MASKED TAIL   作:響く黒雲

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ホッパー対ホッパー!! ギルド戦争勃発!!

ギルドが襲撃された翌日… マグノリアの公園の大木に三人の男女が磔にされていた

それは妖精の尻尾(フェアリーテイル)のチームシャドウギアであった

 

「すまん通してくれ、ギルドの者だ。」

 

「う…」

 

「レビィちゃん…」

 

「ジェット!! ドロイ!!」

 

「ファントム…」

 

すると背後からマカロフがやって来る

 

「マスター…」

 

「ボロ酒場までなら我慢できたんじゃがな… ガキの血を見て黙ってる親はいねぇんだよ…」

 

そしてマカロフは怒りのあまりに持っていた杖を握り潰し宣言する

 

「戦争じゃ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~オークの町 幽鬼の支配者(ファントムロード)のギルド~

 

ギルドの中では妖精の尻尾(フェアリーテイル)をボロボロにしたことにより宴の状態になっていた

 

「だっはー!! 最高だぜー!!」

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)はボロボロだってよ!!」

 

「ガジルの奴その上三人もやったらしいぜ。」

 

「ヒュー!!」

 

その時ギルドに一人の男が入ってきた

 

「………」

 

「誰だアイツ?」

 

「さぁな。」

 

誰も見たことのない男だったので騒ぎは一時停止したがすぐに元に戻った

 

「騒がしいな… なにがあったのか?」

 

「おうよ!! 実は昨日うちのガジルが妖精の尻尾(フェアリーテイル)を壊滅寸前にしたのさ!!」

 

「ふーん…」

 

しかし男は興味無さそうに答える

すると他の席から話し声が聴こえる

 

「どうでもいいさ、みじめな妖精どもに乾杯だ!!」

 

「今頃羽をすり合わせて震えてるぜ!!」

 

 

 

ギャハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!

 

するとカウンターにいた男が笑い声を上げた男に近付く

 

「おい… 今誰か笑ったか?」

 

「あん? なんだテメエ!!」

 

「お前か?」

 

そう言うと男はコートをはためかせ男を蹴り飛ばし気絶させた

 

「ちょうどいい… 俺も笑って貰おう…」

 

その男はコートを纏ったツバサだった

 

「テメエ!! 調子にのんな!!」

 

すると別の男がツバサに殴りかかったがすぐに潰された

ツバサは男を踏みつけながら回りを威嚇する

 

「ホラ… どうした? 笑えよ? なぁ… もっと笑えよ…」

 

その時ギルドの扉が壊され妖精の尻尾(フェアリーテイル)のメンバーがやって来た

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)じゃああっ!!!!!!!!」

 

「って、ツバサ!? お前なんでここに!?」

 

ツバサは踏みつけていた男を蹴りながら言う

 

「そんなことどうでもいい… とっととコイツらを潰す。」

 

そのツバサの変わりように驚いていたがすぐに戦闘を開始した

 

「おおおああ…… らあっ!!!!!!!!」

 

「ぐあああ!!」

 

「て… テメエ!!」

 

「誰でもいい!! かかってこいやぁ!!!!」

 

「調子にのるんじゃねえぞコラ!!!!!!」

 

「やっちまえーーー!!!!」

 

「ア?」

 

「ぬぉおおおっ!!」

 

闘いが激化するなか何人かがマカロフを狙いだした

 

「マスターマカロフを狙え!!!!」

 

しかしマカロフは一瞬で巨人になり叩き潰した

 

「ぐあああっ」

 

「ばっ… バケモノ!!!!」

 

「貴様らはそのバケモノのガキに手ェ出したんだ、人間の法律で自分を守れるなどと夢々思うなよ。」

 

「つ… 強え!!」

 

「兵隊どももハンパじゃねぇ!!!!」

 

「コイツらメチャクチャだよ!!!!」

 

「ジョゼーー!!!! 出てこんかぁっ!!!!」

 

「どこだ!! ガジルとエレメント4はどこにいる!?」

 

その様子をガジルとコウマは上から眺めていた

 

「ふーん… あれが妖精女王(ティターニア)のエルザかぁ…強そうだ♪」

 

「だがギルダーツ、ラクサス、ミストガンは参戦せず… か、なめやがって。」

 

「まぁいいじゃねぇか大方マスターの計画通りなんだし。」

 

「それもそうだな、せいぜい暴れ回れ… クズどもが…」

 

「じゃ、俺はそろそろ行くわ。」

 

「ギヒッ!!、負けたら殺すからな。」

 

「おお、恐い恐い。」

 

そう言うとコウマは降りていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方ツバサはファントムのメンバーを素手で倒していた

 

「おら…どうした、笑えよ。」

 

「ひ、ヒィィィィ!!」

 

すると上からコウマがツバサに殴りかかってきた

 

「はっはぁ!!」

 

「!? くっ!!」

 

それをツバサは間一髪で躱す

 

「お前… 何者だ……!? それは!!」

 

ツバサはコウマが身に着けていたベルトを見て驚愕する

 

「おお、恐い、俺の名はコウマ、お前さんと同じ魔法の使い手だよ。」

 

「すると…… 俺同様魔皇力を…」

 

「察しがいいじゃねぇか、俺の目的は一つお前の足止めだ。」

 

「なら押し通る!!」

 

そう言うとツバサは腰着けていた銀色のベルト、ゼクトバックルのバックルを展開する

 

「まっ、そうなるよな。」

 

コウマも同じようにバックルを展開する

すると二人の背後からそれぞれ同じ形をし違う色のバッタが現れる

それをツバサは左手に、コウマは右手に持ちそこからバックルにスライドさせた

 

「「変身…」」

 

 

《《HENSIN》》

 

《CHANGE KICK HOPPER》

 

《CHANGE PUNCH HOPPER》

 

そして二人に鎧が展開されツバサはバッタの様な体に

淡い緑色の鎧そして左足にアンカージャッキが付いた『仮面ライダーキックホッパー』に

対してコウマは姿はツバサと同じだが枯れた茶色の鎧に右腕にアンカージャッキが付いた『仮面ライダーパンチホッパー』に変身した

 

『行くぞ!!』

 

『かかって来い!!』

 

今ここに二人のライダー闘いの火蓋は切って落とされた

 




次回!! ダブルホッパー激突です!!
はたしてどうなるのか!?
次回もお楽しみ下さい!!

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