今回はいいんちょと小太郎の話です。前回の小太郎の風邪がうつった~みたいな話です。
好き勝手に書かせてもらっていますので、ここ変だよ~って言うところは教えていただけると嬉しいです。
そういえば、登録したのは今日か~って思います。登録した日に2個(?)小説を書くのは初めてだなあ、と。
こんな駄文でも読んでいただいてありがとうございます。
或る学園の寮の一室。665号室で、少年の絶叫する声が響いてから数日がたった。
「大丈夫かーあやか姉ちゃん・・」
「うぅ~ん・・」
今度は金髪の少女ー・・雪広あやかが風邪に悩まされていた。
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「けほ、けほ・・」
「どうしたのいいんちょ、風邪?」
夕食を食べ終わり、テーブルを囲んで学校のこと、今日の夕飯のことなどを話題に話しているとき、夏美の隣に座っているあやかが咳をした。
「俺のがうつってしもたんかな?」
心配そうに言う小太郎。
「大丈夫ですわ、ちょっと咳がでただけですから・・」
「あらあら、あやか。風邪ならこの前小太郎くんにしたみたいにネギを・・」
「遠慮しておきますわ。」
即遠慮するあやか。千鶴の隣にいる小太郎は数日前の恐怖にぶるりと震えた。
「そういえばあの時は小太郎くんかわいかったわね、必死におろされないようにおさえてて・・・」
からかうように言う千鶴の隣で恐怖に震えている小太郎は、なんとか話題を変えようと必死な顔であやかの風邪の話に戻す。
「ね、姉ちゃんは風邪大丈夫なんか?」
「大丈夫ですわ、それよりそろそろお風呂に入って寝ましょう。」
「そうだね、いいんちょも風邪ひどくならないようにしないと・・・」
「そうね、あやかのことも心配だものね。それじゃあ、入りましょうか。小太郎くん」
「へ?」
小太郎が抵抗をする前に千鶴が小太郎の襟のところを掴む。
「ちょ、ちょいまち、なんでまた俺やねん!?」
「だって小太郎くんたら10分以内にあがってきちゃうんだもの、ちゃんと洗えてないわ。」
「ひ、一人で洗えるて!ちょっ、あやか姉ちゃ、夏美姉ちゃん助け・・」
小太郎が二人に助けを求めるが、千鶴の言った通り小太郎はすぐ風呂を上がってくる。
今回ばかりは助け舟が出せない。
「ご、ごめんねー小太郎くん」
「・・頑張ってくださいね」
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そして冒頭に戻る。
「おはよーあやか姉ちゃん。大丈夫か?」
小太郎があやかの部屋に入る。
「大丈夫かーあやか姉ちゃん・・」
「うぅ~ん・・げほっ、けほ・・」
「薬持ってきたけど飲むか?」
「い、いただきます・・」
部屋に来る前にあらかじめ持ってきておいた薬ビンを出し、小太郎は二錠とりだすとあやかに渡した。
「ちょっと水持って来るな~。」
「お願いします・・」
小太郎が部屋から出ていくと、あやかは大きく溜息をついた。
(はあ・・風邪を引くなんて、皆さんに迷惑をかけてしまいますわ・・
それにしても、風邪なんて久しぶりですわね・・)
あやかが考えていると、ドアが開いた。
「水持ってきたで!」
起き上がろうとするあやかに無理するなと言うと、小太郎はあやかに水の入ったコップをわたした。
その際、あやかに小太郎が近づいた。石鹸の香りがして、昨日は良く洗われたんだなあ・・と思う。
(あれ・・小太郎さんってこんなに可愛らしかったかしら・・)
じっと見つめるあやかに気付き、小太郎が「どうしたんや、姉ちゃん?頭いたいんか?食欲あるんならご飯、もってこよか?食べたらはよう治るで?」と心配そうに聞いた。
(かっ・・かっ・・可愛いですわー!!!ああ、その心配するお顔!!いつもより声を小さくして気遣ってくれるそのお口!そしてそのしょんぼりしたような瞳!!こっ・・これは、ネギ先生を超えっ・・!?)
いつまでもこっちを見つめたまま何も言わないあやかを心配したのか、小太郎が熱を測ろうと額をくっつける。
(あああああ!!!こ、小太郎さんがおでこを・・!『おでこをこっつんこ』をしてくださっ・・!!)
「うわ!?真っ赤やで姉ちゃん!?しかもなんやあつぅないか!?」
心配して小太郎が聞く。
(ああ・・風邪をひいてよかった・・この可愛さに気付けましたわ・・!!)
勿論あやかは小太郎の言葉を聞かずに一人で暴走していたが。
こんばんは。
今回は自分の好きなままに書きました。はい、本当に好きなままに。
・・・すいませんでしたァーッ!!!
いやあ、あれです。こういうの好きなんです。
今回も駄文すみません。小太郎かわいいですよねホント。