インフィニット・ストラトス~ADVERSE FORTUNE THE DESTINY~   作:ZXZIGA

4 / 45
うぇふふふhh;ううgyふぃう
※疲れたんだ・・・


巻き添え

   休み時間。

「・・・・・・・・・・・・・・・」

二人の男子は無言だった。

一夏は居眠り。巧人は空を見上げている。

廊下の方からは、ほかのクラスの女子の声が響く。

男子からは羨ましいと言われるだろうが、結構ツライんだぞこれ。

「ちょっといいか?」

唐突に一夏へと言葉をかけた人物。その人物とは、「篠ノ之 箒」(しののの ほうき)。かの有名な束さんの妹。剣道で優勝したとか。

「んあ?・・・・箒?」

寝ぼけていた一夏は一瞬誰かわからなかったようで。

一夏は立ち上がり、箒とともにどこかへ行った。

(真耶ちゃんはいつみても可愛いなぁー可愛いなぁー)

空を見上げながら、巧人はどうでもいいことを考えていた。

 

 

キーンコーンカーンコーン・・・・

 

 

始業のチャイムが鳴る。

(ホンゲェー)

ISについての説明があっているが、一夏はこの世の終わりとでも言う様な表情で困っていた。真耶は

「どこか解らないところがあったら、遠慮なく仰ってくださいね。」と言ってくれた。

一夏は

「先生。全く解りません。」

おいおい。

「ええっ!?今ので解らなかった方はいらっしゃいますか?」

誰も手を上げない。だろうね。

「鷺波君は、大丈夫ですか?」

巧人は平然とした顔で

「はい!全部暗記してあります。」

「・・・・・織斑、参考書は?」

「あの分厚い本ですか?辞典のような」

「あぁ、そうだ。必読とあったはずだが?」

「リビングのテーブルに置いていたのですが、何時の間にか無くなってたんです。」

織斑先生が「うっ」といった。・・・・もしかして?

「もしかしてボロボロのブックカバーがついていたか?」

「はい」

即座に返事をした。

「すまない。私が間違えて可燃ごみに捨ててしまった。」

おいおい。

「悪いが、一週間で覚えてくれ。」

「それは無理がありますよ!」

「不手際があったのは誤る。だが一週間までにおぼえないと、後から響いてくるぞ」

「わっ・・・・・・・・・・・わかりました。」

うなだれる一夏。頑張れよ(笑)

 

   ヘーイ!休み時間だZEI☆

 

「大変だね。一夏君?」

「お前は・・・・あぁ、あの時の!」

セカンドコンタクトを取った巧人と一夏だった。

「頑張りなよ?あの参考書って専門用語のデパートみたいなものだから。」

その言葉を聞いて、一夏の顔は青ざめた。

「大丈夫だよ!困ったときは僕に聞いて!できる限りのサポートはするからね!」

フォローを巧人は、一夏に入れてくれた。

「おぉ!助かるよ!」

どこかで腐った笑いが聞こえた。

「ちょっとよろしくて?」

「ん?」

「はい?なんでしょうか?セシリアさん。」

「まぁ!鷺波さんはともかく、あなたの反応は何なんですの!?私に話しかけられる事は光栄ではありませんこと!?」

「ごめん、君のことは知らないんだよ。」

「一夏君、一夏君。この人はセシリア・オルコットと言って、イギリスの代表候補生なんだよ」

「その通り!ですわ!」

「代表候補生って、何?」

ずっこけた。

「あなた代表候補生も知らないのですの!?」

「おう、知らない。」

「代表候補生ってのは、その国の代表に選ばれる可能性の高い人しかなれないものだよ」

「教えてくれてサンキューな。巧人。」

「いいって。」

「で?その代表候補生さんが俺に何か用?」

「そうですわ!織斑さんが困ってるようでしたので、私が教えてさしあげようt「巧人が教えてくれるから必要ないぜ?」な!?」

セシリアが次の言葉を言いかけたと同時にチャイムが鳴る。

 

   ハーイ!始業の時間だよーッ

 

三時間目は、どうやらクラス対抗戦の代表を決めるようだった。

織斑先生が、

「よし、じゃあ代表者を決める。誰に投票するもよし、自薦でも他薦でもいいぞ。」

その言葉を皮切りに、

「じゃあ、織斑君に推薦します!」

「私も!」「私も!」

「えっ・・・・・ちょっ・・・・」

「私は鷺波君に推薦!」

「巧人君がいいです!」「ハーイ!巧人君に一票!」

「・・・・・じゃあ、決まりだn「納得いきませんわ!」?」

「「「「「!?」」」」」」

一同が、その声に驚いた。

「?どうした?」

千冬が気になりセシリア聞いた。

「起動させて間もないh「僕は7年(嘘)くらい訓練してるよ。」えっ!?」

「・・・・・・まじか?巧人・・・・」

「うん。これでも入学前に教員倒したよ。」

「なっなんだってえええええええ!?」

「あっ教師なら俺も倒したよ。」

「なっなんだっt「うるさいですよ!」サーセン」

「・・・・・・・・では、代表決定戦をやろうか。」

「代表決定戦?」

一夏は気になってオウム返しを繰り出す。

「そのままの意味だよ。本来一人の代表が複数いた場合に行われるもの。例えば、「じゃんけん」みたいなのと思えばいい・・・・けど、そんなチンケな物事ではないからね。」

「・・・・そっか。要は戦って、勝て!・・・・か」

「イクザクトリィ!(その通り)」

「え?」

(;ω;)

「まぁいいや・・・。」

「いいんだな?」

「おう!」「はい!」「かまいませんわ!」

 




はぁー・・・・ここまで来るとは・・・・・・・・

七年も訓練してねェよな・・・・。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。