インフィニット・ストラトス~ADVERSE FORTUNE THE DESTINY~   作:ZXZIGA

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戦闘シーンムズイことは百も承知さ!

巧人「なんで、こんなにも間が開いたんです?」

スランプだよスランプ。
って何だよその眼は

巧人「いえ何でもないですよ(棒)」

信じてないな!?


臨海学校

海。

 

白い砂浜。

 

ここは一体どこなのか?

 

日本です。

バスの中からその景色を眺めている(4人を除いた)生徒はテンション・フォルテッシモ状態である。(ヘヴン状態と言えばいいだろうか?)

ラウラはちゃっかり眠っている。

 

「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」」」

 

一夏、セシリア、箒の三人は無言を貫いている。

 

一夏「・・・・・・なぁ。」

 

無言を突き破ったのは一夏だった。

 

一夏「二人は巧人を見ていないのか?」

 

セ「わたくしは見ておりませんわ。」

 

箒「私もだ。」

 

箒は、てのひらに乗せた南京錠のようなものを見つめつつコロコロ転がしたりなどしていたりと弄っている。

ラメ入りクリアレッドの本体、前部には何かのレリーフが彫ってあるようだ。

 

箒(これは一体何なのだ?)

箒(巧人におととい渡されたが、一向に使用方法が解らない。)

 

そんな南京錠だが、後々重大な役目を持つことになるのはいつになるのやら。

 

一夏「シャルは?」

 

シャル「ん?」

 

箒「巧人から何か聞いたりとかはしてないのか?」

 

シャル「う~ん・・・・昨日、「明日は用事があるから、僕はちょっと遅れるよ。」って」

 

セ「用事とは、なんですの?」

 

シャル「そこまで聞いてないから、わかんないよ。」

 

と言っているシャルだが、巧人は会社の会議で遅くなるのだった。(おもにシャルをISの装備及び機体開発・装備実験部に入れることを話に行っている。)

巧人はそれを話してはいない。(聞かれなかったんだもの。)

 

「んぅ・・・・・・お兄様。」

 

ラウラの寝言の可愛い事といったら・・・・。

ん?

「お兄様?」

 

「お兄様って今言わなかった?」

 

「言った言った。」

 

「誰なんだろう?」

 

「さぁ?」

 

そんな妙な話が飛び交いながらも、一行は旅館に着いたのでした。

旅館の人にあいさつを済ませ、海辺へと来ました。

 

一夏「来なかったな・・・・ッてシャル!その水着似合ってるぞ!」

 

シャル「あ・・・ありがとう。(オータムさん、ありがとう。)」

 

といっても、コーディネートはオータムが行いました。

別の場所で

 

オータム「ヘックシッ!」

 

スコール「どうしたの?風邪?」

 

マドカ「こいつが風邪を引いたことがあるか?」

 

オータム「うっせぇ!」

 

こんなことが起きてました。

 

シャル「!」

 

一夏「どうしたんだ?」

 

シャル「来たよ。」

 

一夏「何が?」

 

シャル「彼が。」

 

一夏「どこだよ?」

 

シャル「ほら」

 

シャルは一夏に「耳をすませろ」と促す。

一夏はやむなく従うことにした。

 

キィィィィィィィイイイイイイイイイ

 

と戦闘機のような音が響いてくる。

 

一夏「なんだ?」

 

音のする方を見ると、黒い物体がこちらへ向かって飛んできていた。

よく見ると、ワインレッドの機械的な姿をした双頭の竜だった。

 

一夏「なんだよあれ!?」

 

「「あれ」とは失敬だね。」

 

双頭の竜は形を変えて、人型になった。

 

一夏「お前・・・・巧人か!?」

 

巧人「その通り。」

 

人型のロボットになった竜は光輝いて、巧人になった。

 

巧人「それにしても、一夏君。「アレ」はないよ「アレ」は。「アレ」にだって「エピオン」って名前があるよ?」

 

一夏「そっか・・・・わりぃ」

 

巧人「それじゃあ、僕は旅館の人に挨拶してくるよ。」

 

シャル「うん。」

 

一夏「そのあとで遊ぼうぜ!」

 

巧人「うん!!」




ガンダムエピオンかギャプランって機体のどっちかにしようか迷った。
(イージスも考えてたけど、構造上無理があったんだもの。)
ワイバーンモード(自分命名)の時に、巧人はエピオンの胴体内部で体育座りのような格好してます。

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