オレ、変態を駆逐します。【凍結】   作:篠崎 葵

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今回の回に関しては何も答えません
明日のマラソン大会の事を考えながら書いたので


1話 TSモノの楽しみへし折ってやったよ

世間一般的に考えてみると、つくづく自分の置かれた状況がおかしい物か分かる。

 

目を覚ましたら女の子になって転生してましたとか、これだけでも十分可笑しいのに、俺、ツインテールになります。の世界に来てました〜!

とかマジふざけてる。

 

全くもって今どうしたらいいのか?

原作まで一週間あるとは言えど、どんな行動を、起こすべきなのか?

とりあえずは主人公の母親の店に通ってフラグくらいは建てておこうと思う。

 

 

ん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今って夜の10時?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やあ!おはようございます!

どうしても現実逃避したかったんだ。おはようとかほざいてるけど結局何も時間は経ってない。

 

「これから、どうするんだよ・・・」

女の子らしい高い声で男言葉を話すのは幾らか変だが、これが今の自分なのだから仕方ないだろう。

 

とにかく、今するべきことは

「寝るか」

 

何が悲しくて夜遅くに現実逃避しなければならないのか そう考えたオレはとにかく寝ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゔゔ、寒っ!」

春が近いはずなのにこの気温。マジふざけてんじゃねえか?

 

余りにも昨日の夜は冷えたために大量に重ねた毛布のせいで汗をかいていた。

毛布?んなもん押し入れから持ってきたんだよ。

 

まあ、今から風呂に入るんだが、思い出してみよう!今のオレの身体は女の子ですっ!

 

「・・・・・・・・・・。」

 

助けて・・・・。

 

勿論そんな願いなど届くはずもなく、仕方なく風呂に入ることにした。

 

言い忘れていたがオレが今着てるのは男だった時のジャージだ。

下は女になったせいかぶかぶかだったが、上は、その、む、胸のせいでなんとかなっていた。

 

ジャージ、下着を脱いだのだが、自分の身体だと言うのにかなり綺麗だ。

決してナルシストでは無い。

 

この際だからハッキリと言っておこう!

 

オレは女の身体にも、男の身体にも興味ねえ!

 

「うっわ、滑った」

 

本当ゴメンなさい。

 

 

 

 

 

 

 

風呂から出ました!

え?何、気になるの?

大したことは無かったぜ?

 

風呂入ろうとしたら、お湯ためてないことに気づいて急いで入れたり、シャワーは冷たくて風邪ひきそうになったり、鏡に写った自分見て、綺麗で見とれてたりした。

 

やましいことなど考えていない。

 

 

そ・れ・よ・り・も! 男の時の下着は無く、女の子の物があった!

 

当然ですか、すいません。

 

阿呆らしい自分の思考を捨てとっとと下着を着用した。ブラジャー?なんか凄い丁寧な説明書があったよ。しかも手書きの。

 

お楽しみの恥じらいがないだと?

 

お前らは腹減ってた時にさえそんなこと考えるのか!!

 

「やっと、やっと食べられる・・・待ってろよ?オレのカレーライスぅ!」

 

テンションが可笑しいのは特殊運転です。

 

てか、気になったんだが家の電子辞書開いたら デート が検索してあったんだが、説明が

 

デート 男と女が日時(年、月)を決めてイチャつくこと

 

なんだよこれ、造った会社どうしたよ?

 

しかも、(年、月)ってなんだよ。

机の引き出しにダイブしろってか?140キロもでる車に乗れってか?

 

しまいに イチャつく てかなり説明を簡単にしてやがる。

 

爆発しろや と思ったら爆発した。

いい気味だ。

 

 

 

そして、オレは着替えて出かけた。

飯食いに。




こんな作品にお気に入り登録してくれた方はきっと心がとてもお広いのでしょうね。神に感謝を!


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