蓬莱山家に産まれた   作:お腹減った

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食糧問題を考えようと思ったが知識が無いので考えるのはやめました。

戦闘は基本省く、めんどいからね。

オリキャラ出そうかと思ったけどめんどうなので出しません。今はですが








地上


今日は仕事が無いので、買い物に来てる。月に行くまでもう数週間しかないので、永琳と豊姫と依姫にプレゼントでも買おうと思い

いろいろ見て回ってる。永琳には小さい頃はよくプレゼントしたが、豊姫と依姫にはリボンしか買った事しかない。今はまだ俺の女だし、豊姫と依姫は月に行くから、最後に何かプレゼントしようと思ったわけだ。永琳には色々プレゼントしてるから何を買えばいいのか分からんので、後回しだ。豊姫には青いリボン、依姫には赤いリボンをプレゼントした。豊姫は帽子にリボンを付け依姫はポニーテールをリボンで纏めている。リボンを買っただけなのに、豊姫は凄い喜びようだった。仕事や訓練をよく豊姫はサボるのだが、リボンをプレゼントしてから、暫くサボらなくなり、依姫との訓練を真面目に受けたそうだ。依姫が今回のように真面目に仕事や訓練してくれたらいいんですがと嘆いていた。俺もよくサボるので、豊姫を注意はできない。する気もないが。依姫は豊姫程じゃないが喜んでいた。クールビューティーな所がある依姫が笑うと、もっと見たくなる、依姫はあまり笑わないのだ。だから笑った時は、貴重なので、依姫の笑顔は脳裏に焼き付かせている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店を見て回っているがこれだと思うものがない、服やアクセサリーなどがあるが惹かれない。アクセサリーや服は似合うのだろうが、これじゃない気がする。豊姫と依姫の服装は、シャツを着てその上にサロペットスカートを着ている。2人ともシャツの色は同じだが、サロペットスカートの色が違う。豊姫は青のサロペットスカート依姫は赤のサロペットスカートを着てる。何でも永琳の服装を意識したそうだ。実は永琳は女性にも

人気だそうだ。美人だし、この都市を発展させた天才らしいので当然だな。しかも家事も出来て護身術も出来て弓を使わせたら百発百中、正に文武両道。文句の付けどころがない、後は俺の夢を認めてくれたら、何も言うことはないのだが、永琳も女と言うことなのだろう。それを聞いて俺はこの前、豊姫と依姫に永琳と会わせてみた。豊姫と依姫に内緒で連れてきたので、驚いていた。ドッキリ大成功。女3人寄れば姦しいと言うが豊姫と依姫は緊張していて、最初は上手く喋ることができないでいた。今は普通に喋れるみたいだけど。ただその日自宅に帰ったら永琳が、私は弘の夢は認めないから。と釘を刺してきた。いつになったら俺の夢を認めてくれるのか。と、2つのベルトが俺の視界に入ったどうやらお揃い物のようだ。

片方はベルトのバックルに剣の紋章があり、もう片方は鏡と思われる紋章がある、お揃い物みたいだし、これいいなーと思い購入することにした。結構高かったがお金は有り余ってるので問題ない。ちなみに溜まりに溜まったお金は父さんと母さんに渡そうと思う。都市を発展させる費用として使ってもらおう。地上で持ってても使い道ないし、永琳は地上に残り頼れないのだから。永琳はもう十分働いた。社会の発展に十分貢献しただあろう。天才としての 八意 永琳 は終わりだ、これからは1人の女として生きてもらおう。後は自分たちで発展させてもらわねば。そう思い俺は永琳のプレゼントを買うため他の店に行ったがこれだと思うものがなかったので。今日は帰ることにし。豊姫と依姫の元へ向かう事にした。永琳に明日有給取るように言わねば。俺も有給を使おう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日になり、永琳に何か欲しい物はないか聞いても、何もないと返ってきた。

俺がいれば後は何もいらないそうだ、相変わらず欲がない。仕方ないのでデートに誘う事にした、デート中欲しいものがあればそれを買おうと考えた。久しぶりの休みだ

永琳が行きたいところがあると言ってきたので、目的地に向かう事にした。

隣には永琳がいて俺の右腕に腕を絡ませ俺にもたれかかりながら歩く。正直歩きにくいが、仕方ない。目的地に着くとその店は棍棒、盾、槍や原始的な物が多い店だ、今の俺たちの技術ではこれらの物とは比べ物にならないくらい進化している。殆ど永琳が作ったようだが。子供の頃はよくこの店に来たものだ。しかしせっかくのデートにここに連れてくるとはいったい何を考えているのか、と永琳をチラリと見る、永琳が俺のほうを向き

すぐに分かるわと言いながら俺は永琳に引っ張られて店に入った。

中には爺ちゃんがいる、子供の頃から俺が話しかけても全く喋らない。爺ちゃんは身振り手振りでコミュニケーションをする人間のようだ。永琳が俺を引っ張りながら爺ちゃんに近づくと口を開いた

 

「直ってるかしら」

 

永琳が爺ちゃんに聞くと爺ちゃんが頷き奥に入っていった

 

「直ってるって何だ、何か壊れたのか」

 

「いいえ、壊れてないわ、ただ古くなったからお爺さんに見てもらったのよ。とっても大事なものだから」

 

そう言い俺たちは爺ちゃんを待つ数分経つと爺ちゃんが戻ってきた手には弓矢を持ってる、弓矢の藤頭の部分にハンカチが巻いてある。あれは見間違うはずがない、あれから数百年は経つのにまだ永琳はまだ持っていたようだ。爺ちゃんが弓矢を永琳に渡し、近くにあるパイプ椅子に座った。

 

「さすがねお爺さん、やっぱりお爺さんに頼んでよかった。本当は自分でやればいいんだけど、私は忙しくて時間がなかったから」

 

爺ちゃんが当然とばかりに胸を張りこちらを見る。昔から腕は確かだったので、当たり前か。

永琳が爺ちゃんにお礼を言いつつお金を払った。爺ちゃんが笑顔で手を振って来たので俺と永琳も手を振り返し店を後にする。

 

「まだそれ持ってたのか」

 

俺たちが初めて出会った公園に着きベンチに座りながら永琳に聞く

 

「ええ、私にとっては大事な物なの」

 

そういい弓矢を撫でながら呟いた、この弓矢は俺が小さい頃にさっきの店でカッケー!と思い買ったものだ、だが弓矢の才能がないので、武器として使うのは諦めた。

そこで永琳に渡して的を撃って貰ったら百発百中だったので、スゲーな永琳!これからは弓矢を愛用の武器として使っていけばいいんじゃね!?と俺が言ってから永琳の愛用の武器は弓矢になった。だがその数日後、弓矢は古くて折れてしまったのだ、安かったのにはそう言う理由があったようだ。そしたら永琳が大泣きし始めて、俺は慌てた。そこで考えたのが、折れたところをポケットに入れて置いたハンカチで巻いたのだ、不格好だしハンカチを巻いた程度じゃ直る訳がないのは分かっていたが、それしか思いつかなかった。

安心しろ!俺が直したぞ!というと永琳は泣き止んだのだ。直ってないと気付いていただろうが、嬉しくなって泣き止んだらしい。その後はさっきの店に弓矢を持っていき直してもらった、だが直ってるのに未だに弓矢にあの時のハンカチが巻かれている。ちなみにハンカチを巻いてはいるが毎日洗濯してるので清潔だ。ただ邪魔じゃないかなーとは思うが。

 

「弘に貰ったものは私にとって宝なの。それがどんな物だろうと。だからこれ以上は望まない、弘には物だけじゃない色んな感情を貰ったわ、抱えきれないほど貰ってる。私は幸せよ」

 

俺は、子供の頃のエゴ。あの友達になろうとした選択は正解では無いかもしれん、でも間違ってもいないと今日はっきり分かった。罵倒され、平手打ちされたりもした、アッパーカットも食らった。だが諦めず、子供の頃に友達になれてよかったと思った。永琳を愛してよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「遂に来た」

 

来てしまったこの日が。俺は永琳と地上に残る、見渡す限り 妖怪 妖怪 妖怪 都市は円形状になっていて妖怪たちに囲まれている、正に四面楚歌。もうロケットも残り僅か、急いで守護隊もロケットに向かわねばならんが妖怪が都市に入り込んでいるため今ロケットに向かったら妖怪がロケットに向かい破壊するだろう。守護隊が地球にいられると面倒なので、守備隊の仲間を助けつつロケットに放り込む、何をするんですか局長!?まだ戦えます!と言ってるが無視して発射させる。

 

局長なので最初のほうのロケットに乗ってくださいと言われたが、上の人間が逃げるわけにはいかんとかそれっぽい事言って説得した。今は順調、今はな。

豊姫と依姫を見つけた豊姫と依姫の隊の隊員が数名いる、豊姫と依姫の能力は強力なので、負けることはないだろうが、とっとと乗ってもらわねば、あと一台だけロケットがある。俺はまず豊姫と依姫の隊の隊員をロケットに連れて行くと豊姫と依姫に向かって言う、2人ともお願いしますと言いながら妖怪をばったばった倒してる、末恐ろしい。

このまま成長したら師匠にも負けなくなるんじゃね2人とも。俺が残って妖怪と戦いたいが、豊姫と依姫の方が強いと状況判断しロケットに向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後は豊姫と依姫だけだな、さて、どうするか、と考える。いい案が思いつかないので無理やり連れて行こうと思い豊姫と依姫の元に向かった。

妖怪の波は一旦落ち着いたようだ、周りには妖怪の骸が山のようになってる。

今がチャンスと思い、説明する時間も惜しいので豊姫と依姫の前に立ちながら腰に手を回し、豊姫を右肩に依姫を左肩に乗せ荷物を抱え上げるようにしてロケットに向かう。2人とも何か言ってるが無視する、時間がないんだ、

ロケットに着いた豊姫の隊の隊員が急いでくださいと言ってロケットに入っていった。ロケットの入り口に着いた、次に豊姫と依姫を下ろしロケットの中に入れた2人とも、不機嫌顔だ、2人が考える時間を与えずロケットから出なくてはならない。じゃないと俺は月に連れていかれるだろう。さっさとロケットから出なくてはと思い、俺は口を開く。

 

「俺は月に行かないから、気を付けて行け」

 

言った、俺も月に一緒に行くと思ってたのか呆気の表情だ。今まで俺は2人に月に行くと言い続けていたので、驚いたのだろう。だから今しかない

 

「じゃあな」

 

最後にそう言い俺は急いでロケットから出る。するとロケットの入口が閉まった、永琳が操作してるのだろう、振り返ったら豊姫と依姫がロケットの入口のドアに張り付きながら何か言ってる。何を言ってるか分からないので手を振って俺は地下シェルターに向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さすがに疲れた、ここまで働いたのは久しぶりな気がする。

地下シェルターには永琳がいた後は核が落ちるのを待つだけだな

衝撃音が鳴り響いた核が落ちたようだ、そんな事より腹が減ったので飯を食うことにしよう、別の部屋にレトルトのカレーがあるらしいので食いに行く事にした。白米はあるそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地上に出たら都市はなくなり辺り一面焼野原と化している。もう人類はいない、いるのは俺と永琳だけだな。まるでアダムとエバのようだ。

ここから始まるのだ、だから俺は永琳に向かい合い、右手を差し出し自己紹介をする。

 

「俺の名は弘天。蓬莱山 弘天だ、弘って呼んでくれ。これからは楽しいことが待ってる、だから俺の女となり一緒にいろ」

 

永琳は俺の顔を見て微笑する、そして俺の右手に永琳が自分の右手を差し出し絡めた

 

「なる、弘の女になるわ。私の名前は八意、八意 ××よ 永琳と呼んで」

 

これからは楽しいことが一杯だ、そんな確信を胸に俺たちは歩き出す

 

 

 

 

 




豊姫と依姫が強すぎる

あと、依姫は確か黄色いリボンでしたがここでは赤です。どうでもいいかもしれませんが

て言うか何これ、この終わり方完結したの?じゃあもう書かなくても問題ないな!

多分皆さん永琳がメインヒロインと勘違いしてるかもしれませんが違います。メインヒロインじゃありません。じゃあなんだと聞かれたら俺も分かりません、書いてたらこうなったんです。

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