織田信友
本作の主人公、幼名は彦五郎。織田達勝の息子であり、清洲織田家の跡継ぎである。中身は未来からきた大学生で、ある日、眠りから目覚めると織田信友に生まれ変わっていた。
背丈は175cmほど、容姿はそれなりに整っている。
文武両道で、特に武術は飛び抜けて優れている。
足軽などの低い身分の者たちや、清洲織田家が支配している土地の領民からも慕われ、人望もある。
初陣で、かつての友の父である織田信秀と戦う。
父の死後、清洲織田家の当主となり、勝幡織田家の当主となった織田信奈と戦う。
織田達勝
織田信友の父で、清洲織田家の現当主。尾張統一を目指し、岩倉織田家や勝幡織田家と戦う。
信友の武将としての器量を見抜き、通常より早い年齢で元服させる。病を患っており、家臣たちの中でも知るのはごくわずかである。信友の初陣が終わるまでは何とか見守りたいと思っている。
織田三位
清洲織田家に長年仕えている家老で、高齢の身であり、ただひたすらに清洲織田家に忠誠を誓っている。
感情に左右されやすい傾向があるが、合戦経験が豊富であるので、武術は優れている。
達勝の病を知る一人で、達勝から自分の亡き後に、信友のことを支えるようにとの最期の頼みを受ける。
河尻左馬丞
清洲織田家の家老の若男、信友の初陣の時、信友の副将に抜擢される。自分の一族に信友と年の近い優秀な武将がいるらしい。
織田信秀
織田信奈の父で、勝幡織田家の現当主。元々は清洲織田家の配下であったが独立し、清洲織田家と対立する。信奈から信友には気をつけろとの助言を受けながら、清洲織田家との戦に臨む。
織田信奈
織田信秀の娘で、勝幡織田家の跡継ぎ、幼名は吉である。勝幡織田家と清洲織田家の一時的な和睦の間、信友と積極的に交流していたため、信友の才能に気づいている。
父の死後、勝幡織田家の当主となり、清洲織田家の当主となった織田信友と戦う。
平手政秀
勝幡織田家に長年仕えている家老で、高齢の身である。信奈の守役に信秀から任命されるほど、信頼されている。
信奈の振る舞いには苦労をするが、決してうつけではないことを見抜いている。
佐久間信盛、林通勝
勝幡織田家の家老である。信秀には忠誠を誓っているが、信秀がうつけの信奈を何故跡継ぎに任命するのか理解できず、信奈の弟である織田信勝を跡継ぎにしようと考えている。
織田信安
岩倉織田家の現当主である。尾張統一を目指し、清洲織田家、勝幡織田家と戦う。
織田信清
織田信秀の弟である織田信康の息子で、織田信奈の従兄弟である。犬山城の城主であり、どの勢力にも属さない独立勢力である。
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