蓬莱山家に産まれた   作:お腹減った

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前回暗い感じだったので明るくしました。

元々明るい作品だったはずなんだよこれは!

地の文が多いですけど大丈夫ですかね読みにくかったら言ってください。多分直します


こんな日常も悪くないんじゃない?

あれから数年経ち俺は守護隊隊長まで地位を上げたが 仕事 仕事 仕事 仕事 部隊を預かる者としての責任がある立場なので結構忙しい。地位を上げたら楽できるかと思ったら、そんな事はなく。前より忙しくなってしまった隊長になったのは失敗だったようだ。しかも豊姫と依姫を師匠が俺の補佐役にと押してきた。しつこいセールスマンみたいにぐいぐい来たので断っても無理だと悟り、補佐の話を飲んだ。ちなみに隣には依姫が居て、サボろうと思っても、俺を監視してるのでサボれないのだ。何てことだ、やはり、補佐の話は飲むべきじゃなかった。豊姫は逆に俺がサボるというと私もサボりますと言い俺の後ろについてくる。どうしてここまで性格が違うのか。後、豊姫と依姫の身長は伸び、体付きも女の子らしくなってる。今は豊姫はいない。どこかでサボってるようだ。だが堅物の依姫から逃げるとっておきの方法がある。これは真面目な依姫だから効くのであって豊姫に言っても効果は薄い。喜んで抱き付いてくるからだ。今は巡回中だし今しかない。その手段とは!

 

「依姫」

 

「何でしょうか、隊長」

 

プライベートの時は依姫の俺の呼び方は弘さんだが仕事中は依姫は俺のことを隊長と呼ぶ。豊姫はプライベートでも仕事中でも弘さんと呼ぶ。仕事をサボりたいので俺の後ろにいて控えていた依姫に向かって抱き付いて大声で言った

 

「好きだ!結婚しよう!」

 

よし、今だ!と思い依姫を解放しダッシュで逃げながら後方にいる依姫を見る何回も抱き付いて告白してるのに未だに顔が真っ赤だ、愛い奴よ。周りにいた人たちも生暖かい目で俺と依姫を見ている。何回も同じことをやっているから、皆見慣れたようだ。依姫はしばらく唖然としていた。が、またからかわれたと思ったのか依姫は俺のほうに向かって走って来た。

表情は鬼でも裸足で逃げ出すくらいの表情だね。捕まったらまた説教をされるので

全力で俺は逃げ、都市を駆け抜ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと撒いた・・・・・なかなかのしつこさだった。だが、俺の敵じゃないぜ。途中小腹が減ったなと思い近くにある団小屋を目指す。

団子屋に着いたが、豊姫を見つけた。赤い布を被せた床机に座って団子を頬張りながら熱いお茶を飲んでる。サボってるはずなのに堂々とし過ぎじゃないだろうか。俺も人の事は言えんが。

こちらに気づいたのか豊姫は笑顔で俺に手を振ってきたので俺も振り返す

俺は団小屋の女将に団子を注文してから、豊姫に近づき床机に腰を落とした、豊姫が俺の肩に頭を乗せ寄り添ってきたので。ならば俺もと思い豊姫の腰に手を回した。

微笑ましそうに俺たちを見て女将が団子を持ってきたのでお礼を言い団子を食べる。

いつまでもこの平和な日々が続けばいいなーと思いました。

急に後ろから殺気を感じたので振り返ったら依姫がいた。

 

「隊長!お姉さまも、何してるんですか!」

 

「何って俺と豊姫は団子を食べてる」

 

「仕事をしてください!上に立つ人間がサボらないでください!周りに示しがつきません!隊長がサボると蓬莱山の名に泥を塗ることになるんですよ!?」

 

「まあまあ、落ち着いて、団子でも食べてゆっくりしましょう」

 

「お姉さま、お姉さまがしっかりしないから隊長はサボるんです。しかもお姉さまもサボると綿月の名に傷がつきます、お父様を困らせたいんですか」

 

「大丈夫よ大丈夫何とかなるわよ、だから一緒に団子でも食べましょう」

 

怒り狂ってるみたいだから落ち着かせるために、俺の食べかけ団子を口に入れてやった

驚いたのか怒りは収まり、驚愕の表情だ。今しかないと思い、依姫を無理やり隣に座らせ、依姫の腰に手を回し、抱き寄せた。今の状況を理解したのか顔が赤くなってる。 豊姫は皿に乗ってるもう一本の団子を俺の口の中に入れてくれる。

豊姫の腰に回していた手を豊姫の背中に当て撫でてやる。頭より背中のほうが気持ち良いと前に言ってきたので。気持ちよさそうに目を細めて俺を見ている。

こちらを依姫は見ていたが、素直じゃないので、して欲しいと言えないみたいだ。

だから俺が勝手に頭を撫でてやることにした。両手に花とは正にこの事。幸せだなぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自宅に帰り、台所を見ると永琳がいた永琳が料理をしながら俺を見てお帰りと言ってきたので、ただいまと返した。今日は肉料理のようだ。美味そうだ。早く食いたいので何かできることはないかと聞いても、座って待っててくれたほうが助かるわと言われ仕方なく待つ。数分経つと台所から永琳が来た。おぼんに料理を乗せていてテーブルに置く。我慢できなかったので、箸を手に取り白米と肉を口に入れて食べ始めた。美味い!平和、そう、平和だ。仕事から帰って愛する女の手料理を食う、これぞ幸せって奴だね。だから俺は永琳に向かっていつものように言葉を口にする。

 

「美味いよ永琳、さすが俺の女だ。愛してる」

 

「私も愛してるわ、弘」

 

言葉とは自分の考えや気持ちを相手に伝えるためにある。だから俺は自分の気持ちを包み隠さず口に出す。俺たちは意思疎通できるのだ。ならば意思疎通するさ。口に出さなくても良い事があるかもしれん、だが言葉にしなきゃ分からないこともある。相手が何を考えてるかなんて分かる訳がないんだから。

 

「だから俺の夢を認めてくれ」

 

「嫌」

 

えー

 

 

 

 

 

 

 




永琳が少ないと思いました。でもくどすぎてもなー悩みどころだね

私は今悩んでいます輝夜の事です。どうしよう

ていうか一日に3回も投稿するとか何考えてんだ俺

あ、エタルんでよろしく

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