インフィニット・ストラトス~ADVERSE FORTUNE THE DESTINY~ 作:ZXZIGA
一夏「最初からしておけばよかったんじゃねえ?」
巧人「うんうん」
箒「全くだ。」
うっ・・・・うるさいやい!
オメガ「今度は・・・・こちらの番だ!」
セ「そんなの・・・・こけおどしですわぁあああああ!!」
四方八方に展開させたビットとスターライトでの集中砲火。
「・・・・・・・・・・・。」
無言のまま、左腕を斜め上に振り上げる。頭のような左腕の口らしき部分から、大振りで謎の文字が描かれた剣が出現。左腕を右へと動かし・・・・
オメガ「・・・・・・はあぁッ!」
掛け声とともに、勢いよく振りかぶる。
反射されたビームは四基のビットすべてとセシリアに直撃した。
セ「きゃあああああああああ!」
右腕を左から右へと振る。口からは大砲が。
その大砲から、オレンジ色の光弾が高速で発射された。
セシリアは何とか避けたが、その場所に奴はいなかった。
セ「!? どっどこに?」
オメガ「そなたの後ろだ。」
セ「!?」
何時の間にかセシリアは後ろを取られていた。
オメガ「・・・・・提案がある。」
セ「何ですの?」
オメガ「このまま、降参してほしい。」
セ「なぜですの?」
オメガ「そなたを傷つける羽目になる。」
セ「NO・・・・といったら?」
オメガ「・・・・・覚悟をしてもらおう。」
その瞬間、剣は振り下ろされた。
いつの間に剣を振り上げていたのか。
セシリアのシールドエネルギーはあの一撃で6割以上削られていた。残り、4割弱。
オメガ「・・・・・・どうする?このまま続けるか・・・・・・降参か。」
セ「諦めません・・・・・・・絶対に!諦めませんわ!」
オメガ「それでこそ・・・・・戦乙女よ!」
あの後、巧人(オメガ)の攻撃によって、セシリアは負けてしまった。
だが彼女の顔は悔しいというよりも、清々しさを感じさせる顔だった。
オメガのまま、ピットに戻ると目から光線でも出そうなほどに光らせる一夏が。
一夏「なぁなぁなぁ!オメガモンだろ!巧人!」
オメガ「うむ。」
一夏「・・・・・・・・・・口調っつーか・・・・・性格変わってないか?」
オメガ「あぁ・・・・変わるのだ・・・・ハンドルを握ると性格が変わる警察の人物と同じようにな。」
一夏「本〇さんかよ!」
オメガ「・・・・姿を戻そうか。」
一夏「ああ。」
オメガは光輝き・・・・巧人に戻った。
巧人「・・・・・ふぅ・・・。」
箒「お疲れ。巧人。」
巧人「どうもです。箒さん。」
千冬「次は一夏と、鷺波だ。」
巧人「すみません・・・そのことですが・・・・」
千冬「ん?」
千冬「なに?降りる?」
巧人「はい。」
千冬「・・・・何故だ?」
巧人「彼はもう少し強くなります。それに、乗りこなせているように見えますが実際はまだまだです。だから・・・・・僕は彼の持つ「可能性」にかけたいんです。」
千冬「・・・・・・・・・・・・・・・・」
千冬は「ふぅー」と息を吐き、
千冬「わかった。」
の一言で終わった。物わかりがいいな。
オメガのキャノンは、フルパワーで青。連射ができて低い威力がオレンジ。
ってか名前でわかったと思います。
shでアイツが出たからなぁ~・・・・・グフフ。
早く来ないかな・・・・・