マグノリアの街では収穫祭が開催されていた
「おおう… おう… 祭りだぁ…」
「あい!!」
「うう… だりぃ…」
「食えるもん片っ端から食うぞぉ…」
「食うぞー!!」
「ああ… 厨房に行かないと…」
しかしナツとツバサは未だに体調が悪そうだった
「まだ調子悪そうね… 大丈夫かしら。」
「放っときゃいいんだ。」
「それにしても凄いんですね。」
「この街にこんなに人がいたなんてねー。」
「ファンタジアを見るために他の街からも集まってるからな。」
「大パレード!! あたしも見たーい。」
「本当はお前は参加する側なんだぞ。」
そこでルーシィはあることを思い出す
「参加といえば… そろそろミス・フェアリーテイルコンテスト始まっちゃう～!! 」
そのままルーシィは走り去っていった
「ジュビアルーシィには負けられません。」
「お前も出るのか…」
～フェアリーテイル ギルド～
フェアリーテイルの中にはミス・フェアリーテイルコンテストを見るために大勢の人がいた
「マグノリアの町民の皆さん及び近隣の街の皆さん…お待たせしました!! 我がフェアリーテイルの妖精たちによる美の競演!!!! ミス・フェアリーテイルコンテスト開催でーーーーーーーーーす!!!!」
マックスが開催を宣言するとギルド内が歓声に包まれた
「あいつ… 売り子やったり色々大変だな… 「もしゃもしゃ。」つーかお前興味ねぇだろ…コレ。」
ナツとグレイがそんなやりとりをしてる間にコンテストは進む
「エントリーNo.1 異次元の胃袋を持つエキゾチックビューティー!! カナ・アルベローナ!! 」
紹介が終わるとカナはカードをばら蒔いていく
「さあ…魔法を使ったアピールタイムだ!! おおっと!!カードがカナの姿を隠して…水着に着替えたー!!!!」
「50万… いいえ… 酒代は頂いたわ。」
次にジュビアが出てくる
「エントリーNo.2 新加入ながらその実力はS級、雨もしたたるいい女ジュビア・ロクサー。」
するとジュビアは体を水に変えて…
「おおお!!!! 水着が似合う演出をつくり出したー!!!!」
水着に着替えた
「グレイ様見ていますか!!」
三番手にミラが出てくる
「エントリーNo.3 ギルドが誇る看板娘!! その美貌に大陸中が酔いしれた!! ミラジェーン・ストラウス!!」
すると開場は待っていたとばかりに騒がしくなる
「待ってましたー!!」
「優勝候補ーっ!!」
「おい!! ツバサ!! ミラちゃんの出番だぞ!!」
「あー… うん…わかった…」
「お前…本当に大丈夫か？」
そうこうしてる内にアピールタイムが始まる
「私…変身魔法が得意なんで変身しまーす。」
そして変身したのは…
「顔だけハッピー。」
「「「えーーーーーー!!!!!?」」」
意味不明な変身だった
「うーん…だるい…」
「ツバサは見なくて正解だったな…」
そして満を持して最強の女エルザがやってきた
「エントリーNo.4 最強の名の下に剛と美を兼ね備えた魔導士…ティターニアのエルザ・スカーレット!!!!」
「私のとっておきの換装を見せてやろう… とーーっ!!」
そしてエルザはゴスロリに換装した
「フフ… 決まった!!」
「あいつもだいぶキャラが変わったな。」
そしてコンテストは進んでいきついにルーシィの番になった
「エントリーNo.7 我らがギルドのスーパールーキーその輝きは星霊の導きか…」
「ルーシィ・ハ「だー!! ラストネームは言っちゃダメェ!!」」
ひと騒動ありなんとかアピールタイムに移ろうとしたその時乱入者が現れた
「エントリーNo.8」
「ちょ… ちょっとあたしまだアピールタイムが…」
しかし乱入者はそれを無視して続ける
「妖精とは私の事、美とは私の事、そう…全ては私の事… 優勝はこの私エバーグリーンで決定～ ♡ ハ～イくだらないコンテストは終了で～す♡」
「エバーグリーン!!」
「帰ってたのか!?」
「ほえ？」
どうやら唯のコンテストとはならないようだ