インフィニット・ストラトス~ADVERSE FORTUNE THE DESTINY~ 作:ZXZIGA
訂正「指はISは鋭い」→「ISの指は鋭い」
です。
放課後、一人で歩いてると後ろから突然呼び止められる。
???「ちょっといい?」
巧人「はい?・・・なんでしょうか?」
振り向くと背の低い(と言っても、巧人より高い。)ツインテールの少女が立っていた。
???「アンタ・・・・・ここの生徒?」
巧人「えぇ・・・・・そうですが。」
???「には見えないわね。」
巧人「はは・・・・・よく言われます。」
背が低いことは、さんざん言われてきた巧人にはもうどうでもいいことだった。
彼女はポケットから、紙切れを取り出して巧人に渡す。
???「受付に行きたいんだけど、場所が解んないの。案内してもらえる?」
巧人「いいですよ。」
???「ありがとう。・・・アタシ、鳳鈴音(ファン・リンイン)。」
巧人「僕は、鷺波 巧人です。」
鈴「ってアンタ、男性操縦者?」
巧人「はい。」
鈴「へえええぇー。」
巧人「そんなことより、早く行きましょう。受付。」
鈴「あぁ・・・・・・そうだったそうだった。忘れるところだった。」
そのあと、案内を終わらせて自分の部屋に帰った。
1023 巧人の部屋
巧人「よし・・・・・・後はフレームの強度とセンサー類の調整かな・・・・・・。」
机に向かい、机の上に置いてある小さい人の形をした何かをいじる。
それは骨組みだけのロボットだった。
巧人「より人間に近い骨格フレームに・・・・・・。」
骨組みの各所に透明なパーツを組み込む。
今作ろうとしているのは「トライバーニング」と呼ばれる「ガンダム」。
アニメのロボット。しかもそのアニメのバーニングガンダムはプラモだ。そんなものを彼は「兵器」ではなく「災害救助」と「探査」の二つを担う「道具」として作っている。
・・・・・・・そうあの時と同じ。これはISと同じコンセプトで作っていた。
ちなみに、ISとは同時進行で作られていた。
この機体はすでに、12体目。
「オリブレト・システム」という理論上「絶対不可能」であり「卓上の空論」でしかないものを、彼はISと自身の持つ技術でその「システム」の実現を可能にした。
「オリブレト・システム」とは人の動きを完全にそっくりそのまま真似る「トレース」
ではなく「人間の脳」から出る「信号や脳波」をキャッチする。つまり「人の思考」によって動くシステム略さず言うと「オリジン・ブレイン・トレース・システム」である。
「神経接続」などは必要のないシステム。だが、脳波はとても弱い。それをどう受信・送信するのかという問題にぶつかったため、その「システム」は見送られてしまった。
ちなみに、彼のかけているメガネが送受信機となっている。
ちなみに、巧人の両親はすでに死別してます。(巧人が15歳の時に病気で他界。)会社の運営は寮の部屋でやっております。(秘書と通信しながら。)
もともとは巧人はオッサンにして(イメージとして、某有名な生徒会長の父親。)、講師という枠で行こうとした。名前と年齢も違う。元IS研究員。現会社の社長は健在。
展開も違うもの。真耶ちゃんとは付き合ってるのも健在。後、研究中に起きた事故で織斑夫妻を失うことも健在。
ア〇ア〇マン?