コジマ汚染レベルで脳が駄目な男のインフィニット・ストラトス   作:刃狐(旧アーマードこれ)

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壁を殴る準備はして置いてくださいね。

セシリアのお尻を撫でたり鈴の生足ペロペロしたりシャルロットのおっぱいに突撃したりラウラのほっぺに頬擦りしたり箒の髪の毛モフモフしたりのほほんさんを優しく撫でたりしたいです。

特にのほほんさんの頭を撫でたいです。(真剣な顔)


生まれて始めての朝勃ち、それは恋の予感なお話

「ん、むぐぐ……」

 

何か寝苦しいと感じて呻きながら目を開ける、すると珍しい事にちゃんとベッドで仰向けになって寝ていたのだ、おっかしーなー。

 

「ん、う…ふぁ…」

「お?」

 

男装してると思えぬ何やらエロイ声で身動ぎするシャルりん、時間を見るとまだ起きるには少し早い、それに社の仕事も出来ないし。

体勢を変えようと体を動かすと義股じゃない体から凡そ健康体の人間から出るような音とは思えない音がバキボキと聞こえる、割と大きい音で。

 

「んふ…ぁん…っふぅ…ぁ…ふああ~」

「おはようございます。システム、通常モードを起動します」

「んにゃ…おはよ…シン…ぅわぁっ?!」

 

目を擦って挨拶のあと急に目を見開いて顔を真っ赤にしたシャルりんが何やら俺を指差す、パンツにタンクトップなのは今更だろうが、生娘か。

 

「なっ、なっ、ナニをたたせてるの?!」

「は? …あぁ、勃ってんのはお察しの通りナニだよ。朝勃ちだよ、男の生理現象d…何?」

 

朝勃ち? なぜ俺が? 今まで新たな生を受けて朝勃ちなんてした事が無かったのに何故今更?!

おかしい、おかしいぞ…性欲なんかも皆無に近いはずなのに…俺は歳食ったジジイだから…

もしかしてとは思うが、身体年齢に引っ張られてるのか?

ふと試しに恋愛的な意味で好きな人物と言うのを頭に浮かべてみる、少し前までは生前の妻だった。

今思い浮かべると頭に浮かんだのは簪で…おい、マジかよ。

 

「どうしようシャルりん、恋しちゃった、こんなジジイにもなって」

「しっ、知らないよっ!!」

「それと何か知らんが部屋のシャワーがぶっ壊れてる、悪いがいっちーの所に行ってシャワー借りてくれ、俺からいっちーに言っとくから」

「えぇ~…」

 

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 

「Why don&t you feel come down」

「クソ! 全然近寄れねぇ! EN管理がこんなにキツイなんて…!!」

「you don&t move」

「でぇりゃぁっ!!」

「Why don&t you feel come down」

 

「籐ヶ崎さんって黙ってるって事が無いのでしょうか…?」

「ほぼ常に歌ってるか喋ってるかよね…」

「うん、でも戦ってるときもそれだけ余裕があるってことだよね」

「腹の立つ事にそれでも恐ろしいほど強いのだから性質が悪い」

 

現在トーナメントに向けていっちーを鍛えている、と言うのもいっちーに頼み込まれたため仕方が無いなぁノビ犬君は~と言いながら承諾した次第だ。

いっちーの白式はタイプで言えばスプリットムーン、もしくはハードオルレア…つまりブレード主体のアリーヤの様な物なのでEN効率を上手く考えないとあっと言う間にガス欠してしまうのだ。

その上ブーストをすればするほど体力が削れて行くドM仕様、勝つ為には被弾覚悟でチャンスに斬り込むか被弾しない事前提でブーストを使い回避し斬り込むか、探せばまだあるだろうがとりあえずはその二つ。

盾役、もしくは後衛がいれば現状でもそれなりに戦えるはずだ、防御力、および体力が高く万能性のある機体…あぁ俺だ、うん。

でも俺だとそのまんま単機で勝てるんだよな、相当な足手纏いでさえなければの話だが。

まぁいっちーもそれなりに戦えるようになってきたし足手纏いにはならんな、それならタッグの練習…をシャルりんに付き合ってもらえ、俺は簪と練習せねば。

 

そうだそうだ、そう言えばそろそろ製作中の打鉄弐式が完成する頃なんだよな、楽しみだ。

昨日の夜入ったメールだと今日の放課後には完成すると聞いた、ちなみに今放課後だ。

 

「そこまでだ、いっちー」

「んぉ? おぉ、分かった」

 

その言葉でいっちーがゆっくりと動きを止め地面へと降りて行く、俺も空中でACの展開を解除し地面へと落ちて着地した。

 

「何かもう慣れたな、シンが十数メートル上空からIS展開せずに落ちてくるの」

「んじゃ真面目にアドバイスだ、いいか?」

「おう!」

「まずいっちーの白式だがな、どうしようもなく欠陥機だ、俺のACにも劣悪なEN値のアセンブルはあるがそれでもジェネレーターがあるからこそ戦えるしメリットも見える、だがいっちーの白式にあるメリットはワンオフの圧倒的攻撃力だけだ、それ以外は軒並みデメリット」

「…あぁ」

「不機嫌になるな、防御力は量産機に劣りパワーは鈴音の甲龍に劣る、加速力は凄まじいがいっちーがそれを扱いきれてない、万能性はシャルりんのラファールカスタムに勝てない、だからこそ!」

「だからこそ?」

「圧倒的火力をちらつかせて警戒させろ、相手の心を揺さぶれ、デメリットを悟らせるな、何が何でも責めなければ勝てないと思わせろ、攻撃を受けても涼しい顔をしろ、ポーカーフェイスだ、ISだけじゃなく自分も使え」

「わかった、やってみる」

「もしくは短期戦でブチ殺せ、へばり付いて離れるな、ワンオフじゃなくてもいい、兎に角斬って殴って蹴り飛ばして掴んで破壊しろ、いっちーにはそっちの方が向いてるかもな」

「あぁ」

「そんだけだ、じゃあ俺は用事があるからこれで失礼させて貰う、じゃあの」

「おう、サンキュー! トーナメント、シンに一泡吹かせてやるからな」

「トーナメントは力こそ全てだ…私を超えてみろ!!」

 

と言ってアリーナから颯爽と走り去る、その時君は格好良い…

走りながらメールホログラムを起動、新しいメールが入っていたのでチェック、一つはオーメルからの音声メール、後一つは簪からの文章メールだ、オーメルは後で見るとして簪のメールを開く。

 

『打鉄弐式が完成したから何時もの場所に来て欲しい、初めての起動は信一郎君と一緒に見たいから…待ってるね。 ―簪―』

 

う、ふふふ、可愛いじゃないか簪、ようし! ここは一番男働きせねば。

一度低く体を落とし足の出力を急激に上げる、生身で言うなら足に力を込めると言った所だろう、一歩踏み込み一つ高く跳ぶ、左側の壁に指を叩きつけ、突き刺し、腕の出力だけで再度跳ぶ、目的地の例の場所を眼下に収め再度壁に指を突き刺し引っ掻くように削りながら減速し地面へと降り立つ。

 

「っふ!」

「きゃっ!」

「や、やっぱり慣れないね!」

 

久方ぶりに例の女子二人が丁度目の前にタイミングよくいたので何かセクハラは無いかと頭の中を探る。

 

「っと…ごめん、セクハラネタ今持ってねぇや…」

「あぁ、うん…気にしないでいいよ」

「へ、変t…あれ?」

 

思いつかなかったのでトボトボと肩を落として整備室の扉の前に移動する。

うっし! んじゃ行くか、簪が俺を待っている!

 

「簪、いるかね?」

「うん! 待ってたよ、信一郎君」

「シンにー、遅かったじゃないか、言葉は不要か?」

「本音ちゃん、俺の言った妙なセリフは全体的に忘れなさい、本音ちゃんのキャラには合わないから」

「はぁ~い」

「さてさて、一体どんなISとなっているのか…楽しみだ、なぁ簪?」

「うん…私も楽しみだった、初めては…信一郎君に、見て…貰って欲しいから」

「かんちゃん私は~?」

「勿論、本音にも見て欲しかった…」

 

うむ、何か簪が股間に来る言い回しをしているがシリアスな感じなので華麗にスルー、今日の晩御飯何にする? カレーにするー…ごめん。

 

「さぁ簪、早速装着して見せてくれ、俺も一応技術者だからな、年甲斐も無くワクワクして仕方が無いんだ」

「かんちゃんはやく~!」

「うん、今…装着するね…見てて」

 

そう言って打鉄弐式に被せていた布をスルリと地面へ落として全体像が視界に映る。

大型の実体シールドとなっていた浮遊ユニットはスラスターに変化し、上部にはミサイルポッドが搭載されている。

背部には粒子砲が取り付けられ、脚部のスカートもスラスターに置き換わっている。

元の打鉄よりもスマートでスタイリッシュだ、実に美しい。

 

ちなみに防御能力は低かったので俺が浮遊スラスターにPA発生装置とアクアビットの小型コジマジェネレーターを片側に一つづつ、反対にも一つづつ搭載しておいた、勿論簪に許可を取ってだ、おかげで防御面も軽くありえないレベルになった。

そしてカラードの武器+ACの武器に互換性があるのでISでは現状最強かもしれない、割と冗談じゃなく。

 

簪が騎士のように佇む打鉄弐式…いや、純日本産だから武士のようにか?

兎に角打鉄弐式に触れ、一度待機状態の指輪へと戻す、愛しそうに指輪を撫でる姿がまた美しい。

 

「…おいで、打鉄弐式…」

 

一言簪が呟くとそれに応じ目映い光が簪の全身を包む、無意識的に腕で影を作り視線をそらす。

光が止んだのを確認して腕を退けるとそこには…打鉄弐式を纏った簪がふわりふわりと浮いていた。

 

「おぉ…なるほど…なるほど…」

「わぁ~かっこいいねぇ~」

「ありがと…本音……ねぇ、信一郎君…どう…かな?」

 

なんだか無性にペタペタ触りたくなるがグッと我慢、下から上へとじっくり見た後一つ息を吐いて感想を言う。

 

「これは良い…が、俺には言葉が見つからん、無論良すぎてな…ただ一言、思ったことをそのまま言うと……綺麗だ」

「ありがとう…嬉しい…」

 

不覚にも簪に見惚れてしまった、いかぬいかぬ、俺は□リコンではないのだ、精神年齢が80より離れた娘にときめいてしまっては警察に御用されてしまう。

 

「さて、機体チェックとファーストシフト、ついでにタッグの練習でアリーナに行こうか?」

「も、もう?」

「早いに越した事は無いさね、なぁ本音ちゃん」

「そうだね~それに私もかんちゃんが飛んでる所早く見たいなぁ~」

「うん…じゃあ行こうかな」

「じゃあしっかりとエスコートせねばな、何せ俺は簪を守る騎士だからな」

 

片足を一歩下げ腰に片手を当て礼をするように曲げながら右手を差し出し「さぁお姫様、お手を」と言って簪を待つ、簪は恥ずかしそうに頬を染めながらゆっくりと俺の手に片手を置いた。

くっさああああああああああああああああああああああああい!!!!!!!

あんまぁい匂いがするよおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!

これはどこかで採算(シモネタ)を取らねば俺が俺でなくなってしまう!

燃える…燃えてしまう…キャラクター…俺が……消えて行く…これは面倒な事になった。

 

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 

「んじゃあちょっち軽く飛んで見ようぜ、チェンジ・アーマードコア・ホワイトグリント」

「うん、わかった」

「頑張れ~」

「本音……ただ飛ぶだけだから頑張るも何も…」

 

俺が空中で適当に目的も無く飛び廻りながら簪の慣らし飛行を眺める。

流石は日本の代表候補なだけあって実に素晴らしい運転技術だ、俺は基本的に曲線を描いて飛ぶのは苦手だから少々羨ましい。

飛び回る簪を見てきゃっきゃっと喜んでいる本音ちゃんの隣へ降りた、流石に落ちて着地するわけには行かないのでゆっくりと地面に着地する、勿論本音ちゃんもISを装着している。

 

「シンにー、かんちゃんすごいねぇ~」

「まぁ代表候補生だからね、流石といった所かね」

「あ、シンにー、おりむーたちがいるよ~」

「ん、どれ…まだあいつら訓練してたのか、ご苦労なこって」

『信一郎君…もういいかも知れない、この子の動きに慣れて来た』

「あいよ、んじゃあ一旦稼動データの様子を見てみたほうが良いかな、降りてきてくれ」

 

ふといっちー達の方を見るとズカズカとらうりーがいっちーの方へ向かっているのが見えた、何やら楽しそうな事になってきたぞ!

 

「何か面白そうな事見つけたからそっち行って来る、AC解除、レッツパーリー!!」

「あ! …あぁ…」

「シンにー行っちゃったね~」

 

「丁度良い、私と戦え」

「戦闘狂(バトルジャンキー)か! いいだろう、俺が相手をしてやる!」

「…貴様じゃない、失せろ」

「シャルりぃん!! らうりーが僕のこといぢめるのー!」

「ごめんね、シン…正直な感想言わせて貰うとちょっと気持ち悪い…かな」

「あれ? 俺に優しいのって簪と本音ちゃんだけ? いや…ジャックの娘のフランも…」

「織斑一夏、私と戦え」

「…個人的には構わないんだけど何故だかココは断ると言っといたほうがいい気がする、だから断る、戦う理由も無いしな」

「俺なら何時でも構わないぜ、らうりー」

「役不足だ」

 

ビシリとポーズを決めて言ったのにこっちを向く事さえなく断言された、悔しいです。

軽四軽レール拡散ロケライールコアAIサポート全開1.15弾無限で相手してやろうか、謳ってやろうか!

それともエクスシアで相手してやろうか、赤いのにブラックバード的な方で。

 

「話は変わるけどISスーツってうっすいよな、世の男の股間を元気にしてどうするんだろう」

「相変わらずの変態ね」

「もう喋らないで頂けます?」

「織斑一夏、貴様に戦う理由が無かろうと私にはある」

「ド変態め…」

「死ねばいいんじゃないかな?」

「だから私と戦え」

「はい死ねばいい頂きましたー!! これでドイツ以外の代表候補生全員に死ねと言われました! あっとひっとり! あっとひっとり!」

「えぇい!! 煩いぞ! 私が今織斑一夏と話をしている最中だとわからんのか!! 人の会話を遮るなと軍で教わらなかったのか!!」

「荒ぶる鷹のポーズッ!! 僕軍属じゃないですしおすし!!」

 

でも小学校でならったよ! 僕えらいでしょ! 褒めて褒めて!

 

「いいだろう、籐ヶ崎信一郎…まずは貴様を黙らせるッ!!!」

 

と同時にISを展開するらうりー、流石に生身相手に武器を撃ったりはしないが今にも殺してやる、殺してやるぞ! と言わんばかりにこちらを睨みつける、お人形みたいなカワユイお顔で睨まれても僕怖くなんて無いですし、脅しにはまず顔だぜ?

 

「いくぞっ! チェンジ、アーマードコア!! がっちりーん! 換装BISMUTH(コジマミサイル) ZINC(垂直コジマミサイル) KB-O004(コジマパンチ)」

「コジマは…マズイ…」

「なんだか良く分かりませんが籐ヶ崎さんのISから緑の光のような煙のような物が漏れてるような…」

「あー…うん、私絶対あれと戦いたくない、嫌な予感しかしないもの」

「今更だがコジマって…何なんだ」

「なんだろう…僕の灰色の鱗殻 (グレースケール)と似たような匂いがする、変態武器的な意味で」

 

ガチャリとらうりーのレールカノン? からロックされていると警告を受けたので…

 

ガァォンッ!!!

「正面からぶっ潰すッ!!!」

 

タイミングを合わせて飛んできた弾丸をコジマブレードで殴り潰した、緑の光が周りを包み込みコジマブレードに再度発射のためのコジマエネルギーが充填される。

パシュッ、と何かの排出音でコジマブレードのリロードが完了した事を確認、ギュッパギュッパと両手をニギニギして緑の煙から歩いて出る。

 

「今何をした…?」

「分からなかったかい? ら-うりー、らうりーの見解ではどう見る?」

「音速を超えて飛ぶ弾丸を殴り潰したように見えたが」

「せいかぁーい! 回答者には…」

 

OB準備、2段QB用意、同時に起動、そして両背のミサイルを同時射出、通常のコジマミサイルとは考えられないほど高速で飛んで行くコジマミサイル。

 

「コジマミサイルプレゼント!」

「ミサイルなど…私のシュヴァルツェア・レーゲンには悪手中の悪手だ!!」

 

らうりーに向かうミサイルが急に動きを止めた、緑のコジマは漏れ出しているがミサイル自体がピクリとも動かない、なら直接殴りに行く、AICなぞ知るかッ!

 

「コォォォォォォジィィィィィィマァァァァァァァ………!!」

「それも…悪手だ!!」

「パァァァァァァァァァァァァァァァンチィィィィィィッ!!!!!」

 

誰がらうりーを殴りに行くなどと言った? 俺が殴るのはらうりーが静止したコジマミサイルだッ!

普通のミサイルだと思うなよ、らうりー! お前は今コジマミサイルの殺傷範囲に入っているのだッ!!

緑の爆発が目の前で起こりらうりーの頭上にあった垂直コジマミサイルに誘爆する、俺のPAが一瞬で消し飛び大量のAPを削り取って行く、しかしそれはらうりーも同じ、一つ目のコジマ汚染でシールドが強制的に消し飛ばされニ発目のコジマミサイルの爆発を距離的にクリーンヒットでないにしろ受けてしまったのだから。

 

「っぐ! なんだ、何なんだそれは?!」

「換装、LETHALDOSE(アサルトキャノン) ADDICT(PA回復装置) ARSENIC(トーラスコジマライフル)」

「シンが使ってる武器ってもしかしてシールドを強制的に引っぺがすのばかりじゃないか?」

「一撃でISを破壊したり本当にカラード意味わかんない」

「僕のグレースケールって…もしかして「ただ」の近接武器…?」

 

肩に付いてる真ん丸キュートな物体から緑の光が噴出す、勿論コジマエネルギーだ、周囲に残存するコジマ汚染のPA侵食速度を越えてPAが急速に回復されていく、続いて両手のコジマライフルに緑の光が集まり、PAに回されるコジマエネルギーをゆっくりと食いつぶして根元にあるクリクリキュートな物体にコジマエネルギーが充填されてゆく。

ダーンスダンス、アルギュロスー♪

ステップステップ、アルギュロスー♪

 

「っふ…!」

 

連射レートのビックリするぐらい遅い重レールを撃ってくるらうりー、当ってやる訳にはいかん、なにせPAも削られるし勿論ダメージも入る、だがそんな事よりもいままでチャージしていたコジマエネルギーが霧散すると言うのが何よりも辛い!!

 

「おぉ、こわいこわい、威力はインテリオルの重レールに劣り弾速は軽レールに劣る、ドイツは何をしてたんだ、ローゼンタールやインテリオル、アルドラが見限るのも良く分かるな」

「キ、サマァァァァァァァァァッ!!!!!」

 

物凄いスピードでワイヤーブレードを全て展開しジグザグに飛びながらも迫ってくるらうりー、取り合えず銃口は向けているが撃っても当る気がしない、弾速的な意味で。

かなり寄られたのでコレはイカンと後ろにブーストをするが如何せん月輪、つまりアルギュロスである。

ただでさえブーストが遅いのに引き撃ちなんて出来るわけが無い、つまり……

 

「捕らえたぞ!!」

「う、動かぬ…!」

「あぁ! シンが捕まった!!」

「シンにー!」

「…なんでこんな所に布仏さんが…?」

「信一郎君…!!」

 

銃口だけはしっかりとらうりーを捕らえているが体が一切動かん、これは…面倒な事に…なった。

 

「どうだ、引き金を引けまい、あとはじわじわとダメージを与えてくれるぞ」

「丁度チャージも完了した事だしいい事を聞かせてやる、らうりー」

「命乞いか?」

「悪いが元々俺のAC専用武器に引き金は無い」

 

その言葉を聞き反射的に体を大きく射線上から反らすらうりー、丁度思考内でも発射と考えていたため直撃は無かったが装甲の極々一部を掠りアリーナのシールドに直撃する、その部分に常識的に考えられないレベルのダメージを受けたためアリーナ全体のシールドエネルギーが60%近く削り取られる、勿論掠ったらうりーがノーダメージだったかと言うと答えはNO。

シールドが強制的に消し飛ばされほぼ丸裸になる、次のダメージは絶対防御が発動する事になるのだ。

 

「籐ヶ崎…貴様…! 貴様等(カラード)…何者だ…!!」

「キヒャハハッ! ただの世界最強の軍事企業だァ!」

 

背部のアサルトキャノンを上部にスライド、左右に広げコアとのエネルギー供給バイパスを繋げる。

 

「止めと行こうか?」

「させるかぁっ!!!」

 

らうりーがプラズマ手刀…ダサいな、プラズマブレードとかでいいじゃん、それを俺の体に突き刺すように打ち付ける、ダメージはそれなり、だが聞いて欲しい、アルギュロスのEN防御率は割とガチだ。

っと…む、体が動かん。

 

「動けないだろう、銃口はもうこちらを向いていない、お前に勝つ手段はもう無い」

「標準で全範囲攻撃があると考えないのか? おめでたいな、まぁ…無いがね!!」

 

アサルトキャノンを前方、つまりらうりーの方向へと射出する、背部のアサルトキャノンにお馴染みコジマエネルギーが充填されたのに気付いたらうりーが焦って遥か上部へと瞬時加速で移動する。

直後地面を溶かしながら膨大なエネルギーが決して早いとは言えない速度で飛び、アリーナのバリアに直撃、バリアと指向性アサルトアーマーが接触し、「双方共に」消滅した、これはまずい!

 

『そこの生徒! 何をしている?!』

「…ふん、興が覚めたな、続きはトーナメントでだ」

「籐ヶ崎…貴様は一体、何だ…!」

「はい問題です。どっちがらうりーのセリフだったでしょうか!」

「どう聞いても後者だよ?! 声で分かるよ!」

「わかんない人もいるでしょうがぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」

「ご、ごめ…なさい…!」

 

クイックターンで簪たちの方へ向き無駄にオーバードブーストで移動する。

地面を削りながらもターンして一回転、深く腰を落として熱排気、そして顔を上げれば…

簪が微妙な顔をしていた、やっぱりアルギュロスじゃヒーローには見えないみたいだな、残念。

 

「シンにー! 大丈夫~?!」

「大丈夫だ、問題ない」

「でも…! 装甲が抉れてるし…!」

 

言われてチラリと自分のAC姿を見ると右腕を中心に右半身がやや融解してコアに深い傷が二つ付いている、融解はコジマミサイルをコジパンしたからだろう、傷はらうりーのブレードだな。

だが内装や駆動系に一切のダメージは追っていない、表面だけの傷なので格納、もとい量子変換状態の自動修復機能で完璧に修理されるだろう。

 

「大丈夫だよ、無傷無傷、これ外装だけだから心配無いって」

「…本当? 本当に大丈夫…?」

「なんならステータスを全部開示しようか?」

「ダメだと思うな~専用機的にダメだと思うな~」

「AC解除、な? 俺自身は全くの無傷だ、なんならこのままISとだって殴り合える」

「だ、ダメだよ! そんな事したら死んじゃう…!」

 

うん! 僕もそう思う! 足と左腕は耐えれても他が無理! だってにんげんだもの。しんいちろう

ところでらうりーのAICは幾つまでが限界処理能力なのだろう、今度両腕両背ガトで試してみようかな?

 

「で、打鉄弐式の調子は?」

「うん、大丈夫…凄く良いよ」

「そいつぁ何より、んじゃ俺は多分呼び出されるだろうから撤退しとくわ」

「大丈夫だよシンにー、きっと分かってくれるよ~」

「…何を?」

 

本当に何を? 俺がただ面白そうだかららうりーに喧嘩売って…んでアリーナをぶっ壊して…

あ、今凄い事の気付いた! 悪いの全部俺だ! さっすがー!

 

「シンにーが強いって事~」

「まぁそうさな、ナインボール・セラフでリミット解除だと本当に世界最強だからな!」

「ナインボール…セラフ?」

「他のACパーツと一切互換性の無いワンオフのアセンブル、コレばっかりは俺だけで創り上げたんだ」

「一人で…作った…?」

「あぁいやいや、ただのパーツ群だから気にしないでくれ、IS一機組むのとは全然違うし」

『1年1組 籐ヶ崎信一郎くん、至急生徒会室に来て下さい、繰り返します…』

「生徒会…? どうして…」

「あー、早いな、んじゃ行って来るよ」

「待って…!」

「悪い! 後でな!」

 

引き止める簪に一言断って全力疾走(時速80キロ)を始める。

疾走しながら考える、実は既に生徒会長「更識」に関しての情報は集まっている、うちの社員は実に優秀だ。

ついでに少し前777回目ハッキングである事を祝してダミーデータをまるでハッキングされて盗み見られたかのようなエセ重要データに仕上げておいた、事実無根の横領疑惑だ。

うちの社員は横領なんて事はしない、皆が皆好きに自分のやりたい事を既にやっているので生きて行けるだけの金があればそれでいいそうだ。

しかし社にも社の面子もある為そこらの一流企業など足元にも及ばない給料を全員に払っている。

それでも恐ろしい物で足りないなんて事は無いのだ、社員にとって欲しいのは金ではなく時間と研究なのだと社で好き放題していた。

 

「っと、ここかここか、行き過ぎたな」

 

と、地面を左手の指で引っ掻くようにブレーキをする、何とも言えない形容し難い音を立て10メートルほど目的地から行き過ぎてしまったようだ。

10メートル歩いて戻り扉の前に立ってノックする。

 

「籐ヶ崎信一郎、呼び出しに応じ参りました」

「…入って頂戴」

「失礼致します」

 

扉を開け後ろ手にバタムと閉める、ちなみに俺のやる気のなさが溢れ出た結果で基本目上の人に対しては……何時もと同じだわ、ソースはちっふーと真耶先生。

部屋の仰々しい机に両手を置きご大層な椅子に座る生徒会長と横に控える…眼鏡のしっかりした女性、ダリナンダアンタイッタイ…

 

「私がロシア代表で生徒会長の更識 楯無(たてなし)よ、よろしくね、籐ヶ崎君?」

「私は貴方のクラスメイト、布仏本音の姉の布仏 虚(うつほ)です」

 

情報通りライトブルーの髪の毛にナイスバデー、ロシア代表のIS乗り、そして生徒最強だそうだ。

そしてこちらの眼鏡を掛けたクールな女性は情報は無かったがどうやら本音ちゃんの姉らしい…

 

「…へ? 今なんて?」

「本音の姉、布仏虚です」

「うっそだぁ!! 本音ちゃんの姉?! えぇぇ?! 一体何がどうなっ…えぇ?!」

「まぁ…そうなりますよね」

「い、いや…えぇ? う、うむ…うむ…本音ちゃんの面影が髪の色しかない…」

「まぁ今は置いときましょう、それで、何故呼び出されたか分かるかしら?」

「ふむ、アリーナへの甚大な被害…かな?」

 

あとは何だ女子生徒への異常なまでのセクハラとかか、警察沙汰は勘弁して欲しいな。

 

「それもだけど…これ、何だと思う? カラードの次期社長さん?」

「ダミーデータですな」

「…ダミー?」

「実にハッキング回数780回をオーバー、777回に達した記念でうちの社員の悪戯心が発生、まるでハッキングが成功したかのような偽装、そちらのハッキングした人間は実に喜んだでしょうね、やった、ラッキーセブンだ。とね」

「…へぇ、なるほど。流石に電子世界上ではカラードに勝てないってことね」

「それに俺はまどろっこしい事は嫌いだし心理戦なんて持っての他だ、故に聞きたいことや言いたい事があるなら直接言って見ればどうだ?」

「有利に立ったつもり?」

「つもりじゃない、立ってるんだ。今我が社の軍事衛星がこの部屋にサイトを合わせてレーザーキャノンを何時でも撃てるよう待機している」

「なっ?!」

「ISで防げると思うなよ、火力はOW並みだ、肉片一つ、破片一つ残さず消し飛ばせるぞ」

 

勿論嘘d

[信一郎様、レーザーキャノンのチャージを終えました、いつでも撃てます]

やだIBISったら仕事が速いんだから! 出来る女性ってステキよね!

 

「で、本当の用件を聞きたい、更識当主、更識楯無、俺に…いや、カラードに何を求める?」

「…そうね、繋がり…かしら」

「まぁそりゃそうだろう、完全に閉鎖的な組織だからな、暗部も雇わないし全て自分自身で完結させる。入る隙など無いからな」

「それと…技術かしら? ロシアにじゃないのよ、私達更識にね」

「あれほどハッキングを仕掛けておいてまだ懲りないのか」

「まぁそれはいいのよ、その内入ってくるわ、簪ちゃんの専用機、カラードの技術も入ってるんでしょ?」

「なぜだ…?」

「簪ちゃんが拒否してもしなくてもいいのよ、だってあの子も更識だから」

 

裏は取れてる、簪は全く関与していない、だがどうやらそれは関係無いそうだ、組織としては間違っていないが…姉のする事ではない、少なくとも生前俺の兄はそんな事をしなかった。

ガチャリ、と俺の後ろの扉が開いた、誰だろうか。

 

「そんな…どうして…? ハッキング? なんで……」

 

簪? まさか聞いてたのか…あーマズイぞマズイぞ…!!

 

「か…んざし…ちゃん?」

「どうして…? どうしてそっとして置いてくれないの…? 私が…私が何をしたって言うの…!」

「違うの、簪ちゃん…コレは…」

「来ないで!!」

「ッ…!」

「何で私は…!! 何で私は人を好きになっちゃいけないの…?!」

「そんなこと…」

「どうして!! 好きな人を陥れる為に利用されなきゃいけないの?!」

「簪…ちゃん」

「こんな事になるなら更識になんて生まれなければ良かった!! 姉さんの妹になんて生まれなければ良かった!! 姉さんも更識も大嫌い!!!」

「待って!」

「おい、おい簪! 待て!」

 

見る事しか出来なかった不甲斐ない俺を許して欲しい、泣きながら走り去っていった簪を追いかけるか否かで一瞬迷う。

 

「シンにー! 早く行ってあげて!!」

「う、お、おう!!」

 

本音ちゃんの声に返事し走り去る簪を全速力で追いかける、部屋を出る時に更識楯無を見るとうわ言の様に「違うの、簪ちゃん、違うの」と何度も呟いていた。

 

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 

―Third Person―

 

何度も何度も壊れた機械のように更識楯無は否定の言葉を紡ぎ続けていた。

それに彼女の付き人である布仏虚は何も言う事が出来なかった、勢いに圧倒されてしまっていたためだ。

 

籐ヶ崎信一郎に追いかけろと言った布仏本音は日頃の彼女からは想像も付かないほどの射抜くような目で更識楯無を見て、唐突に口を開いた。

 

「かいちょー、私はね、かいちょーのしようとした事はね、組織としては正しいと思う、けど…姉としては、家族としてはあまりにも間違ってた」

「本音!」

「お姉ちゃんは静かにしてて、私は更識家のメイドだけど、それ以前にかんちゃんの幼馴染で親友なの、だからね、無礼だって分かってるけど言わせてください。あなたは、姉として最低だよ」

「本音ちゃん…私は…」

「かいちょーは、知ってたんだよね、かんちゃんがシンにーのこと好きだって、その上であんなことを言ったんだよね、もし私でも絶対に許せない」

「私はどうすればいいの? 簪ちゃんに何て言えばいいの…?」

「私はかんちゃんじゃないから分からない、何て言うかはかいちょーが考える事だよ、でも…」

 

そして布仏本音がふにゃりと顔を綻ばせて何時もの柔らかい表情を作る。

 

「かいちょーが本当にかんちゃんに向き合ったならきっと許してくれるよ~、だってかんちゃんは優しいからね~、幼馴染の私が保障しちゃうよ~」

「……うん、ありがとうね、本音ちゃん、私…やってみるわ」

 

楯無の返事に本音はにっこりと笑い嬉しそうに体を揺らした、声を出し返答する必要は無かったのだろう、きっと伝わると思っていたから、そして事実声に出さぬ返答は楯無にしっかりと伝わった。

 

「本音、言いたい事は色々あったけど…まぁ今回は…」

「うん、本音ちゃん、クッキー食べる?」

「食べる~♡」

 

楯無が差し出した大皿の前に本音が陣取り小動物のようにクッキーを食べ始めた、その姿に楯無は薄く笑みを浮かべ、虚は本音の髪を梳く様に頭を撫でた。

 

「ところで本音は行かなくてもいいの?」

「うん、大丈夫~だってシンにーはと~っても優しいもん」

 

―Third Person End―

 

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 

「簪! ちょっ、ちょっと待てよ!!」

「来ないで…!」

「ちょっと前(生前)だったら早々に追いかけるのを止めてるレベルの速度だぞ…!」

 

もしここで転んだりなどしたら割と深刻な怪我になりそうではある、故に是非とも速度を落として頂きたい訳だが、いつの間にか校舎を出て学園にある森の部分に入ってしまっている。

故に足元がビックリするほど危ない、いつこけるとも知れないのだ。

 

「あ…」

「っだぁぁぁっりゃああああああっ!!!!!」

 

簪が躓いたので一気に踏み込み簪がこける前に抱きとめてブレーキをする、地面を物凄い勢いで削ったのは秘密だ、流石俺の脚、なんとも無いぜ!

 

「どうして…! 私に係わったら…!!」

「いいから、まずは落ち着け…な?」

「どうして…ひっく…私は、どう…ひっく…して信一郎君は…!!」

 

簪が大粒の涙をボロボロと零し始め嗚咽の混じる言葉を話し始める。

 

「まるで配役が美女と野獣のロミオとジュリエットだな」

「あぁ…あぁぁぁぁぁ!! どうして!! どうして私は!!」

「参ったな、男ってのは女の涙には滅法弱いもんなんだ…なぁ簪」

 

しかし簪は俺の腕の中で顔を覆って泣き叫び続ける、俺は今どうしようもないのでただ落ち着かせる事しか出来ない。

ただ無言で抱きしめ右手で頭を撫で続ける、落ち着くまでずっと。

 

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 

「落ち着いたか?」

「ダメだよ…私と一緒にいたら…信一郎君に迷惑が掛かっちゃう……」

「…………」

「どれだけ泣き叫んでも……どれだけ悲しんでも…どれだけ憎んでも…私は更識だから…」

 

笑顔を作ってそう俺に言いはするが苦しそうな声で苦しそうな目でそう言われて諦めれるかってんだ、好いてくれる女一人守れないで何が男か、何が簪の騎士か。

 

…好きな女一人守れないで…何がカラードの男か。

 

「なぁ簪、少し聞いてくれ。更識簪では無く、籐ヶ崎簪になる気は無いか?」

「…え?」

「簪、将来的でいい、俺の妻になってくれないか」

「え…あ…うそ……」

「ホント」

「…いいの? 私なんかで…」

「いいんだ、簪だからこそ」

 

ぽろぽろと再度涙を零し始め俺の胸に顔を擦りつけ俺を抱きしめてくる、んだが今なんか無性に恥ずかしい。

はっきりとプロポーズしたのは生前も含め初めてだ、ちなみに生前は酒の席でべろんべろんに酔っ払った挙句「うおぉぉぉぉぉ好きだァァァァ!! 結婚してくれェェェェ!!!」と叫んでその直後ニッコリと「はい」と返された、まともなプロポーズじゃないと俺は思う。

 

「なぁ簪、そろそろ門限に突っ込みそうだ、寮に帰ろう」

「うん……信一郎君」

「君はいらん、信一郎とだけ呼んでくれ」

「うん、わかった……信一郎…」

「あぁ、さぁ掴まれ、アレだけ全力疾走したんだ、流石に疲れただろう、運んでやる」

 

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 

「ところで簪、さっきのプロポーズの返事を聞いていないんだが?」

「う…うぅ……」

「なぁなぁ簪ー?」

「もう……ばか、でも大好き……これからよろしくお願いします……旦那様」

 

ふー…最高に可愛いじゃないか、まぁ面倒な事なんか全部受け止めてやるさ。

早い所実家に報告しないとな、嫁が出来ました、とってもいい子です、羨ましかろう、HUHUHU。




                /   .       /
              .     ./       .
                 /       / 壁殴り代行だったよ
              ______ 
 ゙"  "&&"  "゙"  ゙"/::ヽ_____ ヾ"   あらゆる壁を
 ゙" ゙"  "  ゙"&& ゙" |ヽ/::         ヾ&&"   殴るすごい奴だったよ
゙"  ゙&"  "゙"   ゙" .|:: |::: Kabe-naguri | ゙ "
  ゙" ゙  ゙"  ゙"&&  |:: l:  Dai-Koh   |    
  ゙" ゙  ゙"  ゙"&&  |:: l:          |    
 ゙"  ゙"   "゙" ゙"|: :|: Death by   |  &&゙"
゙"  ゙"  ゙""&"Wv,_|:: l:   overwork |、w"゙"
゙" ゙"&&"  ".wWWlヽ::&ヽ|::::::_::_______:::.|\W/ ゙"゙&&"
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