fate/another_dream -モウヒトリノユメ-   作:きゃべる

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目覚め 「オハナミ」

 

 静かな夜だった。

 

 彼と初めて声を交わした日もこんな空だったろうか。出会いはもう覚えていない。交わした言葉も、食した菓子も、記憶の中のひと時はとうの昔に薄れていった。はっきりと覚えているのは、今や別れの月だけだ。

 

「もう飲んでるんですか?」

 

「応。こんなにも美しい夜にどうして飲まずにいられよう」

 

 月光照らす縁側の、背後から声をかけてきたのは、かつての友人と似て非なる男。もはや付き合いはこちらの方が長くなる。

 

「せっかくご馳走を用意したんですから、食前の飲酒はそこそこにしてくださいよ」

 

「ほう、なんだ? もしやそれは誕生日祝いの品か? つくづく気が利く男よな」

 

「一か月前から毎日アピールされてたら嫌でも覚えます。ほら、そこニヤつかない」

 

 うん? そこまで主張した覚えはないのだが。まあ忘れられるのは嫌なのでそれとなく伝えたことはあったかもしれんが。

 四月一日は大きく息を吐いた。白色の筋が空へ登る。

 

「それに、約束でしたから」

 

「―――、夢に見たか」

 

「いいえ、見えたのではなく見せられた。貴方に払いきれなかった対価を俺に肩代わりさせるなんて、未来の俺はいい根性してますよ」

 

「なるほどな」

 

 にやりと笑う四月一日の顔は、かつての豹変した友人と瓜二つだった。けれど違う、同じだけど違う者。

 

「しかし、それは巡って私の霊格を埋めた力の対価になる。win-winではないか」

 

「はあ、そういう用語の知識だけは無駄につきましたね」

 

「アイキャンスピークイングリッシュだ」

 

「せめて漢字を書けるようになってから言ってください。実際に御中をウォンチューと書く人を見たのは初めてですよ」

 

「あいにく無学の身でな。甘く見てくれ」

 

 他愛もない冗談の応酬が続く。けれどミセに響くのはふたりの声のみで、本来の主である彼女の声が返されることはなかった。

 

「侑子殿も、いれば良かったのだが」

 

「そうですね。きっとアサシンの誕生日を理由に飲みまくったでしょう。けれど――俺も皆も選びましたから」

 

 煙管がカンと響き、火が消える。

         ・・・・・・・

 四月一日は愛用の十字学園の制服を身に纏っていた。

 

 

 

 

 

fate/another dream

 

目覚め 「オハナミ」

 

 

 

 

 

「服装よし、火元よし、つまみよし」

 

「キミヒロ、もう時間よ」

 

「ありがとうイリヤ。さあアサシン、今から向かえばちょうど良い」

 

「アサシンではなく佐々木小次郎だ。それに友人の名はきちんと呼ぶものだぞ」

 

「わざとだと言ってるでしょう。'佐々木さん'も'士郎'も今を生きる俺が呼ぶべき名ではありません」

 

 ただでさえ「俺」と「俺じゃない俺」はソックリなのだから。彼の生きた証を、彼の成した全てを、俺が奪い取るわけにはいかない。

 そう四月一日は続けた。この男の「空白を埋める夢」という起源は思い出の混同を引き起こしやすいのだと、度々言い聞かされていた。

 

「四月一日がそう言うのなら、そういうものなのだろうか」

 

「……俺の気遣いを早速無視しないでください。まあアサシンは「俺」と「俺じゃない俺」を同じ名で呼んでも混同しないかもしれませんが、エイミヤくんは違うんですよ」

 

「はて、私はあいにく無学故、そういったことは分からんよ」

 

「誤魔化さないでください。もう一年も色々経験してるんですから、そろそろ無学キャラはやめたらどうですか」

 

「なんのことやら」

 

「はあ……」

 

「アサシンには何を言っても無駄よ。キミヒロもいい加減諦めたらどう?」

 

 四月一日は立ち上がり、そろそろ行きますよと声をかけてきた。向かうのは玄関ではない。目的地は県外の冬木市。使うのは四月一日がア●ラ通路と呼ぶ謎の空間――要は不可思議な長距離移動手段だ。入口の前にはマルとモロがひときわ大きな包を持って待ち構えていた。

 

「今日は飲むぞぉー!」

 

「モコナは頼むから人形のフリしてろよ」

 

 黒饅頭の様な奇妙な生き物が飛び跳ねて私の肩に乗った。こう見えてモコナはなかなかの酒飲み、否、この場で一番の酒豪である。この者には衛宮邸の食卓に飛び出し、一升瓶をラッパ飲みした前科があった。あの時は四月一日と衛宮が慌ててカバンに押し込んだからよかったものの、気づかれたら大変なことになるところだったという。

 正直虎ならばバレたところで大事には至らないだろうとは思うのだが、どうにもそうはいかないらしい。

 

「いいなー誕生日パーティー。私も参加したかったわ」

 

「ごめんねイリヤちゃん。でも、あのフユミソギを見ながらじゃないと嫌だってアサシンが駄々こねたから仕方ないんだ」

 

「……駄々などこねていない」

 

「アサシン駄々っ子なのー?」「アサシン駄々っ子なのー?」

 

 再び否定すれば、二対の少女は「きゃー」「きゃー」と笑う。これではのれんに腕押しだ。

 

「俺たちが留守の間、このミセをよろしく頼んだよ」

 

「任せなさい。私は淑女よ。留守番くらいちゃんとできるんだから」

 

「みんなでお留守番ー!」「三人でお留守番ー!」

 

 得意げに胸を張るイリヤの周りをマルとモロがくるくる回る。魂のない三人の少女は、今日も仲良く遊んでいた。

 

「いってらっしゃいキミヒロ。シロウとリンにもよろしくね」

 

 聖杯戦争と呼ばれる出来事から一年の月日が経った。

 クロウ・リードの愛した"彼女"の時が再び動き始めてから、半年が経った。

 

 ミセにはバイトと少女が一人ずつ増えて、店主が消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あー! 君尋こっちこっちー!」

 

「そんなに大きな声だしたら迷惑ですよ」

 

「だって久しぶりなんだもん! もー、もっと頻繁に連絡してくれたっていいじゃない」

 

 新都の公園は人で溢れていた。冬木の冬は暖かいとはいえ、一月も入った今時に一面を埋める人々が宴会をしているというのは奇妙な光景だ。

 それが花見酒をするためだといのだから、さらに珍妙だ。

 

「くんくん……あーーー! 君尋がグレちゃったぁーーーー!?」

 

「ええっ、いきなりなんですか!?」

 

「煙草なんて吸うようになっちゃってー! 切嗣さんに顔向けできないでしょ!」

 

「あっ、やばっ、そういや着替えてねえ」

 

「未成年が吸ってどうするの! 先生として見過ごせないわ。煙草は百害あって一利なしなんだからぁー!」

 

 あれよあれよという間に四月一日は虎に腕を引かれ人の輪の中心に連れて行かれた。

 ツッコミが喰い気味だ。やはり虎といる時が四月一日は一番輝いている気がする。

 

「よく来たな、アサシン」

 

「久しいな、衛宮」

 

「もう料理開き始めてるから、好きなのとっていってくれ。荷物持つよ。その、この前の時の腕は……」

 

「完治した。もとより魔力で繋ぎ留められた身。契約さえしていればどうとでもなる」

 

「ならいいんだけど」

 

 この前というのは、神無月の晦日の南蛮系統のアヤカシ騒動でのことだろう。店主不在のミセでの初めての大きな荒事だった。負傷は久しく、何よりも驚きが勝った出来事であった。過ぎたことだが、衛宮は未だに自分のせいだと責めているらしい。

 

「そちらこそもう腕は良いのか? そうそう新調できるものでもないと言っていたろう」

 

「それは……どうにか無事このとおり……」

 

 衛宮は両腕を前に出した。一見ただの手――その実この世で最も精密な義手である。神経に融和した特異な魔術回路さえも再現した奇跡の一品。作れるのはとある魔術師ただ一人だという。

 あの騒動で早速義手を故障させた衛宮は、修理のため遠坂とともに世界中を飛び回っていた。故に不在がちだったのだが、衛宮はミセのバイトの一人だった。聖杯戦争での願いの対価を支払うためだ。事実上身寄りのないイリヤはマルとモロと一緒にミセに住み込みで働いている。

 あの娘には精神しかないらしく、体は借り物で、魂すら存在しない。この男の労働が対価として見合う量に達した時、彼女はミセから出ることができるようになる。それがいつになるかは見当もつかぬが、それまで衛宮士郎がどこにも行かない保証になると本人は無邪気に喜んでいた。無邪気なままで、何も知らぬふりを続けて、衛宮士郎の捧げる対価を甘受してあげる。それがイリヤスフィール・フォン・アインツベルンの今の生き方だった。

 

「ではいただこうか。四月一日はつまみとアレを作ってきたようだが……」

 

「俺は主食担当だ。藤ねえが手当たり次第で収集かけたみたいで、みんなの土産ならたくさんあるから。桜なんて手製の練り切りまで作ってきてるんだ」

 

「ほうそれは楽しみだ」

 

 眺めれば見慣れた顔も初めて見た顔も多くあった。

 学友らしき男衆に衛宮は呼ばれた。ちらほら女性の姿もあり、十字学園生徒である百目鬼と九軒の姿も見える。間桐桜と語り合う幼い少女は名を小羽といったか。虎に引きづられていった四月一日はその輪の中心にいた。

 

「ん」

 

「んじゃねえよ! 何当たり前のように食えると思ってんだ! お前はアサシンのついでなんだからな! フーハハハハは感謝しろぉー! ありがとうございます四月一日様と土下座して拝むがいい!」

 

「飲み物はなんだ」

 

「ホットレモンだよほら!」

 

 四月一日は相変わらずの手際だった。対する百目鬼は酒豪ではあるが、この場は監視の目があるせいか流石に控えるようだ。ただでさえ虎は四月一日の喫煙発覚騒動で神経質になっているだろう。

 

「やあ、相変わらずいい様に使われてるみたいだな四月一日」

 

「慎二くん! 久しぶりだね」

 

「気持ち悪い呼び方はやめろ。そもそも、何僕を置いて先に来てるんだよ桜」

 

 続いて木の元のレジャーシートに足を踏み入れたのは間桐慎二だった。右手にはビニール袋を持っている。

 

「よく来たな慎二」

 

「よお来てやったぞ衛宮……ってなんだよその手は」

 

「参加費」

 

「お前いきなり過ぎるだろ。もうちょっとさあ、そういうところが衛宮はさあ……」

 

「む、でも料理だってタダじゃないんだぞ。藤ねえなんて昼間から場所取りしてくれてたんだし」

 

「最近の衛宮なら言うと思った……ほらよ、この前京都行ってきた時の土産の八つ橋。これでいいだろ」

 

「うわっ!? これかなり高いんじゃないのか!?」

 

「僕を舐めてもらっちゃ困るんだよ。それに要求しておいて対価を受け取ったら驚くなんて馬鹿じゃないの? ついでに人助けもやめたらどうだよ」

 

 対価を要求する。例えば購買のパンのようなちょっとしたものが大半だったが、数年前の衛宮士郎の姿しか知らぬ者が見たら腰を抜かしただろう。

 聖杯戦争でこの男は変わった。四月一日以上に等価交換に厳しい人物になった。今の奴の辞書に'無償'の二文字はない。穂群原のブラウニーは死んだ! と嘆く者のなんと多かったことか。その変化に驚いた者は多いが、藤村大河や間桐慎二、柳洞一成などは、それを歓迎した。対して怒っているのが遠坂凛である。

 

『毒を持って毒を制す、なんて格好いいものじゃない。あれは呪いよ。呪いに呪いを重ねて、二重に縛られているのが今の士郎。あんな精神的処置を施すなんて、やっぱり貴方士郎の友人じゃないわ』

 

 いや、それをしたのは此方の四月一日ではあるまいよ。というアサシンの言い分が通用したことはない。

 あまりに八つ当たりを受けるのを見かねて、これで良いのかと尋ねたことがある。困ったように笑いながらも、四月一日は感慨深そうだった。

 

 『二人の俺は、見た目も精神性も全く等しく異なるのは経験だけ。今を生きる方の俺が同じ状況に置かれたら同じことをしただろう。だから俺の責任でもある』

 

 なんと支離滅裂な暴論か。しかしその仮定は確定でもあった。だからじゃじゃ馬娘の愚痴を甘んじて受け入れるのだ。

 

 彼らと十年間過ごした四月一日の出した結論は呪いの重ねがけだった。

 衛宮士郎を縛る二つの呪い。「人を救うこと」と「夢を否定しない」――派生してサーヴァントだった四月一日の夢である「衛宮士郎が等価交換を守ること」。二つに増えた呪いは益々歪さを際立たせたが、同時に世界の理不尽からあらゆる者を守っている。等価交換を守るということは、結局は双方を世界の修正から守ることなのだ。

 そんな彼は今日も'誰の夢も否定しない正義の味方'を目指し邁進している。'否定'はしないが'覚まさせる'ことはあるのだが、そのあたりのさじ加減は私には分からない。

 

「つまみは」

 

「ああっ!? 言ったそばから開けやがって! しかもそれ結構高い酒!」

 

「牛すじはあるんだろうな」

 

「入れたよ! じっくり煮込んだやつ!」

 

「お口の中とろけるぅー! 美味いぞ四月一日ぃー!」

 

「モコナお前は出てくんなっつっただろ!!」

 

 四月一日はミセから一歩外に出るやその雰囲気をかつてのものへと戻していた。店内での妖艶さは見る影もない。良いことだと思う。今も昔も四月一日君尋という人間は変わらない。しかし眺めて愉快なのはこちらなのだ。

 

「うー寒っ、なんで一月に宴会してるんだか」

 

「宴会じゃなくて誕生日会だぞ」

 

「どっちも似たようなものだろ。僕が言えたことじゃないけど、このクソ寒い中でよくやるよ。そもそもサーヴァントに新暦の誕生日があるってのが驚きだ」

 

「それは――そうさな」

 

 私の反応に怪訝な顔をしたものの、深く追求する様子はない。

 あたりは数十を軽く越す人々で溢れていた。公園を埋め尽くすレジャーシートに騒ぎ声。去年の状況からは予想だにできない現状だ。

 

「ここもすっかり冬木の観光名所になったよなあ」

 

「冬に咲く桜なんて珍しいし、不思議だね!」

 

「ひまわりちゃんはこういうの怖くないの?」

 

「ううん、大好き!」

 

「ああ~~今日もかわいいよひまわりちゃぁーーん!」

 

 心が洗われるよぅーーー! と叫び、妙な動きをしながら涙を流す姿を見ながらも笑顔を絶やさない九軒は流石四月一日が惚れた女だけはあった。

 

「なんなの四月一日馬鹿なの?」

 

「阿呆だろ」

 

「うむ、いつものことだな」

 

「慎二くんも百目鬼も一成くんもうっせえ!」

 

 冬の桜――フユミソギの存在を知った遠坂凛の行動は早かった。調査に赴き、公園から動かせぬものだと判断するやいなや借金すら辞さない勢いで土地を購入、私物化してしまった。神木自体が秘める神秘は当然ながら、根が異界に繋がっているため特級の研究材料らしい。

 一方で、一般人にも冬に咲く珍種だと噂が広がり、てれび局なるものまでやってきたのは記憶に新しい。いくつかの科学研究所が枝を欲しがっていて、毎回繰り広げられる遠坂式肉体言語VS理論弁論口先眼鏡の戦いはそれはそれは凄まじいのだと、バイトに来るたびに衛宮が愚痴っていた。 神秘の秘匿の面からすれば最悪だ。

 

『あれは神木だ。本来なら世界の外側にあるはずの幻想。現代にあの桜が育てるだけの穢れがないから消えたモノ。《この世すべての悪》が染み渡るこの土地以外では成木するはずもない』

 

 もっとも四月一日はそう語っていた。もしくは九軒ひまわりが手ずから育てるくらいでなくては育たぬと。なるほど娘の周囲の桜は他よりも澄んで美しい。それが意味するところを口にするほど無粋でもない。'無銘'と名付けられた剣鳥と、蒲公英という名の黄色い小鳥と戯れる少女の姿を眺めながら飲む酒は美味かった。

 

 今年の観光客は上々で、その興行収入が今や遠坂家の大きな財源になっているのだから、世の中どう転ぶかわからぬものだ。四月一日は、ここまで予測して雪原の夢見草をさし木していったのだろうか。

 

「受験生が何やってるんだろうな……」

 

「やめろっ! それは言うなーー!」

 

 三枝由紀香を含めた女性陣が振った話題は、学生の面々の顔に影を落とした。四月一日や衛宮を含めて今年彼らは受験戦争なるものに挑む必要があるそうで、どのくらい強いのだと問えば聖杯戦争よりも手ごわいと真顔で返された。四月一日の言葉の真偽を見抜くのは得意なつもりだったか、こればかりは冗談か否か判断できなかった。

 

「ひまわりちゃんは推薦だっけ?」

 

「うん、そうだよ。四月一日くんは民俗学系だったよね」

 

「そうだよ。百目鬼の野郎と同じ学校ってのがものすごおぉぉぉぉく不服だけどな!」

 

「理系と文系じゃキャンパスも違うだろうが阿呆」

 

「誰が阿呆だっ!」

 

 噛み付くように言い争う。穂群原の面々が初めて二人に会った頃は驚いていたらしいが、もはや日常だと流している。

 

「今日くらいは息抜きしても先生も許してあげるわよ。でも明日からちゃーんと勉強しなきゃダメなんだからね! あと百目鬼くんはお酒没収!」

 

「む……」

 

「当たり前だっつーの!」

 

「君尋は喫煙の件を後でゆっくり話すんだからねー」

 

「げっ」

 

 動揺しながらも、言い争うながらも、結局は笑いながら飲み明かす。

 フユミソギは美しく、どこまでも平和だった。

 

 

 一旦切りをつけたのか横にやって来た四月一日は、ミセから持ってきた大きな包を広げた。正方形に近い箱の中に詰められていたのは、生クリームと多種多様の果物で彩られたホールケーキだった。上には人形の砂糖菓子まで乗っている。

 

「ほう、これは……」

 

 続いてウイスキーをグラスに注いだ。これがケーキと合うんですよ、と笑っている。

 

 

「誕生日、おめでとうございます」

 

 

 花が咲き、鳥が舞い、風が吹き、月が佇む。一年の月日を超えて約束は果たされた。記憶喪失の少年と、名無しの地縛霊はもういない。

 

 

 

「――嗚呼、今宵の夢も美しい」

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ED:店主のいない店〉

 

 

 

 

 

Dream is freedom.

 

You will kill the person.

You will be betrayed to the people.

You won't be human.

 

But, your dream never changes.

there is only it with you forever.

 

All is caused by people's dream.

 

When world is full, birds fly. It was certainly guide.

 

You must awake from dream.

At least, I want you just to continue to doze off until this time......

 

 


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