蓬莱山家に産まれた   作:お腹減った

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セクハラ回です。いや、最近真面目な話が多かったけど元々この作品はこういうものだったと思うんですよ

だから今更ですがそういうのが嫌な人は見ない方がいいんじゃないかな。セクハラとして正しい意味だとセクハラは神奈子だけですがね、嫌がらなければセクハラじゃないし

そしてこの作品は健全です。誰が何と言ってもね。


もう一度言いますが見ない方がいいんじゃないかな



セクハラをしよう

「コンガラまた旅に出るってさ」

 

「そうか、また食料が尽きて行き倒れなければいいが。コンガラは今何してるんだ」

 

コンガラか、大和撫子な女だったな。諏訪の国にいて欲しいが、酒飲み勝負でコンガラに勝って約束した訳じゃないしな。仕方ないか。それと萃香がいつも持ってる瓢箪は酒が無限に出るらしい、無限と言っても瓢箪と同じ大きさの量だけらしいがそれでも十分凄い、作った奴月人に負けない技術持ってるんじゃないか。

 

「今コンガラは諏訪の国を見てるよ。民が私達鬼を、妖怪を全く見ないって言ったらコンガラ信じられなかったみたいでさ」

 

私も逆の立場なら同じ反応するだろうけどね、萃香が酒を飲みつつ、つまみを食いながら言った。どうやら諏訪の国は鬼や妖怪から見たら異常らしい、常識に囚われない国でいいじゃないか、俺の国らしいし。

萃香は話が終わって、つまみも無くなったので、霧になって消えた。俺も話を聞き終えたので、縁側で日向ぼっこでもしようと思いふすまを開けたら、諏訪子と神奈子がいたウメを見ながら湯呑に入ったお茶を飲みぼーっとしてる。俺に気付いてないようだ、これはチャンスと思い、抜き足、差し足、忍び足で神奈子に近づいたら腰を下ろし床に膝を下ろして俺の両手を神奈子の脇の下に入れて神奈子の体の前まで両手を入れて神奈子の胸を揉んで神奈子の首筋に甘噛みした

 

「イヤああああああああああああああああ!!」

 

急に後ろから触ったから驚いたようだ、初めて女の子らしい声を聴いた気がするぞ。神奈子は逃げようとじたばたしてるが俺が逃がさないよう胸を思いっきり揉みつつ首筋を甘噛みしながら押さえつけているので逃げれない。ちなみに神奈子が持ってた湯呑は諏訪子の方に放り投げられたが、間一髪で諏訪子がキャッチしたので湯呑からお茶が零れてない。急に神奈子の動きが止まった

 

「こんな事をするのはお前しかいない。貴様、私にこんな事をしてただで済むと思っているのか」

 

俺は喋るために首筋を甘噛みしてたのをやめた、首筋に甘噛みした部分が桜色で痕が残って神奈子が俺の女になった気がしてエロイ。一応俺の妻になっているから間違ってはいないが

 

「いいじゃないか、神奈子は俺の女だし」

 

「確かに私はお前の女だが、体を許す気はない。だから胸を揉みながら話すな、胸が痛い。それと名を呼ぶな、諏訪子、ウメを見てないで助けてくれ」

 

なんだ、俺の女であることは素直に認めるのか。だったら俺のことを認めるか好きになってもいいと思うんだが。横目で諏訪子が俺と神奈子を見るが、すぐにウメに視線を戻し、お茶を飲み始めた。興味が無いのだろうか、俺も首筋に甘噛みを再開しよう

 

「面倒だしやだ」

 

「薄情者!血は繋がってないが私はもう一人の母でもあるんだぞ。母を助けてくれ!」

 

「やだ。この場にいる優先順位は父さん、神奈子だよ」

 

諏訪子は関わる気はないようだ。ならば気にせずこのまま行こう。神奈子は俺より優先順位が低いのが悔しいのか諏訪子に、あんぽんたん、おたんこなすと罵倒してる。諏訪子は全く反応しない、お茶を飲んで一息ついてる。永琳ほどじゃないが、神奈子もデカいな。揉み心地がいい

 

「貴様、やめろと言ってるだろう!!クソ、無駄に力が強いから引き離せん!!胸を揉むな!!!首筋に甘噛みするのをやめろ!!!!」

 

まあまあいいじゃないか、よいではないかよいではないか。諏訪子がウメを見るのをやめて、また俺を見るが数秒経ったらまたウメを見始めた。なんでまた見たんだ諏訪子、まあいいや。こうして俺は妻と戯れた、俺は自分の女にした皆を愛すと決めているのだ。例え神奈子に嫌われていて、俺を殺すために俺の女になったとしてもだ。だから神奈子にも俺の事を好きなってほしいものだ。こんな事してるから嫌われるんだろうけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藍が台所でせっせと料理を作ってる。てゐは蔵で永琳に料理を教わってる、いつかてゐが諏訪の国を出て行く時に役に立つだろうと思って家事も教えてる。てゐは嫌がっていたが、覚えた方がいいだろう。ルーミアは幸せそうな表情で食べてる。初めて会ったときはお腹が空いてたから結構食ってたが、今はそうでもない。少し人より多いくらいに食うだけだな。

 

「そんなに旨そうに食うとは、旅をしていた時は大変だったんだな」

 

「そうよ、封印されてたからね。大変だったわ食料探すの」

 

ルーミアは元は人食い妖怪だったはずなんだがな、ルーミアは封印されてから食料になかなか巡り会わなかったようだ。妖怪だから近くの村で食料を分けて貰う事も出来ず、人を殺すにしても封印されてるから人1人殺すのにも相当苦労したそうだ。そう言えばいったい誰がルーミアを封印したのだろうか、ルーミアを封印するほどの実力なら欲しいな、聞いてみよう

 

「しかし元は人食い妖怪じゃなかったのか、俺は今の方が殺さずに済んで助かるが」

 

「別に私はお腹を満たせたら人食い妖怪じゃなくてもいいわ。餓死して惨めに死ぬよりはよほどいいし」

 

確かに俺も餓死で死ぬなんて御免だ。そんな死に方するくらいなら妖怪に食われた方がいい、餓死と聞いてある意味では俺も他人事じゃない。地球に残った時も食料問題は永琳が解決してくれたし、永琳がいなかったら俺は野垂れ死んでただろう。今は永琳と藍のおかげで美味しい料理が食えてる、ありがたい事だ

 

「ルーミア、封印されてたみたいだが誰に封印されたか覚えてるか」

 

「忘れもしないわ、確か名は、シンギョク。シンギョクと名乗ってたわ。男だったのに女になって驚いたわね」

 

シンギョクか、男から女になれるのか・・・・・・仲間にするにしてもルーミアが嫌がるだろうな。自分を封印した奴が近くにいるんだ。殺したいと思うかもしれんし、何か考えねば、ルーミアが食べるのを再開したので、俺は藍と喋ろうと思ったが料理を作っていて忙しそうだったので、永琳と作った鬼ころしと杯を持って神社から出た

神社から出たら鳥居の所に勇儀がいた、周りを見て何か考えてるようだ。近づいたら俺に気付いたのか俺を見てきた

 

「何してるんだ勇儀」

 

「ああ、いやね。この手のひらに乗ってるの桜の種なんだけど。幽香に頼んで咲かせて貰おうと思ってね。それでどこに咲かすか周りを見てるんだよ」

 

桜か。神社の裏にウメが咲いてるが桜を神社の周りに咲かせるのもいいかもしれん。参道から鳥居まで、もしくは鳥居の両脇から神社まで咲かせてもらおうかな、花見もできていいだろうし。幽香に頼んでみよう、鳥居に近づいて鬼ころしと杯を置いて勇儀を見る

 

「いい考えだな勇儀。礼に抱きしめてやるから来い」

 

「いいよ、私は弘の女だし」

 

勇儀が近づいて来たので抱きしめあった。勇儀の額にある角が当たりかけたが何とか避けた。あぶなかった、もう少しで顔に刺さるところだったぞ、角でも凶器になるんだぞ。しかし勇儀もいい体つきをしている、とりあえず左手で胸を揉むか、胸が目の前にあったら何も考えずとりあえず揉むのだ

 

「何だい、胸が好きなのかい。いつの時代も男は胸が好きだね」

 

こいつ恥ずかしがらないようだ、多分この反応は素だな。尻を右手で撫でても、子供でも作るかい、私は構わないよ。と言ってくるし。永琳にしても喜ぶし、神奈子は嫌がるし、幽香は何を言っても素直に聞くし。藍は恥ずかしいという前に感情が薄いし、恥じらいが強い女って紫しかいないんじゃないか、勇儀の素の反応もいいが、もう少し恥じらいが強い女がいてもいいと思うんだが

酒が飲みたくなったので酒を飲もう

 

「勇儀、酒を飲むぞ。酌をしろ」

 

「はいはい、分かったよ。貸しな。酌してやる」

 

何を言ったら勇儀はいい反応をするのだ。抱きしめながら勇儀の顔を見て愛の告白でもしよう、愛してるのは本当だし嘘じゃないからいいだろう

 

「勇儀、俺はお前を愛してる」

 

「私も、弘に惚れてるよ。じゃなかったら酌なんてしないよ」

 

駄目でした。何を言っても素で返ってくる。もう酒を飲もう。俺と勇儀は鳥居にもたれ掛りながら、勇儀に酌をしてもらいつつ雑談した。雑談してたら、勇儀は何かに気付いたようで参道を見たので、俺もつられて参道を見る。どうやら女性が神社に向かって歩いて来てるようだ。諏訪の国の民はほとんどの顔を覚えてるが見たことない顔だ。見たとしても彼女は結構目立つ髪や服装をしてるし、美人だから見たら絶対に忘れないし諏訪の国の者じゃないな。鳥居に近づいてきて勇儀を見て驚いてる、諏訪の国の民じゃないから驚くのだろう。鬼が堂々と神社にいるんだし

 

「すいません、あそこにある神社は弘天神社で間違いないでしょうか」

 

「ああ、確かにあの神社は弘天神社だよ。弘天神社に何の用だい、見たところお参りに来たって感じじゃないけど」

 

勇儀が俺の杯に酒を酌しながら聞いた、俺は杯に入った酒を口元に運び話を聞いてる、いい女だ、勇儀の事でもあるが目の前にいる女の事でもある

 

「あ、そうですね。先に名を名乗ってあの神社に来た目的を言います」

 

彼女はいきなり質問した事の非を詫びる為に頭を下げた、近くで見るとかなり美人だ、腰まで伸ばしたストレートヘアーで側頭部を三つ編みみたいに編んでいてリボンで止めている。

 

「私の名は 紅 美鈴 と言います。弘天神社に鬼がいると聞いて、自分の実力を確かめる為に手合せに来ました。鬼がいると言う話は本当だったんですね」

 

 

 

 




やっとシンギョク出せたよ、長かった。シンギョクは旧作キャラです。ここでは別の歴史の人物にシンギョクを当て嵌めます。

美鈴は公式設定で人を食う妖怪とありましたが、皆その設定忘れてそうだしその設定は無しでいいんじゃないかな。それと美鈴の名、 紅美鈴 と言う名は確かレミリアが名付けたはずですけど、まあ、いいよね。


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