インフィニット・ストラトス~ADVERSE FORTUNE THE DESTINY~   作:ZXZIGA

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シャルの設定おかしいよなんて思うだろうけど、正直「どうしよう」と思った自分がいる。
ハーフでもいいじゃん。巧人の両親が日本とイギリスとか、イタリアとかアメリカでもいいじゃん。

「テンペスター」は記憶をすり替えたり、いじくることとかできる。
後に起こった事件で大いに役に立ったという・・・・・・


その名は黒い雨。

デュノア社は事実上完全消滅した。

たとえ本妻の子ではなくとも、自分の血を持つ娘を道具として使うとは人間以下だと思う。

巧人はシャルに

巧人「これで君は本当に自由になった。」

シャル「どうなったの?」

巧人「世界中の人間は、デュノア社は過去に倒産したという記憶にすり替わっている。」

巧人「あのクソ野郎は君のことも覚えてないだろう。」

シャル「僕はどうすればいいの?」

巧人「自分で考えるんだ。」

シャル「えっ?」

巧人「といいたいけど、君は天涯孤独の身になった。・・・・・・僕の家に置こうと思う。」

シャル「え?・・・・・・・大丈夫なの?」

巧人「大丈夫。・・・・・多分。」

多分なのか・・・・・。

巧人「家は広いし、一人だと退屈なんだ・・・・。君は僕の姪っ子だからね。」

巧人「それに、君の知識は武器の開発にも行けるかも。」

シャル「武器の開発って・・・・・?」

巧人「僕はこれでも社長だからね。・・・・・君を道具としてじゃなく、人間として扱うから。どこぞのゴミ屑と違ってね。」

ボロクソにいう巧人であった。

シャル「でも・・・・・」

巧人「ナニ?」

シャル「ううん・・・・・・。」

巧人「異論はないね?」

シャル「・・・・・うん!」

巧人「・・・・・後はどうするかな・・・・・。」

シャル「何を?」

巧人「君が男として入学した。いつばれてもおかしくはないけど。」

巧人「ばれても何も言われはしないと思うが・・・・・・あ。」

シャル「どうしたの?」

巧人「今さっきの「アレ」をもう一度使おう・・・・。」

その時の顔はものすごく怖い笑顔だったとシャルロットは語る。

「アレ」とはすなわち、「テンペスター」。

IS学園の二人を除いた全員(巧人は最初から知っている。シャルロットは自分は女性だと認知している)が、シャルロットは「男」だと思っている。

ならば、「テンペスター」で記憶の改善をしよう。

とのこと。

「男」ではなく本来の性、「女」として入学している。という改善だ。

パソコンをいじり、「テンペスター」の記憶変換コードを「デュノアは男ではなく、本来の性別である女として「鷺波家」の一人として入学した。」

と入力。

起動スイッチオン。

翌日は、いつもと変わらない日常が始まるだろう。

何も気にすることのない、苦痛の消えた日々となる。

巧人「改めて、初めまして。そしてお帰りなさい。シャルロット。」

シャル「・・・・ただいま!」

 

 

翌日

 

一夏「おはよう!巧人、シャルロット。」

巧人「おはよう。一夏君。」

シャル「お・・・・おはよう。」

今日は女子の制服で来ているシャルロット。

なぜあるかというと、山田先生に話したからです。

箒「巧人、おはよう。」

巧人「はい。おはようございます。」

他の女子もシャルロットに挨拶をしてゆく。

他の人はシャルロットには何とも思っていないのだ。

シャルロットは驚いているようだった。

小声で

シャル「なんで、だれも気付かないの?」

巧人「記憶の改善だよ。」

そう「テンペスター」のおかげで

「あれ?シャルル君女子の制服着てるよ?」

何て言ってる人はいなかった。

教室に向かう4人。

ホームルームが始まった。

真耶「・・・今日も新しいお友達を紹介します。」

といって黒板に名前が表示される。

「ラウラ・ボーデヴィッヒ」

ラウラ「諸君!私がラウラ・ボーデヴィッヒだ!」

ラウラ「・・・・・・・・・」

真耶「他には?」

ラウラ「ありません。」

ないんだ。

 

ラウラは一夏に歩み寄る。

一夏「ん?なんだ?」

ラウラ「・・・・・貴様が一夏・・・・」

一夏「あぁ・・・・・そうだけど。」

と言った瞬間。

ラウラがビンタを・・・・

しようとしたが、すんでのところで止まる。

そこには、防御の構えを取る小さいロボットが。

そう「トライバーニングガンダム」である。

ラウラ「なんだ!?コイツ!」

ラウラが攻撃を加えようとしたが、トライはヒラリヒラリとかわす。

肩で息をしながら、ラウラは

ラウラ「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・・・・私は認めない。あの人の弟だなどとは!」

ラウラが一夏に攻撃をしたことと、それを防いだ小さいロボットのことは学園中に広まることとなった。




デュノワって間違えてたよwwww僕。

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