル。」
「くうぅ～っ!! 俺もまざりてえっ!!!! 何なんだよ!!!! この見えねえ壁はよぉ!!!!」
「まざってどーすんだよ…」
「最強決定トーナメントだろコレ!!!!」
「どこがトーナメントじゃ、仲間同士で潰し合うなど…」
「唯の喧嘩だろ？何時もの事じゃねーか。」
「これのどこが何時も通りじゃ!! 仲間の命がかかっておる!!!! 皆必死じゃ!!!! 正常な思考で事態を把握しておらん!!!! このままでは石にさられた者達が砂になってしまい二度と元には戻らん…」
「いくらラクサスでもそんなことはしねーよ、ムカつく奴だけど同じギルドの仲間だハッタリに決まってんだろ。」
しかしツバサが異を唱える
「それはないぞナツ… あの時のラクサスの顔は本気だった、あいつはやると言ったらやる奴だ。」
「何でそんなことがわかるんだよ!!」
「わかるさ… だって今までラクサスと一番一緒にいたのは俺だぜ…？」
義理とはいっても兄弟故に考えがわかってしまう…また逆も然り、ラクサスもツバサの性格を知っているからこそギルドでの待機を告げたのだ… 互いが互いを思った故の意志疎通だった
「でも… それでもまだ仲間だと信じる!! あいつだってフェアリーテイルの魔導士だからな!!」
「これはただの… 喧嘩祭り～…っつーか何で出れねえんだ!?」
「オイラは普通に通れるよ。」
「80歳超えてたのか… 俺。」
「そんなわけないと思うけど…」
「おそらくナツの場合は滅龍魔法のせいだ、あれは太古の魔法に属するからな… しかもドラゴンスレイヤーは体質をドラゴンと同等にするんだろ？ ドラゴンは長い年月を生きている… それで80歳以上と認識されたんだろう。」
すると新たに速報が現れる
【残り時間 2：18
残り人数 43人】
すでに残りのメンバーは半数にまで減っていた
「（43人!? 仲間同士の潰し合いで… もう人数が半分以下に…）」
そして更に速報が現れる
【エバーグリーンVS.エルフマン…勝者エバーグリーンエルフマン戦闘不能】
【残り人数 42人】
「まさかエルフマンがやられるなんて……」
「ぬうぅ…グレイはビックスローと戦ってやがる。」
「マズイな雷神衆が動き出したぞ!!」
「（ラクサス…）」
早くもラクサス側に形勢が傾いていた