インフィニット・ストラトス~ADVERSE FORTUNE THE DESTINY~   作:ZXZIGA

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なんと・・・・!?


巧人の会社

二人の老(?)夫婦(?)こと巧人の父方の祖父と祖母に出会った。

シャル「お墓参りも済んだし、買い物に行こう。」

と言っていたが・・・・。

巧人「買い物より、僕の会社の方がお金かけずに済むけどね。」

シャル「はぇ?」

何故そういったのか。

巧人「そういうことに得意な人がいるんだ。」

彼の経営している会社は武器を主に作っていたが、ほかの方面にも手を伸ばし始めており現在では衣服や介護用品、そして玩具や薬などといったものまで扱っている。

社員曰く「ここまで発展したのはすごいが、社長は一体何をしたいのかわからない。」とのこと。

巧人「行こうか。」

シャル「えっ・・・・あぁ・・・・うん・・・・。」

突然のことで、生返事になる。仕方がないだろう。

しばらく歩いて、数分後。

何もない野原で。

巧人「こいつを使おう。」

といって取り出す。

シャル「何?コレ」

青いピラミッドを二つ上下にくっつけた物を取り出していた。

大人気ロボアニメの敵。と言えば分るだろう。

巧人「「ノットナンバー」の一つ。その名も「ラ〇エル」」

アウト。

シャル「道具に天使の名前付けるのはどうかと思うなぁ・・・・。」

巧人「形的にそう思ったから。」

シャル「もうちょっと考えてみたら?」

巧人「じゃあ・・・・・どこでも〇ア」

シャル「もっとダメ!」

巧人「使用方法は同じだからいいでしょう?」

シャル「天国にいるその人から怒られるよ!」

巧人「有名なんだね・・・・ドラ〇もん」

シャル「そんなのはいいから!」

巧人「冗談で言ったんだよ。」

といって起動。

巧人「この僕、鷺波巧人の経営する会社の本社玄関前へ!」

青い物体が4つに綺麗に割れて、ゲートが開く。

彼らはビルの玄関前にいた。

シャル「おっきいね・・・・。」

巧人「ここまで大きくするのには苦労したよ。」

入ってゆくと

「社長!おはようございます!」

とたくさんの声が飛んでくる。

巧人「みなさん、おはようございます。今日も頑張ってくださいね。あまり無理はしないようにしてください。」

と一言はなつと

「はい!」

と返ってきた。

巧人「彼女は、僕の姉の娘です。」

と一応付け加えた。

周りから「あぁー」と納得した声が響く。

シャル「結構慕われているね。」

巧人「これでもホワイト企業を目指してるんだ。」

シャル「へぇー」

と言っていると社長室に着いた。

入ってから、机に置いてある変なコンソールを操作して

巧人「スコール、オータム、マドカの三人は社長室に来てください。」

それから数分後。

ドアが開いて三人の女性が入ってくる。

金髪の女性「呼びましたか?社長」

男勝りな女性「手短に頼むぜ」

千冬似の女性「・・・・。」

シャル「あれ?なんで千冬さんが?・・・・ってなんか小さい。」

巧人「まずは紹介するね。」

スコール「スコールと呼んでください。」

オータム「アタシはオータムってんだ。」

マドカ「・・・・・マドカ。」

シャル「シャルロットです。」

スコール「彼女ですね?武器の試験運用の方に着かせるって子は。」

巧人「話が速くて助かります。」

巧人「あとはオータムさんに。」

オータム「なんだ?」

巧人「彼女の水着を作ってほしいんです。」

オータム「はぁ?」

巧人「彼女に似合ったファッションを期待してます。」

オータム「社長が言うならしかたねぇ・・・・。解りましたよ。」

シャル「あのぅ・・・・」

巧人「ん?」

シャル「彼女・・・・・マドカちゃんは?」

巧人「正真正銘、織斑家の次女です。」

シャル「ええええええええええええええええええええええ!?」

 

 

 

 

 

この後、オータムのコーディネートしてくれた水着はけっこう似合っていた。(シャル曰く)




「青いの」
ラ〇エルを彷彿とさせるシルエット。
行きたい場所ならどこでも開く。
細かく設定しないと目標地点から少しずれる。

スコール 武器の試験運用の主任。誰からも好かれる。優しい性格。

オータム ファッションのセンスは他の誰よりも逸脱しており、彼女のコーディネートした服は飛ぶように売れる。

マドカ 織斑家の次女。事故が起きた後に巧人が引き取った。

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