インフィニット・ストラトス~ADVERSE FORTUNE THE DESTINY~ 作:ZXZIGA
食事が終わり、授業が終わって。放課後
自室に戻り、「トライバーニング」の調整などを行う。機体の各所にクリアパーツがついているがそれは「ラルデタイト」と呼ばれる鉱石で、主に「バッテリー」にしか使われていない。それは技術不足であるがため、ほかの道具やその運用に成功することができた例はない。
彼を除いて。
「ラルデタイト」は「エネルギーを帯びる能力」を持ち、「エネルギー体」そのものになる。もっとも質の高い「ラルデタイト」になるとゴルフボールの大きさで「蓄電」させた「ラルデタイト」は連続5年以上の稼働が可能である。(実験済み。)
熱などを加え、あることをすると鋼やポリカーボネートより頑丈で紙やプラスチック並の軽さを誇る。
メガネを通してみる景色は物が大きく感じる。スゴイ。
走ると思えば走る。ジャンプさせようと思えばする。リアルタイムでの運用は可能だ。
拳法の動きも忠実にできる。我ながらすごいと感じる。
<・・・・ということだから、部屋変わって?
1025の部屋から声がする。
今の声は、鳳?
巧人は部屋から出て、1025、すなわち一夏と箒の部屋の前に来た。
今さっきまで三人で練習していた(一夏、箒、セシリア)らしく、一夏対箒&セシリアという鬼畜ゲーにな(一夏にとって)っていたのだとか。というかよく訓練機の使用を許可したな教師陣。
更衣室で鳳は一夏を待っていたようで、過去の話をうんぬん喋っていたようだ。
どうでもいいが。
そこで箒と一緒に同棲していることを言ったから、変わってと提案をしたのだろう。
箒は絶対に「いやだ」というだろう。
<なぜそうなる!絶対に嫌だぞ!
・・・・ほらね?
鳳の変わってほしい理由が、しょうもない。
「幼馴染だったらいいわけだ」という。
一夏も困っているだろう。
なんか約束なんたら聞こえるし。
<最低!!女の子の約束を覚えてないなんて男の風上にも置けない!犬にかまれて死ね!
なんてことを言うんだろう。
約束の意味が違う?・・・・。
まっさかね。
味噌汁プロポーズなんてことは・・・・・・ないよね?
それに気づかない一夏もどうかと思う。
ドアが開き、鳳が出てくる。
鈴「何よ。」
巧人「声が大きくて、気になったんですよ。」
鈴「アンタには関係ないでしょ!」
巧人「僕も男ですし、相談に乗れると思います。」
鈴「ほっといて!」
巧人「本人に話せなくても、愚痴なら聞くことができます。」
鈴「・・・・わかった。」
折れた・・・・・。
~鈴説明中~
巧人「なるほど・・・・。」
鈴「どう思う?」
巧人「それはすごくアホですね。一夏君。」
鈴「でしょう!?」
巧人「はい。」
結論。
巧人「ぶっとばしてもいいと思います。」
気の合う二人。
そして満場一致。(二人だけど。)
「ラルデタイト」の元ネタ?あれだよあれ。何だっけ・・・・あそうそうジェフティってロボが出る奴。